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2014年メールマガジン

2014年バックナンバー

2014年12月号 第55号

2014年12月号 第55号

ひょうごの”ええ会社 ”づくりに奮闘中!
~センタースタッフ奮闘記~


今年1年を振り返った時、あなたは『やりがい』を感じたり、仲間と笑い合ったり、
そんな瞬間ばかりが頭に浮かぶのなら、
きっと『ええ会社』で働いていた1年だということではないでしょうか?

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■目次・CONTENTS

1 センター効果的利用法~『相談員による相談・実践支援サービス 宣言~認定~表彰まで』~
2 センタースタッフの「WLBの日々」
3 真理子のひとりごと
4 仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金とセミナー、その他]
5 編集後記
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1.ひょうごのええ会社になるには? ~センター効果的利用法~
今回のテーマは、『相談員による相談・実践支援サービス 宣言~認定~表彰まで』



みなさん、ひょうご仕事と生活センターが、WLB実現推進に向けた幾つかのサービスを行っていることを
ご存知でしょうか?その中から今回は『相談員による相談・実践支援サービス』をご紹介させていただきます。

当サービスは、企業・団体それぞれの働きやすい職場環境づくりに関するご相談内容に応じて専門家を派遣し、
WLB研修や講演会の企画・提案や実施をサポートしています。

今年度からは、(※1)ひょうご仕事と生活の調和推進企業宣言企業・団体が、認定企業・表彰企業へと
ステップ・アップできるようサポートしています。

ご依頼から講師派遣までの基本的な流れをおさらいしたいと思います。

[相談・実践支援サービスの流れ]

STEP1 :ワンストップ相談

     電話やメールでご依頼・ご相談いただけます。
     センターにお越しいただいてお話を伺うことも可能です。

STEP2 :相談員を派遣し課題を把握、もしくは実践支援

     ワンストップ相談でご連絡いただいた後、相談員が訪問します。
    (※2)自己診断システムを活用し、自組織の課題等を把握・整理をした後、
    課題解決に向けた今後の取組方法について打ち合わせを行い、オーダーメイドでプログラムを作成します。
    また、WLBを推進される方々を中心に、自己診断の結果に基づき、不足している部分を補う方法をお伝えします。

STEP3-1:研修・講演会の実施

    WLB実現にむけた研修や講演会をご希望の場合、打合せ内容を基に実施します。

STEP3-2:相談員による継続支援

    認定企業から表彰企業に進まれるアドバイスを行います。

表彰企業までの流れはこちら
⇒ https://www.hyogo-wlb.jp/promotion/index.html


★[ここでポイント!]
相談・実践支援をご活用いただくためには、下記のステップが必要となります。

(※1)ひょうご仕事と生活の調和推進企業宣言
  よりよい組織作りをめざし、WLB実現推進活動に取り組むことを宣言された企業・団体に支援を行っています。

 詳細はこちら ⇒ https://www.hyogo-wlb.jp/promotion/about.html

(※2)ワーク・ライフ・バランスWEB自己診断システム
 WLBの取組を開始される際、まず自組織の状況を把握することが大切です。
 診断結果によって進んでいる点や改善ポイントが見えてきますので、まずは診断してください。

 診断はこちらから ⇒ https://www.hyogo-wlb.jp/diagnosis/entry.php
 (ご不明な点は、相談員が訪問した際にお尋ねください)

まずは、自分の企業・団体が「ええ会社」になるために、WLBの取り組みを進めていくうえで、
センターのこのサービスをご利用頂き、センターと一緒により一層の「ええ会社」を目指しませんか?

2.センタースタッフの「WLBの日々」


温差の激しい日々が続いていますが、皆さんは体調崩していませんか?
11月号を担当させて頂きます、相談員の田原と申します。

センターの相談員としてWLB推進活動を始め半年が経ちました。
相談員の主な活動は企業を訪問し、現状をヒアリングした上で外部講師を派遣し実践支援や研修の実施、
また継続的なフォローも行っています。

企業訪問をする中で、「メンタルヘルス」という言葉が会話の中でよく使われます。
「メンタル不全が既に社内で課題となっている」「またはそうなる前に未然に防ぐ方法を知りたい」、
特に問題が起こってから取り組むのではなく「未然に防ぐ」という意識が高まり、企業にとって緊急性の
高い課題となっていることを実感しています。

「メンタルヘルス」は一見、WLBと関係がないように思えますがそんな事はありません。
心が健康であるためには前向きな気持ちを安定的に保ち、いきいきとした生活を行える状態で
ある事が必要です。この状態は企業・従業員双方にとってメリットがあります。

まず心の健康を維持できる職場環境では、働く意義や喜びを感じることでモチベーションが高くなります。
その結果、生産力が高くなり、企業の利益に大きく貢献できます。

そのためには仕事のストレスをなるべく最小限にするよう、従業員が個々に抱える問題に焦点をあて
解決するための支援を行う事が必要になってきます。

 さて、話は変わりますが先日、本棚を作ろうと思い立ち、生まれて初めてのこぎりを買いました。
学生時代、技術の授業で小さな棚を作りましたが、板をまっすぐに切れず、貼り合わせると隅が合わない。
釘をまっすぐ打てず横から飛び出る。改めて不器用だと気づきました。

しかし、思い込みはよくない、何事も練習だと思い、初めてDIYに挑戦しました。
まず工具を購入しようとネットで調べました。お勧めのある老舗企業ののこぎりは切れ味も良く、素人でも扱い
やすいとの事。早速購入しました。

実際、切ってみると・・・
びっくりするほど簡単に真っ直ぐ切れ、切り口も綺麗で感動しました。苦手だと思っていた事がひとつ克服できた
達成感に筋肉痛も吹っ飛びました。

そして先日とある企業を訪問すると、先日購入したのこぎりを製造しているという事がわかり、嬉しく思ったと
同時にご縁を感じました。
担当者の方にDIYの話をすると、地域限定でDIY講座を開催しているとの事。最近は流行している事もあり、
壁紙や塗装商品を扱う企業、ホームセンター等においてDIY講座が開かれているようです。

販売に繋がる、自社商品をもっと知ってもらう為の企画として始めた事かもしれません。
でもこのDIYに限らず、商品を使って一緒に学びながら地元の方と交流を深める、このような取り組みは同時に
地元に貢献する企業として周知されていくのではと感じました。

このようなご縁を感じる出会いを大切にしていきたいと思います。


3.真理子のひとりごと
「Noと言う勇気をもとう」


先月のこのコラムで、する必要がないことをしないでおく勇気が必要と書きました。そういう私ですが、
実は、“ノーと言えない日本人”の典型的なタイプで、何かを頼まれたり、誘われたりすると、都合がつく限り、
つい『イエス』と引き受けてしまいがちです。

誰かに必要とされていることって、有り難いことですし、嬉しいことですものね。
その結果、かなりタイトな状況であっても、引き受けてしまうことが多々あります。

最近、読んだ本(※下記参照)に、『罪悪感を捨て、Noと言う』という章があり、『「ノー」のトレーニング』と
いう項がありました。

そこには、『最近、自分が人に言われたノーをすべて思い出してみよう。はたして覚えているだろうか。
ノーと言われて本当に打ちのめされただろうか。言われたことがいまだに頭に残っているだろうか。
おそらく残っていないだろう。覚えておいてもらいたい、自分の予測というものはいつでも現実より悪いものだ。』と
あります。

その後もしばらく、効果的にノーと言う方法が続けて書かれています。
この章のまとめとして記載されていた言葉の中から印象に残ったものを紹介します。

*罪悪感は、仕事と生活の健全さを達成する妨げになる無用な感情だ。
*いくつかのことに「ノー」と言わなければ、すべてをやる羽目になる。

誰かに「ノー」と言った結果、相手が立ち直れないほど落胆するかもと予測できる時は、「ノー」と
言わない方が良いかもしれませんが、そういうケースがどれだけあるかは考えてみる必要がありますね。

※著書名:「ウーマノミクス」 仕事も家庭もあきらめない新しい「働き方」のカタチ
星雲社発売、アルファポリス発行 1500円(本体のみ)
著者: クレア・シップマン/キャティー・ケイ  訳者: 林久実

北尾真理子
 ひょうご仕事と生活センター 上席相談員
 株式会社 ダイバーシティ オフイス KITAO代表
 ダイバーシティ コンサルタント

4.仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金とセミナー]


ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を促進すべく、各種助成金を用意しています。
皆様のご利用をお待ちしております。

◇中小企業育児休業・介護休業代替要員確保支援助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail01.html

◇中小企業育児・介護等離職者雇用助成金
(今年度から離職前と別の会社で雇用した場合も助成対象になりました!)
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail03.html

◇仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail02.html


助成金について分かり易く解説した動画も作成しました。こちらも合わせてご覧ください。

◇知って得する、知らなきゃ損 WLBのための助成金
   https://www.youtube.com/watch?v=OSU-m3ImXCY


ひょうご仕事と生活センターのセミナーも大好評!!

◇北尾真理子と学ぶダイバーシティ(多様性)とワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)
http://diversity-kitao.co.jp/event/2010/11/kitao/

◇北条勝利と学ぶワーク・ライフ・バランス
https://www.hyogo-wlb.jp/center/message.html


5.編集後記


第55号、いかがでしたでしょうか?


研究員の仲上です。
とうとう12月も残すところあと2週間。今年を振り返り、来年にむけての目標を考えたりされることかと思います。
皆さん、今年1年はどんな年でしたでしょうか?

よく、「今年1年を漢字で表すと?」という質問があるかと思うのですが、私自身、今年1年を漢字で表すと、
「挑戦」だったと思います。センタースタッフとして新たな試みを行うことも多く、沢山の壁にぶつかりながらも
「挑戦」を繰り返す日々でした。勿論このメルマガの担当も一つの挑戦でした。

その中から私が来年の目標にしたい漢字は「自信」です。

今年を振り返り、「挑戦」したことから得た自信の力を信じ、来年はもっと強い「自信」を持ちながら、
センタースタッフとして「兵庫がええ会社だらけ」になることを目指して、頑張っていきたいと思います。

来年もどうぞ宜しくお願いします!少し早いですが、皆さま、よい年をお迎えください!

研究員 仲上 奈緒



━━━━【第55号】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2014年12月16日火曜日発行[月刊]
公益財団法人兵庫県勤労福祉協会 ひょうご仕事と生活センター

(当センターは兵庫県からの委託事業を行っています)

ご意見、ご要望はこちらのアドレスまで、ドシドシお寄せください。

お問い合わせ   info@hyogo-wlb.jp
ホームページ   https://www.hyogo-wlb.jp/
Facebookページ https://www.facebook.com/WLB.Hyogo

登録・メールアドレスの変更、解除は下記リンク先からお手続き下さい。
https://plus.combz.jp/connectFromMail/regist/bxkq8594

※当メルマガは毎月第3火曜日に配信しています。
配信されなかった場合はお手数ですが、センターまでご連絡ください。
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2014年11月号 第54号

2014年11月号 第54号

ひょうごの”ええ会社 ”づくりに奮闘中!
~センタースタッフ奮闘記~

5周年記念フェスタには
ひょうごのええ会社づくりのヒントが沢山ありませんでしたか?
皆さんの企業・団体にこのヒントが広がりますように!

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■目次・CONTENTS

1 センター効果的利用法~『ひょうご仕事と生活センター事例動画』~
2 センタースタッフの「WLBの日々」
3 真理子のひとりごと
4 仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金とセミナー、その他]
5 編集後記
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1.ひょうごのええ会社になるには? ~センター効果的利用法~
 今回のテーマは、『ひょうご仕事と生活センター事例動画』


みなさん、ひょうご仕事と生活センターが作っているWLBにまつわるいろんな動画があるのをご存知ですか?
センターはWLBをより理解しやすくするために、アニメを使ったWLB紹介動画や、表彰企業の皆さんに
ご協力頂き、WLB先進事例動画を作っています。
「自分の会社と似た環境で、こんなにWLBを頑張っている企業が兵庫県にあるんだ」、
「こんな取組方があるんだ」「従業員がこんなに笑っている企業があるんだ」
「WLBって、ちょっと誤解していたのがこのアニメで良く分かったなあ」という沢山の感想を頂いています。


■「WLBを使って あなたの企業をパワーアップ!」
 ひょうご仕事と生活センターのゆるキャラの『「できない」から「できる」マン』がWLBを
 分かりやすくアニメで説明!「ひょうごのええ会社」になるためのヒントが隠されています!

■「知って得する、知らなきゃ損 WLBのための助成金」
 ひょうご仕事と生活センターの3つの助成金を事例も交えて、アニメで分かりやすく説明。
 今までイメージしにくかった助成金の流れをより分かりやすく説明します!

■WLB事例動画No1~No7
 「ひょうご仕事と生活のバランス企業表彰」を受賞された表彰企業の取組み事例の動画。
 現在7社の動画があり、それぞれの企業のそれぞれの「WLBの取組の切り口」を説明!
 以上、どれもが、とても分かりやすく楽しい動画となっておりますので、是非一度ご覧ください!

  URLはこちら→https://www.hyogo-wlb.jp/movie/index.html

2.センタースタッフの「WLBの日々」


めっきり寒くなり薄手のコートが必要となる季節となりました。
このたび11月号を担当することとなりました、私、調査統括の佐々木と申します。

本年4月からセンターにまいりまして、約半年が経ちました。
私の担当は企業や団体のWLBや職場環境等に対する従業員の意識・意向について調査し、
企業、団体のWLBの次の取組みへの足がかりとなる従業員意識調査を主に行っています。

調査における一連の流れを簡単にお話すると、企業等へのヒアリング、調査票設計、調査実施、分析、
そして報告となります。その分析結果をふまえ、相談員と企業担当者の方と相談を行い「ええ会社」に
なるための道筋を考えていきます。

調査することは現状を把握すること。
この従業員意識調査は、従業員の「思い」が詰まったもの。その「思い」を客観的にデータとして
お見せすると、経営者、人事担当者の方も「やっぱりそうか…」であったり、「そうなの?」であったり、
企業担当者の方々の受け止め方は様々です。

そして現状を把握することで「ええ会社」になるための取組みを今以上に加速させていくことが
できるのだと思います。

さて話が変わりますが、同じように客観的に見せられてショックを受けるのが「健康診断結果」。
私の診断結果も返却されてきました。

体重、ウエスト周り、コレステロール値、そして肝臓数値・・・
「やっぱりそうか・・・」であったり「そうなの?」と心の中でつぶやきながら、
「いかんいかん。健康な身体があってこそ、いい仕事ができる!」と思い直して
せっせと運動と食事に気をつけております。みなさまはいかがでしょうか?

