• 文字
  • 中
  • 大

2018年メールマガジン

2018年バックナンバー

2018年12月号 第103号

ひょうごの”ええ会社 ”づくりに奮闘中!
~センタースタッフ奮闘記~

平成最後の年越しまで、あと少し。
風邪予防などの健康管理にも気をつけて
素敵な年末年始を過ごしてください!

それでは、寒さに負けずメルマガスタートです!

■目次・CONTENTS

  1. 今月のトピックス
    『ひょうご仕事と生活の調和推進企業認定』の募集スタート!
    『ワーク・ライフ・バランス基礎講座』を姫路・神戸の2会場で開催
  2. WLBな日々
  3. 真理子のひとりごと
  4. 仕事と生活の調和を図るための支援策[助成金情報]
  5. ひょうご仕事と生活センターからのお知らせ
    『これからの働き方が変わる?!-将来に向けた人材の育て方-』参加者募集
  6. 編集後記

登録・メールアドレスの変更、解除はこちらからお手続き下さい。

■1.今月のトピックス■
☆平成30年度 第2回 『ひょうご仕事と生活の調和推進企業認定』の募集スタート!☆

当センターでは、ワーク・ライフ・バランスを実現する制度整備や働き方の見直し、組織風土の醸成に向けた取組を支援するとともに、取組を進め一定の成果を収めている企業・団体等を【認定】し、さらに先進的な取組を実施している企業を【表彰】しています。
まずは、【認定】にご応募ください。

゜・。☆認定企業になると☆。・゜
1.働きやすい職場としてホームページ等で広報します。
2.ハローワークの求人票や求人広告などでPRできます。
詳細はこちら
https://www.hyogo-wlb.jp/news/bosyu/item4527

・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。
~ひょうご仕事と生活の調和推進宣言企業の皆さま必見!~
☆「ワーク・ライフ・バランス基礎講座」を姫路・神戸の2会場で開催!☆

「WLBのことをよく知らない」「どう取り組んでいいのか分からない」など、WLB推進のご担当者様には、お悩みが絶えないことと存じます。
WLBに取り組みたい企業・団体様向けに、具体的なポイントを紹介します!
皆様のご参加をお待ちしております!

【姫路会場】
◆開催日時 2019年2月6日(水)  13:30~15:00
◆開催場所 兵庫県立姫路労働会館 第5会議室(姫路市北条1-98)
◆定員   30名
【神戸会場】
◆開催日時 2019年2月13日(水) 13:30~15:00
◆開催場所 兵庫県中央労働センター 視聴覚室(神戸市中央区下山手通6-3-28)
◆定員   40名 申込方法など詳細はHPをご確認ください。
https://www.hyogo-wlb.jp/eventlist/kiso/item4542

■2. WLBな日々

今年4月より、ひょうご仕事と生活センターにまいりました、瀬岡と申します。

気がつけば、今年もあとわずか・・といわれる時期です。
ワーク・ライフ・バランスに囲まれた9ヶ月でしたが、実は、私、センターに勤務するまで『WLB』『ワーク・ライフ・バランス』ということばを知りませんでした・・。

私が社会人をスタートさせた30年前は「24時間戦えますか?」というCMメロディーが流行したころでしたから、新入行員の私も12時間以上、仕事場にいるのは当たり前、もちろん夏休み以外の休暇を取得した記憶もありません。
ただ、私にとっては失敗し、怒られ、努力したその日々が、その後の仕事を続けていくうえで、力となり自信になりました。(もう二度と経験したくないですが)
そして、忙しいからこそ効率的な仕事の仕方や、フォローをし合える環境をつくることが大切であることを学びました。

いくつか職場が変わることにより、仕事内容はもちろん、人間関係もそのたびに新しくなるのですが、多くの方々に助けていただき働き続けることができていると感じます。
今年は新しい仕事を覚えることに精一杯で、フォローしてもらうばかりでワーク・ライフ・バランスにはほど遠い日々でしたが、来年は誰かの“ワーク・ライフ・バランスな日々”のお役にたてますように。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

■3.真理子のひとりごと■
「役割は多い方がいい」

Facebook最高執行責任者のシェリル・サンドバーグ氏が、著書「リーン・イン」で、役割が多いほうが幸せも多くなると書いています。もちろん役割が多いということは、それだけ負荷もかかり、WLBの観点からも大変な思いをすることも多い筈。でも、役割が多い場合、一つの役割でイヤなことがあっても、他の役割で良いことがあれば、それで相殺されるという利点もあります。

仕事と子育ての両立体験者が話してくれました。「仕事を辞めて子育てだけに専念していたら、とんでもない過保護親になり、子どもをダメにしていたかも...。仕事で何かイヤなことがあっても、子どもの笑顔を見れば癒される。逆に子育てで落ち込むことがあっても、仕事に没頭すれば、あるいは仕事で何か良いことがあれば、その憂さが晴れる。私にとって、仕事だけ、子育てだけという二者択一の人生はあり得ない。両者を同時に体験することで、うまくバランスが取れている」と。

2010年春、本格的に母の介護が始まりました。時に仕事を休むことはあっても、辞めることは全く考えませんでした。もし私が他の役割をすべて放棄し、母の介護だけに専念していたら、母亡き後、すっかり落ち込み、いまだに立ち直れていなかったかもしれません。

先月の「ひとりごと」にも書きましたが、アウトソースもしながら、仕事や他の社会的役割を持ち続けていたため、人とのお付き合いや外出の機会も多く、じっくりと寂しさや悲しさに浸っている時間もない程、忙しい日々を過ごしています。母が旅立った直後は、1人でいると1日数回、かなり長時間、号泣していました。それも今では、2-3日に1回と、その頻度も、泣いている時間も減りました。娘という役割だけでなく、その他、様々な役割を、複数、持ち続けているからこそ、自分なりに、母の死という、人生における一大変化を受け止めることが出来ているように思います。

皆さんは、今、いくつ役割をお持ちですか? 少ないようなら、もう少し増やしてみてもいいかもしれませんね。

北尾真理子
ひょうご仕事と生活センター上席相談員
株式会社ダイバーシティオフィスKITAO代表
ダイバーシティコンサルタント

上席相談員のブログはこちら
「北尾真理子のつれづれ日記 ダイバーシティのなせる業」
http://diversity-kitao.co.jp/

■4.仕事と生活の調和を図るための支援策[助成金情報] ■

ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を応援するため、各種助成金を用意しています。皆様のご利用をお待ちしております。

平成30年度助成金の詳細はホームページをご覧ください。申請書、手引き等がダウンロードできます。

◇中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金(休業コース)
◇中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金(短時間勤務コース)
◇中小企業育児・介護等離職者雇用助成金
◇仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金

■5.ひょうご仕事と生活センターからのお知らせ■
┏┿━━・・・
╂┘中小企業向け人材確保プロジェクト!
-これからの働き方が変わる?!-将来に向けた人材の育て方- ┌╂
                         ・・・━━┿┛

◆講 師 中野 雅至 氏
【プロフィール】1989年同志社大学文学部卒業、厚生労働省大臣官房国際課課長補佐などを経て、2014年から神戸学院大学教授就任。
毎日放送の「ちちんぷいぷい」「Voice」読売テレビの「あさパラ!」などテレビ出演にと活躍中
◆日 時 2019年1月9日(水)14:30~16:30
◆会 場 神戸クリスタルホール(神戸クリスタルタワー3階)
◆対象者 企業で人材確保・育成にお悩みのある方
◆定 員 100名(先着順)
◆参加費 無料
申込方法、詳細はこちらをご確認ください
https://www.j-hiroba.jp/pdf/usr/default/f1Q-m-H-1.pdf
【主催】若者しごと倶楽部(ジョブカフェひょうご)
一般財団法人 兵庫県雇用開発協会 ひょうご・しごと情報広場

■6.編集後記■

店から流れてくるクリスマスソングが年末のムードを高めます。
我が家にも、クリスマスツリーが登場。今年は、子供達に組立から全て任せてみました。
普段喧嘩が多い姉妹ですが、相談しながらの飾り付けが始まり
~ドンドン発想は広がります~
枝の間から鹿のぬいぐるみが覗いています。どうやら、ツリーは鹿の家らしく上階に上がれるジャンプ台の枝もあります。私が飾り付けをしていたら、きっと見栄えの良さ重視の普通のツリーになっていたでしょう。後日、買い物に行くと「これをツリーにつるしたら?」と、まだワクワクの創造は続いているようです。
「仕事で求められる新しい企画や構想、アイデアもきっと、こんな柔軟な発想力が大切なのだろうな」と自分の固まった考え方に気付きます。仕事だけではなく、遊びや生活もより豊かに充実させる発想力をつけていきたいものです。

最後まで、お読みいただきありがとうございます。
来年も、WLBで皆さまに笑顔を届けられるように情報を配信していきます!
どうぞよろしくお願いします。
メルマガ担当 大西

発行

■第103号
■2018年12月18日火曜日発行
■公益財団法人兵庫県勤労福祉協会
ひょうご仕事と生活センター
当センターは兵庫県からの委託事業を行っています
ご意見、ご要望はこちらのアドレスまで、ドシドシお寄せください。

お問い合わせ
info@hyogo-wlb.jp
ホームページ
https://www.hyogo-wlb.jp/
Facebookページ
https://www.facebook.com/WLB.Hyogo

※当メルマガは毎月第3火曜日に配信しています。
配信されなかった場合はお手数ですが、センターまでご連絡ください。

2018年11月号 第102号

ひょうごの”ええ会社 ”づくりに奮闘中!
~センタースタッフ奮闘記~

澄んだ青空が広がる秋。
街路樹や山の木々も色づき始め
鮮やかさに、心が洗われるようです。
それでは、メルマガスタートです!

■目次・CONTENTS

  1. 今月のトピックス
  2. WLBな日々
  3. 真理子のひとりごと
  4. 仕事と生活の調和を図るための支援策[助成金情報]
  5. 『お仕事川柳』を募集中![兵庫県立姫路労働会館]
  6. 編集後記

登録・メールアドレスの変更、解除はこちらからお手続き下さい。

■1.今月のトピックス■
・゜・☆2019年オリジナル卓上カレンダーができました!!☆。・゜
★先着300名様にプレゼント!!★

ワーク・ライフ・バランスの取組を支援するため、キャッチフレーズのグランプリ作品とWLB7(センターキャラクター)が登場するオリジナル卓上カレンダーを作成しました。
ご希望の方には無料でプレゼントします!
【お申込み方法】
住所・氏名を明記し140円切手を貼った返信用の長3封筒(A4判3つ折りサイズ)を同封のうえ、ひょうご仕事と生活センターに郵送。または、当センターへ直接お越しください。
◎郵送先
〒650‐0011 神戸市中央区下山手通6‐3‐28 兵庫県中央労働センター1F
公益財団法人兵庫県勤労福祉協会 ひょうご仕事と生活センター
・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。
WLB7のメンバー(ペンギン・さる・くま・ライオン・みつばち・ぞう・カエル)たちが毎月一言メッセージを皆さまに送ります!!
ぜひ、あなたの生活の中で活用してくださいね!

■2. WLBな日々
~私のWLBな日々~自由時間の充実~

ひょうご仕事と生活センター姫路事務所でコーディネーターをしております東滝弘子です。どうぞよろしくお願いします。

私のワーク・ライフ・バランスな日々をご紹介します。
何事にもやるならば全力投球!仕事も私生活もやりたいこと、関心を持ったことは何事もトライすることで日々後悔しない時間を過ごしております。
人生折り返しの年齢になり、こんな私でも社会のお役にたてることがないかとボランティア活動を始めました。

県の地域ビジョン委員としての活動、防災士の資格を取得し防災講師として防災啓発活動、地域づくりでの参画では地域おこしのイベントを仲間と開催、毎月1日限定で古民家カフェをして仲間と楽しみながらボランティア活動をしております。
また趣味のコーラスはお祭りのイベントステージ、高齢者施設へ慰問コンサートや小学校の総合学習で児童のみなさんと一緒に歌ったり踊ったりと自分自身が元気になる活動をしております。関心をもった習い事に通うなど仕事が終わってもまっすぐ自宅に帰る日がありません。

現在はボランティア活動や習い事に多忙な私ですが、以前は仕事が趣味と言えるくらい、仕事大好き、朝から晩までずっと仕事中心でした。こんな私が変化した起点となったのは、平成23年3月11日、当時住んでいた茨城県水戸市で東日本大震災によって被災した経験がきっかけです。
被災する前は「いつかやろう」「これが片付くまでは手を付けない」等と何事も仕事が忙しいことを理由に、全て後回しにしていました。
しかし、突然襲ってきた自然災害によって、自分の思うように物事が進まないことを経験したこと、そして、自分だけではなく、受け入れてくれる環境が整っていないと何もできないことに衝撃を受けました。

やりたいこともできない。我慢、我慢の毎日。道路や鉄道が寸断されており、会いたい友達にも気軽に会いにも行けないなど、いままで当たり前だと思っていた日常生活が送れない状況に陥り、被災経験によって、はじめて沢山のことに気づきを持ちました。
「できる時にやる。思い立ったらまず行動!」明日、もしかしたら、自分のやりたい事ができなくなるかもと思うと自然と体が動きます。

私のテーマソング「どこまでやれるか自分を試したいの。変わるのよ~わたし!」
アナと雪の女王の「レットイットゴー♪」を今日も口ずさみながら、ワーク・ライフ・バランスな充実した時間の過ごし方、後悔しない日々を過ごしたいと思います。

