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2019年メールマガジン

2019年バックナンバー

2019年12月号 第115号

ひょうごの”ええ会社 ”づくりに奮闘中!
~センタースタッフ奮闘記~

今年最後のメルマガとなりました!
元号が新しくなった今年一年、どのように過ごされましたか?
それでは今月のメルマガ、スタートです。

■目次・CONTENTS■

  1. 今月のトピックス
  2. WLB先進企業コラム『医療法人社団向原クリニック』
  3. WLBな日々
  4. 真理子のひとりごと
  5. 仕事と生活の調和を図るための支援策[助成金情報]
  6. 編集後記

登録・メールアドレスの変更、解除はこちらからお手続き下さい。

■1.今月のトピックス■
★:*:☆・∴…オリジナル卓上カレンダープレゼントのお知らせ∴・☆:*:★

ワーク・ライフ・バランスキャッチフレーズコンクールの受賞作品とセンターキャラクター「WLB7」を掲載したオリジナル卓上カレンダーができました。 ご希望の方先着300名に無料でプレゼントします(お1人様1部限り)。 ワーク・ライフ・バランスの取組に、ぜひご活用ください!
応募方法など詳しくはセンターHPをご覧ください。

★:*:☆・∴…「ひょうごで働こう!マッチングサイト」のご案内∴・☆:*:★

兵庫県では、インターネットを通じて就職・転職活動をされる方に直接求人情報をお届けするため、「ひょうごで働こう!マッチングサイト」を開設しております。(随時更新)
無料で企業情報や求人情報を掲載できるほか、求職者へのスカウト機能もあります。ぜひ法人登録・求人掲載をご検討ください。

★「ひょうごで働こう!マッチングサイト」は こちら

★マッチングサイトにかかる法人登録申請ご案内については こちら

●登録方法などに関するお問い合わせ(兵庫県からの受託事業者)
富士通エフ・オー・エム(株)マッチングサイト運営時務局
TEL 0800-362-9168 E-mail fom-iju@cs.jp.fujitsu.com
●事業に関するお問い合わせ
兵庫県産業労働部政策労働局労政福祉課
TEL 078-362-9168 E-mail rouseifukushika@pref.hyogo.lg.jp

★:*:☆お知らせ☆:*:★

☆認定・表彰企業・団体様対象の「認定・表彰学びの会」を1月31に開催します。
☆当センター表彰企業である有限会社広田薬局様(メルマガ4月号の先進企業コラムに寄稿いただきました)・株式会社阪技様が、兵庫県より「ひょうご子育て応援賞」※を受賞されました。おめでとうございます。
※地域や職場における先進的な子育て支援活動を実施している地域団体・NPO、子育てサークル、企業等の活動の功績を顕彰するもの

■2.WLB先進企業コラム■

向原クリニックは、ご自宅で療養中の患者様へ訪問診療を専門に行う在宅療養支援診療所です。
皆さんは在宅訪問診療が実際にどのように行われているかご存知でしょうか。
在宅療養での訪問診療はどんなところから始まるのでしょう?それは「家に帰りたい」「家に帰してあげたい」「家で安心してすごしたい」という思いからです。医師から「積極的な治療方法が無い」と告げられたときや、お一人での通院が困難になってきた時、病院ではなく住み慣れた我が家で療養して過ごしたいと思ったところから在宅療養は始まります。 自宅で過ごしたい、なるべく入院はしたくないと思ったら、地域にある相談窓口に相談しましょう。入院中であれば、病棟の看護師、主治医、医療相談室や地域医療連携室。通院中であれば、医師や看護師に。訪問看護ステーション、居宅介護支援事業所、地域包括支援センター(あんしんすこやかセンター)、あるいは当院に直接ご連絡いただく事も可能です。

当院では、在宅訪問診療を希望される患者様・ご家族の方と事前に面談をさせていただきます。在宅療養をされる患者様を医療機関が支援していくためには、患者様ご自身のことや、ご家族・ご自宅の環境など多くの情報が必要となります。事前の情報収集は、よりよい訪問診療のためにとても重要と考えています。
面談時間は約1時間です。医師、看護師、MSW、事務がそれぞれ面談を行い、それで開始するかどうかを決めて頂きます。
面談を受け、開始を希望される場合は、面談終了時に訪問診療の日時を決めます。初回は、退院日の調整やご自宅の環境の準備(ベッドや手すり等の設置)を考えて設定します。訪問日が決まれば、訪問診療開始です。当院では、3~4人で患者様のご自宅にお伺いします。医師、看護師、医療秘書が同行します。処置内容によっては看護師が2名で対応します。医療秘書は医師の診察内容を記録します。訪問は自動車で、医療器具や薬剤、必要な書類を乗せ、ご自宅のお部屋がそのまま診察室として機能するように準備して伺います。 診察は、病院での診察とほぼ同じです。診察時間はだいたい15分から20分です。お部屋の中で診察しますが、診察自体は病院と変わりません。ご家族様が同席されることも多く、患者様やご家族様に状態についてお聞きします。血圧や脈拍、体温などの測定も行います。 必要な処置や検査があればその場で行います。初診の場合は血液検査をすることが多く、採血も行います。処方箋も発行しますので、調剤薬局でお薬を受け取って頂きます。
初診が終われば、次回からは定期的な訪問診療の開始となります。1ヶ月に2回の間隔で訪問スケジュールを決めて診療を行っていきます。
療養中に、病状の悪化、痛みの訴え、ベッドから落下等で怪我をした場合、連絡をいただければ訪問診療とは別に往診も致します。病状が落ち着いているようでも急変する場合もありますので、24時間365日連絡を受ける電話へ連絡していただくことで対応致します。 訪問診療を受けられる患者様の多くは慢性期の患者様ですが、がんを主病とする患者様も1割程度いらっしゃいます。終末期の近いがんの方でも在宅で療養することを選択される場合も少なくありません。 現在、訪問診療は、特別なことではなくなりました。どうぞご相談ください。

当院は「患者よし、医療者よし、地域よし」の「3方よし」を理念として掲げています。いくつか取り組みをご紹介します。まず「患者よし」として、良い医療を提供するため、医師が患者さんの診療だけに集中できる環境を作りました。訪問先への移動には専門の運転手に運転を任せています。同行秘書が診療中の医師に代わってカルテを記入します。また医療機関やその他機関との調整は看護師が行います。「医療者よし」として、医師はスタッフのサポートが厚く、診療以外の負担が軽減しています。スタッフ数も2名の常勤医師に対して、看護師4名、秘書4名、運転手3名、事務4名と通常の倍の人数を確保することで、一人が休みをとっても業務に支障をきたすことがなくなました。そのためスタッフも積極的に休みを取るようになりました。「地域よし」では、今年から地域の診療所の先生の夜間対応の負担を軽くできればと、夜間患者宅から連絡を受けて、対応するサービスも開始いたしました。
まだまだ、足りないところはありますが、少しでも前進できるように努めてまいります。

医療法人社団 向原クリニック
理事長 向原 進一

■3. WLBな日々■

皆さん、こんにちは大西です。メルマガで久しぶりにみなさまとお会いでき嬉しく思います。
日々の暮らしのなかで、ちょっと気持ちが疲れて、気分転換したい時はどうしていますか。生活をしていると心が迷い、曇ってしまうことがあります。私は、そんな気持ちを整理したい時に観る映画があります。2015年にディズニーによって実写化された「シンデレラ」です。

風景やドレスなど画像が綺麗なのはもちろん、自分自身のさまざまな気持ちがシンデレラや義理の姉妹などによって表現されています。シンデレラは、揺るぎない「勇気と優しさ」で、さまざまな試練にも負けず、人を恨まず前進していきます。そんな主人公のように「自分の中で譲れないこと」を大切にし、強さを身に付けたいと思う自分。そして、義理の母と姉妹は自分の利益を先に考え、自己中心的です。日々の生活の中で、私はこちら寄りになっているのではないかと振り返ります。

フェアリーゴットマザーは最後に「シンデレラは世界がこんな風になったら素敵だなという願いを込めて見続けました。大切なのは勇気と優しさを信じる心」とポジティブに締めくくり、気持ちも前向きなる映画です。

まだご覧になっていない方は、プリンセスストーリーだけではなく、さまざまな視点で観ると面白いのではないでしょうか。

■4. 真理子のひとりごと■
「有給休暇、取られていますか?」

今年も後わずかですが、年次有給休暇は順調に消化されていますか?
今年の4月1日から、年間10日以上の有休があるすべての労働者を対象に、会社側が最低5日の有休消化を義務付けるという法律が施行されました。厚生労働省が2018年に行った有休取得率調査によると、1年間に民間企業の労働者に与えられた有休は1人あたり平均18.2日だったそうですが、実際の取得日数は約半分の9.3日とのことです。日本における有休取得率は上昇し続けているようですが、まだ51.1%と、世界の国別取得率と比べると韓国の67%に次いで最下位なのです。

P&Gでは、年度が変わるとまず役員たちが、ノーツのカレンダーに、何回かに分けて休暇予定を記入します。よほどのことがない限り、その予定は変わることがなく、部下が仕事を進める時は、必ず上司の休暇予定を確認していました。例えば、トップマネジメントに対してプレゼンテーションをする場合、事前に上司に確認をしてもらい、必要に応じて修正するのですが、上司が休暇だと、事前確認をしてもらえないまま、プレゼンに臨むことになってしまいます。つまり、プレゼン当日までに十分時間はあったとしても、上司の休暇予定によっては、前倒しで資料を完成させなければなりません。

同社では、役員の中で有休を残す人は皆無だったと思います。ところが、当センターが設立された10年前に訪問した某大手企業の役員の方々は、皆さん一様にすべて残さず年次有給を消化したことなどないと話しておられました。今では、そのような方々は減ってきているでしょうが、国全体でみても、日本の有休取得率が低いという事実は否めないようですね。

退職後、起業した私にとっては「有休」という言葉はとても魅力的で、いまだに懐かしく思っています。仕事をしていなくてもお給料がもらえるなんて、なんて有り難く、素晴らしい制度でしょう!
ことわざの「よく遊び、良く学べ」を実行されている方々こそ、優秀だと思います。オンとオフを上手に切り替えることで、生産性も上がり、より良いアイデアが生まれるはずです。

会計年度が4月~3月の会社で働かれている方々で、まだ5日の有休を消化していない方は、年末年始の休暇の前後に有休をくっつけるなどされて、今から3月末までの間に、必ず取得しましょうね。あるいは、年末年始休暇の間に、1月から3月末までの有休予定を決められてはいかがでしょうか。

北尾真理子
ひょうご仕事と生活センター上席相談員
株式会社ダイバーシティオフィスKITAO代表
ダイバーシティコンサルタント

上席相談員のブログはこちら
「北尾真理子のつれづれ日記 ダイバーシティのなせる業」
http://diversity-kitao.co.jp/

■5.仕事と生活の調和を図るための支援策[助成金情報]■

ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を応援するため、各種助成金を用意しています。皆様のご利用をお待ちしております。

今年度助成金の詳細はホームページをご覧ください。申請書、手引き等がダウンロードできます。

◇中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金(休業コース)
◇中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金(短時間勤務コース)
◇中小企業育児・介護等離職者雇用助成金
◇仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金

■6.編集後記■

今月の先進企業コラムでは、在宅医療についてWLBの取組と併せて寄稿いただきました。有難うございました。
センターでは育児・介護離職をされた方の職場復帰を応援するために事業者への助成金を支給しています。また兵庫県でも三大疾病療養者の治療と仕事の両立支援事業(メルマガ7月号掲載)がございます。ご不明な点がございましたらお問い合わせください。
メルマガ担当 和田

発行

■第115号
■2019年12月17日火曜日発行
■公益財団法人兵庫県勤労福祉協会
ひょうご仕事と生活センター
ご意見、ご要望はこちらのアドレスまでお寄せください。お待ちしております!!

お問い合わせ
info@hyogo-wlb.jp
ホームページ
https://www.hyogo-wlb.jp/
Facebookページ
https://www.facebook.com/WLB.Hyogo

※当メルマガは毎月第3火曜日に配信しています。
配信されなかった場合はお手数ですが、センターまでご連絡ください。

2019年11月号 第114号

ひょうごの”ええ会社 ”づくりに奮闘中!
~センタースタッフ奮闘記~

明日はセンター設立10周年記念フェスタの開催日!!
職員一同皆様のご参加を楽しみに準備を進めています。
皆様ご自身の大切な記念日はどのようにお過ごしでしょうか?
それでは今月のメルマガ、スタートです。

■目次・CONTENTS■

  1. 今月のトピックス
  2. WLBな日々
  3. 真理子のひとりごと
  4. 研修あとがき
  5. 仕事と生活の調和を図るための支援策[助成金情報]
  6. 編集後記

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■1.今月のトピックス■
★:*:☆・∴・・ワーク・ライフ・バランス基礎講座のおしらせ(参加費無料)・∴・☆:*:★

『ワーク・ライフ・バランス基礎講座』を姫路・尼崎・神戸の3会場で開催!
WLBの取組を強化したい企業・団体様向けに、毎年開催しているこの基礎講座で、取組に当たっての大切なポイントを紹介します!