最後に経営者、人事担当者の方の「いい会社にしたい」「従業員のWLBを充実させ、企業をよくしたい」
というお気持ちをくみ取りながら、客観的に有益な調査結果を報告できるように、これからも努力して
いきたいと思っております。

どうぞよろしくお願いいたします。

3.真理子のひとりごと
「“Need to have”か“Nice to have”か、はたまた“No need to have”か」


ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和、以下WLB)の研修では、WLB実現推進のためのヒントの一つとして、
『すべてのことを同時に行うのは無理。
物事を、“Need to have(する必要があること)”か“Nice to have(余裕があればしてもよいこと)”に分けて、
時間が無い時は、“Nice to have”なことはしないこと』と紹介しています。

これは、前職時代によく言われていたことで、会議一つ開くにしても、その会議が“Need to have”か“Nice to have”
なのかを判断し、“Nice to have”と判断された場合は開催中止。
“Need to have”か“Nice to have”なのかの判断基準は、それが、組織のビジョン達成につながるかどうかということ。

この考え方は、日常生活にも当てはめられます。

日常では、組織のビジョンにつながるかどうかとは考えないでしょうが、
自分の夢の実現や目標達成につながることなのかは考えられますよね。
先日、某所でWLB研修終了後に、主催者の方から、“Need to have”か“Nice to have”だけでなく、
“No need to have(する必要のないこと)”は含まれないのかと尋ねられました。
前職時代は、そもそも“No need to have”なことは、『することリスト』に入らないので気づきませんでした。
でも、言われてみれば確かに、時間が無い時に限って“No need to have”なことをしようとしている自分に気づくこともあります。

『しないこと』を決め、しないでいることは、勇気がいります。
極端な言い方ですが、時間が無い時には、『今、これをしないと誰かの命に係わるのか』という位の判断基準で、
『しないこと』を決め、本当にしないこと。それがWLBの実現推進には必要ですね。

北尾真理子
 ひょうご仕事と生活センター 上席相談員
 株式会社 ダイバーシティ オフイス KITAO代表
 ダイバーシティ コンサルタント

4.仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金とセミナー]


ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を促進すべく、各種助成金を用意しています。
皆様のご利用をお待ちしております。

◇中小企業育児休業・介護休業代替要員確保支援助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail01.html

◇中小企業育児・介護等離職者雇用助成金
(今年度から離職前と別の会社で雇用した場合も助成対象になりました!)
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail03.html

◇仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail02.html


助成金について分かり易く解説した動画も作成しました。こちらも合わせてご覧ください。

◇知って得する、知らなきゃ損 WLBのための助成金
   https://www.youtube.com/watch?v=OSU-m3ImXCY


ひょうご仕事と生活センターのセミナーも大好評!!

◇北尾真理子と学ぶダイバーシティ(多様性)とワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)
http://diversity-kitao.co.jp/event/2010/11/kitao/

◇北条勝利と学ぶワーク・ライフ・バランス
https://www.hyogo-wlb.jp/center/message.html


5.編集後記


第54号、いかがでしたか?

調査員の小橋です。
11月の下旬になり、街並みは一気に年末へ走りだした雰囲気になりました。
書店や文具店に行くと、来年の手帳が軒並み揃ってくる時期になり、彩り豊かな手帳の種類を目にすると、
それだけでどれを選ぶか悩ましいですよね。

手帳の中にも、仕事に直結したものや、生活に重きをおいたものもあり、その手にとって選ぶ人達の
ライフスタイルが垣間見えるようにも思います。「選ぶ楽しみ」というのは手帳に限らずですが、
私自身は気づけば11年間愛用している手帳を、来年度もまた購入するかで頭を悩ましているこの頃です。

手帳を使うこと=スケジュール帳、仕事上の内容、という割り切った使い方はよく伺うこともあるのですが、
私自身はこれまでの使い方を振り返ると、それこそ日記のように日々の思いや考え、悩み、メモなどの記録が書ける
手帳を使い続けていることで、「これはそうだ、仕事と生活の内容を両方記しているな」と、気づきました。

手帳の中で、私自身のワーク・ライフ・バランスの方向性を試行錯誤していた訳です。
とても些細なことでしたが、そういった気づきを、日々の生活やお仕事でまた活かしていけたらと思いました。

調査員 小橋 守


━━━━【第54号】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2014年11月18日火曜日発行[月刊]
公益財団法人兵庫県勤労福祉協会 ひょうご仕事と生活センター

(当センターは兵庫県からの委託事業を行っています)

ご意見、ご要望はこちらのアドレスまで、ドシドシお寄せください。

お問い合わせ   info@hyogo-wlb.jp
ホームページ   https://www.hyogo-wlb.jp/
Facebookページ https://www.facebook.com/WLB.Hyogo

登録・メールアドレスの変更、解除は下記リンク先からお手続き下さい。
https://plus.combz.jp/connectFromMail/regist/bxkq8594

※当メルマガは毎月第3火曜日に配信しています。
配信されなかった場合はお手数ですが、センターまでご連絡ください。
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2014年10月号 第53号

2014年10月号 第53号

ひょうごの”ええ会社 ”づくりに奮闘中!
~センタースタッフ奮闘記~

  5年間ずっとセンタースタッフは、
  この言葉を大切にして、WLBを推進しています。
  「私たちはWLBを通じて、もっと幸せになれる社会への扉を開きます。」

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■目次・CONTENTS

1 センター効果的利用法~『ひょうご仕事と生活センター5周年記念フェスタ』~
2 センタースタッフの「WLBの日々」
3 真理子のひとりごと
4 仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金とセミナー、その他]
5 編集後記
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1.ひょうごのええ会社になるには? ~センター効果的利用法~
 今回のテーマは、『ひょうご仕事と生活センター5周年記念フェスタ』


きたる11月11日火曜日。
ひょうご仕事と生活センターは、兵庫県公館にて『ひょうご仕事と生活センター5周年記念フェスタ』を開催致します。
今月はこのフェスタについてお伝えしたいと思います!


■トークセッションで、従業員の本音が見える?
『勘違い経営からの脱皮~経営者の知らない従業員の本音』をテーマのトークセッション。
まずは、センターの主任研究員篠原さやか氏から、センターが実施している従業員意識調査から見えてくる 『従業員の声』を分かりやすく報告させていただきます。

その後、ファシリテーターとして兵庫県立大学経営学部長の開本浩矢氏、
スピーカーの伊藤ハム株式会社人事総務部の鈴木真理子氏、
有限会社システムプラネット代表取締役の森崎美紀子氏、
ひょうご仕事と生活センター上席相談員の北尾真理子氏の4名の方々が
このテーマについて、熱いトークを交わしていただきます。

そこから分かる『勘違い経営からの脱皮』とは!?

■『残業ゼロ』を目指すとっておきの方法とは?
特別講演として、吉越事務所代表元トリンプインターナショナル・ジャパン(株)代表取締役社長の
吉越浩一郎氏にご登壇いただき、『残業ゼロを実現する~WLBと働き方の見直し』をテーマに
吉越流残業ゼロの秘訣をお話いただきます。

吉越氏は、日本経済新聞社が選ぶ「平成の名経営者100人」の一人にも選ばれ、デッドライン・がんばるタイムなどのユニークな経営手法で、19年連続増収増益を達成され、 売り上げは5倍に達しました。吉越氏のお話の中から見えてくる『WLBと働き方の見直し』のポイントは、必見です!!

その他にも、センターの5年を振り返る動画の放映や、ひょうご仕事と生活のバランス企業表彰式、 キーパーソン養成講座修了式もあり、WLBに関する、そして、大切な人材が活き活きと輝くヒントを 沢山お伝えできるフェスタです。


皆さま、ぜひご参加ください!

センターHPアドレス→https://www.hyogo-wlb.jp/news/detail.php?id=79

2.センタースタッフの「WLBの日々」


ようやく暑い夏から解放され、秋本番を迎えようとしていますが、皆様は如何お過ごしでしょうか。
10月号を担当させていただきます、推進員の花光(ハナミツ)と申します。

今月は、ワーク・ライフ・バランス(以下WLB)の推進について、推進員の日々の活動を、ユーモアを 織り交ぜながらお届けできればと思います。

WLBの推進活動を始めてから、約1年半が経ちました。
主な活動は、企業を訪問し、兵庫県が取り組んでいるWLB制度の趣旨説明、ひょうご仕事と生活センターの 利用方法、WLBに関する県の助成金制度等の説明を、事業主及び総務・人事担当者にお会いしてお話させて いただいています。

兵庫県全域で、製造業・販売業・サービス業・医療法人・学校法人・NPO法人他多数の企業を訪問させて いただき、WLBの事業説明をさせていただく中で、各企業の職場環境の状況であったり、現在取り組まれて いる様々な貴重な意見を聞かせていただいています。そしてWLBの推進をより多くの企業と一緒に押し進めて いければと思う今日この頃です。

企業を訪問するには事前のアポが必要ですが、私の場合少々厄介なことがあります。
それは、電話で花光の名前を一回で覚えていただけないことです。

活字で書くと、まあ少し変わった名前だなあという程度ですが、電話ではそう簡単にはいきません。
電話でのアポ取りの際、名前を告げた後、必ず返ってくるのは、ハナミズさん?ハナミチさん?といった 確認が多く、一回で覚えていただくには至難の業です。珍しい名前なのでもっともなことだと思います。

電話で名前をお伝えするときは、ハナはフラワーの花、ミツはヒカルと書いて花光(ハナミツ)ですといった 具合に、正確にお伝えするにはかなりの時間と労力が必要ですが、反対に記憶に残りやすいのではと自負しています。

以前読んだ、枡野俊明氏の 禅「心の大そうじ」という本の中に、水のように「しなやかに生きる」 融合如水以成和(ゆうごうすることみずのごとくもってわとなす)というくだりがあり、水はどのような形の 器に入れても、その形に収まっていくという意味だそうです。
丸い器に入れたら丸く、四角の器なら四角になるといったように、私も時と状況に応じた対応ができるように なりたいものです。

私自身も家庭でのWLB、仕事でのWLBといった色々な状況の中で両立できればと思いつつ、
日々の推進活動に邁進してまいりたいと思っています。

3.真理子のひとりごと
「介護で離職を決める前に...」


今月5日の日経新聞朝刊に、『介護離職者5年で倍増』という記事があり、2013年の介護離職者は前年比41%増の 93,000人で、5年前の倍とありました。特に40-50代の女性が目立ち、育児だけでなく介護の負担も女性に偏っている 実態があります。2013年の離職者のうち、男性23,000人に対し、女性は7万人で76%を占めるそうです。

前職時代、当時40代独身で両親と同居の先輩がいました。将来、両親が寝込むようなことになっても仕事は辞めないと 断言する彼女に、最初は「なんてドライな!」と思いましたが、次の言葉を聞き、心底、納得しました。
「仕事を辞めて看病に専念した結果、最期が来た後、今のような好条件の仕事に就ける保証はないもの。
私は、親が他界しても一人で生きて行かないとダメだから、両親にも、何かあれば万全のケアが受けられる施設に 託して、時間が許す限り、会いに行くからねと話して理解してもらっているの」。

一人っ子の私にとっても、なかなか説得力のある言葉でした。ご両親も自分たちのために、将来ある彼女までが 共倒れになることは決して望んでおられないと思います。

介護休業は、自分で看病するために使うのではなく、今後の介護の段取りをつけるために使います。
今後のことについて、遠隔地の両親や親戚縁者を訪ねて相談したり、ケアマネージャーなど専門家と面談したり、 最適な施設を見つけるために調べたりするためにあります。介護が発生したら自分が仕事を辞めて看病しなくては とは思い込まず、まず休みを取り、落ち着いて今後のことを考え、必要な準備をする時間を持ちましょう。


北尾真理子
 ひょうご仕事と生活センター 上席相談員
 株式会社 ダイバーシティ オフイス KITAO代表
 ダイバーシティ コンサルタント

4.仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金とセミナー]


ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を促進すべく、各種助成金を用意しています。
皆様のご利用をお待ちしております。

◇中小企業育児休業・介護休業代替要員確保支援助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail01.html

◇中小企業育児・介護等離職者雇用助成金
(今年度から離職前と別の会社で雇用した場合も助成対象になりました!)
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail03.html

◇仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail02.html


助成金について分かり易く解説した動画も作成しました。こちらも合わせてご覧ください。

◇知って得する、知らなきゃ損 WLBのための助成金
   https://www.youtube.com/watch?v=OSU-m3ImXCY


ひょうご仕事と生活センターのセミナーも大好評!!