■3.真理子のひとりごと■
「介護は、する側の都合で」

数年前、介護と仕事の両立セミナーを受けました。講師は、兵庫県内でカリスマケアマネージャーと呼ばれる元看護師の方。講義中、思わずメモをした言葉は、「介護は、する側の都合ですればいいんですよ」というもの。はじめは、なんてクールな考え方だろうと思いましたが、後から、今まで自分の心の中にくすぶり続けていた、モヤモヤした霧のようなものがスーッと晴れるような気がしました。

プライベートで介護をしている人は、介護される人とは親しい間柄で、最愛の人である場合が多いのではないでしょうか。中には例外もあるかもしれませんが、介護される人は、愛する人が、自分の介護のためにプライベートな生活や仕事をすべてなげうって介護に没頭し過ぎて、心身共に疲弊してしまうようなことは望んでいないのでは...。

父亡き後の20年間、一人っ子の私は、母と一緒に暮らしてきましたが、8年前から要介護者となった母の世話にかなりの時間と労力を取られるようになりました。ケアマネージャーと相談しながら、コストは発生しますが、アウトソース出来る部分は、割り切ってお願いすることにしました。その結果、仕事や趣味も続けながら、時には友人と映画や外食を楽しむ時間ももてました。母の世話を他人任せにすることに、罪の意識をもったこともありましたが、ちょうどその頃に、この言葉を耳にし、「私のやり方でもいいんだ」と、心が楽になりました。

先月、母は旅立ちました。母の居ない寂しさ、悲しさは言葉では言い尽くせないほど大きなものですが、上記の言葉を念頭に、その都度、「今できるベストな対応」をしてきたつもりなので、妙な達成感はあります。介護も育児も同じだと思いますが、何もかも自分一人でと思い込まず、周りの助けを得ることって大切ですね。

北尾真理子
ひょうご仕事と生活センター上席相談員
株式会社ダイバーシティオフィスKITAO代表
ダイバーシティコンサルタント

上席相談員のブログはこちら
「北尾真理子のつれづれ日記 ダイバーシティのなせる業」
http://diversity-kitao.co.jp/

■4.仕事と生活の調和を図るための支援策[助成金情報] ■

ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を応援するため、各種助成金を用意しています。皆様のご利用をお待ちしております。

平成30年度助成金の詳細はホームページをご覧ください。申請書、手引き等がダウンロードできます。

◇中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金(休業コース)
◇中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金(短時間勤務コース)
◇中小企業育児・介護等離職者雇用助成金
◇仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金

■5.『お仕事川柳』を募集中![兵庫県立姫路労働会館]■

多方面、様々な切り口から詠まれた心の声を「川柳」にしてお寄せください。お待ちしています!!
◆応募資格 原則として、兵庫県に在住の方及び県内で勤務又は活動している方
◆応募条件 テーマは「仕事」及び「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)」に関する川柳とします。
(仕事及び生活の調和に関係するものであれば何でもOKです。)
◆応募方法
①一人5句まで応募いただけます。過去の入賞作品はご遠慮ください。
②官製はがき又は、はがき大の用紙に記入し、下記宛てに郵送または持参してください。(一枚につき最大5句まで記入可)
※用紙は姫路労働会館にも設置しています。
③展示の関係上、作品面には氏名(ペンネーム可)のみ記入してください。
住所、氏名、電話番号は宛先面に必ずご記入ください。
※ただし、無記名希望の方は、この限りではありません。
④応募いただいた作品は、原則として返却しません。
◆募集期間
平成30年11月 1日(木)~平成31年1月21日(月) 当日消印有効
◆お問い合わせ・提出先
〒670‐0947  姫路市北条1丁目98番地
兵庫県立姫路労働会館 「第14回お仕事川柳コンクール」係
℡ 079‐223‐1981
チラシはこちら
◆展示
基本的に応募作品は全て展示いたします。
【場所】姫路労働会館1階「展示コーナー」
【期間】平成31年3月中旬から約1ヶ月程度とします。
◆審 査 主催者が委嘱する審査員で行います。
◆賞及び賞
・兵庫県知事賞 1点
・姫路市長賞 1点
・中播磨県民センター長賞 1点
・連合兵庫姫路地域協議会議長賞 1点
・姫路労働者福祉協議会会長賞 1点
・姫路経営者協会会長賞 1点
・播磨川柳協会賞 1点
・公益財団法人 兵庫県勤労福祉協会理事長賞 1点
・姫路労働会館名誉館長賞 1点
※副賞については、商品券3,000円分。
◆発表・表彰
入賞者に通知するとともに館内掲示及びHPで行います。
賞状及び副賞は、表彰式にて授与します。日程は後日お知らせします。

【主 催】公益財団法人 兵庫県勤労福祉協会 姫路労働会館
【共 催】兵庫県・姫路市・連合兵庫姫路地域協議会・姫路経営者協会・姫路労働者福祉協会・播磨川柳協会
【後 援】NHK神戸放送局・朝日新聞姫路支局・神戸新聞社・読売新聞姫路支局・毎日新聞姫路支局・産経新聞社

■6.編集後記■

102号いかがでしたか?メルマガ担当の大西です。

11月は、今年度表彰された企業様へ伺う機会がありました。ある企業の方のお話で「自分のスキルと資源を使い、今できることを精一杯していく中で、少しずつ事業が大きくなっていった。家の一室でわが子を見守りながらPCに向かっていた当時の自分は今の姿を想像していなかった」と言われていました。その言葉をお聴きし、以前、目にした本に「今日一日の枠のなかで生きよ」と書かれていたことを思い出しました。著名な医師の成功の鍵となった言葉です。今の自分の中で、今できることを精一杯する!その大切さを改めて感じました。今回のWLBな日々、東滝さんの「レットイットゴー♪」同様、私にとって毎日勇気づけられている言葉です!

発行

■第102号
■2018年11月20日火曜日発行
■公益財団法人兵庫県勤労福祉協会
ひょうご仕事と生活センター
当センターは兵庫県からの委託事業を行っています
ご意見、ご要望はこちらのアドレスまで、ドシドシお寄せください。

お問い合わせ
info@hyogo-wlb.jp
ホームページ
https://www.hyogo-wlb.jp/
Facebookページ
https://www.facebook.com/WLB.Hyogo

※当メルマガは毎月第3火曜日に配信しています。
配信されなかった場合はお手数ですが、センターまでご連絡ください。

2018年10月号 第101号

ひょうごの”ええ会社 ”づくりに奮闘中!
~センタースタッフ奮闘記~

秋の涼しい風が吹き、心地よい毎日
何かをはじめたくなる季節でもあります!
自分の時間も大切に、よりイキイキと過ごせますように
それでは、メルマガスタートです!

■目次・CONTENTS

  1. 今月のトピックス
  2. ワーク・ライフ・バランスキャッチフレーズが決定しました!
  3. WLBな日々
  4. 真理子のひとりごと
  5. 仕事と生活の調和を図るための支援策[助成金情報]
  6. ひょうご労働図書館からのお知らせ
  7. 編集後記

登録・メールアドレスの変更、解除はこちらからお手続き下さい。

■1.今月のトピックス■
◆◇◆◇ワーク・ライフ・バランス フェスタを開催します!◆◇◆◇

======★働き方改革でワーク・ライフ・バランスを実現 ★=======

日時 11月16日(金) 13:00~16:00
会場 兵庫県公館 大会議室
定員 300名
参加料 無料

【プログラム】 表彰式:ひょうご仕事と生活のバランス企業表彰式
ワーク・ライフ・バランスキャッチフレーズ表彰式
キーパーソン養成講座修了式
調査報告:「妻から見た働き方改革 アンケート調査結果」
~サラリーマンの妻1,000人に聞きました~
報告者 藤島 一篤 氏
特別講演:御社の働き方改革、間違ってませんか?
~働き方改革で長時間労働是正と生産性の向上を図る~
講師 白河 桃子 氏
問い合わせ先 ひょうご仕事と生活センター 078-381-5277
詳細はこちらをご覧ください。

■2. ワーク・ライフ・バランスキャッチフレーズが決定しました!

ワーク・ライフ・バランス(WLB)の実現に向けて、さらなる普及を図るためWLBの取組を促進するキャッチフレーズを募集し、239件のご応募をいただきました。
審査委員会における厳正な審査の結果、次の通り受賞作を決定しました。多数のご応募ありがとうございました!!
グランプリ作品は、情報誌やホームページなどで幅広く配信し、WLBの普及推進に活用していきます。

★テーマ★
『長時間労働の是正をはじめとする働き方改革の促進によりWLBの取組を推進するキャッチフレーズ』

◆グランプリ (兵庫県雇用対策三者会議賞)
職場で大事なあの人は、家族にとっても大事な人
大浜 佑介さん

◆準グランプリ(兵庫労働局長賞・働き方改革賞)
あなたの時間は有限です  働き方を見直そう  家族の笑顔とWLB
竹内 純子さん

◆佳作(ひょうご仕事と生活センター長賞)
『長時間』 休まず働く もう古い 『生産性』 高めるならば ワーク・ライフ・バランス
杉本 泰造さん

◆佳作(ひょうご仕事と生活センター長賞)
仕事と生活 大切なものは 択一ではなく両立で
前川 美耶子さん

■3. WLBな日々

こんにちは、ひょうご仕事と生活センターで4月からコーディネーターを務めております橋本と申します。よろしくお願い申しあげます。
今年は、異常な暑さと地震と大型台風と大変な年ですが、これから新年にかけて穏やかに過ぎていくことを願っています。

さて、私ごとですが、先月娘夫婦が4泊5日で北海道に旅行することになり愛犬をあずかってほしいとのことで前日の9月1日(土)から6日(木)まで我家で預かることになりました。

以前にも同じ北海道旅行で愛犬を預かったことがあり、その時は預かった翌日から仕事のため朝から夕方まで不在で愛犬が1人?ぼっちで、帰宅すると全然元気がなくご飯もたべず大変心配した経験があったので、今回は、愛犬のために特別休暇を利用して月曜日と木曜日にお休みをとり(台風21号の影響で火曜日も休日に!)万全の体制でのぞみました。

その甲斐があってか、すこぶる元気で食事もよくたべ順調でしたが、なんと帰る日の朝に北海道で地震があり家族3人とも無事でほっとしたものの帰りの飛行機が運休で帰宅の目処立たず!
結局帰ってきたのは土曜日で、その間出勤前に朝の散歩と帰宅後の夜の散歩にそれぞれ30分から45分と結構疲れましたが、特別休暇の2日間と台風による休暇で、愛犬と過ごした1週間はそれなりに楽しく、ワーク<ライフな1週間でした。

■4.真理子のひとりごと■
「身体は健康なのに…」

先日、全盲の表現アーツセラピストの方と同行する機会がありました。
タクシーで移動中のこと。駅近辺の狭い道を通行中に、車道を歩く、何人もの人たちに遭遇しました。

車が後ろから来ているにもかかわらず、一向に道をゆずろうとしないので、運転手さんがホーンをピッと軽く鳴らすと後ろをにらむように振り返られました。見ると、手にはスマホ、耳にはイヤホンといういでたちです。

私が見るに見かねて、『最近は、ああいう人たちが多くて困るよねぇ。目はスマホを見続けていて、耳では音楽ガンガンの状態では、周りの気配を察知することなど全くもって不可能ですよね』と話すと、同乗していた女性が、『本当に、目も見えて、耳も聞こえる人たちなのに、それを使わないなんてもったいないわよねぇ』とひとこと。

全盲の方が言われた言葉なだけに、私にとってはとても重く、説得力のある発言でした。

そのあともしばらく彼女と話していましたが、おひとりで外出されることも多いそうですが、駅や通りで、幾度となく、白杖を蹴られたり、急に目の前を横切られたり、突き当たられたりして、何度、怖い思いをしたことかと話してくれました。

私たちは、家庭の中でも外出先でも、自分以外の多様な人たちに囲まれて生きているわけなのですが、タイミングや場所や機会をわきまえず、常に、手にはスマホ、耳にはイヤホンという自分だけの世界に閉じこもり続けてばかりいると、ついつい、周りの声や音も聞こえない、見るべきものが見えない、その結果、配慮すべき時に配慮できないってことが起きないでしょうか。もちろん、中には、聖徳太子のように同時に複数のことをこなせる方もおられるかもしれませんが、時にはスマホとイヤホンを手離し、周りの気配に思いを馳せてみませんか?