【姫路会場】
◆ 開催日時 2019年12月 5日(木)  14:00~16:00
【尼崎会場】初開催!!
◆ 開催日時 2019年12月10日(火)  14:00~16:00
【神戸会場】
◆ 開催日時 2020年 2 月 7日(金)  14:00~16:00
※申込方法など詳細はHPをご確認ください。 PDFチラシ

★ワーク・ライフ・バランス基礎講座ミニQ&A
 宣言企業登録していますが、担当者じゃないと参加できないのですか?
 やる気のある方大歓迎です!!ぜひご参加ください。
 県外企業・団体ですが、聴講できますか?
 原則、宣言企業・団体様のみです。一度センターの担当者にご相談ください。
 基礎講座は一年に一度だけですか?
 はい。但し、姫路・尼崎・神戸の3会場で開催しますのでご都合がいい日にご参加ください。

★:*:☆・∴・・2019年度第4回「労働問題研究会」 開催ご案内・・∴・☆:*:★

(参加費無料)
◆テーマ  “労働統計から見える今後の雇用労働問題”
講 師  神戸大学大学院経済学研究科 准教授 勇上 和史(ゆうがみ かずふみ)
賃金、労働時間、労働力調査などの代表的な労働統計を取り上げて、労働統計の見方のポイントについて解説いただくとともに、労働統計から見えてくる日本の労働市場の特徴や変化を、お話しいただきます。
◆ 開催日時  12月 9日(月)15:00~16:30
◆ 場   所  兵庫県中央労働センター1階 小ホール TEL 078-341-2271
※参加申し込みは参加申込フォームまたはチラシ裏面の「参加申込書」にご記入のうえ、下記事務局へ(FAX、メール、郵送も可能です)お申込みください。
☆ PDFチラシ
★申込書送付先【労働問題研究会事務局】
〒650-0011 神戸市中央区下山手通6-3-28 兵庫県中央労働センター1F
公益財団法人 兵庫県勤労福祉協会  ひょうご労働図書館
TEL:078-367-3805 FAX:078-367-3807
E-mail:roumonken@undoushi.sakura.ne.jp

■2.WLBな日々■

みなさん、こんにちは。阪神事務所の岸です。
ラグビーのワールドカップが開催された44日間は、自分でも驚くほどラグビーにのめり込んだ日々でした。

日本代表は目標としていたベスト8をつかみ取りました。「オフロードパス」や「ジャッカル」といった厳しいトレーニングで勝利を呼び込んだプレーとともに、選手やコーチが語った言葉が印象に残りました。

南アフリカとの戦いに敗れて、史上初のベスト8で大会を終えたリーチ・マイケル主将は、「このチームのキャプテンとして本当に誇りに思っています。3年前から『ONE TEAM(ワンチーム)』を創り上げてきて、勝つためにすべてのことをやっていきました。多くのファン、サポーターに心から感謝したいと思います。」と語り、これらの言葉がすべてを物語っていると思いました。

外国出身も多く、さまざまな文化を持つ選手たちが、本当にきつい合宿を乗り越え、同じ目的を持ち、同じ方向を向いて事にあたる『ONE TEAM』を実現することで、体格で勝る強豪と互角以上に渡り合えることを世界に示してくれました。 また、「勝つためにすべてのことをやってきた」というのは、「3年かけて目的意識をもって準備をしてきた」ということだと思います。予選の対戦相手がアイルランド、スコットランドと決まった2年4か月前にジェイミー・ジョセフHCは、「戦うイメージは既にできている。『どうプレーしたい』というより『どうプレーしなくてはならないか』、そこが問われます。準備はマラソンです。」と語っていた。『どうプレーしなくてはならないか』という目的意識をもって、必要な準備をやりきったということだと思います。 ラグビー日本代表 感動をありがとう。

明日からもがんばろう!

■3.真理子のひとりごと■
「社員とのヒアリング面談~その2~」

先月に引き続き、今月も社員とのヒアリング面談について書かせていただきます。今回は、実際にヒアリングを実施する時の留意点をご紹介します。

理想的なヒアリングは、ヒアリングする側が2人、受ける方が1人で行います。「言った」「言っていない」、「聞いた」「聞いていない」といった誤解を避けるためにも、2対1で行うのが得策です。主に1人が質問をし、もう1人は書記をします。書記役も必要に応じて途中で質問しても構いませんが、基本1面談毎に質問者と書記は決めておきます。被面談者が変われば、役割を交代しても構いません。

被面談者の本音を聴き出すことが目的の場合、評価者である上司が同席していては評価に響くかもしれないという恐れを抱き、本音で話せないかもしれませんし、被面談者が直面している悩みの原因が上司による場合もあります。したがって、原則評価目的以外のヒアリングには、利害の衝突がある上司は同席しません。

面談者は慎重に選定し、必ず事前トレーニングを受ける必要があります。面談で得た情報を、被面談者の上司や人事部門など他の関係者と共有する場合は、必ず事前に伝え承諾を得ておきます。

予め面談記録シートを作成し、それに沿ってヒアリングを進め、そのシートに記入することで限られた時間を有効に使えますし、面談者が変わっても一貫性のあるヒアリングができる筈です。時間は、1人の面談に少なくとも40分は必要でしょう。次の被面談者を迎えるまでに15分程の休憩を取り、記録シートを完成させ、記憶をリフレッシュさせてから、次の面談に臨みましょう。限られた時間での面談を活性化させるために、面談内容に沿った被面談者用の記入シートを事前に記入させ、当日持参してもらっても良いでしょう。

面談の進め方として、開始時(目的や守秘義務等についての説明)及び終了時(謝辞や今後の動き等についての説明)に伝えるべきことや、予想される質疑応答集などをマニュアル化しておくと面談者のトレーニング時にも使えますし、まだ面談に不慣れな人でもスムーズに面談を行えるようになるでしょう。

いくら効果があると言われる面談でも、正しい方法で行われなければ労力と時間の無駄になり得ますので、慎重かつ十分な準備をしてから臨みましょう。

北尾真理子
ひょうご仕事と生活センター上席相談員
株式会社ダイバーシティオフィスKITAO代表
ダイバーシティコンサルタント

上席相談員のブログはこちら
「北尾真理子のつれづれ日記 ダイバーシティのなせる業」
http://diversity-kitao.co.jp/

■4. 研修あとがき■

★10月30日に開催した『従業員意識調査研修会』に参加くださいました皆様ありがとうございました。またご記入いただきましたアンケートは今後の研修に活用させていただきます。

ここで少しQ&Aを・・・。
 締切より随分早く満席になっていましたが、毎回早いのですか?
 今回は特に早かったです。重要性が浸透してきているのでは・・・。
 マニュアルはありますか?
 はい。今回は参加される方へ事前にデータでお渡ししました。
 次回開催予定はありますか?
 時期は未定ですが、来年も開催する予定です。
研修について質問がございましたら、センターまでお問い合わせください。
★10/15日のシンポジウム・10/21日のセミナーは一般の方にも参加いただき、定員を上回る参加をいただきました。ありがとうございました。 今後もメルマガやHPで早めに情報を発信いたしますので、ぜひまたご参加ください。

■5.仕事と生活の調和を図るための支援策[助成金情報]■

ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を応援するため、各種助成金を用意しています。皆様のご利用をお待ちしております。

今年度助成金の詳細はホームページをご覧ください。申請書、手引き等がダウンロードできます。

◇中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金(休業コース)
◇中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金(短時間勤務コース)
◇中小企業育児・介護等離職者雇用助成金
◇仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金

■6.編集後記■

今月は先進企業コラムがお休みで『残念』と思われた方が沢山いらっしゃると思います。 今年の表彰企業ご担当者様、来年のコラムの執筆をお願いいたします!!
来月はもう『師走』!!時間が経つのは早いですね。
メルマガ担当 和田

発行

■第114号
■2019年11月19日火曜日発行
■公益財団法人兵庫県勤労福祉協会
ひょうご仕事と生活センター
ご意見、ご要望はこちらのアドレスまでお寄せください。お待ちしております!!

お問い合わせ
info@hyogo-wlb.jp
ホームページ
https://www.hyogo-wlb.jp/
Facebookページ
https://www.facebook.com/WLB.Hyogo

※当メルマガは毎月第3火曜日に配信しています。
配信されなかった場合はお手数ですが、センターまでご連絡ください。

2019年10月号 第113号

ひょうごの”ええ会社 ”づくりに奮闘中!
~センタースタッフ奮闘記~

やっと秋らしくなってきました。
来月にはセンター設立10周年記念フェスタを開催!!
楽しみなイベントが増えてくる季節ですね。
それでは今月のメルマガ、スタートです。

■目次・CONTENTS■

  1. 今月のトピックス
  2. WLB先進企業コラム [一般財団法人甲南会 甲南介護老人保健施設]
  3. WLBな日々
  4. 真理子のひとりごと
  5. 仕事と生活の調和を図るための支援策[助成金情報]
  6. 編集後記

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■1.今月のトピックス■
★:*:☆・∴・∴・ワーク・ライフ・バランスフェスタ開催します∴・∴・☆:*:★
~ひょうご仕事と生活センター設立10周年記念~

日  時:2019年11月20日(水)13:00~16:00
会  場:兵庫県公館 大会議室 MAP
定  員:300名(参加費無料)
特別講演:河合 薫氏『「残念な職場」から学ぶ働き方改革』やキリンホールディングス株式会社様の事例紹介(なりキリンママ・  パパの挑戦)など、ぎっしり詰まった3時間です。ご参加お待ちしております!!
ワーク・ライフ・バランスフェスタのチラシはこちら
参加申込書印刷用PDFはこちら

☆☆☆*:;;;;;:*☆☆ワーク・ライフ・バランス神戸セミナー☆☆*:;;;;;:*☆☆☆
~働き方改革の実例からみる推進に必要なこと~

4月から働き方改革関連法が順次施行されるなかで、だれもが働きやすい職場環境づくりの実現に向けて一緒に考えます。
講師に白河桃子氏を迎え「働き方改革でワーク・ライフ・バランスと自律的なキャリアを」と題して講演いただきます。

日  時:10月21月(月)14:00~16:00(開場13:00)
会  場:兵庫県中央労働センター 小ホール(1階)
参加費は無料です。詳しくはセンターHPをご覧ください。HPセミナーへ

☆☆☆*:;;;;;:*☆☆2019年度第3回「労働問題研究会」☆☆*:;;;;;:*☆☆☆
開催ご案内 (参加費無料)

〇 講 演 1(14:00~15:30)
『改正パート有期労働法(略称・2020年4月施行)への対応策』
講師 弁護士 吉田 裕樹氏(京町法律事務所)
〇 講 演 2(15:40~16:40)
『民法改正による人事労働関係部分の変更への対応は』
講師 弁護士 丹治 典彦氏(兵庫法律センター法律事務所)
日  時:2019年11月29日(金)14:00 ~ 16:40
定  員:50人
会  場:伊丹商工会議所 多目的ホール MAP
(阪急・JR伊丹駅から徒歩7分)
※詳しくはひょうご労働図書館HPをご確認ください。 図書館HPへ
参加申込フォームはこちら→ 申込フォーム
主  催:(公財)兵庫県勤労福祉協会 ひょうご労働図書館、ひょうご仕事と生活センター
共  催:兵庫県、兵庫労使相談センター
後  援:連合兵庫、兵庫県経営者協会
協  力:連合兵庫北阪神地域協議会、伊丹経営者協会
★10月8日に行われた第2回研究会(加古川)と、同じ内容となります。

■2.WLB先進企業コラム■

2018年度の企業表彰を頂いた甲南介護老人保健施設の看護部長の山田鈴子です。

各種介護施設の中で介護老人保健施設は在宅復帰が目的の施設です。ご本人の力を引き出し、ご家族の負担を如何に軽くするかが要求され、各職種が協働しなければ介護老人保健施設の役割が果たせません。

今回のWLBへの取り組みは職員の協働の意識を高め連携を良くすることができました。
当時、育児中の職員が増え、独身や子育て卒業組に負担が偏る傾向を解消するための「長期休暇の推進」「介護助手の導入」に取り組みました。その結果、年休消化率を上げ残業時間を減少させました。副産物として在宅復帰率を50%以上に維持でき業績のV字回復を達成することができました。これは、利用者の在宅復帰を目標に各職種間が連携し、それぞれの専門性を発揮できたためだと思います。

加えて、WLB推進メンバーが主体となって現場の要望やストレスを見える化し、できるものから優先順位をつけて改善していきました。現在も継続していますが、建物の改修工事を伴う多くの要望にまだまだ応えることができていません。

そして、最近、WLB推進委員たちはこんなことを話し合っていました。「僕たち、それぞれ各自の生活スタイルがあり、仕事に生きがいを求めている人ばかりでは無いよね」「私生活が充実していないと仕事の充実は難しいよ」「それでも、出勤するのが楽しく、専門職としての自分の成長が期待できるような“夢が持てる職場”でありたいよねー」と。

WLBの取り組みは職員の意識を改革し、主体的に業務改善をおこない、年休取得が増え残業を削減しても業績が上げられる職場に変革することができました。次は、楽しく生活し、やり甲斐を持って働くためのモチベーション改善に更に取り組んでいきたいと考えています。

最後に「何処から手をつけて良いか分からない」私たちに親切で根気よくご指導くださいました、ひょうご仕事と生活センターの担当者様に感謝しています。ありがとうございました。

一般財団法人甲南会 甲南介護老人保健施設
一般財団法人甲南会 甲南訪問看護ステーション 看護部長 山田鈴子

■3.WLBな日々■

今年の5月15日に開設した阪神事務所でコーディネーターをしている中田です。
4月から半年、コーディネーターを経験し少し慣れてきました。いろいろな企業・団体を訪問させていただき、それぞれ課題に直面されていることを実感、課題解決のお手伝いができればと日々思っております。

昨年まで民間企業で36年間いろいろな職種を経験、そんな中でWLBという言葉を耳にしたのは約10年前、単身赴任生活真っ只中で、仕事重視の日々を送っている時期でした。リーマンショック後の厳しい環境、この頃から働き方改革を率先して進めるよう心掛けるようになりました。特に、私生活の時間を充実させるため、同じ単身赴任仲間と仕事以外のことを共にする機会を作り、結果として時間にゆとりができました。

仕事と生活のバランスが大切であることを思いながら単身生活を修了、20年ぶりに神戸の地に戻りました。家族との共同生活を再開、WLBの根幹である健康維持として山登りも復活、健康管理は自己管理との思いで8月にはこの年齢で富士山に初登頂もしました。

富士山登頂の目標を「達成感の体験」とし、事前準備をして何とか「達成感の体験」目標をクリアできました。WLBの実現も同じで目標を掲げ、その目標をクリアする体験をしていただけるようサポートさせていただきますのでよろしくお願いいたします。
※単身生活を終わらせたのではなく、単身生活を全うしたという意味で、「修了」としました。

■4.真理子のひとりごと■
「社員とのヒアリング面談~その1~」

某企業で、「女性社員を対象に個別でヒアリング面談をしてみようと思うのですが、効果はありますか」と相談されました。結論から先に言うと、効果はあります。勿論、目的を明確にして正しい方法で面談が行われるということが大前提ですが・・・。

以前、某企業で総合職女性社員のキャリア志向を確認するため、ある一定層の女性社員を対象に、同社のダイバーシティ担当者の方と一緒にヒアリング面談を行わせていただきました。結果、様々な具体的なニーズが見えてきました。そうした結果は、おそらく記入式のアンケートでは見えてこなかったのではないかと思います。口頭で伝える場合と記入する場合とでは、伝える内容が変わることがあるかもしれません。記入するとなると身構えてしまったり、書いたものを読み返し書き直してしまったりということもあるのでは・・・。