◇北尾真理子と学ぶダイバーシティ(多様性)とワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)
http://diversity-kitao.co.jp/event/2010/11/kitao/

◇北条勝利と学ぶワーク・ライフ・バランス
https://www.hyogo-wlb.jp/center/message.html


4.仕事と生活の調和を図るための支援策[他団体からのお知らせ]
平成26年度「高齢社会フォーラム in 神戸」開催のお知らせ


●全員参加型社会を目指して ~地域で分かち合うシニアの経験~

高齢化が急速に進行している我が国において、心豊かで活力ある高齢社会を構築していくためには、
国、地方公共団体による取組はもとより、企業、地域社会、NPO、家庭、そして国民一人ひとりが
互いに協力しあいながら、それぞれが高齢社会の実情を知り様々に努力していくことが重要と考えています。
皆さまのご参加をお待ちしております。

申込及び詳細はこちら
平成26年度「高齢社会フォーラム in 神戸」開催のお知らせ  http://www8.cao.go.jp/kourei/kou-kei/26forum/kaisai2.html

※メールマガジン配信掲載時の情報です。既に上記の催しは終了しております。


5.編集後記


読者の皆さま、第53号はいかがでしたでしょうか?

 ひょうご仕事と生活センター研究員の仲上です。だいぶ秋めいてきた今日この頃。
季節の変わり目は体調が崩れやすくなるかと思います。皆さまは大丈夫でしょうか?
センター職員として働き方についてお伝えしていく日々の中で、WLBを考える上でも、
何より健康の大切さを痛感する毎日であります。仕事を頑張りたい時、家族のために頑張りたい時、
友達と一緒に何かを成し遂げたい時、地域のお祭りなどで頑張りたい時。

どんな時でも、健康でないと、頑張れないですよね。そして健康というのは、身体だけでなく、
心の方も健康でなくてはいけないと思います。実は心が不健康になると、身体まで影響が出たりしますよね。
年齢を重ね、経験を重ねていく中で、何よりまずは『自身の健康』を大切にしていくことがWLBを実践する うえでも重大ポイントだと考えています。

研究員 仲上 奈緒


━━━━【第53号】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2014年10月21日火曜日発行[月刊]
公益財団法人兵庫県勤労福祉協会 ひょうご仕事と生活センター

(当センターは兵庫県からの委託事業を行っています)

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2014年9月号 第52号

ひょうごの”ええ会社”づくりに奮闘中! ~センタースタッフ奮闘記~


  ひょうごの皆さんといっしょに
  ひょうごの「働き方」を考えていく
  ひょうごらしさって、どんなトコロに感じますか?

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■目次・CONTENTS

1 センター効果的利用法~リニューアルされたセンターのホームページ活用法!~
2 センタースタッフの「WLBの日々」
3 真理子のひとりごと
4 仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金とセミナー、その他]
5 編集後記
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1.ひょうごのええ会社になるには? ~センター効果的利用法~
 今回のテーマは、『こんなに見やすくなったリニューアルされたセンターのホームページ』


今年設立5周年を迎えたひょうご仕事と生活センター。
その5年間の情報が詰まったセンターのホームページが今年リニューアルしたことを、
皆さまご存知でしたか?

センターの情報発信の要となるホームページについて、今回は『効果的利用法』をお伝えしたいと思います!


■効果的利用法1:『それぞれの視点からのワーク・ライフ・バランス』
 トップページ中央少し上に、「経営者・管理者のあなたへ」「働くあなたへ」「就職を目指すあなたへ」という3つのボタンがあるのをご存知でしょうか?自身にあった視点からワーク・ライフ・バランス(以下、WLB)の  情報やセンターの取組についての情報を集めて頂けるようにしたページになっています。

 例えば、それぞれのステージでのWLBのメリットを分かりやすく説明したり、取組み方なども   説明しています。つまり、ニーズにあった情報をより分かりやすくページに分けて載せているので、
 効果的なのは『まちがいなし!』です。

■効果的利用法2: 『先進事例のご紹介』
 新しくなった事例の紹介ページは今回大幅にリニューアルされました。
 カテゴリーに分けて掲載し、より読みやすくなっています。
 そして何より今回、効果的に使えるポイントは、『検索』が可能になったことです。

 大項目と小項目に分けたキーワードから事例を検索できる様になりました。
 つまりご自身が知りたい事例のみをキーワードから探すことができるようになりました。
 もう情報が埋もれているとは言わせません!

いかがでしたでしょうか?
これらはまだほんの一例で、他にも色々見やすくなったセンターのホームページ。
必要な情報をスピーディーにキャッチできるよう、我々も日々努力をして、
更なるパワーアップに努めていきたいと思っておりますので、ぜひ、ご利用ください!!

センターホーム-ページ:https://www.hyogo-wlb.jp/

2.センタースタッフの「WLBの日々」


今年度からセンターに参りました、主任研究員の篠原と申します。
今回は研究者のワーク・ライフ・バランスについてご紹介したいと思います。

日本では、女性研究者の割合が14%程度にとどまり、その割合を高める取組みが進められています。 特に理系の分野では、大学学部、大学院、就職、と研究者としてのステージを進んでいくにしたがって 女性の数が減少していくのですが、この現象は、「Leaky pipeline(パイプラインの漏れ)」と呼ばれています。 いくつか指摘されている原因のうちのひとつが、出産・育児等と研究活動の両立の難しさです。

博士課程を修了するのは20代後半から30代前半が多く、一般的に家族を持とうとする時期と重なりやすい ことになります。学位を取った後すぐに安定した職に就ければよいのですが、現在では非常に多くの研究者が 「ポスドク」(博士研究員)や大学の「任期付き教員」等、任期の定めのある不安定な雇用を少なくとも 数年間は経験しています。

この間、研究業績を増やし、より安定的なポストを求めて就職活動をするわけですが、
同時に子育てを経験する人も少なくありません。
ただ、特に理系では実験等で時間的な拘束が長く、家庭生活との両立は容易ではないようです。
また、女性研究者は配偶者も研究者である場合が多く、お互いのキャリアのために別居している研究者夫婦も よくみられます。このような状況の中、次第に研究職を離れる女性も多いのでしょう。

そして、40代以上の女性研究者では、男性研究者よりも既婚の割合が低く、一人当たりの子ども数は少ない こともわかっています。これらのことは、女性研究者にとってワーク・ライフ・バランスがいかに難しいかを 表していると思います。

出産・育児等で研究を中断した研究者や大学の専任教員への支援は始まっていますが、
ポスドクや任期付き研究者のワーク・ライフ・バランス向上へのサポートがさらに進むことが望まれます。

3.真理子のひとりごと
「アドラーの教え」


オーストリアの心理学者アレフレッド・アドラー博士の教えが書かれた本「嫌われる勇気」(ダイヤモンド社)を 読みました。ハッとさせられる言葉が何度も出てきました。中にワーカホリックに関する一説がありました。

「『仕事が忙しいから家庭を顧みる余裕がない』というのは人生の嘘」。
「こういうことを言う人たちは、仕事を口実に他の責任を回避しようとしているにすぎない」。
「本来は、家事にも、子育てにも、あるいは友人との交遊や趣味にも、すべてに関心を寄せるべきであって、 どこかが突出した生き方などアドラーは認めない、ある意味それは、人生のタスクから目を向けた生き方だ」
とあります。

「”仕事”とは、会社で働くことだけを指すのではなく、家庭での仕事、子育て、地域社会への貢献、趣味、 あらゆることが”仕事”であり、会社の仕事などはほんの一部にすぎない、会社の仕事だけしか考えないのは 人生の調和を欠いた生き方だ」とも書かれています。

「忙しくて~ができない」とつい口走ることがありますが、それって、「~ができない」または 「~をしたくない」から忙しいことを言い訳に使っているんですね。

”本当にしたいこと”や”絶対にしないとダメなこと”であれば、忙しい合間を縫ってでも実行するはずです。 自分の中では優先順位が低い、でも、しない訳にはいかないと思っていることを、いつまでもしないでいる自分を 正当化するために、「忙しいから」という理由で言い訳してしまうようです。

「忙しくて~できない」と言う前に、それは言い訳じゃないか、よく考えようと思いました。


北尾真理子
 ひょうご仕事と生活センター 上席相談員
 株式会社 ダイバーシティ オフイス KITAO代表
 ダイバーシティ コンサルタント

4.仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金とセミナー]


ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を促進すべく、各種助成金を用意しています。
皆様のご利用をお待ちしております。

◇中小企業育児休業・介護休業代替要員確保支援助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail01.html

◇中小企業育児・介護等離職者雇用助成金
(今年度から離職前と別の会社で雇用した場合も助成対象になりました!)
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail03.html

◇仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail02.html


助成金について分かり易く解説した動画も作成しました。こちらも合わせてご覧ください。

◇知って得する、知らなきゃ損 WLBのための助成金
   https://www.youtube.com/watch?v=OSU-m3ImXCY


ひょうご仕事と生活センターのセミナーも大好評!!

◇北尾真理子と学ぶダイバーシティ(多様性)とワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)
http://diversity-kitao.co.jp/event/2010/11/kitao/

◇北条勝利と学ぶワーク・ライフ・バランス
https://www.hyogo-wlb.jp/center/message.html


●地域セミナー2014のご案内
  -経営戦略としてのワーク・ライフ・バランス-


姫路セミナー
開催日時:平成26年10月20日(月)
開催場所:姫路労働会館 3階 多目的ホール

5.編集後記


暑い夏も終わりが近づき、朝晩は涼しく感じるようになり、少しずつ秋の気配が近づいてきました。
秋の行事で思いつくのは、秋祭りでしょうか。
特に兵庫県、南西部に位置する播州で行われる秋祭りが盛んですよね。
祭りの文化というのは、長い歴史の中で私たちの生活の中にすっかり溶け込んだ日常の風景のように思います。

言葉や文化が生活に定着する、習慣化するまでには、どうしても時間がかかってしまうものです。
人が新しい行動習慣を手に入れるには、個人差がありますが、約3週間が最低限必要というお話もあります。
そうだとするならば、比較的新しい概念とされるワーク・ライフ・バランスへの取組みを、実践することは、 直ぐに実践できる処方箋のようなものではなく、時間がかかる取組みと前もって考えておけば、目標設定も しやすいのではないでしょうか。

ワーク・ライフ・バランスという取組みが、個々の習慣、会社や組織の文化として浸透していけば、
そこは働きやすい職場になっていると思うのです。

私たちセンター職員は、ワーク・ライフ・バランスに取組む皆様に支援を続けていきたいと思ってます。

調査員 小橋 守


━━━━【第52号】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2014年9月16日火曜日発行[月刊]
公益財団法人兵庫県勤労福祉協会 ひょうご仕事と生活センター

(当センターは兵庫県からの委託事業を行っています)

ご意見、ご要望はこちらのアドレスまで、ドシドシお寄せください。

お問い合わせ   info@hyogo-wlb.jp
ホームページ   https://www.hyogo-wlb.jp/
Facebookページ https://www.facebook.com/WLB.Hyogo

登録・メールアドレスの変更、解除は下記リンク先からお手続き下さい。
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配信されなかった場合はお手数ですが、センターまでご連絡ください。
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2014年8月号 第51号

ひょうごの”ええ会社”づくりに奮闘中!

~センタースタッフ奮闘記~


ワーク・ライフ・バランスを進めることは、
沢山の人とのつながりを意識し、お互いの働き方を調和させること。
それが実は企業の中で大切なのです。
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■目次・CONTENTS

1 センター効果的利用法~キーパーソン養成講座~
2 センタースタッフの「WLBの日々」
3 真理子のひとりごと
4 仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金とセミナー、その他]
5 編集後記
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1.ひょうごの”ええ会社”になるには? ~センター効果的利用法~
『今回のテーマは、"キーパーソン養成講座"』


ワーク・ライフ・バランス(以下WLB)を進めていくなかで、
「効果的な方法ってなんやろう?」って立ち止まっていることってありませんか?

 実は、多くのWLBの取り組み先進企業には内部にキーパーソンがいて、取り組みを
進めています。つまり、内部でキーパーソンを養成し、中から変えていくことがWLBを
進めるうえで効果的だということが言えます。
センターではそんなWLBのキーパーソンを養成する講座を2012年度から開催しています。
今年度も8月から連続講座を実施予定です。是非、参加してみませんか?

≪キーパーソン養成講座 第3弾開催予告≫
  WLB実現推進のための明日から実践できるプラン作成セミナー
    『プランとキーパーソン』が組織を動かす!

第1回 8/21(木) WLBについて考える(WLBの意味とは?)
第2回 9/24(水) 自組織の現状を知る(あなたの組織のWLB実現度合いは?)
第3回 10/16(木) 計画を策定する(組織のWLB実現推進のビジョンとゴールは?)
第4回 11/6 (木) 目標を設定する(組織のアクションプランをキーパーソンが発表)

<会場>
兵庫県中央労働センター内 会議室

 各回とも、グループディスカッションによるワークショップ形式で実施予定です。
『自分がキーパーソン、自分が組織を変える』そんな意識をもつことができるキーパーソンに
あなたもなってみませんか?

<申込みについて>
近日、センターのホームページで詳細をお知らせします!