北尾真理子
ひょうご仕事と生活センター上席相談員
株式会社ダイバーシティオフィスKITAO代表
ダイバーシティコンサルタント

上席相談員のブログはこちら
「北尾真理子のつれづれ日記 ダイバーシティのなせる業」
http://diversity-kitao.co.jp/

■5.仕事と生活の調和を図るための支援策[助成金情報]■

ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を応援するため、各種助成金を用意しています。皆様のご利用をお待ちしております。

平成30年度助成金の詳細はホームページをご覧ください。申請書、手引き等がダウンロードできます。

◇中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金(休業コース)
◇中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金(短時間勤務コース)
◇中小企業育児・介護等離職者雇用助成金
◇仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金

■6.ひょうご労働図書館からのお知らせ■
・。*・。平成30年度 労働問題研究会開催のご案内(参加費無料)・。*・。

パネルディスカッション
『有期・無期契約労働者間の労働条件の相違はどこまでか』
~長澤運輸・ハマキョウレックス事件(最高裁2小、H30.6.1判決)から見る留意点~

◎開催日時/場所
*第2回 :10月19日(金)尼崎商工会議所 6F601号会議室
*第3回 :11月 8日(木)姫路労働会館 1F第5会議室
*第4回 :12月14日(金) 兵庫県中央労働センター 1F小ホール
開催時間はいずれも 14:00~16:30

◎14:00~15:00
『長澤運輸・ハマキョウレックス事件(最高裁2小、H30.6.1)判例解説と働き方改革法の概要』
講師:柳屋 孝安氏(関西学院大学 法学部教授)

◎15:10~16:30(パネルディスカッション)
『判決から読み取る留意すべき点と労使双方の対応策について(働き方改革法への対応も織り込みながら)』
パネラー:吉田 裕樹氏<弁護士・京町法律事務所(第2回、第3回)>
藤原 孝洋氏<弁護士・神戸中央法律事務所(第4回)>
パネラー:丹治 典彦氏<弁護士・兵庫法律センター法律事務所>
コ-ディネーター:柳屋 孝安氏
詳細はこちら

■7.編集後記■

101号いかがでしたか?メルマガ担当の大西です。

239作品もの応募があったキャッチフレーズ!本当にありがとうございました!!今年度のテーマは、長時間労働の是正です。9月26日に開催したVAL21座談会では、昨年度の表彰企業2社をお招きして事例紹介やグループディスカッションが行われ、その中でも長時間労働は大きな課題となっていました。

私も十数年前の職場では、残業の日が多くありました。思い返せば…空腹で宅配ピザやお菓子を口にし、夜8時からは集中力が徐々に低下↓、そしてあっと言う間に終電。業務が多かったこともありますが、遅くまで残る=頑張っているとの思い込み、みんなが残っているから先には帰りにくい、「でもね」「でもね」で会議が進まないなどなど…理由はたくさん。

「働き方改革」が広まるこの時代、私もWLBと関わらせてもらい、あの時もっと効率的に業務をこなすことを目標の一つにしていたら、みんなの本心をしっかり聴くことができていたらと、度々昔を想います。今は、相談できる機関があります!ぜひ、ひょうご仕事と生活センターを活用していただき、これからも企業を、従業員を、将来を見つめて欲しいと願います。気軽にセンターへお問い合わせくださいね。ご連絡お待ちしています!

発行

■第101号
■2018年10月16日火曜日発行
■公益財団法人兵庫県勤労福祉協会
ひょうご仕事と生活センター
当センターは兵庫県からの委託事業を行っています
ご意見、ご要望はこちらのアドレスまで、ドシドシお寄せください。

お問い合わせ
info@hyogo-wlb.jp
ホームページ
https://www.hyogo-wlb.jp/
Facebookページ
https://www.facebook.com/WLB.Hyogo

※当メルマガは毎月第3火曜日に配信しています。
配信されなかった場合はお手数ですが、センターまでご連絡ください。

2018年9月号 第100号

ひょうごの”ええ会社 ”づくりに奮闘中!
~センタースタッフ奮闘記~

このたびの災害において被害にあわれました企業・団体様、関係各位
並びにご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます

■目次・CONTENTS

  1. 今月のトピックス
  2. WLBな日々
  3. 真理子のひとりごと
  4. 仕事と生活の調和を図るための支援策[助成金情報]
  5. ひょうご労働図書館からのお知らせ
  6. ひょうご仕事と生活センターからのお知らせ
  7. 編集後記

登録・メールアドレスの変更、解除はこちらからお手続き下さい。

■1.今月のトピックス■
+‥ワーク・ライフ・バランス地域セミナーを尼崎、姫路、神戸で開催します!! ‥+

ぜひ、ご参加ください♪

◆尼崎地域セミナー
「~ワーク・ライフ・バランスと女性活躍推進~」
*日時 :10月5日(金) 14:00~16:00
*場所 :ホテルヴィスキオ尼崎 2階オークルーム
○講演 :「働き方改革の本質~ワークとライフの自己管理~」
講師 :法政大学キャリアデザイン学部准教授 松浦民恵 氏
○座談会:「ワーク・ライフ・バランスと女性活躍」
パネリスト:大関株式会社 代表取締役社長 長部訓子 氏
法政大学キャリアデザイン学部准教授 松浦民恵 氏
○定員 :100名
詳細はこちら→ https://www.hyogo-wlb.jp/eventlist/seminar/item4299

◆姫路地域セミナー
「さぁはじめよう!『働き方改革』で差をつける小さな会社の求人大作戦!」
*日時 :10月10日(水) 14:00~16:00
*場所 :姫路労働会館 3階 多目的ホール
○事例紹介:「地元の中小企業が取り組む人材獲得術」
発表者 :姫路経営者協会専務理事 村瀬利浩
○ひょうご仕事と生活センターの取組「健康管理相談事業について」
講師 :健康相談員 神坂百合子
○講演 :「さぁはじめよう!『働き方改革』で差をつける小さな会社の求人大作戦!」
講師 :糟谷社会保険労務士事務所代表 糟谷芳孝 氏
○定員 :100名
詳細はこちら→ https://www.hyogo-wlb.jp/eventlist/seminar/item4309

◆神戸地域セミナー
「~介護で仕事を諦めないように~」
*日時 :11月7日(水) 14:00~16:00
*場所 :兵庫県中央労働センター 小ホール(1階)
○講演 :「待ったなし!今すぐ取り組む介護と仕事の両立」
講師 :社会保険労務士ニシモト事務所代表 西本恭子 氏
○「健康経営」について・健康体操
講師 :ひょうご仕事と生活センター健康相談員 神坂百合子
○事例紹介
発表者:伊藤ハム米久ホールディングス株式会社 近藤美保 氏
○定員 :70名
詳細は、後日HPに掲載します♪

■2. WLBな日々
「介護保険制度に感謝!」

ひょうご仕事と生活センター副センター長の川村です。
毎年9月15日からの21日までの1週間は老人福祉法で定められた「老人週間」。そこで、今回は介護のお話です。

同居している義母は96歳。身体はいたって健康ですが、認知症の症状は徐々に進行しています。食事したことやいろんな出来事を忘れ、物を取られたと騒いで・・・
でも、週4回のデイサービスと月2回のショートステイ、宅配弁当のおかげで、なんとか私たちは仕事を続けることができています。

とはいえ、介護保険制度を利用するようになったのはここ4年くらいのこと。
その前からも、昼間、家で一人にしておくのは心配で、デイサービス利用を勧めたのですが、「私は行かない!家にいるから大丈夫」。大丈夫じゃないのに・・・・・・
介護福祉士をしている義姉の説得で、なんとか要介護認定だけは受け、要支援1と判定されていました。

そんな中、義母は風呂場で転倒します。病院に運び診察してもらったところ、幸いにも、骨折はしておらず自宅で療養。しかし、打撲の痛みで立ち上がることも歩くこともできません。さあ大変。
翌朝、地域の包括支援センターに行き相談したところ、ケアマネージャーさんが私の住んでいる地区に来る用事があり、同じく近くに来る予定のあった介護用品レンタル店の方にも連絡して、その日の午前中に一緒に義母の状態を見に来てくださいました。
その場で、歩行器やベッド、トイレの手すりなどを手配していただき、なんとか身の回りのことは、ある程度は自分でできるようになりました。
その後、介護度が上がり、週1回のデイサービスが2回、3回、4回と徐々に増え、2年前からはショートステイも利用するようになりました。

あらかじめ要介護認定を受けていたおかげで、私たちは途方に暮れることもなく、いろんなサービスを迅速に受けることができました。義母も喜んでデイサービス、ショートステイに通っています。
最近、友人との間でも親の介護が話題に上ることが増えてきました。みなさん、要介護認定を受けてもらうことにも苦労している様子。でも、何かあってからでは大変です。
つくづく、早めに認定審査を受け、包括支援センターにつながっていて良かったと思っています。
介護保険制度に感謝!
親身になって世話をしてくださる施設の方々、ケアマネージャーさんに感謝です。

■3.真理子のひとりごと■
「理想的なヴィジョンとは?」

今年で7年目となる当センター主催ワーク・ライフ・バランス実現推進のためのキーパーソン養成講座が、7月から始まりました。自組織のワーク・ライフ・バランス実現推進活動をリードする立場のキーパーソン養成の講座です。毎月1回、午後の3時間を費やし、4ケ月にわたり、講義やケーススタディーにより、学んでいただき、10月の最終回で、組織毎に、自組織のヴィジョンと連動させたワーク・ライフ・バランス実現推進のためのアクションプランを、発表していただきます。毎回、自組織のヴィジョンを確立し、全従業員に周知徹底させることやそのヴィジョン達成に向けた具体的なアクションプラン作成の重要性を伝えています。

ヴィジョンとは、めざすべき姿、なりたい姿のこと。企業理念の中にヴィジョンが盛り込まれている組織も少なくありません。ただ、残念ながら、その文言が、単に耳に聞こえの良いだけの、かなり抽象的な言葉で表現されている場合も多いようです。理想的なヴィジョンとは、それを目にする、あるいは耳にする誰にとっても、具体的に目に見える行動に落とし込めるものでなくてはなりません。さもないと、それは、いわゆる「絵に描いた餅」で終わってしまうかもしれない、つまり、達成しない可能性が大です。

1961年にケネディ大統領が、アポロ計画を進める際に、「10年以内に人間を月に着陸させ、安全に地球に帰還させる」という声明を出しました。この声明こそが、当時のアメリカ合衆国がめざすべき姿、なりたい姿、つまり、ヴィジョンだったのです。これを聞いた多くの人たちが、実際に人が月に降り立ち、無事に帰還する姿を思い描いたことでしょう。これぞまさしく、具体的に目に見える行動に落とし込める、達成可能な、理想的なヴィジョンと言えます。その言葉通り、8年後の1969年、二人の宇宙飛行士が、人類初の月面着陸をし、地球に帰還しました。具体的に目に見える行動に落とし込めるヴィジョンだったからこそ達成できたと言っても、決して過言ではないと思います。

皆さんも、この機会に、自組織のヴィジョンを見直してみてください。果たして、具体的に目に見える行動に落とし込める言葉で表現されているでしょうか?

今回の事件は、別に今に始まったことではなく、いわば氷山の一角であり、他の分野でも似たようなことが行われていたわけです。今はただ、同様な事件が、今後、決して起きないことを願うばかりです。

北尾真理子
ひょうご仕事と生活センター上席相談員
株式会社ダイバーシティオフィスKITAO代表
ダイバーシティコンサルタント

上席相談員のブログはこちら
「北尾真理子のつれづれ日記 ダイバーシティのなせる業」
http://diversity-kitao.co.jp/

■4.仕事と生活の調和を図るための支援策[助成金情報]■

ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を応援するため、各種助成金を用意しています。皆様のご利用をお待ちしております。

平成30年度助成金の詳細はホームページをご覧ください。申請書、手引き等がダウンロードできます。

◇中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金(休業コース)
◇中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金(短時間勤務コース)
◇中小企業育児・介護等離職者雇用助成金
◇仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金

■5.ひょうご労働図書館からのお知らせ■
・。*・。平成30年度 第2回 労働問題研究会・。*・。

パネルディスカッション
『有期・無期契約労働者間の労働条件の相違はどこまでか』
~長澤運輸・ハマキョウレックス事件(最高裁2小、H30.6.1判決)から見る留意点~
*日時 :10月19日(金)14:00~16:30
*場所 :尼崎商工会議所 6F 601号会議室
◎14:00~15:00
『長澤運輸・ハマキョウレックス事件(最高裁2小、H30.6.1)判例解説と働き方改革法の概要』
講師:柳屋 孝安氏(関西学院大学 法学部教授)
◎15:10~16:30(パネルディスカッション)
『判決から読み取る留意すべき点と労使双方の対応策について(働き方改革法への対応も織り込みながら)』
パネラー:吉田 裕樹氏(弁護士・京町法律事務所)
パネラー:丹治 典彦氏(弁護士・兵庫法律センター法律事務所)
コ-ディネーター:柳屋 孝安氏
詳細はこちらhttp://hyogo-roudou.jp/publics/index/1/detail=1/c_id=3/page3=1/type014_3_limit=5/#page1_3_92

■6. ひょうご仕事と生活センターからのお知らせ■
======★「労働契約等解説セミナー2018」を神戸市内で開催します!★=======

【日時】●平成30年11月16日(金)
午前の部:9:30~12:00
午後の部:13:30~16:00
個別相談会:16:00~17:00
●平成30年11月30(金)
13:30~16:00
個別相談会:16:00~17:00

【会場】神戸市教育会館(神戸市中央区山手通4丁目10-5)
【内容】
①労働契約法をはじめとした労働関係法令上の基礎
②無期転換ルール
③副業・兼業について
◎お申し込み、詳細は次のアドレスまで
東京リーガルマインド
http://partner.lec-jp.com/ti/working-time/
◎お問い合わせ先
厚生労働省委託事業「労働契約等解説セミナー」事務局
株式会社 東京リーガルマインド(委託先)
電話:03(5913)6085 ※受付時間 9:00~18:00(月~金)

■6.編集後記■

今月も最後までお読みいただきありがとうございました。
このたび、メルマガ第100号を配信することができました☆彡これもひとえに、皆様のおかげと深く感謝しております。

センターでは、キャッチフレーズや認定企業、表彰企業の選考会・審査会が開催され、個々の皆様や企業、団体様から、ワーク・ライフ・バランスへの熱い思いやパワーを感じさせていただきました!!!これからも、皆様をサポートできるように、様々な情報を配信していきます。毎月第3火曜日にどうぞお付き合いくださいませ。

発行

■第100号
■2018年9月18日火曜日発行
■公益財団法人兵庫県勤労福祉協会
ひょうご仕事と生活センター
当センターは兵庫県からの委託事業を行っています
ご意見、ご要望はこちらのアドレスまで、ドシドシお寄せください。

お問い合わせ
info@hyogo-wlb.jp
ホームページ
https://www.hyogo-wlb.jp/
Facebookページ
https://www.facebook.com/WLB.Hyogo

※当メルマガは毎月第3火曜日に配信しています。
配信されなかった場合はお手数ですが、センターまでご連絡ください。

2018年8月号 第99号

ひょうごの”ええ会社 ”づくりに奮闘中!
~センタースタッフ奮闘記~

異常気象とも言われる猛暑が続きました。

毎年、夏の終わりが近づくと寂しくなりますが、
今年ばかりは秋の訪れを告げる優しい虫たちの音色が待ち遠しく感じます。
水分、休息をしっかり取り暑さを乗り切りましょう!
それでは、今月のメルマガ、スタートです!