ヒアリングは、個別の場合とグループ対象の場合があります。某企業では、複数の外国人社員を対象にグループヒアリングを実施されました。結果、彼らが日頃、職場で不思議に思っていることなどが表面化しました。それらに対処することで外国人社員の定着につながりました。普段なんとなく違和感をもっていても、日常業務に支障がなければ、わざわざ声を上げることもないかもしれません。が、改めてそのような機会があれば、日頃感じていることなどを発言しやすくなるようです。

某企業では、定期的に従業員満足度についてウェブアンケートが行われていました。結果を分析したのち、テーマ毎に満足度が低めの特定層が見つかれば、その層の社員だけを集めて、グループインタビューをして、アンケート上では見えてこなかった改善の機会の詳細についてヒアリングをされていました。グループヒアリングの良い点は、グループ内の他者が発言することで、自分1人では普段は特に気にしていない点について思い出したり、改めて再認識したりすることができる場合があるということです。多くのことがITで処理できる時代ですが、直接顔を合わせての、口頭によるヒアリングの効果は否めませんね。来月号では、実際にヒアリング面談をする際の留意事項について書く予定です。

北尾真理子
ひょうご仕事と生活センター上席相談員
株式会社ダイバーシティオフィスKITAO代表
ダイバーシティコンサルタント

上席相談員のブログはこちら
「北尾真理子のつれづれ日記 ダイバーシティのなせる業」
http://diversity-kitao.co.jp/

■5.仕事と生活の調和を図るための支援策[助成金情報]■

ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を応援するため、各種助成金を用意しています。皆様のご利用をお待ちしております。

今年度助成金の詳細はホームページをご覧ください。申請書、手引き等がダウンロードできます。

◇中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金(休業コース)
◇中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金(短時間勤務コース)
◇中小企業育児・介護等離職者雇用助成金
◇仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金

■6.編集後記■

今月の先進企業コラムは毎日激務で大変だろうとは思いつつ、緊張しながら寄稿をお願いしました甲南介護老人保健施設看護部長の山田様。電話ではとても気さくにお話くださり、緊張が解けていきました。日頃からいろいろな方の緊張や不安を取り除かれているのだと思います。有難うございました。
メルマガ担当 和田

発行

■第113号
■2019年10月15日火曜日発行
■公益財団法人兵庫県勤労福祉協会
ひょうご仕事と生活センター
ご意見、ご要望はこちらのアドレスまでお寄せください。お待ちしております!!

お問い合わせ
info@hyogo-wlb.jp
ホームページ
https://www.hyogo-wlb.jp/
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https://www.facebook.com/WLB.Hyogo

※当メルマガは毎月第3火曜日に配信しています。
配信されなかった場合はお手数ですが、センターまでご連絡ください。

2019年9月号 第112号

ひょうごの”ええ会社 ”づくりに奮闘中!
~センタースタッフ奮闘記~

朝夕だけは秋を感じる時季となりました。
秋と言えば“学びの秋!!”セミナーへの参加はいかがでしょうか。
それでは、今月のメルマガ、スタートです。

■目次・CONTENTS■

  1. 今月のトピックス
  2. WLBな日々
  3. 真理子のひとりごと
  4. 仕事と生活の調和を図るための支援策[助成金情報]
  5. 編集後記

登録・メールアドレスの変更、解除はこちらからお手続き下さい。

■1.今月のトピックス■
☆*♪☆*♪☆従業員意識調査研修会開催します!!(参加費無料)☆*♪☆♪☆

「従業員意識調査」を自らで実施・分析し、WLB推進に活かす方法を学ぶチャンスです!! 実際のツールを使い体験していただき、分析方法を学びます。

日  時:2019年10月30日(水)14:00~16:00
定  員:30名(1社2名まで・先着順)
申込締切:2019年10月23日(水)
会  場:兵庫県中央労働センター 2階 201会議室
神戸市中央区下山手通6-3-28 map

★対象はひょうご仕事と生活の調和推進企業宣言ご登録企業の方
(ご自身でPCの操作をしていただきますので、Word・Excelの扱いに慣れた方)
★お申込はチラシ裏面の申込書にご記入のうえ、FAXまたはE-mailでお願いします。
FAX 078-381-5288 E-mail info@hyogo-wlb.jp
◎ チラシはこちらから
◎ 参加申込書のみ印刷はこちら

★:*:☆・∴・*:☆ワーク・ライフ・バランスシンポジウム☆:*・∴・☆:*:★
~だれもが働きやすい職場環境づくり~(参加費無料)

4月から働き方改革関連法が順次施行されるなかで、だれもが働きやすい職場環境づくりの実現に向けて一緒に考えます。
講師に白河桃子氏を迎え「働き方改革でワーク・ライフ・バランスと自律的なキャリアを」と題して講演いただきます。

日  時:2019年10月15日(火)14:00 ~ 16:40
定  員:120人(先着順)
会  場:尼崎商工会議所 701会議室  map
☆講師ご紹介 白河 桃子(しらかわ とうこ)氏
相模女子大学 客員教授
*☆☆* 詳しくは当センタ-HPをご覧ください。 セミナーへ

☆☆*:;;;;;:*☆☆2019年度第2回「労働問題研究会」☆☆*:;;;;;:*☆☆
開催ご案内 (参加費無料)

○ 講 演 1(14:00~15:30)
『改正パート有期労働法(略称・2020年4月施行)への対応策』
講師 弁護士 吉田 裕樹氏(京町法律事務所)
○ 講 演 2(15:40~16:40)
『民法改正による人事労働関係部分の変更はどうすべきか』
講師 弁護士 丹治 典彦氏(兵庫法律センター法律事務所)
日  時:2019年10月8日(火)14:00 ~ 16:40
定  員:50人
会  場:加古川総合庁舎 5階会議室 map
※詳しくはひょうご労働図書館HPをご確認ください。 図書館HPへ
参加申込フォームはこちら→  申込フォーム
主  催:(公財)兵庫県勤労福祉協会
  ひょうご労働図書館、ひょうご仕事と生活センター
共  催:兵庫県、兵庫労使相談センター
後  援:連合兵庫、兵庫県経営者協会
協  力:連合兵庫東播地域協議会、加古川経営者協会

★:*:☆・∴・「ひょうごで働こう!マッチングサイト」のご案内・∴・☆:*:★

兵庫県では、インターネットを通じて就職・転職活動をされる方に直接求人情報をお届けする「ひょうごで働こう!マッチングサイト」を開設しました。
無料で求人掲載できます。
また、同サイトへの求人情報掲載を検討している企業・法人を対象に、「効果的な求人広告作成セミナー」を開催します(参加無料)。

★マッチングサイトにかかる法人登録申請は 登録申請へ
神戸地区 10月10日(木) 神戸商工会議所 第3会議室 map
姫路地区 10月18日(金) 姫路商工会議所 702ホール map
午前の部  9:30 ~ 12:00
午後の部 14:00 ~ 16:30
全て同一の内容で、定員はそれぞれ100名です。
★セミナーのカリキュラム・参加申し込みは こちら
★ご案内チラシはこちらから PDF
★「ひょうごで働こう!マッチング」サイトへは こちら
●登録方法などに関するお問い合わせ(兵庫県からの受託事業者)
富士通エフ・オー・エム㈱マッチングサイト運営事務局
TEL 0800-805-2215 E-mail:fom-iju@cs.jp.fujitsu.com
●事業に関するお問い合わせ
兵庫県産業労働部政策労働局労政福祉課
TEL 078-362-9168 E-mail:rouseifukushika@pref.hyogo.lg.jp

■2.WLBな日々■

メルマガ読者のみなさま、こんにちは。 姫路事務所でコンサルタントをしております黒田です。
さてみなさん、9月1日は何の日だったかおぼえていらっしゃいますか?
そうです。「防災の日」です。みなさま、ご家庭や職場で、「防災」に関するお話をしたかと思います。え?していませんか?
忘れていた方、このメルマガを読んだ後に是非お話してみてくださいね。
いつ、どこで発生するかもわからない「災害」。日頃から備えておくことが本当に大切です。

阪神淡路大震災が発生した時はまだ郷里の広島に居ましたので、正直なところ「テレビの中の出来事」のように過ごしていました。
東日本大震災でも各地の地震でも多少の危機感を抱くものの、募金をする程度で実際に何か行動に移すことはありませんでした。
しかしここ数年少しずつではありますが、防災の勉強会やイベントに参加して話を聞く機会に恵まれ、また地域の自主防災組織に加入したこともあり、もっと「防災」の知識を増やし仲間を増やし活動の幅を広げてみたい、と漠然と考えるようになりました。
そして、来月から三木市にある兵庫県広域防災センターで開催される「ひょうご防災リーダー講座」を受講することに決めました。
飽き性の私が休みの土曜日に仕事には関係のないテーマで、半年間も飽きずに講座に参加できるのか…という不安から、ここ数年申込をためらっていましたが、過去に受講した友人たちから、「とても勉強になったから是非!」と勧められ、募集開始直後に申込を完了しました。 (定員120人に対して200人強の申込があり、早々に募集を締め切ったそうです。 早めに申込して良かったです。)
家庭や地域の中で、「いざ」という時に、自分で考えて行動できる人間になれるよう、しっかりと学んでいきたいと思っています。(まだ不安に感じている部分があるので、敢えて宣言させていただきました!)
このメルマガを読んで、今後私と会う予定のある方がいらっしゃいましたら、「どうなった?」って私に聞いてみてくださいね。その一言が私のモチベーションを支えるはず!です!

■3.真理子のひとりごと■
「転勤は希望者のみに」

9月2日の日経新聞朝刊のコラム「ダイバーシティ進化論」に、以前当センターのフェスタにもご登壇くださったことがある立命館アジア太平洋大学学長の出口治明氏が、「日本の転勤問題~世界に倣い希望者のみに」という記事を書かれていました。記事には、転勤は日本特有の制度であり、海外では経営層を除き希望した人だけが転勤するとあります。

これを読み、前職時代の出来事を思い出しました。当時は独身だった某男性社員は、地方の工場に転勤してほしいという話を打診された時、転勤先に家族も友人・知人もいないし、その転勤が今後のキャリアにどうつながるのかよく見えないとの理由で断ったそうです。

ダイバーシティの仕事に就く前だった私は、一社員が個人の気持ちによる理由で、転勤の打診を断ってもよいのか。そんなことをしたら後々評価を下げられたり、立場が危うくなったりするのでは、などと他人事ながら気をもんだ記憶があります。が、彼は転勤もせず、閑職に追いやられることもなく、その後も本社で快適に働き続けていました。

上司が部下に転勤を打診する際、成長の機会だからという常套句がよく使われるようです。
でも、本社以外に支店や営業所、工場といった勤務地がない組織で働く社員も、転勤はしていませんが、だからといって成長できないということはありませんよね。

確かに転勤して学ぶことは多々あると思います。本人が気持ち良く転勤を受けた場合は構いませんが、断ったがために閑職に就かせたり、嫌がらせをしたり、評価を下げたりすることは決してあってはなりません。転勤しなくても他部署や社外関係者を巻き込むような大きなプロジェクトを任せたり、後輩を育てる機会を与えたりすることによっても、十分に成長の機会は得られるはずです。

「できない」から「できる」に…。当センターのモットーです。「できない」という思いを「できる」という思いに変えるためには、なぜできないと思うのか、その理由を考えてみましょう。考えれば多様な解決方法が、必ず見つかる筈です。

北尾真理子
ひょうご仕事と生活センター上席相談員
株式会社ダイバーシティオフィスKITAO代表
ダイバーシティコンサルタント

上席相談員のブログはこちら
「北尾真理子のつれづれ日記 ダイバーシティのなせる業」
http://diversity-kitao.co.jp/

■4.仕事と生活の調和を図るための支援策[助成金情報]■

ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を応援するため、各種助成金を用意しています。皆様のご利用をお待ちしております。

今年度助成金の詳細はホームページをご覧ください。申請書、手引き等がダウンロードできます。

◇中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金(休業コース)
◇中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金(短時間勤務コース)
◇中小企業育児・介護等離職者雇用助成金
◇仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金

■5.編集後記■

メルマガ6月号掲載『キーパーソン養成講座』の1回目が8月28日に開催されました。今回は若干女性の参加が多いようですが、幅広い年齢層の方々が参加してくださいました。宿題もあり大変かと思いますが、納得の実践プランが完成するようセンター職員一同応援しております。
メルマガ担当 和田

発行

■第112号
■2019年9月17日火曜日発行
■公益財団法人兵庫県勤労福祉協会
ひょうご仕事と生活センター
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お問い合わせ
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2019年8月号 第111号

ひょうごの”ええ会社 ”づくりに奮闘中!
~センタースタッフ奮闘記~

暑い日が続いていますが、体調崩されていませんか?
あまりの酷暑・・・今月は健康コラムを掲載します!!
それでは、今月のメルマガ、スタートです。

■目次・CONTENTS■

  1. 今月のトピックス
  2. お知らせ『国際フロンティア産業メッセ2019』
  3. WLBな日々
  4. 真理子のひとりごと
  5. 仕事と生活の調和を図るための支援策[助成金情報]
  6. 編集後記

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■1.今月のトピックス■
★:*:☆・∴・∴・キャッチフレーズ受付終了しました・∴・∴・∴・☆:*:★

1697点のご応募がありました。沢山のキャッチフレーズをありがとうございます。
今回は中学生や高校生から多くの作品が寄せられました。若い人たちがWLBについて考えるきっかけになったのであれば、嬉しい限りです。
厳正な審査のうえ、入賞作品は11月20日に開催する「ワーク・ライフ・バランスフェスタ」において表彰予定です。楽しみにお待ちください。

☆・♪.*・*☆*♪☆夏に多い脳梗塞を防ぎましょう.☆・♪.*・*☆*♪☆

夏は大量の汗をかくため体が脱水状態になりやすく、血液中の水分が不足し、血液が粘りを増し、血のかたまり(血栓)ができやすくなります。
また、身体をめぐる血液量も少なくなり、より血管が詰まりやすくなります。さらに、身体の熱を放出しようと手足の血管がひろがり、血圧が低い状態になります。この場合、健康な人は血流が悪くならないように脳の調節機能が働きますが、生理機能が低下している高齢者、または血圧を下げる薬などを服用している人は薬により血管をひろげるために血圧が下がり、血流が遅くなることでより血栓ができやすい状態になります。注意が必要です。

◆◇予防のための水分補給のポイント◇◆
まずは、三食しっかり食べます。食事からとる水分は、一気に多量に水分を飲むより身体にある程度の水分を貯めやすくなります。
日中はコップ半分の水分を定期的に(1時間に1回くらい)摂取し、のどの渇きを感じる前に水分補給を心掛けることが大切です。
大量に汗をかく運動時や作業時には水分と同時に塩分補給も重要です。
0.2%程度の塩分を含む水分を補給するよう心掛けましょう。目安は次のとおりです。
  作業前:コップ1~2 杯の水分・塩分を補給
  作業中:コップ半分~1 杯の水分・塩分を20~30 分ごとに補給
  作業後:30 分以内に水分・塩分を補給
さらに、寝る時、お風呂に入る時にも発汗するので寝る前、起きた時、入浴前後にコップ一杯の水分を補給しましょう。アルコールは利尿作用があるので、脱水予防には適しません。
また、筋肉は、身体に水分を貯めこむことができるので、適度に運動し、筋肉量を保つことも大切です。
毎日、酷暑が続いています。手足に力が入りにくい、しびれる、ろれつがまわらない、まっすぐ歩けない等の症状があれば、早期に受診し、体調管理には、充分お気を付けください。

健康相談員 古川

■2.お知らせ■
★:*:☆・∴国際フロンティア産業メッセ2019が開催されます。∴・☆:*:★

当センターも出展いたします。また宣言・認定・表彰企業からも多数出展されます。各ブースでそれぞれの“新しい情報”に出会う機会になるはず。
ぜひご来場ください。
☆ ひょうご仕事と生活センターブースではキャラクター「WLB7」を使ったオリジナルグッズが当たるくじ引き等を予定しています。お楽しみに!!