2.センタースタッフの「WLBの日々」


4月に、ひょうご仕事と生活センターに参りました渡邊と申します。
これからよろしくお願いいたします。
これまでもご案内している3つの助成金ですが、年々支給対象が拡大されたり、
支給要件が緩和されるなど利用しやすくなっています。助成金を活用された事業所を取材してきましたので、 少しご紹介します。

(1) 仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金(1/2助成、上限100万円)
 在宅勤務のためのパソコン等の購入とネットワークを構築された育休中の従業員のご自宅で
「ネットワークは職場の共有サーバに直接入ることができ、通話料無料のスカイプで気兼ねなく電話
できて休んでいる気がしない」とのことでした。赤ちゃんを見つめる優しいまなざしとパソコンに向かう
キリッとした表情に、日々の生活の充実ぶりが覗えました。

そして、会社の社長からは「助成金がなければこれほど本格的なネットワークを構築していなかった。
こんな働き方もできるという気づきをもらった」と言っていただきました。
この助成金は、女性の雇用のために男女兼用トイレを男女別にする場合や、高齢者雇用のために和式
トイレを洋式にしたり、階段に手すりを設置する場合も助成対象です。
工事2週間前までの申請となりますので、計画されている場合は一度ご相談ください。

(2) 中小企業育児休業・介護休業代替要員確保支援助成金(1/2助成、上限100万円)
 育休中の代替保育士の賃金を助成した保育園で、育休から復帰された保育士と園長先生に
お話を伺いました。

保育士「母親になって、育児をしながら働くことの大変さが分かる。保護者を応援したい」
園長先生「育休の前後期間は引継ぎで2人分の人件費がかかるため、助成してもらえたのは ありがたい。申請も簡単だった。」

このほか、結婚・出産、介護等で退職された方を雇用された場合、労働者1人につき30万円
支給される「中小企業育児・介護等離職者雇用助成金」もあります。
昨年までは、離職した企業で再雇用した場合のみ支給対象でしたが、今年度から離職企業以外で
雇用した場合も対象となります。申請要件については、ホームページ等でご確認ください。

以上の事例でもご紹介しましたが、利用できるのに申請されていない事業所も多いのでは?との
思いから、この度助成金の動画を作成することにしました。

助成金の動画は近日公開予定です。どうぞご期待ください。

3.真理子のひとりごと
「まず、自分を楽しく!」


『自分を楽しくさせることは自分に対するマナーですよ』と、ある方が教えてくださいました。
その方は、こうもおっしゃいました。『人間は誰もが自分を楽しくさせるための道具や機会に囲まれて
生まれてくるのに、それを活用しきれない人が多いんですよね』と。

子どもの頃は、毎日楽しくなることばかりを考えて暮らしていたかもしれませんが、成長するに
したがって自分を楽しくする努力を怠るようになる人が増えてくるようです。

もちろん、日々、勉強や仕事に追われ、物理的に楽しいことをする時間がなくなることもありま
すが、それ以前に、気持ちの上で自分を楽しくすることに対して罪悪感のような、どこか後ろめたい
気持ちをもつ人が多いように思います。

昨年の当センターのフォーラムでライフネット生命の出口会長がおっしゃっていましたが、1日
8時間労働をしたとして年間の労働時間は1920時間、1日24時間、365日で8760時間。つまり1年で
労働時間が占める割合は約20%ということです。後の80%はプライベートなライフの部分です。

ワークとライフは不可分です。
仕事の時も楽しく過ごせるとよいのですが、なかなかそうはいかない筈。だからこそプライベートな
時はできるだけ楽しく過ごせるように自ら努力すべきだと思います。

様々な役割に縛られて、つい仮面をかぶってしまい、自分を楽しくすることを忘れていませんか?
自分が楽しくないのに、周りの人たちを楽しくさせられるでしょうか?

些細なことでも構いません。1日1回、自分を楽しくすることを何かしてみましょう。

北尾真理子
 ひょうご仕事と生活センター 上席相談員
 株式会社 ダイバーシティ オフイス KITAO代表
 ダイバーシティ コンサルタント

4.仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金とセミナー]


ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を促進すべく、各種助成金を用意しています。
皆様のご利用をお待ちしております。

◇中小企業育児休業・介護休業代替要員確保支援助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail01.html

◇中小企業育児・介護等離職者雇用助成金
(今年度から離職前と別の会社で雇用した場合も助成対象になりました!)
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail03.html

◇仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail02.html


ひょうご仕事と生活センターのセミナーも大好評!!

◇北尾真理子と学ぶダイバーシティ(多様性)とワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)
http://diversity-kitao.co.jp/event/2010/11/kitao/

◇北条勝利と学ぶワーク・ライフ・バランス
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4.仕事と生活の調和を図るための支援策[その他]


●厚生労働省 H26年度 仕事と介護の両立支援事業 参加企業募集

従業員の介護不安を除き、介護離職予防のノウハウを企業担当者が学べます。
介護離職を予防するための「職場環境モデル」を活用した実証実験参加企業を全国から100社公募します。

参加申込及び詳細はこちら
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyoukintou/ryouritsu/

5.編集後記


はじめまして、今年度からこの編集後記を担当するもう一人のメンバー、仲上と申します。
第49号、いかがでしたでしょうか?

私は調査研究が主な仕事となり、東京大学(中央大学)との協働研究や、兵庫県立大学との
協働研究を行っております。実は、このメルマガの最初の3行メッセージやセンターの効果的
利用法の記事も書かせて頂いております。情報誌の記事も書くことが多いのですが、
「文字で表現する」ことの楽しさ、そしてむずかしさを感じる今日この頃であります。

メルマガというスタイルで表現する、情報誌というスタイルで表現する、
この2つは似ているようで実は全然違うんですよね。では、どこが違うのか?
また、そんなお話を次の編集後記でお話できたらと思います。皆さんに「読んでみたい!」
「有効な情報が載っているなあ」「面白いなあ」と思って頂けるメルマガを目指して、
日々精進していきたいと思っております。これからもどうぞ宜しくお願いします。


━━━━【第49号】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2014年6月17日火曜日発行[月刊]
公益財団法人兵庫県勤労福祉協会 ひょうご仕事と生活センター

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2014年7月号 第50号

2014年5月号 リニューアル号(通算第48号)

ひょうごのええ会社づくりに奮闘中! ~センタースタッフ奮闘記~


『ひょうご仕事と生活センター』とあなたが出会ったことが、
あなたにとっての『ええ会社』づくりのスタートラインとなり、
5年後にあなたの会社が笑顔であふれていることがセンターの願いです。

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■目次・CONTENTS

1 センタースタッフの「WLBの日々」
2 センター効果的利用法~自己診断システム~
3 真理子のひとりごと
4 仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金とセミナー]
5 編集後記
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1.センタースタッフの「WLBの日々」
   「センター5周年に向けて」
(当センターでWLBに取り組んでいるスタッフの日々や考えをお送りします)


平成26年度がスタートして1か月余りが過ぎ、新緑が爽やかに香り、元気が
出る季節を迎えました。 「ひょうご仕事と生活センター(以下、センター)」は、
「政(兵庫県)・労(連合兵庫)・使(経営者協会)」の三者による「仕事と生活の
調和(ワーク・ライフ・バランス、WLB)」を進める拠点として平成21年6月に開設され、
今年で設立5周年を迎えます。
センターに集うメンバーの皆様には、この間兵庫県下の企業・事業所様、並びにそこで働く
方々のために、WLBの浸透に思いをはせ、叡智を結集し日々職務に精励していただいて来ました。

この間、センターに寄せられた相談件数は4300件を超え、また企業・団体への相談員
派遣は4000社を超えるまでなっています。
まさに兵庫県におけるWLB推進の拠点として、定着が進んできたと感じています。

また、昨年の5月からスタートした、「ひょうご仕事と生活の調和推進企業宣言」をして
いただいた企業・団体数は、年間目標の300社を超える450社到達を目前にしています。
これもひとえに多くの企業や関係者の方々のご支援・ご協力の賜物と感謝をしています。

偶然ですが、今年は「センター」が所属する、(公財)兵庫県勤労福祉協会も設立50周年を
迎えるという節目の年にあたります。
この節目の年にあたり、「センター」では、ホームページを一新し、各企業・団体における
WLBの進捗状況を客観的に評価出来る、自己点検システムや、WLBの取り組みが一定
水準に達していることを、「センター」が認定する制度をスタートさせています。

これを契機に、「センター」職員は一丸となって、兵庫県全域でWLBの取り組みが進んだ
「ええ会社」だらけを目指し、一層の努力をしてまいりたいと考えています。

兵庫県下の企業・事業所・各団体の皆様方におかれましては、全国で兵庫県だけにしか
無い「当センター」をさらに有効に活用していただき、「WLB」を我が社の企業戦略として
取り組まれ、「会社もハッピー」「従業員・家族もハッピー」「取引先からも、この会社と
取引して良かった、ハッピー」「会社が有る地域に皆さんからも、この地に、この会社が
有ってくれて良かった、ハッピー」を目指し、当センターの有効な活用で、WLBの取り組み推進にご努力を。

「ひょうご仕事と生活センター」の活用には「遠慮は無用」です。

従って、従業員の皆様と共に「ええ会社」をめざし、センターを有効に活用して戴きますように、
センターメンバーは、精いっぱいのご支援をさせて戴きます。

北条 勝利
ひょうご仕事と生活センター センター長

2.ひょうごのええ会社になるには? ~センター効果的利用法~
    『今回のテーマは、"自己診断システム"』


兵庫県でワーク・ライフ・バランスを取り組もうとされている皆さん、
今現在取り組んでいる皆さん、こんな悩みで立ち止まったことはありませんか?

「これから、どういう取組みをすればいいんだろう?」
「うちの会社は、何年か前から取り組んでいるけど、今ってそもそも、どれくらい頑張れ
ているんだろう?」
「なんか数字とかで結果が見れたら分かりやすいんやけどなあ」

そんな悩みをもつ皆さんにお伝えしたいのは、『ワーク・ライフ・バランスWEB自己診断システム』!

■ワーク・ライフ・バランスWEB自己診断システムとは?
 ・WLBを進める上で取り組むべき方向性などを示す57の質問項目に回答
 ・4つの柱ごとに57の質問項目を分け、「WLB制度整備」「働き方の見直し」「組 織風土形成」「WLB制度利用の実績」の項目を診断できるシステム

■どうやって回答し、評価されるの?
 ・「はい」「いいえ」の項目にチェックをつけて、最後の項目は実績を入力
 ・WLB実現度を4つの柱ごとの得点率を分かりやすく星印で評価を表示

詳しくはこちらをクリック!
 https://www.hyogo-wlb.jp/promotion/diagnosis.html

例えば結果が、「★1つ」になったら、きっと皆さん、こう思われるはず!
「よーし!!もっと頑張って★増やして、今より働きやすい会社を目指していこう!」

3.真理子のひとりごと
「誰かが気に懸けてくれていると思えることって素敵!」


女性社員の活躍推進に取り組まれている某企業での事例です。
おそらく結婚や出産に当たる時期という理由もあってか、同企業では入社5年以内の
女性社員の離職率が高いそうです。そこで、その層の女性社員たちに的を絞り、ダイバー
シティ推進チームから、月1回メルマガを発信されることに…。

メルマガの内容は、社内外の先輩女性からのメッセージや仕事と私生活の両立に関する
お悩み解決のヒントになりそうな事柄で、そんなに難しいことではありません。

果たしてこのようなメルマガ発信がどれだけ奏功するのかどうか、当初は疑心暗鬼で
始められたようですが、今では、発信後に読者の女性社員の方からコメントが寄せられる
ようになってきたそうです。

「来年で入社5年以内の枠から出てしまうのですが、こっそり送り続けてほしい」、「来月
から産休、育休に入るのですが、必ず復帰して仕事を続けようと思っています」など好意的な
コメントばかりで、メルマガ発信者冥利に尽きると言えます。

ほんの些細なメッセージを読むだけで、こんなにもモチベーションが上がる女性社員の方々…。

『社内には自分たちのことを気に懸けてくれている人たちがいるんだ』と思えることも
モチベーションアップにつながる筈。何もメルマガという形を取らずとも、
『あなたは一人じゃないんだよ、みんな、あなたのことを気に懸けているんだよ』という
メッセージが、職場で日常茶飯事のように、上司や先輩、同僚など周りの人達から
発信され続けるようになればいいんだなということをつくづく思いました。

男女を問わず、誰かが自分のことを気に懸けてくれているんだと思えることは、自信もわくし、素敵なことですね。

北尾真理子
 ひょうご仕事と生活センター 上席相談員
 株式会社 ダイバーシティ オフイス KITAO代表
 ダイバーシティ コンサルタント

4.仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金とセミナー]


ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を促進すべく、各種助成金を用意しています。皆様のご利用をお待ちしております。
◇中小企業育児休業・介護休業代替要員確保支援助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail01.html

◇中小企業育児・介護等離職者雇用助成金
(今年度から離職前と別の会社で雇用した場合も助成対象になりました!)
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail03.html

◇仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail02.html


ひょうご仕事と生活センターのセミナーも大好評!!

◇北尾真理子と学ぶダイバーシティ(多様性)とワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)
http://diversity-kitao.co.jp/event/2010/11/kitao/

◇北条勝利と学ぶワーク・ライフ・バランス
https://www.hyogo-wlb.jp/center/message.html

5.編集後記


初めまして、今月からこの編集後記を担当する、小橋と申します。
私の主な業務はWLB推進の一環である従業員意識調査の調査・分析担当です。

第48号、いかがでしたか?
新年度になりはや2ヶ月目。
当センターも新体制になり、そんな中でこのメールマガジンも今回からリニューアル号として一新しました。

年度が変わる時期は、人事異動や組織体制など様々な変化が否応無く
進んでいくものですが、その変化していく過程で人は成長できるのではないか?と
私は思うのです。

変化していくことそのものがストレスを抱える要因になる場合もあり、
そんな時こそワーク・ライフ・バランスの考え方を取り入れつつ、進んでいけたらと思います。

これからのメールマガジンも、どうぞよろしくお願いします!

━━━━【第48号】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2014年5月20日火曜日発行[月刊]
公益財団法人兵庫県勤労福祉協会 ひょうご仕事と生活センター

(当センターは兵庫県からの委託事業を行っています)

ご意見、ご要望はこちらのアドレスまで、ドシドシお寄せください。

お問い合わせ   info@hyogo-wlb.jp
ホームページ   https://www.hyogo-wlb.jp/
Facebookページ https://www.facebook.com/WLB.Hyogo

登録・メールアドレスの変更、解除は下記リンク先からお手続き下さい。
https://regssl.combzmail.jp/web/?t=mt23&m=d098

※今月から、メルマガをリニューアルさせて頂きました。
※当メルマガは毎月第3火曜日に配信しています。
配信されなかった場合はお手数ですが、センターまでご連絡ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2014年6月号 第49号

ひょうごの”ええ会社”づくりに奮闘中!