■目次・CONTENTS

  1. 今月のトピックス
  2. WLBな日々
  3. 真理子のひとりごと
  4. 仕事と生活の調和を図るための支援策[助成金情報]
  5. ひょうご仕事と生活センターからのお知らせ
  6. 編集後記

登録・メールアドレスの変更、解除はこちらからお手続き下さい。

■1.今月のトピックス■
+‥「いまから始める働き方改革」~一歩踏み出した企業の取組み事例紹介~‥+

「働き方改革」に一歩踏み出し、活動を開始した2つの企業様を招いて現在の取組をご紹介いただく機会を設けました。
働き方改革の必要性は分かっているけれど何から始めたらいいかわからない企業の皆様に動き出すヒントをご紹介したいと思います。ぜひご参加ください。

◆日時:9月26日(水)15:00~17:00
◎座談会
【事例紹介】平成29年度 仕事と生活のバランス企業表彰 受賞企業
・バンドー化学株式会社  働き方改革部 副部長 野々村陽子氏
・株式会社ワイドソフトデザイン 総務グループ チーフスタッフ 福永尚子氏
【司会進行】
中山正人氏 Office G&C代表/神戸学院大学 客員教授
◎パネルディスカッション、質疑応答
◎グループディスカッション
◆会場:兵庫県立男女共同参画センター セミナー室
(神戸市中央区東川崎町1-1-3 クリスタルタワー7階)
◆定員:50名(先着順)
◆主催:兵庫県経営者協会 女性産業人懇話会(VAL21)、兵庫県立男女共同参画センター、ひょうご仕事と生活センター
お申込の詳細はこちら

■2. WLBな日々

大阪で地震、怖いような大雨、例年と反対の進路をたどる台風、鰻の価格はうなぎのぼり、気温は41度を超え、35度以上が続く毎日、と思ったら、朝晩少し過ごし易くなっています。今年は異常な自然の猛威に生活ペースが狂いぱなしの夏ですね。ペース配分に不安を残しながら毎日を過ごしている「ひょうご仕事と生活センター」2年生の竹内です。

先日、毎年恒例の「退職者の集い兼同窓会」が元町中華街であり、旧知の同僚、友人と近況報告をしてまいりました。孫の話、健康の話がほとんどで、私もそんな年齢になったんだとしみじみ思いを馳せましたが、東京から出席した友人が、仕事の話を始めました。

今でも仕事をしているのかと問うと、周りにいた元同僚や友人が、足腰が不自由な人を除いて、全員が今でも仕事をしているとのこと。少子化と高齢化がもたらす労働力不足の昨今、高齢者の労働力としての需要もかなりあるとの話。

そこで高齢者の働き方についての意見がアレコレと出て、昨今、新聞やテレビニュースで一般的になってきた働き方改革へと話しは流れます。

現役で働いていた40数年の仕事の仕方は、「○効率化、目標達成に最短コースで到達 ○整理整頓、正確で迅速な仕事 ○成果主義、仕事は結果で勝負 ○親切、丁寧に顧客に接する ち○好き嫌い、良し悪しにかかわらずすべてを受け入れる」ことでした。
これらすべては、「企業にとっての柔軟な働き方」であり、業務時間と私時間を合体した企業の生産性を上げることを中心とした行動でした。

とりとめのない話になりましたが、私たち現役時代の働き方と比較すると昨今の働き方改革は、「労働者にとっての柔軟な働き方」を取り入れ推進していくことが、労働生産性を上げ、企業の利益を上げ、日本経済を活性化させ、私たち労働者の賃金と消費比率アップに繋げ、さらなる企業利益を上げることのようです。この経済効果の正のスパイラルを上昇させることに尽きます。

今を生きる私たちが日本の経済環境も含め、生活環境を良くすることが有意義な人生を送るために必要なことと考えます。仕事と私生活のバランスをとるには、体力も気力も萎える大変厳しい時期ですが元気に乗り切りましょう。

■3.真理子のひとりごと■
「今に始まったことでは...」

東京医科大の不正入試事件。男女雇用機会均等法が施行されて、もう32年が経過しているというのに、またしても残念な事実が発覚しましたね。雇用機会均等以前に学習機会の均等が損なわれていたわけですから、一体、いつの時代の話なのかと驚くばかりです。とはいえ、昔は、女子が男子と共に教育を受ける機会すらなかった時代が長らく続いたわけですし、この事件を知り、『こういうことって、別に今に始まったことではないんじゃないの』と思われた方もおられたのではないでしょうか。

10年以上前の話ですが、某男性管理職の方に、「北尾さんだから正直に言うけどね、部下に、どちらも次のレベルに昇格させるには引けを取らない優秀な男性と女性がいたとして、昇格枠が一つしかない場合、男性を先に昇格させたいと思ってしまうんだよね」と言われたことがありました。理由は、「やっぱり女性は、結婚したり、出産したりすると同時に退職してしまうんではないかという不安がある、また、既婚女性や育児中の女性には、その仕事はきついんじゃないか、仕事と家庭との両立の板挟みになり、彼女が苦しむんじゃないかという、いわば親心的な気持ちもあるんだよね」ということでした。

「でも男性も、ヘッドハンティングや私的理由で昇格後早々に退職する人、何人もいますよね?」と返すと、「確かにそれはある」と苦笑されていました。「それなのに、女性だからというだけで、本人の気持ちを確かめずに、上司の勝手な親心で、昇格の機会を失ったことを、もし本人が後で知ったらどう思うでしょうねぇ」と続けると、「北尾さんの言う通りだね。考えが浅かったよ」と反省されていました。  その方の名誉のために付け加えますが、その方は、かつて、とても優秀な女性の部下を大切に育てて行こうと思われていた矢先に、当の部下が出産した途端に、いとも簡単に退職してしまったという苦い体験をされたことがあったんですよね。

今回の事件は、別に今に始まったことではなく、いわば氷山の一角であり、他の分野でも似たようなことが行われていたわけです。今はただ、同様な事件が、今後、決して起きないことを願うばかりです。

北尾真理子
ひょうご仕事と生活センター上席相談員
株式会社ダイバーシティオフィスKITAO代表
ダイバーシティコンサルタント

上席相談員のブログはこちら
「北尾真理子のつれづれ日記 ダイバーシティのなせる業」
http://diversity-kitao.co.jp/

■4.仕事と生活の調和を図るための支援策[助成金情報]■

ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を応援するため、各種助成金を用意しています。皆様のご利用をお待ちしております。

平成30年度助成金の詳細はホームページをご覧ください。申請書、手引き等がダウンロードできます。

◇中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金(休業コース)
◇中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金(短時間勤務コース)
◇中小企業育児・介護等離職者雇用助成金
◇仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金

■5.ひょうご仕事と生活センターからのお知らせ■
======★ 女性活躍推進法 行動計画策定・活用セミナー ★=======

女性活躍推進の取り組みは、企業の将来をかけた「成長戦略」「明日への投資」です。御社の課題に対応した行動計画の策定、あるいは策定した行動計画の活用に役立つ講義と演習を組み合わせた4回連続セミナーです。(公開講座のみの参加可) 「意見を可視化して社員の要望を反映する」手法を体験してみませんか。

∞公開講座∞
日時:9月11日(火) 13:00~16:00
・女性活躍推進法の概要  兵庫労働局 雇用環境・均等部指導課長
・兵庫県の現状と課題   兵庫県 女性青少年局長
・講演「企業が女性活躍を推進するために」
講師:佐野由美氏(公財)21世紀職業財団関西事務所所長
∞実践講座∞
日時:9月25日・10月9日・23日 火曜日 13:00~16:00
※セミナーの詳細、申込み方法はこちら
◆会場:兵庫県立男女共同参画センター セミナー室
◆対象:企業の人事・総務・女性活躍推進担当者
◆締切:9月4日(火)
◆お問い合わせ先 兵庫県立男女共同参画センター(℡:078-360-8550)

■6.編集後記■

私自身の話となりますが。 以前、小学生の娘は「どうせ○○○だから」という言葉が口癖になっていました。きっと私も言っていたのでしょうね。「どうせ」と言う言葉は、すごい負の力があるように感じます。「どうせ」の後に続くのは、たいがいマイナスのフレーズです。自分の逃げ場づくり、固定観念、諦め、色々な内容が含まれています。

自己肯定感を高めよう!とよく使われますが、なかなか今までの感じ方や考え方を変えることはできません。でも、自分の中で「どうせ」の言葉は、使わないようにすると、ちょっと向かう方向が変わってくるのではないかと思います。

あなたの癖は? ポジティブになる癖があると素敵ですね♪
楽しい毎日を過ごしたいメルマガ担当の大西でした。

発行

■第99号
■2018年8月21日火曜日発行
■公益財団法人兵庫県勤労福祉協会
ひょうご仕事と生活センター
当センターは兵庫県からの委託事業を行っています
ご意見、ご要望はこちらのアドレスまで、ドシドシお寄せください。

お問い合わせ
info@hyogo-wlb.jp
ホームページ
https://www.hyogo-wlb.jp/
Facebookページ
https://www.facebook.com/WLB.Hyogo

※当メルマガは毎月第3火曜日に配信しています。
配信されなかった場合はお手数ですが、センターまでご連絡ください。

2018年7月号 第98号

ひょうごの”ええ会社 ”づくりに奮闘中!
~センタースタッフ奮闘記~

7月の豪雨で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

梅雨明けから一転、真夏のような毎日。
皆さま、体調はいかがでしょうか。
水分、休息をしっかり取り暑さを乗り切りましょう!
それでは、今月のメルマガ、スタートです!

■目次・CONTENTS

  1. 今月のトピックス
  2. WLBな日々
  3. 真理子のひとりごと
  4. 仕事と生活の調和を図るための支援策[助成金情報]
  5. ひょうご仕事と生活センターからのお知らせ
  6. 編集後記

登録・メールアドレスの変更、解除はこちらからお手続き下さい。

■1.今月のトピックス■
★.。:*・【キャッチフレーズ募集】もうすぐ締切!!! .。:*・☆

当センターでは、ワーク・ライフ・バランスの取組を促進するキャッチフレーズを募集しています。
毎年、たくさんの力作をご応募いただいているキャッチフレーズ。今年もすてきな作品が続々と届いています!!
8月3日(金)の締め切りまで、あと3週間を切りました!お一人5作品まで応募できます♪あなたの作品をお待ちしています。

【応募テーマ】
長時間労働の是正をはじめとする働き方改革を進めワーク・ライフ・バランスの取組を促進するキャッチフレーズ

◆グランプリ(兵庫県雇用対策三者会議賞:3万円) 1点
◆準グランプリ(兵庫労働局長賞・働き方改革賞:1万円) 1点
◆佳作(ひょうご仕事と生活センター長賞:5千円) 2点

①専用の応募フォームから応募
(こちらにアクセスしていただくと、応募フォームが開きます)
https://www.shinsei.elg-front.jp/hyogo/uketsuke/form.do?id=1525942828579
②E-mailで応募
③郵送・はがきで応募
④FAXで応募
※②~④の詳細はホームページをご覧ください。
https://www.hyogo-wlb.jp/news/bosyu/item4077

■2. WLBな日々

4月から健康相談員として勤務している保健師の神坂です。ワーク・ライフ・バランスの取組を推進、支援している当センターが、このたび健康増進対策も加えた働きやすい職場環境づくりを応援することになりました。健康づくり情報の提供や取組方策の相談などをさせていただきますので、企業の健康づくり担当者の方々よろしくお願いします。

今回慣れないメールマガジンに初めて投稿しましたので、お付き合いください。私は元町駅まで電車で通勤しています。電車では、文庫本や教科書を読んでいる人、友人と会話をしている、あるいは心地よく休息をとっている方など過ごし方は色々ですね。

朝あわただしく家事を済ませて乗り込んだ電車の中は一息つける暫しの空間でもあります。新快速電車に揺られながら10人中5人は私と同じように「スマホとにらめっこ」、ネット情報を確認、友人や家族とコミュニケーションをしながら過ごされています。私がスマホを手にしたのは9年前から、今の生活にはなくてはならないものとなっています。

でも要注意!!スマホをのぞき込んでいると首や上体が前傾するため「猫背や両肩が内面に丸まり肩こりを引き起こします」、長時間画面とにらめっこした眼は、夕方になると「スマホ老眼(仮性近視)なる」などが注意喚起されています。

スマホは高く持ち上げて、眼の高さで操作するように意識しましょう! 時々眼の疲れをとるために①「1分間眼を閉じる」②「車窓から外の景色をながめる」。また、背筋を伸ばして③首を前後左右に④肩を上下や前後に回すなど、ちょっとした運動が効果的です。皆さんいずれにしても、スマホを長時間不自然な姿勢で使わないように気を付けましょう!!