◎会場:神戸国際展示場1・2号館(ポートアイランド)アクセス
◎会期:2019年(令和元年)9月5日(木)・6日(金)10:00~17:00
メッセ出展者ページはこちら
入場は無料です。是非お立ち寄りください

■3. WLBな日々■

健康相談員 古川 真理 です
7月よりひょうご仕事と生活センターの健康管理相談窓口を担当させていただくことになりました保健師の古川です。自己紹介させていただきます。
よろしくお願いいたします。平成4年から約10年、東条町(現在の加東市)の保健師をさせていただいておりましたが、2人目の出産を機に退職後、兵庫県在宅保健師の会(ふれあいの会)にお誘いいただき、細々と個別の健康相談や育児相談をさせていただいておりました。『仕事<生活』のバランスでしたが、17年ぶりに『仕事>生活』になり、パソコンを前に戸惑いながら毎日を過ごしています。

今、行っている個別の相談では、その方の考えを否定せず、悩みを傾聴し、ともに解決策を考えていくという姿勢で、他の保健師と相談しながら活動しています。そんな私が企業の健康管理相談ができるのか?という思いもありましたが、個別の相談と同じように、企業も「人」の集まりで接するのは「人」ですので、保健師として事業主や健康管理担当者の方々の健康管理に関する悩みを傾聴し、ともに解決策を考えていく姿勢で、センターのスタッフや連携できる他機関に相談しながら、企業のワーク・ライフ・バランス推進の一助となれるように頑張りたいと考えております。

「肥満や高血圧、糖尿病など生活習慣病を持つ人が多いので心配」「健康診断の受診率が100%にならない」「病気(がんやうつ病など)で治療が必要なため仕事ができなくて困っている人がいる」などお困りのことがあれば、お気軽にご相談ください。

■4.真理子のひとりごと■
「Enjoy All !!(人生のすべてを楽しもう!)」

先日、病室写真家TAKAさんの写真集、「傾斜45度 高さ1mの世界」の出版記念パーティーに出席しました。私は、ご本人のことは存じませんでしたが、彼に施術をされたアロマセラピストの方と昨年末に知り合い、病室写真家TAKAさんのこと、彼女が彼の写真集を出そうと尽力されていることをお聞きしました。その話に感動した私は、少し寄付させていただきました。
写真集が完成したら知らせますねと話していたところ、先月、無事に出版の運びとなり、記念パーティーをするのでと誘われました。

彼は全身の骨が溶ける血液のがん「多発性骨髄腫」を発症され、2016年8月、55歳の時、余命3年と宣告されたそうです。痛みも激しく、本来なら生きている気力さえ失いかねないような状況下で、彼は、病室で、あるいは病院内で、写真を撮り始められました。

傾斜45度とは、彼に許されたベッドの角度、高さ1mは車椅子移動を許された際の目線の高さのことです。撮りためられた写真の数もゆうに5000枚を超えているとのこと、写真展も開催されていますが、このたび写真集を出版されたので、写真展に行けない方々も含め、より多くの方々が彼の写真を見ることができるようになりました。前述の、この出版に尽力された方が、あとがきに書かれていた言葉が印象的でした。「多発性骨髄腫」という完治が難しいと言われている病に罹患されていても、それは彼の人生の一部でしかないと…。

ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)が思うように実現できているかいないか、それは、時によって、人によって、あるいはその人が置かれている状況によって、常に変わり続けるものでしょう。要は、その状態を自分が楽しめているかどうか、それが大事なことなんだと彼の写真集の中の文章を読んで、再認識させられました。

”Enjoy All !!”  購入した本に、彼が直筆で書いてくださいました。
仕事でしんどい時も、猛暑でしんどい時も、それを感じるのは生きている証拠なんですよね。皆さん、人生のすべてを楽しみましょう!

北尾真理子
ひょうご仕事と生活センター上席相談員
株式会社ダイバーシティオフィスKITAO代表
ダイバーシティコンサルタント

上席相談員のブログはこちら
「北尾真理子のつれづれ日記 ダイバーシティのなせる業」
http://diversity-kitao.co.jp/

■5.仕事と生活の調和を図るための支援策[助成金情報]■

ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を応援するため、各種助成金を用意しています。皆様のご利用をお待ちしております。

今年度助成金の詳細はホームページをご覧ください。申請書、手引き等がダウンロードできます。

◇中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金(休業コース)
◇中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金(短時間勤務コース)
◇中小企業育児・介護等離職者雇用助成金
◇仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金

■6.編集後記■

先月は西・東日本で激しい雨が降り、先週は台風・・・。皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。
兵庫県は美味しい農作物が沢山あるので、そちらも気になります。またあまりの暑さ続きで体調も不安。ということで今月は健康コラムを掲載しました。ご感想をお寄せいただければ幸いです。
メルマガ担当 和田

発行

■第111号
■2019年8月20日火曜日発行
■公益財団法人兵庫県勤労福祉協会
ひょうご仕事と生活センター
当センターは兵庫県からの委託事業を行っています
ご意見、ご要望はこちらのアドレスまでお寄せください。お待ちしております!!

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info@hyogo-wlb.jp
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https://www.hyogo-wlb.jp/
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※当メルマガは毎月第3火曜日に配信しています。
配信されなかった場合はお手数ですが、センターまでご連絡ください。

2019年7月号 第110号

ひょうごの”ええ会社 ”づくりに奮闘中!
~センタースタッフ奮闘記~

平年はそろそろ梅雨明けの頃・・・。
さて、このメルマガがお届けできる日には梅雨前線は・・・
それでは、今月のメルマガ、スタートです。

■目次・CONTENTS■

  1. 今月のトピックス
    キャンペーン『キャッチフレーズ募集』募集中!!
    『助成事業新設のお知らせ』兵庫県健康福祉部より
  2. WLB先進企業コラム [川重テクノロジ-株式会社]
  3. WLBな日々
  4. 真理子のひとりごと
  5. 仕事と生活の調和を図るための支援策[助成金情報]
  6. 編集後記

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■1.今月のトピックス■
☆*♪☆+゚♪. キャッチフレーズ募集中(8月2日締切)☆・♪.*・*☆

『働き方改革を進めワーク・ライフ・バランスの取組を促進するキャッチフレーズ』を募集しています。
締切は8月2日(金)です。お一人5作品まで!!
ぜひご応募下さい。

◆グランプリ(兵庫県雇用対策三者会議賞:3万円) 1点
◆準グランプリ(兵庫労働局長賞・働き方改革賞:1万円) 1点
◆佳作(ひょうご仕事と生活センター長賞:5千円) 2点

☆応募資格:兵庫県在住・在勤、在学の方
☆募集期間:令和元年8月2日(金)まで
※郵送の場合は当日消印有効

詳しい内容はHPをご確認下さい。https://www.hyogo-wlb.jp/news/bosyu/item5035
PDFはこちら
PC・スマホはこちら

*☆彡・.。*☆彡・三大疾病療養者の治療と仕事の両立支援事業.*☆彡・.。*☆彡・

~兵庫県疾病対策課からのお知らせ~
兵庫県では、三大疾病(がん、脳卒中、心血管疾患)に罹患しても離職することなく、治療と仕事を両立できる環境の整備を目的として、治療のために一時休職する従業員の代替職員を雇用した場合、その賃金の一部を助成する事業を今年度新設しました。

◆対象事業所
① 健康づくりチャレンジ企業に登録されている企業のうち、
従業員数(常時雇用労働者数)300人以下の事業所
② 兵庫県内の従業員数100人以下の事業所等
◆対象経費
 三大疾病(がん、脳卒中、心血管疾患)の治療のために休職する従業員の
 代替職員の賃金
◆補助額
 代替職員の賃金の2分の1(上限10万円/月)
◆補助期間
 休職職員の休職期間内かつ、代替職員の雇用期間(最大7か月)

○詳しくは下記県ホームページをご確認下さい。
★ ご案内チラシはこちら
○お問い合わせ:兵庫県健康福祉部健康局疾病対策課
TEL 078-341-7711(内線3231)

■2.WLB先進企業コラム■
川重テクノロジーのワーク・ライフ・バランス

技術系社員が全社員の96%を占め、多様な技術的課題解決に取り組む当社では、従業員1人ひとりが納得して働ける職場環境や、チームワークと創造性を育むチャレンジングな風土を大切にしています。
今回当社が表彰された働きやすさを示す指標と、ワーク・ライフ・バランスにつながる取組事例をご紹介します。

■新卒入社者の離職率が低い!
川重テクノロジーでは、新卒入社者の過去5年間離職率が0%、過去10年間でも入社3年以内離職率は0%を達成しています。
■働きやすい環境や職場の雰囲気が好き!
2018年に実施した従業員満足度調査の結果にも働きやすさが表れています。
「川重テクノロジーのここが好き」という設問では、6割超の従業員が「働きやすい環境」や「職場の雰囲気」をあげています。

このような働きやすさをささえている取組み事例を2点ご紹介します。
1.テクノ面談制度で上司と情報共有できる
年1回キャリアプランなどについて上司と話し合うテクノ面談制度があります。
自身の仕事の棚卸しを行い、伸ばしたい知識、技術やチャレンジしたい業務などを上司と共有する場で、毎年度の実施率は100%となっています。
2.社長、役員が社員教育へ参画する
社長をはじめ、役員が直接人財育成の場に参画しています。社長、取締役の講義では、これまでの様々な経験を交えながら、先輩技術者としてマインドの醸成を図っています。

これからも、納得感のある働き方を実現させるために、従業員一人ひとりの思いを尊重しながら、対話を大切にし、制度や仕組みにひと手間の工夫を加えていきたいと考えています。

川重テクノロジー株式会社 人事総務部 鳥生 明美

■3. WLBな日々■

今年4月より、ひょうご仕事と生活センターにまいりました、和田と申します。
早速メルマガ担当となり毎回苦手な文章作りに冷や汗を流しながら作業をしています。
それでも寄稿いただいた原稿を一番に読める事や、原稿を送って下さる際に添えてくださる一言までもがあたたかく真摯に書かれていることに、とても励まされます。
皆様にそんな執筆者の方々の姿勢を伝える事が出来ているかを考えると…胃が痛いです。

先日は気分転換に休暇を利用し、カレースパイス作りの講座に参加してきました。
私は辛いものが苦手なのですが…。(当センターのコーディネーター神山は大の激辛好き。)
クミン3・コリアンダー3・ターメリック2・レッドペッパー1を混ぜ合わせるだけです。
出来上がったスパイスをレトルトカレーに混ぜたり、市販のカレールーを使って作ったものに少し加えることで香りが立つので2日目のカレーには特にお勧めだそうです。
材料のターメリックはピクルスを漬ける際、少量加えると黄色い色が付くのでいつもと違った感じ(お洒落感UP)になるし、クミンやコリアンダーは胃腸や偏頭痛にも効き目があると言われていて、カレーパウダー作りでスパイスが余った場合でも、日常の料理に少しづつ加えることで健康にも良いそうです。今までスパイスは敬遠していたのですが、レッドペッパーは一味唐辛子。残り3種類も何とか使えそうなので、日常のプラスαとして凝りすぎない程度にスパイスプラス料理を試してみようと思います。
カレー粉は混ぜるだけですが、しっかり混ぜないとなかなか均等にはならず、結構気分転換になりますよ。但し、このカレーパウダーと水では超不味いカレーになります。
あくまでスパイスです!!試される方はご注意を!!