~センタースタッフ奮闘記~


ワーク・ライフ・バランスを進めることは、
沢山の人とのつながりを意識し、お互いの働き方を調和させること。
それが実は企業の中で大切なのです。
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■目次・CONTENTS

1 センター効果的利用法~キーパーソン養成講座~
2 センタースタッフの「WLBの日々」
3 真理子のひとりごと
4 仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金とセミナー、その他]
5 編集後記
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1.ひょうごの”ええ会社”になるには? ~センター効果的利用法~
『今回のテーマは、"キーパーソン養成講座"』


ワーク・ライフ・バランス(以下WLB)を進めていくなかで、
「効果的な方法ってなんやろう?」って立ち止まっていることってありませんか?

 実は、多くのWLBの取り組み先進企業には内部にキーパーソンがいて、取り組みを
進めています。つまり、内部でキーパーソンを養成し、中から変えていくことがWLBを
進めるうえで効果的だということが言えます。
センターではそんなWLBのキーパーソンを養成する講座を2012年度から開催しています。
今年度も8月から連続講座を実施予定です。是非、参加してみませんか?

≪キーパーソン養成講座 第3弾開催予告≫
  WLB実現推進のための明日から実践できるプラン作成セミナー
    『プランとキーパーソン』が組織を動かす!

第1回 8/21(木) WLBについて考える(WLBの意味とは?)
第2回 9/24(水) 自組織の現状を知る(あなたの組織のWLB実現度合いは?)
第3回 10/16(木) 計画を策定する(組織のWLB実現推進のビジョンとゴールは?)
第4回 11/6 (木) 目標を設定する(組織のアクションプランをキーパーソンが発表)

<会場>
兵庫県中央労働センター内 会議室

 各回とも、グループディスカッションによるワークショップ形式で実施予定です。
『自分がキーパーソン、自分が組織を変える』そんな意識をもつことができるキーパーソンに
あなたもなってみませんか?

<申込みについて>
近日、センターのホームページで詳細をお知らせします!

2.センタースタッフの「WLBの日々」


4月に、ひょうご仕事と生活センターに参りました渡邊と申します。
これからよろしくお願いいたします。
これまでもご案内している3つの助成金ですが、年々支給対象が拡大されたり、
支給要件が緩和されるなど利用しやすくなっています。助成金を活用された事業所を取材してきましたので、 少しご紹介します。

(1) 仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金(1/2助成、上限100万円)
 在宅勤務のためのパソコン等の購入とネットワークを構築された育休中の従業員のご自宅で
「ネットワークは職場の共有サーバに直接入ることができ、通話料無料のスカイプで気兼ねなく電話
できて休んでいる気がしない」とのことでした。赤ちゃんを見つめる優しいまなざしとパソコンに向かう
キリッとした表情に、日々の生活の充実ぶりが覗えました。

そして、会社の社長からは「助成金がなければこれほど本格的なネットワークを構築していなかった。
こんな働き方もできるという気づきをもらった」と言っていただきました。
この助成金は、女性の雇用のために男女兼用トイレを男女別にする場合や、高齢者雇用のために和式
トイレを洋式にしたり、階段に手すりを設置する場合も助成対象です。
工事2週間前までの申請となりますので、計画されている場合は一度ご相談ください。

(2) 中小企業育児休業・介護休業代替要員確保支援助成金(1/2助成、上限100万円)
 育休中の代替保育士の賃金を助成した保育園で、育休から復帰された保育士と園長先生に
お話を伺いました。

保育士「母親になって、育児をしながら働くことの大変さが分かる。保護者を応援したい」
園長先生「育休の前後期間は引継ぎで2人分の人件費がかかるため、助成してもらえたのは ありがたい。申請も簡単だった。」

このほか、結婚・出産、介護等で退職された方を雇用された場合、労働者1人につき30万円
支給される「中小企業育児・介護等離職者雇用助成金」もあります。
昨年までは、離職した企業で再雇用した場合のみ支給対象でしたが、今年度から離職企業以外で
雇用した場合も対象となります。申請要件については、ホームページ等でご確認ください。

以上の事例でもご紹介しましたが、利用できるのに申請されていない事業所も多いのでは?との
思いから、この度助成金の動画を作成することにしました。

助成金の動画は近日公開予定です。どうぞご期待ください。

3.真理子のひとりごと
「まず、自分を楽しく!」


『自分を楽しくさせることは自分に対するマナーですよ』と、ある方が教えてくださいました。
その方は、こうもおっしゃいました。『人間は誰もが自分を楽しくさせるための道具や機会に囲まれて
生まれてくるのに、それを活用しきれない人が多いんですよね』と。

子どもの頃は、毎日楽しくなることばかりを考えて暮らしていたかもしれませんが、成長するに
したがって自分を楽しくする努力を怠るようになる人が増えてくるようです。

もちろん、日々、勉強や仕事に追われ、物理的に楽しいことをする時間がなくなることもありま
すが、それ以前に、気持ちの上で自分を楽しくすることに対して罪悪感のような、どこか後ろめたい
気持ちをもつ人が多いように思います。

昨年の当センターのフォーラムでライフネット生命の出口会長がおっしゃっていましたが、1日
8時間労働をしたとして年間の労働時間は1920時間、1日24時間、365日で8760時間。つまり1年で
労働時間が占める割合は約20%ということです。後の80%はプライベートなライフの部分です。

ワークとライフは不可分です。
仕事の時も楽しく過ごせるとよいのですが、なかなかそうはいかない筈。だからこそプライベートな
時はできるだけ楽しく過ごせるように自ら努力すべきだと思います。

様々な役割に縛られて、つい仮面をかぶってしまい、自分を楽しくすることを忘れていませんか?
自分が楽しくないのに、周りの人たちを楽しくさせられるでしょうか?

些細なことでも構いません。1日1回、自分を楽しくすることを何かしてみましょう。

北尾真理子
 ひょうご仕事と生活センター 上席相談員
 株式会社 ダイバーシティ オフイス KITAO代表
 ダイバーシティ コンサルタント

4.仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金とセミナー]


ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を促進すべく、各種助成金を用意しています。
皆様のご利用をお待ちしております。

◇中小企業育児休業・介護休業代替要員確保支援助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail01.html

◇中小企業育児・介護等離職者雇用助成金
(今年度から離職前と別の会社で雇用した場合も助成対象になりました!)
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail03.html

◇仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail02.html


ひょうご仕事と生活センターのセミナーも大好評!!

◇北尾真理子と学ぶダイバーシティ(多様性)とワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)
http://diversity-kitao.co.jp/event/2010/11/kitao/

◇北条勝利と学ぶワーク・ライフ・バランス
https://www.hyogo-wlb.jp/center/message.html


4.仕事と生活の調和を図るための支援策[その他]


●厚生労働省 H26年度 仕事と介護の両立支援事業 参加企業募集

従業員の介護不安を除き、介護離職予防のノウハウを企業担当者が学べます。
介護離職を予防するための「職場環境モデル」を活用した実証実験参加企業を全国から100社公募します。

参加申込及び詳細はこちら
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyoukintou/ryouritsu/

5.編集後記


はじめまして、今年度からこの編集後記を担当するもう一人のメンバー、仲上と申します。
第49号、いかがでしたでしょうか?

私は調査研究が主な仕事となり、東京大学(中央大学)との協働研究や、兵庫県立大学との
協働研究を行っております。実は、このメルマガの最初の3行メッセージやセンターの効果的
利用法の記事も書かせて頂いております。情報誌の記事も書くことが多いのですが、
「文字で表現する」ことの楽しさ、そしてむずかしさを感じる今日この頃であります。

メルマガというスタイルで表現する、情報誌というスタイルで表現する、
この2つは似ているようで実は全然違うんですよね。では、どこが違うのか?
また、そんなお話を次の編集後記でお話できたらと思います。皆さんに「読んでみたい!」
「有効な情報が載っているなあ」「面白いなあ」と思って頂けるメルマガを目指して、
日々精進していきたいと思っております。これからもどうぞ宜しくお願いします。


━━━━【第49号】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2014年6月17日火曜日発行[月刊]
公益財団法人兵庫県勤労福祉協会 ひょうご仕事と生活センター

(当センターは兵庫県からの委託事業を行っています)

ご意見、ご要望はこちらのアドレスまで、ドシドシお寄せください。

お問い合わせ   info@hyogo-wlb.jp
ホームページ   https://www.hyogo-wlb.jp/
Facebookページ https://www.facebook.com/WLB.Hyogo

登録・メールアドレスの変更、解除は下記リンク先からお手続き下さい。
https://regssl.combzmail.jp/web/?t=mt23&m=d098

※当メルマガは毎月第3火曜日に配信しています。
配信されなかった場合はお手数ですが、センターまでご連絡ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2014年5月号 第48号

2014年5月号 リニューアル号(通算第48号)

ひょうごのええ会社づくりに奮闘中! ~センタースタッフ奮闘記~


『ひょうご仕事と生活センター』とあなたが出会ったことが、
あなたにとっての『ええ会社』づくりのスタートラインとなり、
5年後にあなたの会社が笑顔であふれていることがセンターの願いです。

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■目次・CONTENTS

1 センタースタッフの「WLBの日々」
2 センター効果的利用法~自己診断システム~
3 真理子のひとりごと
4 仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金とセミナー]
5 編集後記
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1.センタースタッフの「WLBの日々」
   「センター5周年に向けて」
(当センターでWLBに取り組んでいるスタッフの日々や考えをお送りします)


平成26年度がスタートして1か月余りが過ぎ、新緑が爽やかに香り、元気が
出る季節を迎えました。 「ひょうご仕事と生活センター(以下、センター)」は、
「政(兵庫県)・労(連合兵庫)・使(経営者協会)」の三者による「仕事と生活の
調和(ワーク・ライフ・バランス、WLB)」を進める拠点として平成21年6月に開設され、
今年で設立5周年を迎えます。
センターに集うメンバーの皆様には、この間兵庫県下の企業・事業所様、並びにそこで働く
方々のために、WLBの浸透に思いをはせ、叡智を結集し日々職務に精励していただいて来ました。

この間、センターに寄せられた相談件数は4300件を超え、また企業・団体への相談員
派遣は4000社を超えるまでなっています。
まさに兵庫県におけるWLB推進の拠点として、定着が進んできたと感じています。

また、昨年の5月からスタートした、「ひょうご仕事と生活の調和推進企業宣言」をして
いただいた企業・団体数は、年間目標の300社を超える450社到達を目前にしています。
これもひとえに多くの企業や関係者の方々のご支援・ご協力の賜物と感謝をしています。

偶然ですが、今年は「センター」が所属する、(公財)兵庫県勤労福祉協会も設立50周年を
迎えるという節目の年にあたります。
この節目の年にあたり、「センター」では、ホームページを一新し、各企業・団体における
WLBの進捗状況を客観的に評価出来る、自己点検システムや、WLBの取り組みが一定
水準に達していることを、「センター」が認定する制度をスタートさせています。

これを契機に、「センター」職員は一丸となって、兵庫県全域でWLBの取り組みが進んだ
「ええ会社」だらけを目指し、一層の努力をしてまいりたいと考えています。

兵庫県下の企業・事業所・各団体の皆様方におかれましては、全国で兵庫県だけにしか
無い「当センター」をさらに有効に活用していただき、「WLB」を我が社の企業戦略として
取り組まれ、「会社もハッピー」「従業員・家族もハッピー」「取引先からも、この会社と
取引して良かった、ハッピー」「会社が有る地域に皆さんからも、この地に、この会社が
有ってくれて良かった、ハッピー」を目指し、当センターの有効な活用で、WLBの取り組み推進にご努力を。

「ひょうご仕事と生活センター」の活用には「遠慮は無用」です。

従って、従業員の皆様と共に「ええ会社」をめざし、センターを有効に活用して戴きますように、
センターメンバーは、精いっぱいのご支援をさせて戴きます。

北条 勝利
ひょうご仕事と生活センター センター長

2.ひょうごのええ会社になるには? ~センター効果的利用法~
    『今回のテーマは、"自己診断システム"』


兵庫県でワーク・ライフ・バランスを取り組もうとされている皆さん、
今現在取り組んでいる皆さん、こんな悩みで立ち止まったことはありませんか?

「これから、どういう取組みをすればいいんだろう?」
「うちの会社は、何年か前から取り組んでいるけど、今ってそもそも、どれくらい頑張れ
ているんだろう?」
「なんか数字とかで結果が見れたら分かりやすいんやけどなあ」

そんな悩みをもつ皆さんにお伝えしたいのは、『ワーク・ライフ・バランスWEB自己診断システム』!