■3.真理子のひとりごと■
「許可を求めない」

先月に引き続き今月も、音楽家であり、音楽精神療法士でもある、懇意にしているシルビア・ナカッチのワークでの学びについてご紹介します。彼女のワークには、2014年から参加し続けていますが、毎回、ハッとさせられる言葉が聞けます。今日はその一つ、〝Don't ask for permission!"(日本語訳は「許可を求めるな」) についてお話します。

彼女の著書は「声を自由に!!」というタイトルですが、自分の声なのに、なかなか自由に声を出せない時があります。いざ、好きなように、自由に声を出すように言われても、なぜか講師である彼女の顔を見て、「ほんとにいいの?」と目で尋ねてしまう自分がいます。周りを見回すと、他の受講生も同じことをしています。その都度、〝Don't look at me. (私を見ないで)  Don't ask for permission!" と言い続ける彼女。

もちろん、世の中には、良識ある社会人として、最低限守るべきルールというものがあります。上司や責任者の許可を得てからでないと、発言したり、行動したりできない場合もあるでしょう。永年、社会の中で生きていると、どうやらその傾向が染み付いてしまっている人が多いのかもしれません。自由に、積極的に、思ったように発言したり、行動したりしてもよい場面であるにもかかわらず、誰かが許可してくれないと、不安で言動できない方もおられるでしょう。

先日の大阪北部地震の際に、自宅が散らかっているので、職場に連絡して出勤が遅れてもよいかと尋ねた人がいました。上司は、「わかった。じゃあ片付いたら来てね」と言われたそうです。彼女がもし、「地震で自宅が散らかっていて片づけないといけないし、余震が来ないか不安なので今日は休ませていただきます」と連絡していたら、果たして上司はどう答えられていたでしょうか?

ワーク・ライフ・バランスの実現推進のためにも、最低限の守るべきルールは守りつつ、たまには許可を求めるのではなく、自分の意思で「○○します」と言い切っても良い場合も多々あるかもしれませんね。

北尾真理子
ひょうご仕事と生活センター上席相談員
株式会社ダイバーシティオフィスKITAO代表
ダイバーシティコンサルタント

上席相談員のブログはこちら
「北尾真理子のつれづれ日記 ダイバーシティのなせる業」
http://diversity-kitao.co.jp/

■4.仕事と生活の調和を図るための支援策[助成金情報]■

ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を応援するため、各種助成金を用意しています。皆様のご利用をお待ちしております。

平成30年度助成金の詳細はホームページをご覧ください。申請書、手引き等がダウンロードできます。

◇中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金(休業コース)
◇中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金(短時間勤務コース)
◇中小企業育児・介護等離職者雇用助成金
◇仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金

■5.ひょうご仕事と生活センターからのお知らせ■
【WLB実現推進のための従業員意識調査研修会】参加企業募集

センターで実施している「従業員意識調査」を、各企業様が自社・自団体で実施するためのツールを提供し、実施手法を学ぶ研修会を行います。

◆日時:8月8日(水) 14:00~16:00
◆会場:兵庫県中央労働センター2F 視聴覚室
◆定員:40名(1社2名まで・先着順)
◆対象:ひょうご仕事と生活の調和推進企業宣言ご登録企業の経営者、従業員でWord・Excelが扱える方
◆締切:8月3日(金)
申込み用紙にご記入の上、FAXまたはE-mailでお申込みください。
【申込用紙】
https://www.hyogo-wlb.jp/wp-content/uploads/2018/06/31bc61aad65b2ac1d59843497324c9af.pdf

■6.編集後記■

第98号、いかがでしたか?
出勤途中に幼稚園や保育園があり、いつもすれ違う親子がいます。一生懸命に話しかける男の子とそれに応える父親。心が繋がっている姿に、こちらも微笑みが出てしまいます。園への送迎を作業としてしまわず、子供と向き合う大切な時間とされているのですね♪
そのような少しの時間も持つことができない方がまだまだ、おられるかのではないでしょうか。今しかできない子育てのために、家族のために、そして自分の身体のために、長時間労働の削減への取組が促進していきますように!
センターでも働き方の見直しのための、さまざまなサポートを行っています。ぜひ、ご相談ください!
皆さんの願いや思いがこもった長時間労働に関するキャッチフレーズもお待ちしています♪
メルマガ担当の大西でした。

発行

■第98号
■2018年7月17日火曜日発行
■公益財団法人兵庫県勤労福祉協会
ひょうご仕事と生活センター
当センターは兵庫県からの委託事業を行っています
ご意見、ご要望はこちらのアドレスまで、ドシドシお寄せください。

お問い合わせ
info@hyogo-wlb.jp
ホームページ
https://www.hyogo-wlb.jp/
Facebookページ
https://www.facebook.com/WLB.Hyogo

※当メルマガは毎月第3火曜日に配信しています。
配信されなかった場合はお手数ですが、センターまでご連絡ください。

2018年6月号 第97号

ひょうごの”ええ会社 ”づくりに奮闘中!
~センタースタッフ奮闘記~

しとしと続く雨。
ふと見える青空は、ひときわ澄んでいます。
ワーク・ライフ・バランスで皆さまもキラキラと輝きますように!
それでは、今月のメルマガ、スタートです!

■目次・CONTENTS

  1. 今月のトピックス
  2. WLB先進企業コラム [株式会社ワイドソフトデザイン]
  3. WLBな日々
  4. 真理子のひとりごと
  5. 仕事と生活の調和を図るための支援策[助成金情報]
  6. 編集後記

登録・メールアドレスの変更、解除はこちらからお手続き下さい。

■1.今月のトピックス■
ワーク・ライフ・バランス推進キャンペーン★キャッチフレーズ募集中!★

ワーク・ライフ・バランスの一層の普及を図り、県内企業・事業所での取組を推進するためのキャッチフレーズを募集します!!
【応募テーマ】
長時間労働の是正をはじめとする働き方改革を進めワーク・ライフ・バランスの取組を促進するキャッチフレーズ

◆グランプリ(兵庫県雇用対策三者会議賞:3万円) 1点
◆準グランプリ(兵庫労働局長賞・働き方改革賞:1万円) 1点
◆佳作(ひょうご仕事と生活センター長賞:5千円) 2点
受賞作品は、11月に開催する「ワーク・ライフ・バランスフェスタ」において表彰予定です。

【応募締切】
平成30年8月3日(金)
※応募方法の詳細はホームページをご覧ください。
https://www.hyogo-wlb.jp/news/bosyu/item4077

あなたの作品が、カレンダーやポスターになります!
是非、ご応募ください。お待ちしています♪

■2. WLB先進企業コラム [株式会社ワイドソフトデザイン]

昨年弊社は、大幅なレイアウトチェンジを行いました。
コミュニケーションがとりやすい座席。自由自在に変貌する多目的室。スペースを有効活用したフリーアドレス。予約不要なミーティングスペース。密室性の高い会議室。リラックス&集中できるカウンター。どれも3度のミーティングを行い社員から出た要望を、専門家が具体化してくださったものです。
オフィスが新しくなってから、確実にコミュニケーションが活発になり、スペースも時間も有効に使えて、残業も減少しました。また、部署を越えた勉強会が開催されたり、昼休みに数名集まってゲームを楽しむ姿も。今までになかった光景を見るたびに、新しいオフィスの可能性にワクワクします。
しかし、チェンジ後のアンケートには、否定的な意見もありました。
社員に余計な負担をかけたくないという配慮から、ある程度決まるまで細かくレポートをしなかったため、結果的に社員の意見を専門家がどう反映していったのか不透明になってしまい、「自分たちの意見が取り入れられていないのでは」という不満を感じさせてしまったのです。これが、今回の反省点です。
また、アンケートをインタビュー形式にしたため、以前と比べて良いのか悪いのかを、数値化できませんでした。今後はベンチマーク形式にして、アンケートを継続するつもりです。これから何か新しい取り組みを行う際は、是非、私の失敗を参考にしてください。みなさまの成功を祈ります!

株式会社ワイドソフトデザイン 企画・総務G 福永尚子

■3.WLBな日々■

皆さま、こんにちは。メルマガ「WLBな日々」では1年ぶり2回目(高校野球出場表現みたいですね!)の登場になります、岡村です。センターの業務では従業員意識調査を担当していますので、皆さまのところにお伺いすることもあると思いますが、どうぞよろしくお願いします。

4年ほど前、販売職から事務職に転職し、販売や出庫で動き回っていた毎日から一転してデスクワークになりました。最初はあまり動き回らないことに違和感を覚え、ムズムズしていたものですが、いつの間にか会社との往復以外で動くことが面倒で、むしろ動かないことが当たり前になってしまいました。

するとどうでしょう。以前は楽々と行けていた山へのハイキングも、少し登っただけで息切れし、日を置いて筋肉痛が足を襲うという、まさに運動不足が体力の低下を招いた、わかりやすい状態に…。このままでは運動不足、体力不足どころか、食べたものがそのまま身体に付いて、一回りも二回りも大きくなってしまう…!!

危機感を持った私は、昨年末からスマホアプリで歩数を測定し、まずは毎日1万歩を目標に足腰を鍛えることにしました。外での歩数は日によって変わるため、1万歩に足りない場合は、テレビを視聴しながらスマホを持ち、足踏みして何とか1万歩達成!なんてことも。

その結果、先日ハイキングに行った際は足が軽やかに動き、摩耶山の中腹まで楽々と登ることができました。ランニング、ウォーキング、何でも良いので自分に合ったものをコツコツと続けることが成果になります。身体が健康だと、心配事も少なくなり、心の健康をもたらします。

皆さまも、出来ることから少しずつ始めてみてはいかがでしょうか?

■4.真理子のひとりごと■
「判断せずに、深く聴くこと」

2014年から、代表を務めております一般社団法人アーツ・コミュニケーション・ラボでは、毎年6月に、アメリカから、“The Yoga of the Voice”(声のヨガ=声を自由にするためのワーク)のワークショップを紹介してくださる講師をお招きしています。彼女の名前は、シルビア・ナカッチ。グラミー賞候補にもなったことがある音楽家であり、音楽精神療法士でもあります。彼女のワークには、2014年京都で、初めて一参加者として参加し、その後、2015年からは、合宿形式で学ぶリトリートを、毎年、開催し続けて、参加しています。

彼女から学ぶことは毎回、多々あるのですが、今回は、特に今年のワークショップで強調されていたことを、ご紹介したいと思います。

それは、“Deep Listening”(深く聴くこと)と“No Judgment”(判断しないこと)です。私自身、コミュニケーションスキルの研修で、「聞く」(英語では“hear” )と「聴く」(listen)の違いについて話しています。
シルビアの、声のヨガのクラスでも、声を出して音を出す時に、講師や周りの人たちが出す音を深く聴くことがいかに大切かについて教えられます。そして、深く聴くためには、先に自分で勝手な判断をしないこと、即ち、“No Judgment”が必要不可欠なのです。

この教えは、ダイバーシティを尊重する上でもとても大切なことです。自分とは違う相手のことを知るためには、まず相手の話すことを深く聴くこと、そして、その際に、決して先に自分の固定観念に基づく判断をしないこと、いわば、自分は『無』の境地でいることが肝心です。相手が話し始めた途端に、その話を判断しようとせずに、自分は無になり、まずは深く聴くことが大事なんですね。以前、「聞く」は、ただ耳で聞くことを意味しますが、「聴く」は、文字通り、目と耳と心で十分に聴くことだと言われたこともあります。

皆様も、目と耳と心をしっかりと開いて、今日から、“Deep Listening”(深く聴くこと)と“No Judgment”(判断しないこと)を心がけてみませんか?

北尾真理子
ひょうご仕事と生活センター上席相談員
株式会社ダイバーシティオフィスKITAO代表
ダイバーシティコンサルタント

上席相談員のブログはこちら
「北尾真理子のつれづれ日記 ダイバーシティのなせる業」
http://diversity-kitao.co.jp/

■5.仕事と生活の調和を図るための支援策[助成金情報]■

ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を応援するため、各種助成金を用意しています。皆様のご利用をお待ちしております。

平成30年度助成金の詳細はホームページをご覧ください。申請書、手引き等がダウンロードできます。

◇中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金(休業コース)
◇中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金(短時間勤務コース)
◇中小企業育児・介護等離職者雇用助成金
◇仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金

■6.編集後記■

第97号、いかがでしたか?
介護との両立、病気との両立、子育てとの両立。
それぞれの生活の中で仕事とのバランスを取りながら過ごされているかと思います。
家族の介護と、病気は突然やってきます。私も半年前、兄が入院をした時に痛感しました。助け合える職場環境づくりや支援制度への理解など労使ともにワーク・ライフ・バランスへの取組がより進むことを願っています!!
メルマガ担当大西でした。

発行

■第97号
■2018年6月19日火曜日発行
■公益財団法人兵庫県勤労福祉協会
ひょうご仕事と生活センター
当センターは兵庫県からの委託事業を行っています
ご意見、ご要望はこちらのアドレスまで、ドシドシお寄せください。

お問い合わせ
info@hyogo-wlb.jp
ホームページ
https://www.hyogo-wlb.jp/
Facebookページ
https://www.facebook.com/WLB.Hyogo

※当メルマガは毎月第3火曜日に配信しています。
配信されなかった場合はお手数ですが、センターまでご連絡ください。

2018年5月号 第96号

ひょうごの”ええ会社 ”づくりに奮闘中!
~センタースタッフ奮闘記~

皆さま、こんにちは。
新年度に入り1か月半。疲れも出てくるこの時期。
仕事、生活、そして何よりあなたの心とからだを大切に!!
自分らしいワーク・ライフ・バランスで過ごしてください♪
それでは、今月のメルマガ、スタートです!