■4.真理子のひとりごと■
「『助けて』を言えるのも優れたリーダーシップ」

外資系企業社長によるリーダーシップについての講演に参加しました。
特にジム・コリンズ氏著書、「Good to Great」に書かれている”第5水準のリーダーシップ“について、焦点を当てて話され、優れたリーダーの要素として、Humanity(人間味)とWill(意志)の両者がバランス良く示されていることが必須だと述べられました。

前職の外資系企業でも、当時の社長が“Leadership is a balancing act of caring and demanding” とよく話していました。日本語では、「優れたリーダーシップは、ケアする(他者に対して思いやりと優しさをもって接する)ことと要求することの両者が、バランス良く示されること」となります。上記とよく似ていますね。つまり、優れたリーダーには、確固たる意志を持ち、積極的に物事を推し進める力も必要ですが、それだけではなく、時には人間味を示す必要もあるということです。

人間味を示すという意味では、タイムリーに助けを求めるということも含まれます。
リーダーの立場で助けを求めるなんて、弱音を吐いているようで頼りないと誤解する方もおられるかもしれません。でも、何もかも完璧に1人でやりこなせる人間など存在しません。ある分野では自分が長けている反面、別の分野では、自分より長けている人たちが周りにいるということは多々あります。そんな時、タイムリーに周りに助けを求め、目標を達成し続けることが、優れたリーダーに求められるスキルの1つです。

上記社長は、某地域でトップを務めていた際、humanityの部分を十分示せていなかった、周りに助けを求めることが出来なかったと反省を込めて述べておられました。上位の立場になればなる程、助けを求めることは難しくなるかもしれません。でも、困った時はお互い様。上司がタイムリーに「助けて」を発信されている組織では、その下で働いている方々も躊躇なく助けを求められるようになるのでは? その結果チームが一丸となり、組織の目標達成につながっていく筈だと思います。

北尾真理子
ひょうご仕事と生活センター上席相談員
株式会社ダイバーシティオフィスKITAO代表
ダイバーシティコンサルタント

上席相談員のブログはこちら
「北尾真理子のつれづれ日記 ダイバーシティのなせる業」
http://diversity-kitao.co.jp/

■5.仕事と生活の調和を図るための支援策[助成金情報]■

ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を応援するため、各種助成金を用意しています。皆様のご利用をお待ちしております。

今年度助成金の詳細はホームページをご覧ください。申請書、手引き等がダウンロードできます。

◇中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金(休業コース)
◇中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金(短時間勤務コース)
◇中小企業育児・介護等離職者雇用助成金
◇仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金

■6.編集後記■

今回のコラム執筆をお願いいたしました川重テクノロジー株式会社の鳥生様。
既に中小企業診断士、キャリアコンサルタントなど他の資格をお持ちで、5月の認定・表彰企業学びの会にもご参加いただきました。常に新しい情報を収集、学ぶ姿勢にとても頼もしいリーダーとしてご活躍のことと思います。有難うございました。
先月後半くらいから体調を崩す方がちらほら・・・。異常気象で通常より疲れが取れにくい状態なのかもしれません。センターには保健師も在籍しております。
お気軽にご相談ください。
メルマガ担当 和田

発行

■第110号
■2019年7月16日火曜日発行
■公益財団法人兵庫県勤労福祉協会
ひょうご仕事と生活センター
当センターは兵庫県からの委託事業を行っています
ご意見、ご要望はこちらのアドレスまでお寄せください。お待ちしております!!

お問い合わせ
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2019年6月号 第109号

ひょうごの”ええ会社 ”づくりに奮闘中!
~センタースタッフ奮闘記~

いよいよ梅雨本番ですね。
メルマガでちょっと気分転換はいかがでしょうか。
それでは、今月のメルマガ、スタートです。

■目次・CONTENTS■

  1. 今月のトピックス
    キャンペーン『キャッチフレーズ募集』
    『キーパーソン養成講座 受講者募集』
    『労働問題研究会』開催ご案内
    『健康経営優良法人2020認定を目指すセミナー』
  2. WLB先進企業コラム [アスカカンパニー株式会社]
  3. WLBな日々
  4. 真理子のひとりごと
  5. 仕事と生活の調和を図るための支援策[助成金情報]
  6. 編集後記

登録・メールアドレスの変更、解除はこちらからお手続き下さい。

■1.今月のトピックス■
☆・♪.*☆*♪☆キャッチフレーズ募集始まりました☆・♪.*☆*♪☆+゚♪

今年もワーク・ライフ・バランス推進キャンペーンとしてキャッチフレーズの募集を行います。
募集テーマは『働き方改革を進めワーク・ライフ・バランスの取組を促進するキャッチフレーズ』です。

☆応募資格:兵庫県在住・在勤、在学の方
☆募集期間:令和元年6月3日(月)~令和元年8月2日(金)
※郵送の場合は当日消印有効

詳しい内容はHPをご確認下さい。https://www.hyogo-wlb.jp/news/bosyu/item5035
PDFはこちら
PC・スマホはこちら

★:*:☆・∴・∴キーパーソン養成講座 受講者募集開始!(参加費無料) ∴・∴・☆:*:★

WLBを組織で推進していくには、“キーパーソン”の育成が欠かせません。
当講座では、自組織の課題を的確に把握した上で、具体的な取組みプランを策定していただきます。
また今年度からは、実際に取り組んだ成果を参加者同士で共有していただく機会(フォローアップ)も新たに設けます。
他社のキーパーソンの方々とのグループディスカッションをメインに進めていきます。

<当講座開講スケジュール>
◆ 日 時
【第1回】2019年 8月28日(水)10時00分~16時00分
【第2回】2019年 9月25日(水)    〃
【第3回】2019年10月16日(水)    〃
【フォローアップ研修】2020年 2月19日(水)13時00分~16時30分
※昨年度と研修の進め方が異なりますのでご注意ください。
・第1回から第3回までの全講座に参加された方には修了書をお渡しします。
◆ 会 場  兵庫県中央労働センター201会議室
◆ 対 象
・ひょうご仕事と生活の調和推進企業宣言ご登録企業のキーパーソン、またはキーパソンになりうる方
・全日程に出席可能な方
「ひょうご仕事と生活の調和推進企業宣言」とは?
◆ 定 員  20社(先着順)
1社につき2名様まで。(お申込書は2名様分必要です)
◆ 締 切  2019年8月9日(金)*定員になり次第締め切ります。
お申込み方法
受講を希望される方は、下記URLのお申込書に必要事項をご記入のうえ、FAXまたは、E-mailにてお申込みください。(先着順)
☆詳細はこちら

★*…━━━2019年度第1回「労働問題研究会」開催ご案内(参加費無料)━━━…*★
“働き方改革を実践する”

・労働時間対策の具体策(残業上限規制・新36協定・年次有給休暇運用の留意点)
・ガイドラインを踏まえた賃金設定のあり方

講師 社会保険労務士 糟谷 芳孝氏(糟谷社会保険労務士事務所 代表)

◆日 時  2019年7月18日(木)14:00~16:00
◆場 所  兵庫県中央労働センター1階小ホール(TEL 078-341-2271)

働き方改革関連法で対応が急がれるのが、労働時間と有給休暇の部分です。
実務に精通された講師より実践策をご教授いただきます。

◆ 参加費は無料です。お申込みはHPをご確認下さい。
HPはこちらから
◆ 定員60人。お早めにお申し込み下さい。

主催 :
公益財団法人兵庫県勤労福祉協会
ひょうご労働図書館、兵庫県中央労働センター
ひょうご仕事と生活センター、姫路労働会館
共催 : 兵庫県、兵庫労使相談センター
後援 : 日本労働組合総連合会兵庫県連合会、兵庫県経営者協会

☆☆*:;;;;;:*☆☆健康経営優良法人2020認定を目指すセミナー☆☆*:;;;;;:*☆☆
~協会けんぽ兵庫支部~

健康経営優良法人2020認定を目指すセミナーを県内5地域で開催いたします。
参加無料、申込み先着順となっておりますので、お早めに申込みください。

◆対   象   事業主様、総務担当者様 等
◆開催日時
①尼崎会場 (尼崎商工会議所 )定員100名
7月23日(火)   14:00~16:00
②洲本会場 (洲本市市民交流センター)定員36名
7月25日(木)   14:00~16:00
③姫路会場 (姫路商工会議所 )定員70名
7月30日(火)   14:00~16:00
④豊岡会場 (じばさん但馬 )定員50名
8月1日(木)    14:00~16:00
⑤神戸会場 (神戸国際会館 )定員100名
8月6日(火)    14:00~16:00

◆講演内容
1  健康経営優良法人2020の認定を目指して
2  健康経営優良法人2019認定事業所による健康経営事例発表
詳しくは協会けんぽホームページをご確認下さい。

お問合わせ:協会けんぽ兵庫支部 企画グループ TEL 078-252-8701
※「健康経営」はNPO法人健康経営研究会の登録商標です。
◎ひょうご仕事と生活センターのHPにも情報を掲載しております。
こちらからどうぞ

■2.WLB先進企業コラム■

アスカカンパニー株式会社は、1968年に創立したプラスチックメーカーです。
プリン容器やアイスのフタ等、皆さんの身の回りにある商品にかかわるプラスチック製品の開発・製造を主に行っています。
2019年4月末現在の従業員数は237名(男性140名、女性97名)で、男女比は6:4となっており、プラスチック製品製造業としては女性の比率が高い会社です。
当社では、従業員のための両立支援制度の整備に10年以上前から取り組んでいます。女性の産休・育休取得率は100%(過去10事業年度)。従業員が始業・終業時間を個々で決められる短時間勤務制度は、育休から復帰した後の女性社員はもちろん、男性社員も育児参加のために利用しています。
制度があっても利用する人が少なければ「使いたいけど、言い出しづらい」と感じてしまいますが、当社では長年の取り組みにより、中堅社員には「自分たちも制度を使わせてもらったから、今度は自分たちが後輩を助ける番」、若手社員には「先輩たちがみんな制度を使っているから、私たちも使って良いんだ」という意識が生まれ、「お互い様」の環境が形成されました。
当社の社是の一つに「愛他精神」という言葉がありますが、この言葉の通り、社員がともに協力し、互いを思いやる雰囲気があるところが当社の大きな魅力だと感じます。
年齢・性別問わず、誰もが働きやすい職場環境を目指し、今後も取り組んでまいります。

アスカカンパニー株式会社
管理部 HRグループ
畑瀬美早紀

■3. WLBな日々■
「わたくしのWLBな日々」

みなさまこんにちは。ひょうご仕事と生活センターで、調査統括を担当しております勝田です。
季節はいよいよ夏へと向かっていくところ、暑いのが苦手な私としてはこれからがつらい季節です。
そして暑い季節は、冷たい飲み物が私と家族のライフを支えてくれます。氷を入れたグラスに梅酒を注いで、炭酸で割る。さわやかな夏の滋味です。食欲が落ちがちなこの季節に、梅酒は消化を助けてくれる作用もあるそうです。

今月の季節のお仕事は、梅酒の仕込みです。梅酒は漬けてから3か月後の10月くらいから飲むことができますが、できれば1年以上たってからがおすすめです。昨年度漬けた梅酒の味見も、今の季節の楽しみです。
おいしい梅酒の作り方のコツは、できるだけ大粒の、緑色で硬い梅の実を選ぶこと。梅の実は丁寧に洗います。この時点で柔らかくなりかけの金色の実は、後で梅干か梅ジュースにするため、一旦冷蔵庫に入ってもらいます。
洗った実は布巾で拭いて乾かします。竹串で1個ずつヘタをとります。
ここで梅の実に竹串を刺して穴をあける派とあけない派に分かれますが、わたくしはあけない派です。理由は美しくないから。後で梅の実もいただきますので、美しい方がいいのです。梅エキスはどちらでも十分に抽出されるそうです。
熱湯消毒したガラス瓶に、氷砂糖と梅を交互にいれます。上から35度以上の強いお酒を注ぎ入れます。ホワイトリカーまたは焼酎、あるいはちょっとリッチにブランデーなどもおすすめです。梅1kgに対して1升です。あとは冷暗所に放置するだけ。なんて簡単なのでしょう。無精者の私にぴったりです。

私は学生のころから毎年作り続けていますが、10年以上寝かせた梅酒の豊潤な味と香りは、時間が作ってくれる贈り物です。時間というものの力をしみじみ感じることができます。
その時間のパワーをいただいて、明日からのワークに立ち向かう気力を養うのです。

■4.真理子のひとりごと■
「わたし、定時で帰ります!」

この4月から民放テレビ番組で、「わたし、定時で帰ります!」という番組が始まりました。
まさに、今の社会での働き方改革の動きがベースになっている番組ですね。
主人公の女性はホームページ製作会社に勤めていますが、ほぼ毎日定時に退社し、お気に入りの中華料理店でハッピーアワーのサービス目当てにビールを飲み、食事をしに行くことを楽しみにしています。
彼女のように早く帰るための目的を持っておくのは、名案ですよね。私自身、企業に勤めていた頃は、幸か不幸か早く帰って誰かの世話をするという状況におかれてなかったので、日々、残業しがちになっていました。後から考えれば、必ずしもその日の内に終えなければいけない仕事をするために残業していた訳ではありませんでした。最初から残業ありきの効率の悪い働き方をしていた部分もあったように思います。それでもたまに誰かと会って食事に行く約束をしている日は、朝からどうすれば段取り良く仕事を進めて定時に帰ることができるかを考えて、普段よりも効率よく仕事をしていたような気がします。

男性社員の中には、定時に帰れと言われても早く家に帰っても別にすることもないしなぁ、というように、ついしなくてもよい残業をしてしまう癖があると言われる方もおられます。そういう方々は、新たに趣味の習い事を始められるとか、ハッピーアワーに間に合うようにレストランに行き、お得なディナーを楽しまれるなど、定時に退社するための何か楽しい目的を設定されてみてはいかがでしょうか?

たまには家族そろって外食するとか、あるいは、なべ物やすき焼き、手巻き寿司など、家族みんなが揃って食べる方が美味しい夕食にされるとか…。そんなことも定時に帰るための目的になるかもしれませんね。何事をするにもまず、何のためにそれをするのか、という目標設定が大事なのではないでしょうか?

北尾真理子
ひょうご仕事と生活センター上席相談員
株式会社ダイバーシティオフィスKITAO代表
ダイバーシティコンサルタント

上席相談員のブログはこちら
「北尾真理子のつれづれ日記 ダイバーシティのなせる業」
http://diversity-kitao.co.jp/

■5.仕事と生活の調和を図るための支援策[助成金情報]■

ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を応援するため、各種助成金を用意しています。皆様のご利用をお待ちしております。

平成30年度助成金の詳細はホームページをご覧ください。申請書、手引き等がダウンロードできます。

◇中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金(休業コース)
◇中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金(短時間勤務コース)
◇中小企業育児・介護等離職者雇用助成金
◇仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金

■6.編集後記■

「アスカカンパニー株式会社」管理部 HRグループ 畑瀬様には今回のコラムだけではなく『WLBな会社ガイド』(平成30年度版)でインタビューにも答えていただいています。
有難うございました。兵庫県内の大学やハローワーク、商工会議所等で『WLBな会社ガイド』を見かけられましたら、そちらもご一読いただければ幸いです。
今月から募集のキャッチフレーズにもぜひ応募ください。締切は8月2日(金)です。
メルマガ担当 和田

発行

■第109号
■2019年6月18日火曜日発行
■公益財団法人兵庫県勤労福祉協会
ひょうご仕事と生活センター
当センターは兵庫県からの委託事業を行っています
ご意見、ご要望はこちらのアドレスまでお寄せください。お待ちしております!!