■ワーク・ライフ・バランスWEB自己診断システムとは?
 ・WLBを進める上で取り組むべき方向性などを示す57の質問項目に回答
 ・4つの柱ごとに57の質問項目を分け、「WLB制度整備」「働き方の見直し」「組 織風土形成」「WLB制度利用の実績」の項目を診断できるシステム

■どうやって回答し、評価されるの?
 ・「はい」「いいえ」の項目にチェックをつけて、最後の項目は実績を入力
 ・WLB実現度を4つの柱ごとの得点率を分かりやすく星印で評価を表示

詳しくはこちらをクリック!
 https://www.hyogo-wlb.jp/promotion/diagnosis.html

例えば結果が、「★1つ」になったら、きっと皆さん、こう思われるはず!
「よーし!!もっと頑張って★増やして、今より働きやすい会社を目指していこう!」

3.真理子のひとりごと
「誰かが気に懸けてくれていると思えることって素敵!」


女性社員の活躍推進に取り組まれている某企業での事例です。
おそらく結婚や出産に当たる時期という理由もあってか、同企業では入社5年以内の
女性社員の離職率が高いそうです。そこで、その層の女性社員たちに的を絞り、ダイバー
シティ推進チームから、月1回メルマガを発信されることに…。

メルマガの内容は、社内外の先輩女性からのメッセージや仕事と私生活の両立に関する
お悩み解決のヒントになりそうな事柄で、そんなに難しいことではありません。

果たしてこのようなメルマガ発信がどれだけ奏功するのかどうか、当初は疑心暗鬼で
始められたようですが、今では、発信後に読者の女性社員の方からコメントが寄せられる
ようになってきたそうです。

「来年で入社5年以内の枠から出てしまうのですが、こっそり送り続けてほしい」、「来月
から産休、育休に入るのですが、必ず復帰して仕事を続けようと思っています」など好意的な
コメントばかりで、メルマガ発信者冥利に尽きると言えます。

ほんの些細なメッセージを読むだけで、こんなにもモチベーションが上がる女性社員の方々…。

『社内には自分たちのことを気に懸けてくれている人たちがいるんだ』と思えることも
モチベーションアップにつながる筈。何もメルマガという形を取らずとも、
『あなたは一人じゃないんだよ、みんな、あなたのことを気に懸けているんだよ』という
メッセージが、職場で日常茶飯事のように、上司や先輩、同僚など周りの人達から
発信され続けるようになればいいんだなということをつくづく思いました。

男女を問わず、誰かが自分のことを気に懸けてくれているんだと思えることは、自信もわくし、素敵なことですね。

北尾真理子
 ひょうご仕事と生活センター 上席相談員
 株式会社 ダイバーシティ オフイス KITAO代表
 ダイバーシティ コンサルタント

4.仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金とセミナー]


ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を促進すべく、各種助成金を用意しています。皆様のご利用をお待ちしております。
◇中小企業育児休業・介護休業代替要員確保支援助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail01.html

◇中小企業育児・介護等離職者雇用助成金
(今年度から離職前と別の会社で雇用した場合も助成対象になりました!)
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail03.html

◇仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail02.html


ひょうご仕事と生活センターのセミナーも大好評!!

◇北尾真理子と学ぶダイバーシティ(多様性)とワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)
http://diversity-kitao.co.jp/event/2010/11/kitao/

◇北条勝利と学ぶワーク・ライフ・バランス
https://www.hyogo-wlb.jp/center/message.html

5.編集後記


初めまして、今月からこの編集後記を担当する、小橋と申します。
私の主な業務はWLB推進の一環である従業員意識調査の調査・分析担当です。

第48号、いかがでしたか?
新年度になりはや2ヶ月目。
当センターも新体制になり、そんな中でこのメールマガジンも今回からリニューアル号として一新しました。

年度が変わる時期は、人事異動や組織体制など様々な変化が否応無く
進んでいくものですが、その変化していく過程で人は成長できるのではないか?と
私は思うのです。

変化していくことそのものがストレスを抱える要因になる場合もあり、
そんな時こそワーク・ライフ・バランスの考え方を取り入れつつ、進んでいけたらと思います。

これからのメールマガジンも、どうぞよろしくお願いします!

━━━━【第48号】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2014年5月20日火曜日発行[月刊]
公益財団法人兵庫県勤労福祉協会 ひょうご仕事と生活センター

(当センターは兵庫県からの委託事業を行っています)

ご意見、ご要望はこちらのアドレスまで、ドシドシお寄せください。

お問い合わせ   info@hyogo-wlb.jp
ホームページ   https://www.hyogo-wlb.jp/
Facebookページ https://www.facebook.com/WLB.Hyogo

登録・メールアドレスの変更、解除は下記リンク先からお手続き下さい。
https://regssl.combzmail.jp/web/?t=mt23&m=d098

※今月から、メルマガをリニューアルさせて頂きました。
※当メルマガは毎月第3火曜日に配信しています。
配信されなかった場合はお手数ですが、センターまでご連絡ください。
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2014年4月号 第47号

【体制が変わります/公益財団法人兵庫県勤労福祉協会 ひょうご仕事と生活センター】

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

─<目次>─────────────────────────────

 

 

1.上席相談員就任のご挨拶(北尾 真理子)

2.主任相談員就任のご挨拶(藤島 一篤)

3.中小企業育児・介護等離職者雇用助成金 受付を開始いたしました!

 

─────────────────────────────────

 

第47号

発行日:2014年4月17日木曜日(月刊)

発行 :公益財団法人兵庫県勤労福祉協会 ひょうご仕事と生活センター

(当センターは兵庫県からの委託事業を行っています)

 

 

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●1.上席相談員就任のご挨拶

(ひょうご仕事と生活センター 上席相談員就任 北尾 真理子)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

謹啓 皆様方にはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。

また、日頃のご厚情のほど、深く感謝いたします。

 

 

さて本日は、この場をお借りいたしまして、皆様に、ひょうご仕事と

生活センターにおける、相談・実践支援事業の主任相談員交代のご挨拶

を申し上げたく存じます。

 

 

2009年6月の開所以来、約5年にわたり、相談・実践支援事業を主任相

談員として勤めてまいりましたが、このたび、2014年3月末日をもって、

満了させていただきました。

 

 

今後は、藤島一篤氏(前主任研究員)が主任相談員に就任され、当セ

ンターの相談・実践支援事業に取り組むこととなります。藤島氏は、

既に当センターの主任研究員として、企業や団体様の従業員意識調査な

どで協働させていただいておりました。ワーク・ライフ・バランスの分

野でのご経験やネットワークも豊富な方で、丸5年を迎える、当センター

にとっては一つの節目となるこの時機に、当センターが更に飛躍的な成

果を出し続けるためには、まさにうってつけの方です。

 

 

通称北尾組と呼ばれておりましたチームが、これまで、相談・実践支

援事業を続けてこられましたのも、ひとえに関係者の皆様方のご支援、

ご厚情があったからこそと、心から感謝の気持ちで一杯でございます。

至らぬ点も多々あったかと存じますが、何卒、ご容赦ください。

 

 

今後は、小職は上席相談員として、皆様からのご用命に応じて、時間

が許す限り、お手伝いをさせていただく所存でございます。

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

なお、北尾組スタッフメンバーでありました、荒谷と岡本の両名は3月

末日で退職いたしましたが、他のスタッフメンバーは、藤島組長のもと

で、相談・実践支援事業のお手伝いを引き続きさせていただきます。

 

 

当センター共々、引き続きご愛顧の程、どうぞよろしくお願い申し上

げます。

 

 

皆様方の、今後ますますのご健勝をお祈り申し上げます。

 

 

謹言

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

●2.主任相談員就任のご挨拶

(ひょうご仕事と生活センター 主任相談員就任 藤島 一篤 )

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

謹啓 皆様方にはますますご清栄のこととお喜び申し上げます。

 

 

はじめまして。このたび北尾(組長)の後を受けて主任相談員に就任い

たしました、藤島一篤(ふじしまかずしげ)と申します。

 

 

北尾組長の挨拶文にもありますように、ひょうご仕事と生活センター

では2011年度以降、現職となるまで主任研究員として従業員意識調査や

大学・研究機関などとの協働調査を行ってまいりました。また、このよ

うな調査活動で様々な企業・団体様を訪問させていただき、私自身、

さらに、ワーク・ライフ・バランスに関する気づきと学びを大いに会得

させていただくことができました。企業の経営者やキーパーソンといわ

れる方々が、仕事と生活の調和実現を通した職場環境改善に真摯に取り

組まれる様子を何度も拝見し、一緒に考えさせていただけましたことが、

私にとっても非常に大きな財産となっています。

 

 

これからの社会では、仕事と生活の調和実現は最も重要なキーワード

となります。『育児・介護をしながら働く』『女性の職域が拡がる』

『限られた時間で生産性をあげる』等々、労働力人口減少や少子高齢化

などを背景に、経営環境の変化に対応した人材マネジメントのあり方と

して重要性が増していると認識しています。ただし、すぐさまのことと

して「なかなか取り組めない、そもそも取り組み方がわからない…」と

いったお声もよく聞くことがあります。北尾組長が常に唱えていた

「『出来ない』から『出来る』に」のモットーを引き継ぎ、小さな歩み

を成果としながら、一歩ずつ実現に近づくための努力をともにできれば

と願っております。

 

 

まだまだ未熟で至らぬ点も多々あろうことかと思いますが、誠心誠意、

職責を務めてまいりますので、前任の北尾同様、ご厚誼を賜りますよう

お願い申し上げます。

 

 

謹言

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

●3.中小企業育児・介護等離職者雇用助成金 受付を開始いたしました!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

育児・介護等の理由により離職した方の再就職を促進することを目的と

して、助成金を支給します。

 

この助成金は、平成25年度まで受け付けていた育児・介護等離職者再雇

用助成金の対象を見直したものです。

 

 

支給対象:

過去に結婚、配偶者の転勤、妊娠、出産、育児、介護により離職

(他の企業でも可)した方を、正規社員(短時間勤務正規社員を含む)

として新たに雇用した事業主

 

※ただし、企業全体の従業員が300人以下で、かつ、従業員が20人以下

(会社法で定義する株式会社等である中小企業は100人以下)の県内事

業所において、雇用した場合に限る。

 

支給額:

対象労働者1人につき 30万円

 

 

詳細はこちらからご覧いただけます

 

⇒ https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail03.html

 

 

 

★その他の助成金についてはこちらをご覧ください

 

 

【中小企業育児休業・介護休業代替要員確保支援助成金】

 

⇒ https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail01.html

 

【仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金】

 

⇒ https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail02.html

 

 

 

━<発行>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

公益財団法人兵庫県勤労福祉協会 ひょうご仕事と生活センター

 

ご意見、ご要望はこちらのアドレスまで、ドシドシお寄せください。

 

お問い合わせ  info@hyogo-wlb.jp

ホームページ  https://www.hyogo-wlb.jp/

フェイスブック http://www.facebook.com/WLB.Hyogo

 

 

Copyright (C) 2014 ひょうご仕事と生活センター All rights reserved.

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2014年3月号 第46号

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

───────────────────────<2014年3月20日発行>

 「仕事」と「生活」の相乗効果が個人と組織をハッピーに!!
         ~センタースタッフ奮闘記~

─────────────────────────────────

 ひょうご仕事と生活センターで相談・実践支援事業を受託しております
 株式会社ダイバーシティオフィスKITAO代表の北尾真理子です。

 私たちは日々、ダイバーシティ(多様性)を推進し、ワーク・ライフ・
 バランスの実現に向けて、企業様への訪問活動やセミナー実施、
 フォロー等の支援を行っています。

 個人や組織の幸せ実現への活動支援を行う奮闘記を配信いたします。
 どうぞ、お楽しみください!!

 尚、今後このメールがご不要の方は、お手数ですが、下記配信解除より
 お手続き願います。

 登録・メールアドレスの変更、解除はホームページから
 アドレス http://diversity-kitao.co.jp/?mg=20140320

 ※当メルマガは毎月第3木曜日に必ず配信しています。
  配信されなかった場合はお手数ですが、センターまでご連絡ください。

——————————————————————

 第46号
 発行日:2014年3月20日木曜日(月刊)
 発行 :公益財団法人兵庫県勤労福祉協会 ひょうご仕事と生活センター
     (当センターは兵庫県からの委託事業を行っています)

─<目次>─────────────────────────────

 
 1.ひょうご仕事と生活センターホームページ 
  リニューアルオープンのお知らせ
2.中小企業育児・介護等離職者雇用助成金を4月より受付開始
3.ひょうご仕事と生活の調和推進企業宣言制度 宣言企業募集
 4.動画配信及びFacebookのご案内
 5.今月のホットトピック 「毎月1日の有休を取りませんか?」
 6.相談員による講演のご案内
 7.事例紹介 「諸行無常」
 8.真理子のひとりごと
 9.助成金のご案内

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●1.ひょうご仕事と生活センターホームページ 
  リニューアルオープンのお知らせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 春の訪れと共に、センターのホームページ(HP)をリニューアルいたし
 ました!!

 WLB実現推進活動に向けた、先進企業での事例紹介や『兵庫県立大学との
 協働調査』、『仕事と介護の調和に関する調査研究』といった研究機関
 との協働研究内容紹介の他、専門家(外部相談員)、当センタースタッ
 フの紹介等、旧HPより更に見やすく充実した内容となっています。

 表彰企業の事例紹介動画も、随時、更新しますので是非ご覧ください。

 また、自組織のWLB進捗状況がHP上で、ご自身で確認できる、自己診断
 システムも近日中に掲載予定ですので、ぜひお試しください!!

 トップページのURLはこちら ⇒  https://www.hyogo-wlb.jp/
 (旧ホームページのURLと同じです。)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●2.中小企業育児・介護等離職者雇用助成金を4月より受付開始
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  
 育児・介護等の理由により離職した方の再就職を促進することを目的と
 して、中小企業育児・介護等離職者雇用助成金が平成26年4月よりスター
 トします。

 この助成金は、平成25年度まで受け付けていた育児・介護等離職者再雇
 用助成金の対象を見直したものです。

 支給対象:
  過去に結婚、配偶者の転勤、妊娠、出産、育児、介護により離職
  (他の企業でも可)した方を、正規社員(短時間勤務正規社員を含む)
  として新たに雇用した事業主

 ※ただし、企業全体の従業員が300人以下で、かつ、従業員が20人以下
 (会社法で定義する株式会社等である中小企業は100人以下)の県内事
  業所において、雇用した場合に限る。

 支給額:
  対象労働者1人につき 30万円

 
 詳細はこちらからご覧いただけます

  ⇒ https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail03.html
 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●3.ひょうご仕事と生活の調和推進企業宣言制度 宣言企業募集
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 “仕事と生活の調和”実現推進を宣言し、よりよい会社・職場づくりを
  めざしませんか?
 