■目次・CONTENTS

  1. 今月のトピックス
  2. WLB先進企業コラム [サントクコンピュータサービス株式会社]
  3. WLBな日々
  4. 真理子のひとりごと
  5. 仕事と生活の調和を図るための支援策[助成金情報]
  6. ひょうご労働図書館からのお知らせ
  7. 編集後記

登録・メールアドレスの変更、解除はこちらからお手続き下さい。

■1.今月のトピックス■

平成30年度 第1回 『ひょうご仕事と生活の調和推進認定企業』の募集スタート!

当センターでは、ワーク・ライフ・バランスを実現する制度整備や働き方の見直し、組織風土の醸成に向けた取組を支援するとともに、取組を進め一定の成果を収めている企業・団体等を【認定】し、さらに先進的な取組を実施している企業を【表彰】しています。
まずは、【認定】にご応募ください。

★認定企業になると★
1.働きやすい職場としてホームページ等で広報します。
2.ハローワークの求人票や求人広告などでPRできます。
3.センターと連携している金融機関等の金融支援制度があります。
※詳細は、近日中にセンターホームページにアップします。

■2.WLB先進企業コラム [サントクコンピュータサービス株式会社]

サントクコンピュータサービス株式会社は、鉄鋼製造業・地域のお客様を中心に、お客様の企業競争力を高める情報システムを構築・革新していくビジネスパートナーとしての役割を発揮し、成長してまいりました創立28年となる会社です。

製造管理、販売・営業管理、財務管理等のお客様の業務内容に深く入り込んでシステムを構築していきますので、業務知識の豊富な従業員への負荷が高くなる傾向がありました。

課題解決のため、2014年11月に「ひょうご仕事と生活の調和推進企業」の宣言を行い、WLB活動を開始しました。しかし、“従業員は会社から活動を「やらされている」という気持ちが強い”とリーダー層を含め、多くの従業員からの意見により、活動を一旦中断することになりました。

そこで、トップ・管理職もWLB活動に参画し、全社一丸となって実施しているという一体感を強く出す必要があると、以下の活動方針が立てられました。

①全社ビジョンの設定・全従業員への浸透
②社長による全従業員へのWLB活動の推進宣言
③管理職(社長・取締役・部長からリーダー層まで)の研修への参加
④活動単位を各職場の最小単位であるグループとし、リーダーには職場の長を任命
⑤各グループでアクションプランを計画・実行
⑥各個人もそれぞれ「ライフとワークの目標」を立てて、グループ内で進捗を発表
⑦活動内容の社内報への掲載・掲示

当時、私は、営業部から総務部へと異動になり、広報担当として、管理職・リーダー研修に参加しましたが、最初の頃は、全員が下を向いていて、笑顔もほとんど見受けられない状況でした。「ひょうご仕事と生活センター」の外部相談員の方と相談して、どうすれば笑顔がでてくるか考えたものでした。

そのような状況でも、何度か研修を進めるにつれ、リーダーとメンバー間のコミュニケーションも増え、研修の際に意見が活発に出るようになり、笑顔も見え始めてきました。そして、アクションプランの目標達成へ向けて、多くの従業員が協力する動きが見えてきました。

「やらされている」活動から「自分たちが取り組む」活動への変化により、2017年11月には「ひょうご仕事と生活のバランス企業表彰」を受賞することが出来たと考えています。

しかし、まだまだ改善すべき点が多くありますので、全従業員一丸となって働きがいのある職場を目指し、さらなるWLB活動成果を、またこのコラムで発表させて頂けるよう、活動を推進していきます。

サントクコンピュータサービス株式会社 総務部 総務グループ 大竹 主税

■3.WLBな日々■

こんにちは、WLB推進員の室井と申します。
センターでは、主としてWLB取組み宣言企業の開拓、宣言企業の認定に向けた支援活動及び更新業務等を担当しております。宜しくお願い申し上げます。
前職では、永年にわたり時差のある職場環境の中で「ワーク・ライフ・アンバランス」な生活を送っておりましたが、WLB推進員として着任以来、多くの企業・団体様を訪問、勉強させていただき、また、「ワーク・ライフ・バランス」の知識が蓄積されるほどに、「う~ん、なるほど、なるほど、こういうことなのか・・・」。と、目から鱗がポロポロと落ちる日々を過ごしております。
現在、個人的には仕事はしっかりと時間内に片付け、余暇は、主に4年程前に入会しました「船舶模型制作同好会」で海事専門書籍に掲載された「設計図面」や造船所作成の「一般配置図」等をもとに、毎春、神戸海洋博物館にて開催される展示会に向けた精密な商船模型の制作活動、50歳代半ばから健康維持・増進のため始めた超へたくそなゴルフを楽しみながら「仕事と生活の調和」の実践に努めております。

今後とも何卒ご指導とご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。

■4.真理子のひとりごと■
「できない」から「できる」に変わるためには…

 5月6日付神戸新聞の社説に、「多様な働き方」という記事が掲載され、サブテーマとして、「女性の活躍が鍵になる」とあり、「思い込みを排して」との見出しもありました。

当センターが、「できない」から「できる」に、というモットーを掲げていることはご存知の方も多いでしょう。今年1月配信の『真理子のひとりごと』では、「できない」は、理由を取れば「できる」になると書きました。今回は、「できない」という思い込みが、「できるかも」、「いや、きっとできる」と変わるためには、「感じる」というプロセスが必要だということをお伝えしたいと思います。

今これだけ国を挙げて女性活躍が期待され、推進されている中でも、いまだに「この仕事は女性には無理」などと思い込んでいないかと上述の記事にもありました。一方、経営者や上司が、女性に期待し、管理職に登用しようと思っても、女性が、「管理職は無理」と思い込んでいて、昇格を辞退する人が多いという話もよく聞きます。

「この仕事は女性には無理」と思い込んでいる方は、実際に女性と働き、彼女たちの優秀さを感じられたことがないのではと思います。仕事柄、様々な企業の事例を見てきましたが、女性活躍推進に心底、注力されている男性の方々は皆さん、「かつて一緒に仕事をした女性が優秀だったから、それ以来、女性の可能性に期待している」と言われていました。つまり、自ら感じられた経験をおもちなんですよね。

かたや女性側にも、プロジェクトのリーダー的役割を担い、遂行していく時の緊張と興奮や成果を出せた時の醍醐味を感じるといった経験が少ないのではと思います。自ら体感することで、「管理職は無理と思い込んでいたけど、やってみればできるかも」、「リーダーってやりがいがあるな」と感じられ、その結果、「できない」という思い込みが、「できるかな」、「できるかも」、「いや、きっと、できる」と変わることもあります。男女を問わず、できるだけ多くの「感じる」機会をもたれることをおススメします。

北尾真理子
ひょうご仕事と生活センター上席相談員
株式会社ダイバーシティオフィスKITAO代表
ダイバーシティコンサルタント

上席相談員のブログはこちら
「北尾真理子のつれづれ日記 ダイバーシティのなせる業」
http://diversity-kitao.co.jp/

■5.仕事と生活の調和を図るための支援策[助成金情報]■

ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を応援するため、各種助成金を用意しています。皆様のご利用をお待ちしております。

平成30年度助成金の詳細はホームページをご覧ください。申請書、手引き等がダウンロードできます。

◇中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金(休業コース)
◇中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金(短時間勤務コース)
◇中小企業育児・介護等離職者雇用助成金
◇仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金

■6.ひょうご労働図書館からのお知らせ■
◆ひょうご仕事と生活センター図書コーナーについて

ひょうご労働図書館では、同じ中央労働センター内にある「ひょうご仕事と生活センター」関連資料コーナーを設けています。ワーク・ライフ・バランスを中心に、ダイバーシティやキャリアデザインについての図書やDVD、持ち帰り可能のリーフレットなどを多数揃えていますので、ぜひご利用ください。

◆平成30年度第1回「労働問題研究会」について

〇日時:平成30年7月19日(木)午後2時~午後4時
〇場所:兵庫県中央労働センター1階 小ホール
〇テーマ「AI時代の働き方と雇用・労働問題」
人工知能(AI)の進展が著しく、産業社会を中心に大きな変革が予想されています。今後消滅していく職種も多くあるとの予測もあり、雇用面に影響を与えることは必至です。人口減少が確実に進んでいく中で、社会の活力を維持していきながら個々人の働き方や大きな変化に対応すべき労働法制・施策等について探っていきます。
〇講師:神戸大学大学院法学研究科教授 大内 伸哉氏
〇定員:60名程度
〇申込先:ひょうご労働図書館
TEL:078-367-3805  FAX:078-367-3807
E-mail:roumonken@undoushi.sakura.ne.jp

■7.編集後記■

第96号、いかがでしたか?
近頃、子供たちの成長と共に自分の時間を持つことができるようになり、いざ趣味を楽しんでライフの時間を充実させようと思ったのですが…何をすれば…。好きなことはあっても趣味とは言えない。そんな自分に、何だか寂しさを感じました。
しかし、今からがスタート!!興味があったガーデニングを「趣味です」と言って楽しみます!土と植物を触っていると夢中になり、たった5分程の水やりでも気持ちがリフレッシュされます。この感覚が『自分の時間を充実させる』と言うことなのでしょうね!ぜひ皆さまも、隙間時間を見つけ、様々な面でより一層ライフの充実を楽しんでください♪
最後までお読みくださりありがとうございました。メルマガ担当の大西でした。

発行

■第96号
■2018年5月15日火曜日発行
■公益財団法人兵庫県勤労福祉協会
ひょうご仕事と生活センター
当センターは兵庫県からの委託事業を行っています
ご意見、ご要望はこちらのアドレスまで、ドシドシお寄せください。

お問い合わせ
info@hyogo-wlb.jp
ホームページ
https://www.hyogo-wlb.jp/
Facebookページ
https://www.facebook.com/WLB.Hyogo

※当メルマガは毎月第3火曜日に配信しています。
配信されなかった場合はお手数ですが、センターまでご連絡ください。

2018年4月号 第95号

ひょうごの”ええ会社 ”づくりに奮闘中!
~センタースタッフ奮闘記~

そよ風が柔らかく頬に感じる季節になりました。
センターの周りに咲く花々が、気持ち新たな年度のスタートを後押ししてくれています。
それでは、今月のメルマガ、スタートです!

■目次・CONTENTS

  1. 今月のトピックス
  2. WLBな日々「センター長 新年度のご挨拶」
  3. 真理子のひとりごと
  4. 仕事と生活の調和を図るための支援策[助成金情報]
  5. ひょうご仕事と生活センターからのお知らせ
  6. 編集後記

登録・メールアドレスの変更、解除はこちらからお手続き下さい。

■1.今月のトピックス■
金融機関等と連携してワーク・ライフ・バランス推進企業への金融支援を新たに開始します!

兵庫県と連携協定を締結している金融機関等による、ワーク・ライフ・バランス推進企業への金融面での支援が4月から新たに始まりました!
◇対象:WLBに積極的に取り組む企業
◇内容:WLB推進企業への金融支援、従業員への金融支援
・企業の新事業展開や成長に向けた事業性資金に対する融資利率の優遇、私募債の財務代理手数料の優遇を実施
・技術力・経営力が評価される企業として保証料の割引を実施
・従業員に職域ローンを実施(マイカーローン・教育ローン)
◇金融機関:商工組合中央金庫・みなと銀行・但馬銀行・兵庫県信用保証協会・日本政策金融公庫
金融機関との連携により、WLBの取組みへのインセンティブを強化し、県内企業の成長・魅力アップに繋げていきます!