お問い合わせ
info@hyogo-wlb.jp
ホームページ
https://www.hyogo-wlb.jp/
Facebookページ
https://www.facebook.com/WLB.Hyogo

※当メルマガは毎月第3火曜日に配信しています。
配信されなかった場合はお手数ですが、センターまでご連絡ください。

2019年5月号 第108号

ひょうごの”ええ会社 ”づくりに奮闘中!
~センタースタッフ奮闘記~

大型連休はいかがでしたか。お仕事の方、お休みの方双方から
「忙しかった…」なんて声が聞こえてきそうですが・・・。
それでは、今月のメルマガ、スタートです。

■目次・CONTENTS■

  1. 今月のトピックス
    『阪神事務所スタート』
  2. WLB先進企業コラム [フルヤ工業株式会社]
  3. WLBな日々
  4. 真理子のひとりごと
  5. 仕事と生活の調和を図るための支援策[助成金情報]
  6. 編集後記

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■1.今月のトピックス■
・。*・。令和の時代とともに阪神事務所がスタート・。*・。

メルマガ読者のみなさんへ
このたび、ひょうご仕事と生活センター阪神事務所長に就任しました岸です。
「平成」から「令和」への皇位継承にともなう10日間の大型ゴールデンウォークをいかがお過ごしになられたでしょうか。私は、前半は両親が住む新緑の丹波で、後半は明石の自宅で、もうすぐ1歳になる初孫の世話をしながらのんびりと過ごし、心身ともにリフレッシュすることができました。

さて、働き方改革への関心が高まる中、センターではワーク・ライフ・バランス推進体制を強化し、県内全域での一層の気運醸成と取組企業への支援を充実するため、阪神・丹波地域を担当する阪神事務所を尼崎市中小企業センター内(尼崎市昭和通2丁目)に開設しました。

去る5月15日には、阪神事務所の開所式を行いました。当日は、この地域のワーク・ライフ・バランスの取組を連携して推進していくため、稲村尼崎市長はじめ、堂園連合兵庫尼崎地域協議会議長、林尼崎経営者協会会長、成岡阪神南県民センター長など40名を超えるに皆様にご出席いただきました。

阪神事務所は、ベテランの花光コーディネーター、民間企業での経験を生かしたいと意欲満々の中田コーディネーター、そして県OBの私の3人体制。阪神・丹波地域の企業・団体を訪問し、ワーク・ライフ・バランスの推進を宣言する企業開拓とその実現に向けた取組を支援してまいります。

センターは、来月で設立10周年を迎えます。「令和」の時代の幕開けに、気持ちを新たにして、働きやすい、働きがいのある職場環境づくりのお手伝いをしてまいりますのでよろしくお願いします。

■2.WLB先進企業コラム■
「まだまだ未完成」

2018年11月16日 兵庫県公館で開かれた「ワーク・ライフ・バランスフェスタ」に表彰企業として社長降矢と私が出席した。
また その後まもなくして、県などが主催の「女性活躍地域セミナー」にパネリストとして出席。更に、県人権教育研究大会にも招かれコメントする事になっている。

こうやって色々な場面に出ていくことが多くなったが、足元を冷静に見るとこれまでに実施した2回の「従業員意識調査(ひょうご仕事と生活センター・兵庫県立大学)」の結果からも社内で取り組まなければならないテーマが「山積」している。

インフラ整備・各種行事の開催など見た目の対応が周囲には目立ち、わかりやすいが実は、経営と従業員ひとりひとりの意識の改革が最も大切であると痛感する日々。

新入社員を迎え入れ、中途採用も頻繁に受け入れている今日においては会社の考えをしっかりと伝え、理解を促すと共に、人手不足感が強まる中、家庭と仕事の中での忙しさに翻弄されることなく、お互いが融和の精神をもった心がけと行動が本当に根付くまでは、まだまだ未完成でありWLB途上と考えている。

フルヤ工業株式会社
取締役 管理本部長
井谷 敏嗣

■3. WLBな日々■
「満足度の高い会社って?」

コーディネーターの神山です。ピカピカの新人ですが、もともと勤めていた企業はすでに定年退職したので、年はそれなりです。
元来音楽が好きで、高校生のころは当時ベトナム戦争さなか、真っ盛りだったフォークソングにはまり、ギターを弾いて反戦歌をがなりたてることが当たり前でした(でもノンポリでしたが)。
大学卒業後は迷わず楽器メーカーに就職しましたが、この会社は商売柄というか楽器と音楽に関しては自由な空気満載で、事務所の隣りにある楽器庫(どこの支店にもあった)には、『商品』としての楽器がピアノやエレクトーンからギター、シンセサイザー、ドラムスまで置いてあり、仕事中でも「ちょっと休憩」と言って中に入り込んで楽器の試し弾きをすることなんてことはごく自然にやっていました。中には自分の演奏にはまってしまい、いつまでも出てこないヤツも中にはいましたが(ちょっと自由過ぎる・・・)。
そもそも、入社面接時に履歴書に「趣味:ギター」と書いてあるのを見た社長の「人事部長、ギターもってこい!」の一声でギターが現れ、社長の前で弾かされたなんてのも、あまり聞かない話でしょう。
出張や有給休暇も自己の裁量にかなり任されていたので、そういう意味では快適な職場環境の中で、幸せな会社員人生を送ることが出来たと思います。
もちろん、営業時代には売上の追い込みには厳しいものがありましたが、営業である以上は当たり前のこととみんな理解していたので、それほど苦にはしませんでした。苦楽は両方あわせて人生を楽しめるということですね。
最近、この会社はワーク・ライフ・バランス度がさらに進化し、外部からの評価もうなぎのぼりで、経済界でも色々な賞も貰っているようです。
それだけではなく、何と!株価が今までにないほど上昇を続けているのですよ。
社員が満足して働ける企業は、世間からも好印象を持って迎えられる良い例だと思います。

ちょっと持ち上げすぎましたが、ワーク・ライフ・バランスに取り組む企業が世間から高評価を受け、ひとつでも多く宣言 ⇒ 認定 ⇒ 表彰へと成長していかれることを望んでやみません。必ず企業にとって良い結果につながると確信しています。
出来る限りのサポートを致しますので、よろしくお願いいたします。
※必ず株価が上がるかどうかは保証できませんので悪しからず。

■4.真理子のひとりごと■
「令和元年、初ひとりごと ~ ケアをする人たちのケア ~ 」

令和の年が始まりました。4月30日から5月1日にかけて、まるで大晦日から新年に変わるがごとくの大騒ぎでしたが、元号が変わることで、新たな決意をされた方もおられるのではないでしょうか。

特に新たな決意をした訳ではありませんが、最近よく思うことは、世の中のすべての「ケアをする人たち」が気兼ねなく自分自身のケアができるような、個人の意識の醸成や組織の仕組みができればいいのになぁということです。誰かのケアを仕事にされている方もおられるでしょうし、そうでない方でも生きている以上、ほとんどの人は誰かの、あるいは、何かのケアをしている筈です。
職場で上司や部下、同僚のケア、家庭で家族、ペットや植木など、大切にされている生き物のケアをされている方も多いのではないでしょうか。

誰かの、あるいは何かのケアをするのって、思いのほか、時間や労力がかかるものです。
特に、日々ケアをし続けることは、時として疲労の蓄積やストレスの要因にもなり得ます。
ケアをしている人たちは、自分の役割はケアをすることなのだから、自分自身のケアは不要と思われがちの方も多いかも…。でも、自分が疲れている時に、果たして誰かの、あるいは何かのケアが十分にできるでしょうか。

飛行機には緊急事態発生時に備え、酸素マスク装着の仕方などの説明資料があります。
そこには、必ず、先に自分の酸素マスクを装着するようにと書いてあります。まず、自分の安全を確保しなければ、他者に安全を与えることができないという考え方です。これは、決して利己主義な考え方ではありません。共倒れになることを防ぐためにも必要です。

今回の10連休、きっちり休まれた方、仕事柄そう出来なかった方、状況は様々だと思いますが、思い切って長期有給休暇を取ることも酸素マスクを装着することと同じではないでしょうか。
今年4月から、年5日の有休取得が義務付けられました。これも酸素マスクの一つだと思います。
ほかにも、皆さんにとって、酸素マスクに代わるものがある筈です。
それを見つけて、誰かをケアするためにも、まず自分が装着しましょう。

北尾真理子
ひょうご仕事と生活センター上席相談員
株式会社ダイバーシティオフィスKITAO代表
ダイバーシティコンサルタント

上席相談員のブログはこちら
「北尾真理子のつれづれ日記 ダイバーシティのなせる業」
http://diversity-kitao.co.jp/

■5.仕事と生活の調和を図るための支援策[助成金情報]■

ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を応援するため、各種助成金を用意しています。皆様のご利用をお待ちしております。

平成30年度助成金の詳細はホームページをご覧ください。申請書、手引き等がダウンロードできます。

◇中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金(休業コース)
◇中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金(短時間勤務コース)
◇中小企業育児・介護等離職者雇用助成金
◇仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金

■6.編集後記■

「フルヤ工業株式会社」取締役管理本部長、井谷様には大型連休前の大変お忙しいなか執筆をいただきありがとうございました。真摯にワーク・ライフ・バランスの取組をされている企業の方の「生の声」としてぜひ多くの方に知っていただきたいです。
先月お知らせいたしました健康コラムですが、誌面の都合により延期となりました。申し訳ございません。
メルマガ担当 和田

発行

■第108号
■2019年5月21日火曜日発行
■公益財団法人兵庫県勤労福祉協会
ひょうご仕事と生活センター
当センターは兵庫県からの委託事業を行っています
ご意見、ご要望はこちらのアドレスまでお寄せください。お待ちしております!!

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2019年4月号 第107号

ひょうごの”ええ会社 ”づくりに奮闘中!
~センタースタッフ奮闘記~

新年度が始まりましたね。今年度は来月からの新元号への準備もあり、一段と期待や希望が大きなスタートとなっているのではないでしょうか。

それでは、今月のメルマガ、スタートです。

■目次・CONTENTS■

  1. 今月のトピックス
    『阪神事務所の開設について』
    『女性活躍推進プログラム@神戸』の今年度の募集について
  2. WLB先進企業コラム [有限会社広田薬局]
  3. WLBな日々
  4. 真理子のひとりごと
  5. 仕事と生活の調和を図るための支援策[助成金情報]
  6. 編集後記

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■1.今月のトピックス■
。*・。ひょうご仕事と生活センター阪神事務所の開設・。*・。

ワーク・ライフ・バランスの県内全域での取組を一層促進するため、姫路事務所に続き新たに阪神事務所を開設します! より機動性を高め、積極的な企業訪問により、ひょうご仕事と生活の調和推進宣言企業等を拡大していきます!
阪神事務所  尼崎市中小企業センター6階(5月開設予定)
(阪神尼崎駅徒歩5分)
※事務所開設の最新情報はfacebookでお知らせいたします。

☆・*:☆『女性活躍推進プログラム@神戸』の今年度の募集が始まりました。』☆゚・*:☆

10回目となる今回のプログラムでは、キャリアやリーダーシップ、ロジカルシンキング(論理的思考)など例年好評の研修内容のほか、新たな講義として、顧客分析を通して真のニーズを探ることを追加しました。
全7回を通して、異業種で働く女性同士が交流できる場となっています。ご応募お待ちしています。
募集人員 30名程度
実施期間 令和5月~11月(計7回)
実施場所 神戸市男女共同参画センター「あすてっぷKOBE」2階セミナー室
資料代7回分 3,240円
締切は5月8日(水)詳しくは下記HPをご確認下さい。
http://www.city.kobe.lg.jp/life/community/cooperation/joseikatsuyaku
※ご連絡は 神戸市男女活躍勤労課(078-333-3330)までお願いいたします。
◆主催 ひょうご仕事と生活センター 神戸市市民参画推進局男女活躍勤労課
兵庫県経営者協会女性産業人懇話会(通称VAL21)

■2.WLB先進企業コラム■
表彰までのマラソンで得た宝物

「来ていただいて申し訳ないのですが。うちには、胸をはって言えるような取り組みは何にもないんです」

今から数年前、ご縁があって、はじめてセンターコンサルタントの方とお話しをさせていただいた時、私が発した一言目がこれです。

恥ずかしながら、弊社は、ワーク・ライフ・バランスを頑張ったこともなく、認定企業なんてなれるはずがない。表彰を目指して…だなんて有りえないとさえ思っていました。

普段、仲間と話していくなかで、必要なことをただ漠然とやってるだけだと話し、いろいろ質問に答えていった後、コンサルタントの方から驚きの言葉が。
「御社がやってらっしゃるのが、まさにワーク・ライフ・バランスですよ!できてますよ!」。

この言葉から認定企業そして表彰へのマラソンが始まりました。

『どうして、うちの会社がワーク・ライフ・バランスに取り組めているのか』
この疑問を解くために、初めて過去をじっくりさかのぼることにしました。

その中で、先代の生き方・考え方・信念をいろんな資料から探り、考える時間を重ねるたびに、今は亡き祖父・祖母・父親と会話している気分になり、遠い記憶の中に残る先代の行動や言っていた言葉をつなぎ留め、文章に残していく作業はとても心地よく、コンサルタントの方の大きな支えもいただいて、晴れ晴れとした気持ちで表彰というゴールまで走ることができました。

今回表彰申請するにあたって作った資料は、これからの弊社にとっても、先代そして私やこれから引き継ぐ者にとっても、大事な大事な宝物になりました。

このマラソンに、皆さん是非参加してみて下さい。
大きな宝物がきっと見つかります。

有限会社広田薬局 取締役 村松 真江

■3. WLBな日々■

メルマガ読者のみなさんこんにちは、センター長の森本です。

春本番、ルーキーらしき人を見つけると、何とはなしに晴れやかな気持ちになります。企業の皆様も新入社員にワクワクされていることでしょう。
職場全体で、5月病などに落ち込まぬよう、目配り、気配り、心配りをしていただき、新入社員には暖かく接していただきたいものです。

私どもの「ひょうご仕事と生活センター」は6月3日をもって、設立10周年を迎えることとなります。経営者と従業員がともに豊かさを実感できる地域社会をめざして、「ええ会社づくり」を求めて活動を展開してまいりました。

現在の宣言企業から、認定企業、表彰企業へと繋がる活動システムが平成25年に確立されました。宣言企業を増やす「量的拡大」と、認定・表彰企業を増やす「質的向上」を車の両輪として活動しています。また、中小企業助成金制度の他、多くの活動に取り組んでまいりました。

10周年を節目に、次の10年に向けどう展開するのか、「鼎の軽重」が問われることとなります。
方向性としては、今の活動をより充実させること、その上で50年も100年も、それ以上に長く続く「健康長寿企業」ができるように、スタッフ一同知恵を出し合いながら取り組んでまいります。