 勤労者が仕事と生活の充実を感じ、意欲と能力を十分に発揮できるよう
 な仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス=WLB)が実現できる
 社会の構築をめざし、兵庫県では“ひょうご仕事と生活の調和推進企業
 宣言制度”に参加される企業を募集しています。

 この制度は、組織内のWLB実現推進に向け取り組むことを宣言する企業・
 団体を“取組宣言企業”として登録し、ホームページなどで公表いたし
 ます。

 ご登録後は、多彩な専門家で構成する相談員の派遣や、従業員を対象と
 した研修等の開催、職場環境整備に関する助成金の活用(助成金のご案
 内をご参照ください)や、自組織のWLB進捗状況が確認できるwebサイト
 の利用など、重点的な支援を受けることができます。

 また、センターの評価指標に基づき、一定の成果や取組実績が認められ
 ると“企業認定”や“企業表彰”の対象となります。

 
★3月14日金曜日時点:393企業、822事業所の皆様に宣言をいただています。
 
 
 宣言登録までの手順
1.宣言書の提出:“宣言書”に必要事項を記入・捺印の上、センターに
提出
2.登録証の発行:提出内容を確認後、登録証をセンターより発行

 ■宣言書や詳細に関しましては下記センターのHPをご覧ください
 ⇒ https://www.hyogo-wlb.jp/promotion/

 ■現在、宣言企業として登録されている企業はこちらからご覧いただけ
  ます。
 ⇒ https://www.hyogo-wlb.jp/promotion/list.php

 WLBの推進に取り組まれたい企業・団体の皆さま、ふるってご連絡くだ
 さい!!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●4.動画配信及びFacebookのご案内
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ■WLB先進事例動画配信中!
 
 当センターでは、ワーク・ライフ・バランスの推進に取り組む県内企業・
 団体の先進的な事例を映像化し、12月よりセンターホームページからの
 配信を開始しました。
 
 今後も定期的に動画配信を行っていく予定ですので、ワーク・ライフ・
 バランス推進のための参考としてぜひご覧ください。

 https://www.hyogo-wlb.jp/movie/index.html

【配信中の動画】
 
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  「”WLB”を使ってあなたの会社をパワーアップ」
 
 WLB事例動画
 ・「長期育児休業制度でママ大活躍」   株式会社神戸デジタル・ラボ 編
 ・「従業員が作るやる気の出る職場とは」 株式会社オーシスマップ 編
 ・「こんなに充実!ママが安心して働ける制度」 株式会社ドンク 編
 ・「イクメンが活躍する会社」      コベルコシステム株式会社 編

【近日配信予定の動画】
 ・『「時短」で実現!ヨドプレ流・天使のサイクル』 ヨドプレ株式会社 編

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 ■Facebookのご案内

 当センターのFacebookでは、センターが主催するイベント情報をはじめ、
 多様な働き方に関する情報や先進事例紹介など、ホームページやブログ
 と同様に様々な情報を公開・発信しております。
 
 自組織のワーク・ライフ・バランス実現推進活動の際に、参考にしてい
 ただければ幸いです。

 アカウントをお持ちでない方でも下記URLからご覧いただけます。
 

 Facebookページ名:ひょうご仕事と生活センター
 https://www.facebook.com/WLB.Hyogo

 皆様、是非、ご覧ください。

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●5.今月のホットトピック 「毎月1日の有休を取りませんか?」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 企業を退職し、独立してから、懐かしく思う言葉が二つあります。

 『残業手当』と『有給休暇』という言葉です。

 勤めていた時も、後半は管理職になっていたので、『残業手当』という
 言葉は既に馴染みが薄くなっていましたが、『有休』は好きな言葉でし
 たし、できるだけ残さず消化しようとしていました。

 前職時代は、外資系だったせいもあるのかもしれませんが、上位のマネ
 ージャーたちが率先して有休を残さず取得していたので、その下で働く
 社員が有休を取りにくいという雰囲気は全くありませんでした。

 とは言え、当時の私は、今よりもワーカホリックだったので、毎年、何
 日か消化しきれずに流していました。

 独立し、経営者となった今、残念ながら『有休』は取れません、と言う
 よりもむしろ、取る必要がなくなったと言う方が適切ですね。

 4年前に骨折して以来、要介護者となった母の世話もあり、長期で休暇
 を取り、旅行に行くこともままならなくなってしまいました。

 そういう事情もありますし、仕事と言っても好きなことなので、つい休
 みも取らずに、体の許す限り仕事をし続けている自分に気づきます。

 講師という職業柄、平日の夜や土日、祝日に仕事が入ることや原稿や資
 料作成など納期に間に合わせるために、週末に家で仕事をすることもた
 まにありますが、その分の代休も取らずに働き続けていることがありま
 す。

 ただ、私の場合、仕事と言っても、朝から晩まで終日拘束される日ばか
 りではありませんので、自分の中では、決して働き過ぎという意識はあ
 りません。

 でも、ある時ふと、『私、最近、全然休んでないなぁ』と気づくことが
 あり、『いかん、いかん、ワーク・ライフ・バランスの実現推進活動を
 展開している立場でありながら、自分が休みを取っていないなんて、率
 先垂範とは言えないよね』と自戒しました。

 その結果、思いついたアイデアが、毎月少なくとも2日は平日に仕事をし
 ない日を確保するということです。

 月が変わった時に自分の予定表を見て、何も予定が入っていない日を2日
 選び、特に休まないといけない用事がなくても、その2日は休みを取る
 と心に決めて書き込みます。

 余程のっぴきならない仕事が入ってきた場合は、もちろん休みを取りや
 め仕事を優先して入れますが、そうでない場合は、休むと決めた気持ち
 を優先し、仕事の予定は入れないようにしています。

 企業にお勤めの方は、毎月2日の有休取得は難しいかもしれませんが、
 1日だけであれば、年間通しても合計12日の有休取得にしかなりません。

 長年お勤めの方は、おそらく年間20日ほどの有休が付与されると思いま
 すので、まだ後、8日の有休が残ります。それを夏休みなど連休として
 取得されることも一案でしょう。

 社員がなかなか有休を消化しなくて困っているという声を企業でよく耳
 にしますが、そういう企業の人事担当者の方にお勧めします。

 社員の方に、毎月の定休以外に、少なくともまずは1日、平日に【企業に
 よっては必ずしも平日が勤務日でない所もありますが】有休を取るよう
 にと奨励されてみてはいかがでしょうか。

 有休というとまとまった長期休暇を連想される方も多いでしょうが、こ
 のように毎月1日の有休取得という方法で取得していくと、有休が消化
 できないというお悩みも解消するのではと思うのですが、難しいことで
 しょか?

 まずは手始めに来月の予定表をご覧ください。

 会議も出張も何も予定が入っていない日を1日選び、この日は有休と決
 めて実行してみましょう。
 その日が近づくと、なんとなく心が弾むような感じになると思います。

 『出来ない』から『出来る』に! まず行動です!

 北尾真理子
 ひょうご仕事と生活センター 主任相談員
 株式会社 ダイバーシティ オフイス KITAO代表
 ダイバーシティ コンサルタント
 プロフィール:http://diversity-kitao.co.jp/staff/kitao/?mg=20140320

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●6.相談員による講演のご案内
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 1) 北尾真理子と学ぶダイバーシティ(多様性)と
   ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)

 当センター主任相談員の北尾真理子が、あなたの会社・組織を訪問し、
 講演いたします!

 参加者の皆様から「ダイバーシティとワーク・ライフ・バランスの関係
 やそれぞれの本来の意味が確認できて良かった」などのうれしいコメン
 トを多数いただいております!!

 講演日時・講演内容等は、ご希望に応じて臨機応変に対応させていただ
 きます。

 この機会にぜひお申し込み下さい!

【お申し込み】
 詳細・お申し込み方法は、下記チラシをご参照ください。
 URL:http://diversity-kitao.co.jp/event/2010/11/kitao/?mg=20140320

 注) ・講師派遣にかかる謝金、交通費はセンターが負担いたします。
   ・兵庫県内の事業所で開催するものに限らせていただきます。

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 2) 北条勝利と学ぶワーク・ライフ・バランス
 
 当センターのセンター長である北条勝利及びセンター相談員が、あなた
 の会社・組織や労働組合を訪問し、講演いたします!

 播州弁で語るアツい口調が大好評!!

 講演日時・講演内容等は、ご希望に応じて臨機応変に対応させていただ
 きます。

 センター長自らが永年携わっていた労働組合活動をはじめ、多様な経験
 に裏打ちされたアツい話をぜひお聞きください。
 

【お申し込み】
 詳細・お申し込み方法は、下記チラシをご参照ください。
 URL:http://diversity-kitao.co.jp/event/2010/11/hojo/?mg=20140320

 注) ・講師派遣にかかる謝金、交通費はセンターが負担いたします。
   ・兵庫県内の事業所で開催するものに限らせていただきます。

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●7.事例紹介 「諸行無常」
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 内部相談員の荒谷です。

 ソチオリンピックも終わり、もう3月。
 多くの企業では年度末のお忙しい頃ではないでしょうか。

 当センターは、5年目の終わりを迎えようとしています。
 4月からは、また、次のステップを目ざすことになっています。

 以前のメルマガで、「変化を楽しむ」というタイトルで記事を書かせて
 いただきました(※)。
(※)当該記事はこちらをご参照ください

【第32号】 ⇒ https://www.hyogo-wlb.jp/backnumber/2013/2013-vol32.html

 今回は、そのタイトルの基にもなる、「諸行無常」というタイトルで書
 いてみます。

 平家物語の冒頭にもあるこの言葉、仏教用語なんだそうですね。
 その意味は、「この世のすべての現象は絶えず変化していくものだ」。
 もっと深い意味があるのかもしれませんが…。

 グローバル化が進展し、世界のどこかで起こる戦争や異常気象、他国の
 経済が、知らぬ間に日本の我々の生活にも影響するようになっています。

 国内でも、少子高齢化は質を変えて進展しています。

 厚生労働省では「2025年問題」として議論されていますが、65歳以上の
 人口が3,600万人(人口の30%)を超え、戦後の団塊の世代が75歳以上
 に到達するのがこの年なのです。

 これまでの高齢化の問題は、高齢化の進展の「速さ」の問題であったの
 が、2015年以降は、高齢化率の「高さ」(=高齢者数の多さ)が問題と
 なるというふうに、問題の質が変化しているのです。

 昨日と同じことを続けていても、周りの変化のスピードが速いため、相
 対的には後退しているように見えてしまいます。

 まさに、「この世のすべての現象は絶えず変化していくものだ」という
 ことではないでしょうか。

 ならば、自分も動いてみましょう、世の中の流れに抗うことになるのか
 もしれませんが。

 当センター開設以来、今までの5年間、内部相談員としてお世話になり、
 166の企業・団体を訪問させていただきました。

 5年の間に5回以上訪問させていただいた企業・団体は20軒あり、中には、
 通算29回(※参照)訪問させていただいたところもあります
 (※特異ケースです)。

 訪問するたびに、前とは違う姿を見せていただき、驚いたり嬉しかった
 りすることが何度もありました。
 
 まさに、諸行無常…。
 
 いくつかの企業では研修も担当させていただいたり、いくつかの公的機
 関では当センターの紹介をさせていただいたり、「表彰企業学びあいの
 会」のような新しい取り組みの支援もチャレンジさせていただいたりと、
 今までにない、たくさんの経験を積ませていただくことができました。

 私事ですが、当センターが、この6月で開所して丸5年という節目の時期
 を迎える機会に、私自身、当センターの内部相談員という立場から離れ
 ることになりました。

 今は、「変化を楽しむ」ということで、自分も新たな挑戦をしていこう
 と思っています。
 「40にして惑わず」と言われますが、たぶん私は、人生ずっと惑ってい
 くのだろうと思っています。

 惑うということをネガティブに捉えるのではなく、変化を楽しむこと、
 あるいは、諸行無常という意味で、いろんな人生メニューを楽しんでい
 ければいいかなと思っています。
 
 今後は、外部相談員の1人として、当センターの活動に関わることが出
 来れば嬉しいなと考えています。

 訪問先の企業・団体の皆様、一緒に活動していただいた専門家の皆様、
 北条センター長をはじめ、当センター関係者の皆様、すべての方にどれ
 だけ感謝してもしきれません。

 ありがとうございました。

 
 最後に、このメルマガをご覧いただいている皆様のますますのご健勝と
 ご発展を祈念して、私からのお礼の言葉とさせていただきます。

 Thank you for your everything
 さよならのかわりに…。

 
 荒谷 典利

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●8.真理子のひとりごと
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 「アートセラピー」と出会い、4月で1年になります。
 
 昨年4月に3日間の速習コースを受講して以来、毎月1時間、個人レッスン
 を受けています。
 
 
 先月、コラージュを持参し、先生に見ていただきました。

 コラージュとは、雑誌などから好きな写真や記事を切り抜き、台紙に貼
 る作品です。

 気分に応じて、色を塗ったり、絵を描き加えたりすることもあります。

 大きな画用紙を使ったので、貼りたいと思った写真を全部貼っても、少
 し余白が残りました。

 そのままでも良かったのですが、見ている内になんだか落ち着かない気
 持ちになり、余白部分に色を塗って仕上げました。

 先生に、『余白が残っているのがなんとなくイヤで色を塗ってしまった
 のですが、これって何か意味があるのでしょうか』と訊くと、『余白が
 コワイんですよね』と言われました。

 ドキッとしました。

 実は、私の手帳は毎月ほぼ真っ黒。
 それだけ予定がぎっしりなのです。

 1日に主な行事が2本というのは日常茶飯事で、3本入る日も結構ありま
 す。

 アメリカ人の友人から夕食に誘われた時、その日は既に日中の予定が2つ
 入っていましたが、夜は空いているからOKと答えました。

 時間を決める段になり、その日の予定を説明する私に、彼女は、
 
 『えぇっ?!もう2つも予定が入っているじゃない。別の日にした方が
  いいよ』

 という意味のことを言ってくれました。その時、彼女が使った表現に、

 “That’s enough!”(「それで十分だよ!」という意味)という言葉が
 ありました。

 「余白がコワイ」」私は、誘われるってことは必要とされているってこ
 となのだからと、予定が空いてさえいれば、つい次から次へと予定を入
 れてしまいます。

 正直、後でちょっと後悔することも…。

 これからは、自分で自分に“That’s enough!”と言い聞かせ、「余白を
 楽しむ」人になりたいと思う今日このごろです。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●9.助成金のご案内
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を促進すべく、
 各種助成金を用意しています。
 皆様のご利用をお待ちしております。