詳細は、センターホームページをご覧ください。

■2.WLBな日々■
「センター長 新年度のご挨拶」

メルマガ読者のみなさんこんにちは、センター長の森本です。

全国的に春真っ盛りの4月、何となく浮き浮きしてくる季節です。
当センターも4月より着任された職員を含め、新体制で業務を展開しています。皆さま方のこれまで以上の、ご支援とご厚誼をお願い申し上げます。

日本という国は国際的に見ても、稀にみる長寿企業の多い国といわれています。酒造・呉服・建築など、何百年と続いている企業が数多く存在しています。
そこには、必然的に自分の店(企業)に対する帰属意識が醸成されていたのではと容易に想像できます。はたして、現在のようなグローバルで厳しい環境下で、そんなことを言っていては、瞬く間に企業買収されてしまうのでしょうか。

超、忙しい経営の中にも、昔流の帰属意識を醸成できるような、手法はないものか。企業が100年も200年も続くような、従業員全員のベクトルが合うような経営手法を考えてみることも、必要な時ではないでしょうか。

ひょうご仕事と生活センターは、今年度も皆さまと力を合わせて「ええ会社づくり」をお手伝いさせていただきます。4月より、働きやすい職場環境づくりを支援するための健康管理相談窓口も開設いたしました。お気軽に、何なりとご相談をお寄せ下さい。
お待ちしています、では今年度も宜しくお願い申し上げます。

■3.真理子のひとりごと ■
「なにごとも臨機応変に」

先日、相撲の土俵上で倒れた方を助けるために、観客席から医療関係者の女性が女人禁制とされる土俵に上がったことで、場内に「女性は土俵から降りてください」との放送が流れたという報道がありました。詳細はわかりませんが、客席から「女性が土俵に上がって良いのか」というヤジが飛び、それに応える形でこのような放送が流れたと言われています。かりに客席からそのような声が上がったとしても、そこは臨機応変に、「土俵上は女人禁制と言われていますが、倒れた方を助けるために医療関係者の方がご協力くださっていることをご理解ください」と流せば良かったのにと思います。この一件は海外メディアにも取り上げられ、日本がいかに男尊女卑の国かといった報道もあったようです。個人的には、女性は不浄だから神聖な土俵に上がるべきではないという発想はいかがなものかと思いますが、今は、そのことについて詳しく述べるつもりはありません。

伝統を重んじることは大切ですが、なにごとにも臨機応変に対応することが必要ではないでしょうか。以前、政府が企業に対して女性管理職登用の数値目標を設定しようとした時、企業側から反論が出たために見送られたという一件を思い出しました。その理由の一つとして、目標設定されたら、それを達成するために、まだ管理職の器ではない女性たちがむりやり登用されるのではという懸念が出されていたかと思います。

数値目標はあくまでも目安。それを達成するために、まだ管理職の器ではない女性を、よりふさわしいと思える男性をさておき先に登用することは本末転倒です。ダイバーシティの尊重と活用を経営戦略として推進するためには数値目標は必須ですし、目標は達成するために設定するとはいうものの、それが難しい場合は、無理な数字合わせはせず、臨機応変に下方修正をすればよいのです。

ダイバーシティの尊重と活用推進もワーク・ライフ・バランスの実現推進も、それにかかわる方々が、何か、ことがあるたびに、臨機応変に対応されることが望まれます。

北尾真理子
ひょうご仕事と生活センター上席相談員
株式会社ダイバーシティオフィスKITAO代表
ダイバーシティコンサルタント

上席相談員のブログはこちら
「北尾真理子のつれづれ日記 ダイバーシティのなせる業」
http://diversity-kitao.co.jp/

■4.仕事と生活の調和を図るための支援策[助成金情報] ■

ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を応援するため、各種助成金を用意しています。皆様のご利用をお待ちしております。

◇中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金(休業コース)
◇中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金(短時間勤務コース)
◇中小企業育児・介護等離職者雇用助成金
◇仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金

■5.ひょうご仕事と生活センターからのお知らせ ■
『女性活躍推進プログラム@神戸』受講生募集中!!(応募締切 5月1日)

県内に事業所のある企業で働く女性たちがさらに活躍することで、所属する組織も一層活性化されることを目指す全8回の研修プログラムです。

◇プログラム
「ワタシらしいリーダーシップスキルについて考えよう」
「やる気のスイッチ、改めて探します!~ワタシも職場もイキイキと♪~」他
受講資格、プログラムの詳細等は、センターホームページをご覧ください。
https://www.hyogo-wlb.jp/news/bosyu/item3946

■6.編集後記■

第95号、いかがでしたか?メルマガ担当の大西です。
私は、少し前までワーク・ライフ・バランスってどうするの?私にできる?と思っていました。でも、短時間で働いたことも、家族としっかり向き合った期間も、実は今までしてきたこと全てが私自身のワーク・ライフ・バランスだったと思えた時、気持ちがすっと軽くなりました。
さまざまな節目で、改めて自分の中で譲れないことを明確にする大切さを感じます。諦めるのではなく、仕事と生活を自分で選び豊かで充実した人生を送れるように、そして、働く人々に歩み寄ろうとする企業のお手伝いができるように!そのような、気持ちで情報を提供していきます!!どうぞよろしくお願いします。

発行

■第95号
■2018年4月17日火曜日発行
■公益財団法人兵庫県勤労福祉協会
ひょうご仕事と生活センター
当センターは兵庫県からの委託事業を行っています
ご意見、ご要望はこちらのアドレスまで、ドシドシお寄せください。

お問い合わせ
info@hyogo-wlb.jp
ホームページ
https://www.hyogo-wlb.jp/
Facebookページ
https://www.facebook.com/WLB.Hyogo

※当メルマガは毎月第3火曜日に配信しています。
配信されなかった場合はお手数ですが、センターまでご連絡ください。

2018年3月号 第94号

ひょうごの”ええ会社 ”づくりに奮闘中!
~センタースタッフ奮闘記~

皆さま、こんにちは。
桜の木のつぼみがだんだんと目立つようになってきました。
四季をそれぞれ感じ、楽しめることは日本の特権のようで、誇らしく感じます。

それでは、今月のメルマガ、スタートです!

■目次・CONTENTS

  1. 今月のトピックス
  2. WLBな日々
  3. 真理子のひとりごと
  4. 仕事と生活の調和を図るための支援策[助成金情報]
  5. ひょうご仕事と生活センターからのお知らせ
  6. 編集後記

登録・メールアドレスの変更、解除はこちらからお手続き下さい。

■1.今月のトピックス■
中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金 短時間勤務コースが拡充されます!

中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金 短時間勤務コースは、従業員の育児・介護による短時間勤務に対し、時短部分の代替要員を新たに雇用した事業主に、短時間部分の代替要員の基本給の1/2を支給するというものです。
これまでは、育児・介護共通で月額10万円、総額100万円が上限となっていましたが、「育児の場合のみ、月額上限2万5千円、子の対象年齢を小学3年生まで引き上げ」に拡充されます(介護については変更なし)。
詳細は、4月以降にセンターのホームページ等でお知らせします。

■2.WLBな日々■

昨年の12月よりセンタースタッフに仲間入りしました須田と申します。どうぞよろしくお願いします。

現在、6歳のやんちゃ坊主の子育てに奮闘中です! 私は結婚前より働いていた職場で産休・育休を取得し、復帰後は親にも協力してもらいながら働き続けてきましたが異動となり、それまでより遠く朝も早い勤務先となり子育てをしながら働く事の難しさに直面し、気が付けば家族みんなが疲れ切っていました。何よりも子どもへの負担が大きかったことを感じ退職を決めました。
その後仕事を探す中でセンターでの仕事を知り働くこととなり、WLBの大切さを改めて感じています。

今は時間に余裕ができたことで子供に対しても少し余裕をもって接することができるようになり、家族で過ごす時間も増えました。とはいえ、やんちゃ盛りに変わりはないので毎日怒ってばかりですが・・・。
でも、あの時無理をせず仕事を辞める選択をしてよかったと思います。退職後、保育園の先生から息子が保育園でも不安定になっていたことを教えてもらいました。

その息子も4月から小学生となります。今の息子の時期は今しかないのだと改めて実感しています。小さい時期に寂しい思いをさせることも多かったためか、息子は今でもかなりの甘えん坊です。
でもいつか私の手から離れていくでしょうから、それまでは今までの分もいっぱい甘えてもらおうと思います。
また、息子が離れてしまった時のために私も自分の時間を大切にしていこうと思う今日この頃です。

■3.真理子のひとりごと ■
「カミングアウトの難しさ」

男性同僚同士の会話。『こないだ、ホモ(下記注)のカップル見たよ。男同士で手つないでさ。あんなの、あり得ないよな!』と一人が発言。その後、もう一人の男性の心の声が『この職場では自分がゲイだってことは絶対に知られないようにしなきゃ』と流れます。そして、1人苦悩するその男性の映像で終わります

この場合はゲイであることのカミングアウトの難しさが伝えられていましたが、これって色んな場合に当てはまると思います。たとえば、男性上司と女性部下の会話で、上司がこんな発言をしたらどうでしょう。『○○課のAさん(女性)、大きなプロジェクトのリーダーになった途端に妊娠して産休に入るんだって。上司のB(男性)がぼやいてたよ。こんなことになるんだったらリーダーにしなきゃよかったって』。それを聞いた女性部下が、その時、妊娠していたら、果たして報告できるでしょうか。

あるいは、会議中にほぼ全員賛成の企画案に、ただ一人、反対の人がいたとします。『まさか、こんないい案に反対する人は誰もいないよね』と誰かが発言したら、その人は異論を唱えることができるでしょうか。上下関係があればなおさら難しいのでは…。結果、より良い意見が埋もれてしまうこともあり得ます。

カミングアウトとは、あらゆる場面で周りの人とは異なる立場や考えであることを言動で示すということだと思います。そこで誰かが周りの意見を聴くより先に、その人の立場や考えを否定するような発言をしてしまうと、たとえ発言者に悪気はなくても、カミングアウトできなくなる人もいることを忘れないようにしなくてはと、このDVDを観ていて改めて肝に銘じました。

ダイバーシティを尊重し、活用するということは、「自分とは異なる立場や考え方の人が周りにいる可能性を常に意識し、周囲に対して思いをはせる、即ち、周りに対する思いやりを持ち続ける」ということに尽きるのではないでしょうか。

※ホモという言葉は差別用語にあたり、ハラスメントととらえられます。

北尾真理子
ひょうご仕事と生活センター上席相談員
株式会社ダイバーシティオフィスKITAO代表
ダイバーシティコンサルタント

上席相談員のブログはこちら
「北尾真理子のつれづれ日記 ダイバーシティのなせる業」
http://diversity-kitao.co.jp/

■4.仕事と生活の調和を図るための支援策[助成金情報] ■

ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を応援するため、各種助成金を用意しています。皆様のご利用をお待ちしております。

◇中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金(休業コース)
◇中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金(短時間勤務コース)
◇中小企業育児・介護等離職者雇用助成金
◇仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金

■5. ひょうご仕事と生活センターからのお知らせ■

◇ 北尾真理子と学ぶダイバーシティ(多様性)とワーク・ライフ・バランス
(仕事と生活の調和)
http://diversity-kitao.co.jp/event/2010/11/kitao/

■6.編集後記■

第94号、いかがでしたか?
春は、出会いと別れの季節。私もセンターに来て早いもので一年が経とうとしています。この一年間、さまざまな出会いと別れがありました。センターの業務を行う中で、先輩や仲間、企業さまからたくさんの気づきを得て学ぶことができたと実感しています。4月からも皆さまのお力になれるよう頑張っていきますので、ひょうご仕事と生活センターをよろしくお願いします!

発行

■第94号
■2018年3月20日火曜日発行
■公益財団法人兵庫県勤労福祉協会
ひょうご仕事と生活センター
当センターは兵庫県からの委託事業を行っています
(ご意見、ご要望はこちらのアドレスまで、ドシドシお寄せください。)

お問い合わせ
info@hyogo-wlb.jp
ホームページ
https://www.hyogo-wlb.jp/
Facebookページ
https://www.facebook.com/WLB.Hyogo

※当メルマガは毎月第3火曜日に配信しています。
配信されなかった場合はお手数ですが、センターまでご連絡ください。

2018年2月号 第93号

ひょうごの”ええ会社 ”づくりに奮闘中!
~センタースタッフ奮闘記~

皆さま、こんにちは。
寒さが続きますが、徐々に日が長くなり、日差しを暖かく感じることも増えてきました。
春の足音が少しずつ、ゆっくりと近づいてきているようですね。
センターは、皆さまのWLB取組推進のお手伝いをさらに進めてまいります!

それでは、今月のメルマガ、スタートです!

■目次・CONTENTS

  1. 今月のトピックス
  2. 真理子のひとりごと
  3. 仕事と生活の調和を図るための支援策[助成金情報]
  4. ひょうご仕事と生活センターからのお知らせ
  5. 編集後記

登録・メールアドレスの変更、解除はこちらからお手続き下さい。

■1.今月のトピックス■
トピックス①
学生向け事例集『平成29年度版WLBな会社ガイド』のご紹介

恒例の学生向け事例集「平成29年度版WLBな会社ガイド」を発行しました!
この事例集は、これから就職活動をスタートする学生の皆さんに「WLB(ワーク・ライフ・バランス)ってどういうこと?」「WLBな会社ってどんな会社?」を伝え、WLBの視点を持って就職先を選んでもらうことを目的として作った冊子です。
企業・団体の皆さまにとっても、表彰企業の事例を通し、WLB取組が成功するヒントとなる情報をお伝えできるものになっています。
より良い就職活動に向けて、採用する側も、採用される側にも参考になる情報をたくさん掲載しておりますので、ぜひご覧ください!