幸いにも、今年度より活動拠点が神戸事務所に加えて阪神事務所(尼崎)が開設されることになりました。高度技術を持った中小企業の集積地であることと、北阪神地域や丹波・但馬への交通手段の便利さを兼ね備えています。
また、姫路地区も仮事務所を正式に姫路事務所として運用いたします。両地域の関係団体との連携のもと、次の10年を目指した活動を進めてまいります。

平成から令和に元号も改まりました。私どもセンタースタッフ一同、気持ちも新たに活動を進めてまいります。何かあればお気軽にご連絡いただければ幸いです。では皆様、今年度も宜しくお願い申し上げます。

■4.真理子のひとりごと■
「成果を出すチームに共通する最も大切な要素」

Googleという企業の中で、成果を出すチームに共通して見られる5つの要素があるそうです。
心理的な安心感、信頼性、組織構造と透明性、仕事の意味、仕事が与える影響、の5つとのことですが、中でも最も重要な要素は、心理的な安心感が得られることだそうです。

周りの人と異なる意見をもっていることを、堂々と発言できる組織かどうかということは安心できる環境かどうかを示すものだと言えます。『こんなことを言ったら、浮いてしまわないだろうか』、『自分のような下っ端が反対意見を述べてもよいのだろうか』などと気後れすることなく、思ったことをその場で発言できる安全、安心な組織かどうか、それが、そのチームが成果を出せるか否かにかかわるのです。

ダイバーシティ(人材の多様性)研修で、「三人寄れば文殊の知恵」という諺を紹介することがあります。自分一人だけでは思いつけない解決策やアイデアを、異なる知識や経験をもつ二人が参加することで、より良い方法が見つかるという意味だということはご存じだと思いますが、ここで重要なことは、一人目の人が思いつかない良いアイデアを、残る二人が思いついた時、果たしてその場で堂々と発言できるかどうかということです。一人目の人が、自分たちよりも位が高かったり、プライドが高かったりした場合、その人に対して反対意見を言えるかどうか...。それができないのでは、いくらその場に三人いたとしても、一人しかいないのと同じ状態ですよね。組織に多様な人材がいても、多様だからこそ気づくアイデアを安心して提案できない組織は、単に多様性があるだけで、活かされているとは言えません。

ダイバーシティが尊重され、十分に活用されている組織では、コンプライアンスの問題が発生しにくいというデータもあるようです。誰もが、いつでも安心して発言でき、いきいきと働ける環境があるかどうかが、その組織の成功を左右します。ダイバーシティが尊重され、活用されている組織ではワーク・ライフ・バランスの実現も推進されやすいんですよね。

北尾真理子
ひょうご仕事と生活センター上席相談員
株式会社ダイバーシティオフィスKITAO代表
ダイバーシティコンサルタント

上席相談員のブログはこちら
「北尾真理子のつれづれ日記 ダイバーシティのなせる業」
http://diversity-kitao.co.jp/

■5.仕事と生活の調和を図るための支援策[助成金情報]■

ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を応援するため、各種助成金を用意しています。皆様のご利用をお待ちしております。

平成30年度助成金の詳細はホームページをご覧ください。申請書、手引き等がダウンロードできます。

◇中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金(休業コース)
◇中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金(短時間勤務コース)
◇中小企業育児・介護等離職者雇用助成金
◇仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金

■6.編集後記■

今号では「有限会社広田薬局」取締役村松様より先進企業コラムに寄稿いただきました。
有難うございます。大切な宝物づくりのお手伝いができましたこと、職員一同とても嬉しく思っております。一社でも多く宝物づくり・健康長寿企業作りのお手伝いが出来ますよう、気持ちも新たに取り組んでまいります。
来月も先進企業コラムに寄稿いただく予定です。健康についてのコラムも予定していますのでどうぞお楽しみに♪
メルマガ担当 和田

発行

■第107号
■2019年4月16日火曜日発行
■公益財団法人兵庫県勤労福祉協会
ひょうご仕事と生活センター
当センターは兵庫県からの委託事業を行っています
ご意見、ご要望はこちらのアドレスまで、ドシドシお寄せください。

お問い合わせ
info@hyogo-wlb.jp
ホームページ
https://www.hyogo-wlb.jp/
Facebookページ
https://www.facebook.com/WLB.Hyogo

※当メルマガは毎月第3火曜日に配信しています。
配信されなかった場合はお手数ですが、センターまでご連絡ください。

2019年3月号 第106号

ひょうごの”ええ会社 ”づくりに奮闘中!
~センタースタッフ奮闘記~

昼休みに散歩をしていると胸に花をつけた学生を見かけました。卒業シーズンですね。節目として今までを振り返り、成長を感じる時でもあります。新年度から、環境が変わる方も、変わらない方も、じっくりと今までの自分を見つめる時間があっても良いのではないでしょうか。(企業・団体さまの取組を確認するために、センターの自己診断システムをご活用ください!)

それでは、今月のメルマガ、スタートです。

■目次・CONTENTS

  1. 今月のトピックス
    『助成金の拡充について』
  2. WLBな日々
  3. 真理子のひとりごと
  4. 仕事と生活の調和を図るための支援策[助成金情報]
  5. 編集後記

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■1.今月のトピックス■
・。*・。中小企業育児・介護等離職者雇用助成金の支給対象を拡大します・。*・。

前職を結婚、配偶者の転勤、妊娠、出産、育児、介護の理由で離職した人を、正社員(短時間勤務正社員を含む)、非正社員(フルタイム)で雇用した事業主に助成をしています。
4月より、助成金を支給する対象労働者の雇用形態に「非正社員(フルタイム以外。ただし社会保険被保険者に限る)」を追加します。

【追加内容】
●支給対象の雇用形態:「非正社員(フルタイム以外。ただし社会保険被保険者に限る)」
●支給額:10万円

☆支給額☆
・正社員  50万円
・短時間勤務正社員 40万円
・非正社員(フルタイム) 20万円
・非正社員(フルタイム以外。ただし社会保険被保険者に限る) 10万円
※詳細は、4月以降センターホームページでご確認ください

■2. WLBな日々

調査チームの大西です。
ただ今、小学3年生と6年生の子育て中。専業主婦だった私は、仕事を始めて育児への考え方が変わりました。

2歳頃の娘は、スーパーでカートを押したがって大泣き。床に寝そべり道を塞ぐので何も買えずに帰宅。一緒に遊んでいる友達をつねる、叩く、暴れるなどなど…。いつも「すみません」と謝ってばかりいました。独身時代は幼児と関わる仕事をしていたのですが、我が子となると全く別。「私は、ちゃんと子育てができていないのでは」と反省の日々でした。そして、残業・休日出勤でほとんど育児に関われない夫。こんなタイミングで育児うつなどが始まるのではないか‥‥と感じることも。実家の近くに住むことができ、私にとっては本当にありがたかったです。

子育てに夢中で過ごしてきましたが、ある時、自分の型だけにはめ込んでの育児をしていることに疑問を感じ、週3日2時間の仕事を始め、子供と離れる時間を作りました。仕事は、自分のペースで動くことができ、そして精一杯取り組むと評価してもらえます。私の貴重な時間のひとつとなりました。

その頃、友達から「フルタイムの仕事が採用になったけれど子供も小さいしどうしよう」との相談を受けました。私は「子供と一緒に過ごせるのは今しかないよ。フルタイムは可哀想なのでは」と言いました。そのころ私の中に残っていたのは3歳児神話。今思えばそれによって自分も葛藤していたのだと思います。

もちろん、子供と過ごす時間は大切です。しかし、愛情は時間の長さだけではなく、子供が感じ心に通じる想いです。たくさんの人から愛情を感じることも子供のためを考えるには大切なことだと思います。仕事と育児どちらも、深い想いで接することができれば、親子共にいきいきと過ごせるのではないでしょうか。当たり前のことかもしれませんが、私にはようやく分かったことです。

■3.真理子のひとりごと■
「LGBT(その2)」

先月に続き、LGBTについて話します。先月号のメルマガが発信された後、奇しくも、東京で、LGBTの人たちが、同性婚を認めるよう法改正を訴え、デモをしたというニュースが流れました。その少し後には、アジア諸国の中では初めて、台湾が、同性婚を認めるよう5月の法改正に向けて動き始めたという記事も出ました。日本は、いつになったら同性婚を認めるようになるのでしょうか。

20年以上前のことですが、アメリカ人でレズビアンの友人に、『好きなら好きで結婚しなくても一緒に暮せばいいじゃないの、なぜ結婚しないとだめなの』と尋ねたことがありました。当時、アフリカ系アメリカ人のパートナーと暮らしていた彼女の答えを聞き、自分の無知さを恥ずかしく思いました。(当時の私は、まだダイバーシティコンサルタントにはなっていませんでした。)

彼女からは、結婚していないと、二人は他人ということなので、緊急手術が必要な時などに、一番身近な存在であるにもかかわらず、パートナーが手術や治療方法の同意書にサインできない、そのため、レズビアンであることが原因で、疎遠になってしまった実の家族にわざわざ連絡し、サインしてもらう必要がある、あるいは、一度は、異性と結婚し、その時に生まれた子どもと一緒にパートナーと暮らしているレズビアンの人もいるけど、彼女のパートナーはその子どもの親にはなれない、パートナーやその子どもに保険金や遺産を贈与するのもひと苦労なのよ、といった悲痛な訴えが返ってきました。

同性カップルは子どもがもてないから生産性がないと言った議員もいましたが、異性と結婚していても子どもをもたない夫婦、あるいは、もてない夫婦もいます。日本でも、同性カップルが、実の親が育てられない子どもを養子に迎え、法的には二人の子とは認められないものの幸せに暮らしている家族もあるようなのに…。

先進国である日本が、ことダイバーシティに関しては、まだまだ遅れていることは、一国民としても、ダイバーシティコンサルタントとしても、残念な限りです。

北尾真理子
ひょうご仕事と生活センター上席相談員
株式会社ダイバーシティオフィスKITAO代表
ダイバーシティコンサルタント

上席相談員のブログはこちら
「北尾真理子のつれづれ日記 ダイバーシティのなせる業」
http://diversity-kitao.co.jp/

■4.仕事と生活の調和を図るための支援策[助成金情報] ■

ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を応援するため、各種助成金を用意しています。皆様のご利用をお待ちしております。

平成30年度助成金の詳細はホームページをご覧ください。申請書、手引き等がダウンロードできます。

◇中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金(休業コース)
◇中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金(短時間勤務コース)
◇中小企業育児・介護等離職者雇用助成金
◇仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金

■5.編集後記■

最後までお読みいただきありがとうございます。
4月から「働き方改革関連法」が順次施行されていき、より一層柔軟な働き方への取組が必要となってきます。少しでも、みなまさのお力になれるようにと新年度に向けて意気込んでおります。これからも、ひょうご仕事と生活センターをよろしくお願いします。
メルマガ担当 大西

発行

■第106号
■2019年3月19日火曜日発行
■公益財団法人兵庫県勤労福祉協会
ひょうご仕事と生活センター
当センターは兵庫県からの委託事業を行っています
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お問い合わせ
info@hyogo-wlb.jp
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2019年2月号 第105号

ひょうごの”ええ会社 ”づくりに奮闘中!
~センタースタッフ奮闘記~

もうすぐ桃の節句。日だまりの暖かさには春の到来を感じます。新年度に向けての取組準備として、ぜひ今月発行の『WLBな会社ガイド』をご参考にしてください!(無料でお送りします)
詳しくはトピックスで!!

■目次・CONTENTS

  1. 今月のトピックス
    学生向け事例集『平成30年度版WLBな会社ガイド』のご紹介
  2. WLBな日々
  3. 真理子のひとりごと
  4. 仕事と生活の調和を図るための支援策[助成金情報]
  5. ひょうご仕事と生活センターからのお知らせ
    『多様な人材を活かす組織を創る!~「アンコンシャス・バイアス」トレーニングを体験する~』参加者募集
  6. 編集後記

登録・メールアドレスの変更、解除はこちらからお手続き下さい。

■1.今月のトピックス■
・。*・。学生向け事例集『平成30年度版WLBな会社ガイド』のご紹介・。*・。

恒例の学生向け事例集「平成30年度版WLBな会社ガイド」を発行しました!
この事例集は、これから就職活動をスタートする学生の皆さんに「WLB(ワーク・ライフ・バランス)ってどういうこと?」「WLBな会社ってどんな会社?」を伝え、WLBの視点を持って就職先を選んでもらうことを目的とした冊子です。
企業・団体の皆さまにとっても、表彰企業の事例を通し、WLB取組が成功するヒントとなる情報をお伝えできるものになっています。
より良い就職活動に向けて、採用する側も、採用される側にも参考になる情報をたくさん掲載しておりますので、ぜひご覧ください!

【今回の事例集のポイント】
1. WLBな会社
 「平成30年度ひょうご仕事と生活のバランス企業表彰」を受賞された11企業・団体の取組事例を分かりやすく記載しています。
2. わたしの就活体験記
 「WLBな会社」に勤める入社1~3年目の若手社員の皆さんが、①どんなスケジュールで就職活動をしたか、②どうやってこの会社を見つけ、応募することにしたのか、③どんなことに気を付け、何を大切にして就職活動をしたか…など、これからの就職活動や採用活動の参考になる体験談が満載です。
3. ひょうご仕事と生活のバランス企業表彰 表彰企業一覧
 これまでにセンターが「ひょうご仕事と生活のバランス企業表彰」で表彰した企業・団体の一覧を掲載しています。
学生の方はもちろん、WLBに取り組みたい企業・団体様もぜひ参考にしてください。
PDFデータは、こちらからご覧ください。
★冊子を希望の方は電話又はE-mailにてお申し込みください。※無料
①~⑥の内容をお知らせください
①企業・団体名 ②住所 ③電話番号 ④担当者所属・氏名 ⑤必要部数 ⑥利用目的
【電話】078-381-5277
【E-mail】info@hyogo-wlb.jp

■2. WLBな日々

こんにちは。
センターで事務を担当しています川村と申します。
どうぞよろしくお願いいたします。

年明けから猛威を振るっているインフルエンザになり、健康のありがたみを痛感する日々を過ごしました…健康だからとあまり過信しすぎず、体にも耳を傾け、何事にも余裕をもつことが大切ですね。

私は、『ワーク』の面では、数年前からセンターで研修ご依頼の受付やキーパーソン養成講座等のセミナー運営等、相談実践支援に関する事務を担当させていただいていますが、『ライフ』面では、週に2日程、ボルダリングで体を動かしています。

ホールド(壁についているカラフルな石)を掴んで、設定されている課題に挑むのですが、体の位置や手順が異なると、思わぬところで壁から剥がされたり、動けなくなったり、足が滑ったりと、ちょっとした体の動き一つで次の一手が取れるか取れないかが変わってくるので、ゴールを掴むまではハラハラドキドキ、油断できません!
自分にとって限界ギリギリレベルや苦手な動きの課題が登れた時の達成感と解放感、他の方の完登シーンも自分事のように嬉しく、気が付けば病みつきになっていました。
一人で集中して考える時間も、年齢性別職業関係なく、みんなでわいわいセッションしながら一手ずつ解読する時間もどちらも楽しく、日々の活力に繋がっていると思います。

そして、ジムに行く日は、朝から『今日はジムに行くぞ!』という気持ちで、心なしか時間を意識しながら仕事に取り組んでいるような気がするので、退社後に何かワクワクする予定があるのは、自分にとっては、メリハリがもてて業務効率につながっていると感じています。

仕事でもボルダリングでも『出来ない』という思い込みを外して柔軟に対応できるよう、作戦を立てて挑んでいきたいですね!

■3.真理子のひとりごと■
「LGBT」

公立中学校の制服が変わってきています。以前は、女子はスカート、男子はスラックスと決まっていましたが、今は個人が自由に選べる所が増えているようです。

中学生になった知人のお嬢さんが、『小学生の時はスラックスでもOKだったのに、中学では、なぜ女子は制服でスカートと決まっているの?』と両親に質問したそうです。また、少し前までは、職場で、『女性なのになぜスカートじゃないの?』といったハラスメント発言が、同僚や上司からあったという話も聞きました。

最近、メディアにもLGBTという言葉がよく登場します。Lはレスビアン、Gはゲイ、Bはバイセクシャル、Tはトランスジェンダーの頭文字で作られた言葉です。日本では、当事者の方たちを性的少数者(マイノリティー)と総称されています。統計の種類によって、その数には多少ばらつきがあるようですが、13人に1人は当事者だと言われています。そんなに少ない数とは言えませんよね。

外見は女性でも心は男性という当事者の方やその逆の方にとっては、自認している性に逆らった装いをすることが苦痛な方もおられます。誤解のないように申し添えますが、スカートよりスラックスを好む女性が、あるいはその逆のケースの男性が、すべて当事者だということでは決してありません。でも、この変化は、当事者の方にとっては朗報ですね。

自治体のアンケートでも、性別を選ぶ欄に、「自認されている性をお選びください」と注釈されていることも増えてきています。同性婚OKのニューヨーク州に本店がある宝飾店が、ゲイのカップルの写真をエンゲージリングのPRポスターに起用しました。まさに時代の先端を行く、素晴らしいことだと思います。

多様な人材を確保し、その違いを理解、尊重し、その違いによって生じる創造性や革新性を組織運営やビジネスに活かすことの重要性が取りざたされるようになってから長い時間が経過しています。今一度、自分の周りには多様な方々が存在し、その中にはLGBTの方がおられる可能性があることを思い出しましょう。

北尾真理子
ひょうご仕事と生活センター上席相談員
株式会社ダイバーシティオフィスKITAO代表
ダイバーシティコンサルタント

上席相談員のブログはこちら
「北尾真理子のつれづれ日記 ダイバーシティのなせる業」
http://diversity-kitao.co.jp/

■4.仕事と生活の調和を図るための支援策[助成金情報] ■

ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を応援するため、各種助成金を用意しています。皆様のご利用をお待ちしております。

平成30年度助成金の詳細はホームページをご覧ください。申請書、手引き等がダウンロードできます。

◇中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金(休業コース)
◇中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金(短時間勤務コース)
◇中小企業育児・介護等離職者雇用助成金
◇仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金

■5.ひょうご仕事と生活センターからのお知らせ■
-多様な人材を活かす組織を創る!-
「アンコンシャス・バイアス」トレーニングを体験する

◆講 師 守屋 智敬 氏
株式会社モリヤコンサルティング代表取締役
一般社団法人アンコンシャスバイアス研究所代表理事
◆日 時 2019年3月15日(金)13:30~15:30
◆会 場 あすてっぷKOBE・神戸市男女共同参画センター(神戸市中央区橘通3-4-3)
◆定 員 100名(先着順)
◆参加費 無料
◆申込方法
1.電話(神戸市イベント案内・申込センター)
078-333-3372
2.WEB(申込サイト)
https://kobecity-official-event.jp/form/272
※PDFチラシ
https://www.hyogo-wlb.jp/eventlist/seminar/item4738
【主催】神戸市
【後援】ひょうご仕事と生活センター、関西女性活躍推進フォーラム、神戸経済同友会、神戸商工会議所、兵庫県経営者協会

■6.編集後記■

駅にあるポスター『ぶつかった、とあなたは思う。ぶつかってきた、と周りは思う。』歩きスマホに注意を促すキャンペーンの言葉です。
自分が思っていることと相手が感じていることは同じではなく、それぞれの捉え方は違う。歩きスマホだけでなく生活や仕事でも言えることだと思います。当り前に思っていることもバイアスが働いてしまっているかもしれません。いろいろな角度から見ることができる習慣をつけていきたいとポスターを見るたび感じています。
ぜひ、3月15日の講座で「アンコンシャス・バイアス」トレーニングを体験してみてください!
メルマガ担当 大西

発行

■第105号
■2019年2月19日火曜日発行
■公益財団法人兵庫県勤労福祉協会
ひょうご仕事と生活センター
当センターは兵庫県からの委託事業を行っています
ご意見、ご要望はこちらのアドレスまで、ドシドシお寄せください。

お問い合わせ
info@hyogo-wlb.jp
ホームページ
https://www.hyogo-wlb.jp/
Facebookページ
https://www.facebook.com/WLB.Hyogo

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2019年1月号 第104号

ひょうごの”ええ会社 ”づくりに奮闘中!
~センタースタッフ奮闘記~

本年も、企業・団体さま、そして皆さまにとってWLBの取組が、より充実した日々へと繋がるようスタッフ一同、精一杯支援してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

2019年 第1号!メルマガスタートです!!

■目次・CONTENTS

  1. 今月のトピックス
    『ワーク・ライフ・バランス基礎講座』参加者募集中
    『阪神北地域雇用対策セミナー』を開催!
  2. 新年のご挨拶
  3. 真理子のひとりごと
  4. 仕事と生活の調和を図るための支援策[助成金情報]
  5. 編集後記

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■1.今月のトピックス■
☆お申込みまだ間に合います!☆
~ひょうご仕事と生活の調和推進企業宣言ご登録企業の皆さま対象~
「これだけはおさえておこう!ワーク・ライフ・バランス基礎講座」

「WLBのことをよく知らない」「どう取り組んでいいのか分からない」など、WLB推進のご担当者様には、お悩みが絶えないことと存じます。
WLBに取り組みたい企業・団体様向けに、具体的なポイントを紹介します!
皆さまのご参加をお待ちしております!

【姫路会場】
◆開催日時 2019年2月6日(水)  13:30~15:00
◆開催場所 兵庫県立姫路労働会館 第5会議室(姫路市北条1-98)
◆定員   30名
【神戸会場】
◆開催日時 2019年2月13日(水) 13:30~15:00
◆開催場所 兵庫県中央労働センター 視聴覚室(神戸市中央区下山手通6-3-28)
◆定員   40名 申込方法など詳細はHPをご確認ください。
https://www.hyogo-wlb.jp/eventlist/kiso/item4542

阪神北地域雇用対策セミナー
-+-+-+ 正しい働き方改革の進め方 ~仕事を見直し効率的に働く~ +-+-+

働き方改革関連法が2018年6月に成立し、2019年4月1日から順次施行されていく一方、若年者人口の減少により企業にとって必要な人材確保が困難な状況になっています。こうした中で働く人の仕事と生活の調和を目指した「働き方改革」を進めていくには、今までの仕事のやり方を見直し、効率化することが不可欠です。
このセミナーでは、働き方改革を進めるに当たり、仕事の改廃や仕事の進め方の見直しといった業務改善手法を活用し、仕事を効率化する取り組み方を、成功事例を交えながら考えます。ぜひご参加ください。

◆2019年2月19日(火)13:30~15:00
◆会場 宝塚市立中央公民館 ホール
◆講師 井原 準哉 氏
ひょうご仕事と生活センター外部相談員
株式会社イデア・ビジネスクリエイト代表取締役
経営コンサルタント
◆定員 70名(先着順)
◆参加費 無料
※申込方法、詳細はこちらをご確認ください
https://www.hyogo-wlb.jp/eventlist/seminar/item4616

【主催】兵庫県阪神北県民局
【共催】伊丹経営者協会、連合兵庫北阪神地域協議会、ハローワーク西宮・伊丹・三田、ひょうご仕事と生活センター
【後援】伊丹商工会議所、宝塚商工会議所、川西市商工会、三田市商工会、猪名川町商工会

■2. 新年のご挨拶
~ 亥年のおもしろ話 ~

センター長 森本洋平

メルマガ読者の皆さま、明けましておめでとうございます。
ご家族お揃いで、健やかな新年を迎えられたことと、お慶び申し上げます。

今年は十二支最後の「亥」ですが、残念なことに昨年末より「豚コレラ」のニュースが流れ、イノシシさんも心配しているのではないでしょうか。
新年です、もっと明るく楽しいお話をさせていただきたいと思います。

中国の三大奇談(金瓶梅・封神演義・西遊記)と言われている一つ「西遊記」にも猪に似た登場人物(妖怪)が出てまいります。
ご存知、猪か豚かわからん猪八戒(妖怪)として描かれています。三蔵法師・孫悟空・沙悟浄と共に天竺に経典を求めて旅をする物語です。

この、猪八戒は度々名前が変わってゆくことでも面白い存在です。元々、天界では将軍である「天蓬元帥(てんぽうげんすい)」だったといわれており、後に観音菩薩と出会い「緒悟能(ちょごのう)」という名前をもらうこととなります。

そののち、八戒を守り通していることを三蔵法師に認められ「猪八戒」という名前をあたえられたといいます。ちなみに天竺より帰還した後、未来世に浄壇使者になることを、釈迦如来に約束されます。法事の祭壇を清める(供物を食べられる)役で、八戒の大食いに配慮しての事であったとの事。

おもしろいついでに、八戒について一言。仏教信者が通常守るべき、五戒に三戒を加えて八戒としたもので、殺さない・盗みをしない・性行を行わない・嘘をつかない・酒を飲まないという、五戒に、正午以降に食事をしない・歌舞音曲や華美な服装をしない・贅沢な寝具や座具でくつろがない、という三戒を合わせて八戒を守る事だとされています。

この八戒を八斎戒(毎月8・14・15・23・29・30日)に行って、自分の行動を慎むというもの。
月に6日は無理でもせめて一日ぐらいは挑戦してみる価値があるのかも。

最後に少々線香の匂いがしそうで、失礼いたしました。
正月の戯言とお聞き流し下さい。では皆さん「今年もご健康に。」

■3.真理子のひとりごと■
「1日1回、褒めよう」条例施行

新年に際し、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年12月27日付け神戸新聞朝刊に、兵庫県多可町で、町民らが家族、友人、職場の同僚達の良い点を見つけ、言葉で伝えあうことで地域活性化をめざす「一日ひと褒め条例」が、この1月1日から施行されるという記事を見つけました。とても良いことですよね。古来、「言わぬが花」、「阿吽の呼吸で」、「沈黙は金」などという諺がありますが、読心術でもできない限り、何事も言葉にして言われないとわかりませんよね。褒めるって決して難しいことではない筈なのに、「言うは易し、行うは難し」という感じはしますね。

最近、ハラスメント関連の報道も増えました。中でも特に、管理職の方々が悩ましいと思われているのが、パワハラ(パワーハラスメント)。指導のつもりで叱咤したことがパワハラと取られないかとお悩みのようです。その方々にお尋ねしたいと思います。『日頃、部下の方たちをどの位の頻度で褒められていますか』と。『少なくとも1日1回は褒めています』と答えられた方々は、パワハラと訴えられることはまずないと思います。

某研修で、上司と部下それぞれに、部下のスキルについて同じ質問に対して各自5段階評価をしていただくようにお願いした結果、部下の方は全般的に低めに評価されているのですが、上司の方は高めに評価されているという事例を目にしました。部下の方いわく、日常、上司からほとんど褒められないとのこと。特に注意されることもないので、このままでいいのかなと思いつつ仕事を進めているが、なかなか自信がもてないでいるとも...。

良い点を見つけたら、その都度、具体的に褒めましょう。そうし続けていれば、相手への思いやりは必ず伝わる筈です。パワハラなのか叱咤激励なのか、その分かれ目は、日頃、相手をどれだけ褒めてあげているかどうかにかかっているように思います。 今年から、皆様も、職場で、ご家庭で、「1日1回、褒めよう」条例を施行されてはいかがでしょうか。

北尾真理子
ひょうご仕事と生活センター上席相談員
株式会社ダイバーシティオフィスKITAO代表
ダイバーシティコンサルタント

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「北尾真理子のつれづれ日記 ダイバーシティのなせる業」
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■4.仕事と生活の調和を図るための支援策[助成金情報] ■

ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を応援するため、各種助成金を用意しています。皆様のご利用をお待ちしております。

平成30年度助成金の詳細はホームページをご覧ください。申請書、手引き等がダウンロードできます。

◇中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金(休業コース)
◇中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金(短時間勤務コース)
◇中小企業育児・介護等離職者雇用助成金
◇仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金

■6.編集後記■

昨年末、学生時代からの女友達と集まる機会があり、その中で夫の話へとなりました。
働き方改革で残業ができなくなり結局自宅で仕事をしている、トップがワーク・ライフ・バランスに理解がなく長時間労働が続いている、ワンオペ育児と介護など様々な話が出てきました。世間で言われている改革と会社のギャップや、改革しても制度や仕組みが現場の実態に合っていないことに対して、妻としてのもどかしさ。育児と介護を担い、体力的にも精神的にも一人で抱える負担。
魔法のように、急には変わりませんが、少しずつ各企業が自社に合ったワーク・ライフ・バランスを浸透させて、より一層生活も充実できるようになればと願った忘年会でした。
メルマガ担当 大西

発行

■第104号
■2019年1月15日火曜日発行
■公益財団法人兵庫県勤労福祉協会
ひょうご仕事と生活センター
当センターは兵庫県からの委託事業を行っています
ご意見、ご要望はこちらのアドレスまで、ドシドシお寄せください。

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