【今回の事例集のポイント】

1. WLBな会社
「平成29年度ひょうご仕事と生活のバランス企業表彰」を受賞された企業・団体の取組事例を分かりやすく記載しています。

 2. わたしの就活体験記
「WLBな会社」に勤める入社1~3年目の若手社員の皆さんが、①どんなスケジュールで就職活動をしたか、②どうやってこの会社を見つけ、応募することにしたのか、③どんなことに気を付け、何を大切にして就職活動をしたか…
など、これからの就職活動や採用活動の参考になる体験談が満載です。

3. ひょうご仕事と生活のバランス企業表彰 表彰企業一覧
これまでにセンターが「ひょうご仕事と生活のバランス企業表彰」で表彰した企業・団体の一覧を掲載しています。

今年も、『WLBな会社ガイド』をぜひご活用ください!
PDFデータは、こちらからご覧ください。
冊子は若干予備がありますので、送付希望の方は電話又はE-mailにてお問い合わせください。

申込方法など詳細はHPをご確認ください。
https://www.hyogo-wlb.jp/eventlist/kiso/item3684

トピックス②
神戸市イクボス養成プロジェクト
「なるほど!働き方改革」~イクボス・イクメン・多様な働き方~開催のお知らせ

3月8日(木)、神戸市にて講演・パネルトーク
「なるほど!働き方改革~イクボス・イクメン・多様な働き方~」が開催されます。
第一部では”元祖イクボス”こと川島高之氏の講演会、第二部では川島氏を含む3名のパネラーによるパネルトーク。働き方改革の概要から実例まで幅広く学べるイベントとなっています。
セミナー概要
・日時:2018年3月8日(木) 13:00~15:30
・場所:あすてっぷKOBE・神戸市男女共同参画センター
神戸市中央区橘通3-4-3
・定員:100名
・参加費:無料
・対象:働き方やワーク・ライフ・バランスに興味がある方
・主催:神戸市
 申込期限  2018年3月2日(金)
内容
【第一部】講演会
「働き方改革の第一歩。イクボスが作る!多様な人が作る会社の未来像」
・川島高之氏(NPO法人ファザーリング・ジャパン理事)
【第二部】パネルトーク
「わが社の働き方改革のこれまでとこれから」
・川島高之氏(NPO法人ファザーリング・ジャパン理事)
・沼部美由紀氏(株式会社クロシェ代表取締役)
・宮本亜希氏(あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 人事部ダイバーシティ推進室 室長)
詳細・お申込みについてはこちらをご覧ください。

■2.真理子のひとりごと ■
「フェア vs. イコール」

ひょうご仕事と生活センターでは、ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和、以下WLB)とは、『仕事にやりがいや充実感を感じ、責任を果たしながら、その一方で、子育てや介護、家庭や地域での生活、自己啓発などといった個々の私生活も充実させるという考え方です』とお伝えしています。

この中の、「責任を果たしながら」という部分が特に重要なんですよね。私は、ダイバーシティ(人材の多様性)の研修で、「多様な個性・属性を尊重しましょう」と話しています。それは、決して、個人のわがままを無条件に受容するということではありません。そして、WLBの研修でも、「帰りたい時に帰れないということがないように」、また「休みたい時に休めないということがないように」と話しています。でもそれは、あくまでも、その個人が、常日頃から、果たすべき責任を果たしているということが大前提です。

人には様々な役割があり、その役割に応じて果たすべき責任も異なります。残念ながら、その責任が十分に果たせていないにもかかわらず、権利の主張ばかりしている人もいます。競泳選手が、予選で好成績を出せた場合にはじめて波の少ない中央レーンが与えられるように、きちんと責任を果たし、成果を出せている人だからこそ、多様な働き方をするための恩恵を被ることが許されるということですよね。

ダイバーシティの尊重と活用推進も、WLBの実現推進も、すべての人たちに対して、平等に、即ち、イコールに対応しましょうということではありません。個々のニーズはそれぞれ異なります。それを無視してすべてに対してイコールに対応していくのではなく、多様なニーズに対して、フェアにケアしていきましょう。それが、ダイバーシティの尊重と活用推進、そして、WLBの実現推進の成功への鍵ではないかと思います。
そして、フェアにケアをされるためには、その個人が責任を果たし、付加価値のある成果を出せているということが大前提だってことを忘れないようにしましょう。

北尾真理子
ひょうご仕事と生活センター上席相談員
株式会社ダイバーシティオフィスKITAO代表
ダイバーシティコンサルタント

上席相談員のブログはこちら
「北尾真理子のつれづれ日記 ダイバーシティのなせる業」
http://diversity-kitao.co.jp/

■3.仕事と生活の調和を図るための支援策[助成金情報] ■

ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を応援するため、各種助成金を用意しています。皆様のご利用をお待ちしております。

◇中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金(休業コース)
◇中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金(短時間勤務コース)
◇中小企業育児・介護等離職者雇用助成金
◇仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金

■4. ひょうご仕事と生活センターからのお知らせ■

◇ 北尾真理子と学ぶダイバーシティ(多様性)とワーク・ライフ・バランス
(仕事と生活の調和)
http://diversity-kitao.co.jp/event/2010/11/kitao/

■5.編集後記■

第93号、いかがでしたか?
テレビでは平昌(ピョンチャン)オリンピックの様子が放送され、世界各国の選手の素晴らしい演技、技に目が釘付けになる毎日です。自分の好きなことを極め、国の代表として世界の舞台に立ち、いきいきとしている選手はとても輝いていますね。
日本人の選手も、最年少15歳から最年長45歳まで、さまざまな世代が活躍しています。何かを成し遂げるのに重要なことは、年齢ではなく、自分を信じて進んでいく気持ちだと改めて気づかされました。「できない」から「できる」に、前を向いて進んでいきたいものです。

発行

■第93号
■2018年2月20日火曜日発行
■公益財団法人兵庫県勤労福祉協会
ひょうご仕事と生活センター
(当センターは兵庫県からの委託事業を行っています)
(ご意見、ご要望はこちらのアドレスまで、ドシドシお寄せください。)

お問い合わせ
info@hyogo-wlb.jp
ホームページ
https://www.hyogo-wlb.jp/
Facebookページ
https://www.facebook.com/WLB.Hyogo

※当メルマガは毎月第3火曜日に配信しています。
配信されなかった場合はお手数ですが、センターまでご連絡ください。

2018年1月号 第92号

ひょうごの”ええ会社 ”づくりに奮闘中!
~センタースタッフ奮闘記~

皆さま、こんにちは。
新年おめでとうございます。
ひょうご仕事と生活センターでは、2018年も気持ちを新たに「ワーク・ライフ・バランス」の取組を支援してまいりますので、今年もよろしくお願いいたします。

それでは、今月のメルマガ、スタートです!

■目次・CONTENTS

  1. 今月のトピックス
  2. WLBな日々
  3. 真理子のひとりごと
  4. 仕事と生活の調和を図るための支援策[助成金情報]
  5. ひょうご仕事と生活センターからのお知らせ
  6. 編集後記

登録・メールアドレスの変更、解除はこちらからお手続き下さい。

■1.今月のトピックス■
トピックス①
まだ間に合います!「ワーク・ライフ・バランス基礎講座」 参加申込受付中!

前回のメルマガでもお知らせしましたが、「ワーク・ライフ・バランス基礎講座」、引き続き参加を受け付けています。
「WLBのことをよく知らない」「どう取り組んでいいのか分からない」など、お悩みのWLB推進のご担当者様も多いのではないでしょうか。
これからWLBの取組をスタートする企業・団体様向けに、毎年開催しているこの基礎講座で、取組に向けての具体的なヒントをつかみ取ってください。
ご参加をお待ちしています。

【姫路会場】
◆開催日時 2018年2月1日(木)  13:30~15:00
◆開催場所 兵庫県立姫路労働会館 1階 第5会議室(姫路市北条1-98)
◆定員   20名

【神戸会場】
◆ 開催日時 2018年2月8日(木) 13:30~15:00
◆ 開催場所 兵庫県中央労働センター 201号室(神戸市中央区下山手通6-3-28)
◆ 定員   40名
申込方法など詳細はHPをご確認ください。
https://www.hyogo-wlb.jp/eventlist/kiso/item3684

トピックス②
第5回「労働問題研究会」を下記のとおり開催予定です。

第5回:2018年1月29日(月) 15:00~16:30
(兵庫県中央労働センター1階 小ホール)
定員:70名程度
テーマは★同一労働・同一賃金と集団的労使関係 です。
同一労働・同一賃金実現に向けて活発な論議が展開されていますが、我が国の労働慣行のもとでの実現には限界があります。これまでの推移も踏まえながら、集団的労使関係システムも活用すべきとする考えを労働法政策に詳しい講師からご講演をいただきます。
講師:(独)労働政策研究・研修機構 労働政策研究所長 濱口 桂一郎氏

お申込みは、ひょうご労働図書館事務局までお願いします。
TEL:078-367-3805  FAX:078-367-3807
E-MAIL:sasaki@undoushi.sakura.ne.jp

■2.WLBな日々■

~ 年の初めの洒落言葉 ~
センター長 森本洋平

読者の皆さま、新年明けましておめでとうございます。
ご家族お揃いで、健やかな新年を迎えられたことと、お喜び申し上げます。

正月です、チョット洒落たお話をしてみたいと思います。
時は、300年程前の江戸後期10代将軍「徳川家治」の時代、
田沼意次が権勢を誇っていた時代の江戸、秋山小兵衛なる老剣客が隠居しておりまして、息子の秋山大治郎とその妻三冬が活躍する物語が小説として書かれています。ご存じ、池波正太郎作「剣客商売」であります。

その中で、池波正太郎は秋山小兵衛を通して面白い言葉をいっております。
「剣の道とは奥が深い、おおよそ10年も修行すれば、自分に対して自信がついてくる。さらに10年も修行すると、今度は相手の強さが分かってくる。さらに10年も修行をすると、今度は自分の弱さが分かってくる。さらに10年も修行すると、何が何だか全てが分からなくなる。(無の境地か。)」
宮本武蔵の「鍛は千日、錬は万日」によく似ているようにも思います。

そして、これを自分の仕事に置き換えてみたり、自分の会社に置き換えてみたりすると、何となく同じように思えてまいります。会社経営も自分の仕事も無の境地で何事にも動じないしっかりとしたものにしたいものです。

今年も仕事と生活センターは「ええ会社づくり」のお手伝いをさせていただきます。お気軽にご相談下さいますようお願い申し上げます。

■3.真理子のひとりごと ■
「できない理由をとったら、できるになる!」

皆さま、明けましておめでとうございます。いつも『真理子のひとりごと』をお読みくださり、どうもありがとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

ひょうご仕事と生活センターには、「『できない』から『できる』に」というモットーがあります。某経営者の方にその話をしたら、「当社でも同じことを言っている。社員たちが、なんでもすぐに、次から次へと色んな理由をあげ、できない、できないと言うが、できないと言う理由を解決すればいいじゃないか、そしたら、できないことは殆ど無くなる筈だ」と言われました。

ダイバーシティの研修で、ダイバーシティの尊重と活用が組織で推進されにくい理由について、グループで話し合っていただきました。結果発表では、各グループから色々な理由が挙げられました。その中に、『人員が削減されても業務量は減らず、ダイバーシティを尊重したり、活用したりする余裕がない』というものが…。それを見て、そう言われるなら、組織に余裕ができるような働き方改革を行い、できないと言われる理由を解決されたらいいのにと思いました。でも、それって多様性に欠ける組織では難しいのかも…。

人員が削減されたのであれば、業務量を減らさない限り、残業は必至。そこで必要なことは、本当に今、その仕事をする必要があるのかを見直し、締め切り延期やアウトソースは可能か、その仕事をしないことで起きる弊害は、などについて考えること。そして、その結果、勇気を出して今迄と違うことを行うこと、即ち、変化を起こすことです。

そういう行動がとれる人は、もしかしたらその組織で永年勤続し、同じような状況下で、同じような仕事の仕方を続けてきた人たちではなく、外部から異動してきた人たちなど、多様な背景(属性)をもつ人たちなのかもしれません。組織に変化をもたらすためにも多様な人材は必要不可欠だと言えます。

何かに対して「できない」と言いそうになったとき、できない理由は何なのか、それは解決できないのか、考えてみませんか?

北尾真理子
ひょうご仕事と生活センター上席相談員
株式会社ダイバーシティオフィスKITAO代表
ダイバーシティコンサルタント

上席相談員のブログはこちら
「北尾真理子のつれづれ日記 ダイバーシティのなせる業」
http://diversity-kitao.co.jp/

■4.仕事と生活の調和を図るための支援策[助成金情報] ■

ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を応援するため、各種助成金を用意しています。皆様のご利用をお待ちしております。

◇中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金(休業コース)
◇中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金(短時間勤務コース)
◇中小企業育児・介護等離職者雇用助成金
◇仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金

■5. ひょうご仕事と生活センターからのお知らせ■

◇ 北尾真理子と学ぶダイバーシティ(多様性)とワーク・ライフ・バランス
(仕事と生活の調和)
http://diversity-kitao.co.jp/event/2010/11/kitao/

■6.編集後記■

第92号、いかがでしたか?
私は、年に一度友人から届く年賀状を眺め、楽しくゆったりとしたお正月を過ごしました。
年賀状の発行枚数は、SNSで新年の挨拶を済ませる若者世代の増加や、団塊の世代の退職によるビジネス利用の減少を理由に年々減少しているそうですが、手書きで伝わる良さがあると思うので私は年賀状を毎年書くことにしています。
IT化が進み便利な世の中になっていますが、ときには実際に顔を合わせてコミュニケーションをとることや、手書きの手紙などで想いを伝えることも大切かもしれませんね。

発行

■第92号
■2018年1月16日火曜日発行
■公益財団法人兵庫県勤労福祉協会
ひょうご仕事と生活センター
(当センターは兵庫県からの委託事業を行っています)
(ご意見、ご要望はこちらのアドレスまで、ドシドシお寄せください。)

お問い合わせ
info@hyogo-wlb.jp
ホームページ
https://www.hyogo-wlb.jp/
Facebookページ
https://www.facebook.com/WLB.Hyogo

※当メルマガは毎月第3火曜日に配信しています。
配信されなかった場合はお手数ですが、センターまでご連絡ください。

メールマガジンの
購読登録・変更・解除

メールマガジン登録

メールアドレス必須
名前
一言コメント欄

メールマガジンアドレス変更

メールアドレス必須

メールマガジン解除

メールアドレス必須