 
 ■中小企業育児休業・介護休業代替要員確保支援助成金
  育児休業・介護休業の取得を促進するとともに、休業を取得された方
  が職場復帰しやすい環境の整備を図ることを目的として支給します。

  支給対象:
  従業員の育児又は介護休業に対し、代替要員を新たに雇用した事業主

  ※ただし、企業全体の従業員が300人以下で、かつ、従業員が20人以下
  (会社法で定義する株式会社等である中小企業は100人以下)の県内事
   業所において、育児・介護休業の代替要員を雇用した場合
  (派遣労働者を受け入れた場合も含む)に限る。

  支給額:
  代替要員の賃金の1/2(月額上限10万円、総額上限100万円)

 
 ■中小企業育児・介護等離職者雇用助成金(平成26年4月スタート・再掲)
  育児・介護等の理由により離職した方の再就職を促進することを目的と
  して、助成金を支給します。

  支給対象:
  過去に結婚、配偶者の転勤、妊娠、出産、育児、介護により離職
 (他の企業でも可)した方を、正規社員(短時間勤務正規社員を含む)
  として新たに雇用した事業主

 ※ただし、企業全体の従業員が300人以下で、かつ、従業員が20人以下
 (会社法で定義する株式会社等である中小企業は100人以下)の県内事
  業所において、雇用した場合に限る。

  支給額:
  対象労働者1人につき 30万円

 ■仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金
  女性や高齢者などさまざまな人材の就労や、育児・介護等と仕事の
  両立を支援するために職場環境整備を行った事業者に支給します。

 [例えば]

 ●女性や高齢者の労働者のための専用施設整備や安全対策等を実施
 ●在宅勤務などに対応するためのシステム構築及び機器等の整備
 ●子育て期の従業員のための託児スペース、授乳室、搾乳室等の整備
 ●育児休業や介護休業取得者の復帰支援のためのシステム構築及び機器等
 ●ワーク・ライフ・バランスの推進を目的とした社内イントラの整備
 ●ワーク・ライフ・バランスの推進を目的としたタイムマネジメント
  システムの構築  など

  支給対象:
  従業員が300人以下で、「ひょうご仕事と生活の調和推進企業宣言」を
  行った事業者

  支給額:
  対象経費の1/2以内(上限100万円)

 
  詳細については、こちらのリンクをご参照ください。
  → https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/index.html

  その他、ご不明な点は、当センターまでお問い合わせください。
  TEL:078-381-5277(ひょうご仕事と生活センター 午前9時~午後5時)

 
 
─<編集後記>───────────────────────────
 
 第46号はいかがでしたか?

 寒さが徐々に和らいできており、春はもうすぐそこまできています。春
 はお花見などで外に出る機会も増えると思います。花粉やPM2.5を少しで
 も防げるよう、しっかり対策を講じてから外出しましょう。

 春と言えば、この4月から、消費税が5%から8%に増税されるにあたり、
 駆け込みで電化製品等の大きな買い物をされる方が多いと聞いています。

 私は、靴を購入しました!

 増税後の価格を考えると、この3月中に購入するのがベスト!と考えたの
 と、10%OFFとセール価格になっていたこともあり、とってもお買い得で
 した。

 経済を活性化するためにも買い物をする方がいいのかもしれませんが、
 されど3%の差は大きいですよね。

 かと言って、何でも簡単に買い替えずに、物を大切に使おうという気持
 ちが芽生えました。

 最後に、当センターはこの6月で6年目に突入いたします。

 引き続き、県内企業・団体の皆様に当センターをご利用いただけますよ
 う、スタッフ一同、この広い兵庫県内の隅々まで、平成26年度も全力で
 回らせていただきたいと思います。

 4月からも引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 
 川村愛子

━<発行>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 公益財団法人兵庫県勤労福祉協会 ひょうご仕事と生活センター
 株式会社 ダイバーシティ オフィス KITAO

 ご意見、ご要望はこちらのアドレスまで、ドシドシお寄せください。

お問い合わせ  info@hyogo-wlb.jp
 ホームページ  https://www.hyogo-wlb.jp/
 ブログ     http://diversity-kitao.co.jp/?mg=20140320
 フェイスブック http://www.facebook.com/WLB.Hyogo
 
 Copyright (C) 2014 Diversity Office KITAO All rights reserved.
──────────────────────────────────

2014年2月号 第45号

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

───────────────────────<2014年2月20日発行>

 「仕事」と「生活」の相乗効果が個人と組織をハッピーに!!
         ~センタースタッフ奮闘記~

─────────────────────────────────

 ひょうご仕事と生活センターで相談・実践支援事業を受託しております
 株式会社ダイバーシティオフィスKITAO代表の北尾真理子です。

 私たちは日々、ダイバーシティ(多様性)を推進し、ワーク・ライフ・
 バランスの実現に向けて、企業様への訪問活動やセミナー実施、
 フォロー等の支援を行っています。

 個人や組織の幸せ実現への活動支援を行う奮闘記を配信いたします。
 どうぞ、お楽しみください!!

 尚、今後このメールがご不要の方は、お手数ですが、下記配信解除より
 お手続き願います。

 登録・メールアドレスの変更、解除はホームページから
 アドレス http://diversity-kitao.co.jp/?mg=20140220

 ※当メルマガは毎月第3木曜日に必ず配信しています。
  配信されなかった場合はお手数ですが、センターまでご連絡ください。

——————————————————————

 第45号
 発行日:2014年2月20日木曜日(月刊)
 発行 :公益財団法人兵庫県勤労福祉協会 ひょうご仕事と生活センター
     (当センターは兵庫県からの委託事業を行っています)

─<目次>─────────────────────────────

 ※ 当センターのホームページのリニューアルオープンに伴い、現在、
   当メルマガ内に表示しておりますURLページがご覧いただけない場合
   がございます。
   その際はお手数ですが、センターまでお知らせください。

 1.ひょうご仕事と生活の調和推進企業宣言制度 宣言企業募集
 2.セミナー、新イベントなど各種ご案内
 3.動画配信及びFacebookのご案内
 4.今月のホットトピック 「出る杭は打たれる、出すぎる杭は引き抜かれる」
 5.従業員意識調査、相談員による講演のご案内
 6.事例紹介 「仕事と介護の両立について」
 7.真理子のひとりごと
 8.助成金のご案内

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●1.ひょうご仕事と生活の調和推進企業宣言制度 宣言企業募集
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 “仕事と生活の調和”実現推進を宣言し、よりよい会社・職場づくりを
  めざしませんか?

 兵庫県では勤労者が仕事と生活の充実を感じ、意欲と能力を十分に発揮
 できるような仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス=WLB)が
 実現できる社会の構築をめざし、今年度から新たに“ひょうご仕事と生
 活の調和推進企業宣言制度”を開始いたしました!!

 この制度は、組織内のWLB実現推進に向け取り組むことを宣言する企業・
 団体を“取組宣言企業”として登録し、ホームページなどで公表いたし
 ます。

 ご登録後は、多彩な専門家で構成する相談員の派遣や、従業員を対象と
 した研修等の開催、職場環境整備に関する助成金の活用や、自組織の
 WLB進捗状況が確認できるWebサイトの利用など、重点的な支援を受ける
 ことができます。

 また、センターの評価指標に基づき、一定の成果や取組実績が認められ
 ると“企業認定”や“企業表彰”の対象となります。

★2月14日金曜日時点:372企業、792事業所の皆様に宣言をいただています。
 
 宣言登録までの手順
 1.宣言書の提出:“宣言書”に必要事項を記入・捺印の上、センターに
         提出
 2.登録証の発行:提出内容を確認後、登録証をセンターより発行

 
 ■宣言書や詳細に関しましてはセンターのHPをご覧ください。
 ⇒ https://www.hyogo-wlb.jp/modpage01_2785/

 ■現在、宣言企業として登録されている企業はこちらからご覧いただけ
  ます。
 ⇒ https://www.hyogo-wlb.jp/modtreepage01_2943/

 WLBの推進に取り組まれたい企業・団体の皆さま、ふるってご連絡くだ
 さい!!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●2.セミナー、新イベントなど各種ご案内
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ■募集中

 1)同業他社で働く女性従業員による公開座談会を開催!!
  「いきいきと働く女性たちに聞く
        ~製造業で活躍する女性の本音トーク!~」

 女性社員の活躍推進やワーク・ライフ・バランスへの取組が、どちらか
 と言うと困難と思われがちな製造業で働く女性たちが集い、「どんな思
 いで働き、どのように壁を乗り越えたか」「いきいきと働き続ける秘訣
 は」などについて語ります。

 その思いや体験談を聞きながら、女性管理職の登用率向上、社員たちの
 ワーク・ライフ・バランス実現をめざすための方策について考えます。

 それぞれの職場で活躍する女性たちの本音を聞いて、今後の働き方や社
 内での取組に活かせる絶好の機会ですので、皆様、ぜひご参加ください。

 【座談会参加者】
 ◆大阪ガス株式会社
  人事部 ダイバーシティ推進チームマネージャー 田畑 真理 氏
 ◆川崎重工業株式会社 
  人事本部ダイバーシティ・グローバル推進課長 今村 弥雪 氏
 ◆株式会社神戸製鋼所
  人事労政部 企画グループ 担当課長 神尾 真裕美 氏
 ◆住友ゴム工業株式会社
  広報部主査 角屋 眞実子 氏
 ◆富士通テン株式会社
  人事部 山田 知佳 氏

 【司会進行】
  渥美 由喜 氏
 (厚生労働省政策評価に関する有識者会議委員/株式会社東レ経営研究
  所/ダイバーシティ&ワークライフバランス研究部長)

 【日 時】 平成26年2月27日(木)14:00~17:00
 【会 場】 兵庫県立男女共同参画センター(通称イーブン)内 セミナー室
       神戸市中央区東川崎町1-1-3神戸クリスタルタワー7階
       (JR神戸駅南側徒歩3分)
 【定 員】 50名 先着順
 【参加費】 無料
 【対象者】 組織における女性の活躍推進の取組にご関心をお持ちの方々

 【お申し込み方法】
  申し込み用紙に必要事項を記入の上、兵庫県経営者協会 女性産業人
  懇話会(VAL21)までFAXまたはTELにてお申し込みください。

  チラシ兼お申込書はコチラから ⇒ http://p.tl/THFg

 【お申し込みお問い合わせ先】
  〒650-0034
  神戸市中央区京町76-2 明海三宮第二ビル2階
  兵庫県経営者協会 女性産業人懇話会(VAL21)
  TEL:078-321-0051 / FAX:078-321-0166

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●3.動画配信及びFacebookのご案内
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 団体の先進的な事例を映像化し、12月よりセンターホームページからの
 配信を開始しました。
 
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 https://www.hyogo-wlb.jp/modpage01_3045/

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●4.今月のホットトピック 
 「出る杭は打たれる、出すぎる杭は引き抜かれる」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 先月末、某企業内某事業部で女性リーダー育成研修をさせていただきま
 した。

 その事業部のトップである事業部長(常務)の熱い思いで開催されるこ
 とになった研修です。

 2ケ月に1回、午後の半日を費やし、全国の事業所から選ばれた女性たち
 10数名を対象に、7月までの計4回行われます。

 先月の初回終了後に懇親会が開かれ、その場で常務が、ここに至るまで
 の紆余曲折の経歴をオープンに語って下さり、周りに居た一同は、まる
 でドラマのようだと感動しました。

 
 その中で、印象的な言葉がありました。
 
 それは、

 「出る杭は打たれるけど、出すぎる杭は引き抜かれる」というお言葉で、

 「中途半端にちょっとだけ出るから打たれるんだよ。思いっきり、他の
 人より頭1つも2つも出していくと、打たれずに、逆に引き抜かれるんだよ」

 とのことでした。

 すべての人が当てはまるとは申しませんが、日本人は往々にして自分が
 思っていることをはっきり発言しないという傾向が強いように思います。

 「沈黙は金」、「言わぬが花」、「沈黙は美徳」、「阿吽の呼吸で分か
 り合える」とも言われます。

 確かに時と場合によっては、沈黙は最高の武器となり得ますが、人は生
 きていく以上、必要な時に、必要なことをきっちりと発言して伝えてい
 く必要があります。

 自分の意見を言うのが苦手、特に大勢の前でなんて無理、という方もい
 ます。

 それが証拠に、集合研修でグループワークをしていただいた後に、参加
 者の方々に、「どなたか、今の実習で、何か気づかれたことはありませ
 んか」とお尋ねしても、答えてくださる方はなかなかすぐには出て来な
 いという実態を、頻繁に目にします。

 そうなると講師と参加者の方との根比べで、しばらく待って、再度、お
 尋ねすると、勇気ある方1~2名が、ようやく手を挙げてくださいます。

 人は、自分にとっての快適ゾーンに留まっていてはいつまで経っても成
 長できません。

 自分には少し荷が重くてやや苦痛かも、という不快適ゾーンに足を踏み
 入れてこそ成長できるようです。

 前職の外資系企業では、研修時だけでなく会議でも、自分の意見を発表
 したい人が次から次へと手を挙げ、我先にと積極的に発言しようとして
 いました。

 講師や議長は、「ちょっと待ってくださいね、あなたには次、お願いし
 ますから」と言って待っていただいたものです。

 また、何か新たなプロジェクトが決まった際にリーダー役を引き受けて
 くれる人はいないかと訊かれることもありました。

 そういう時も、職位に関係なく、ぜひリードしてみたいという人が、必
 ずいつもいました。

 日本文化からすると、かなり「出すぎた杭」の集団だったのかも…。

 でも、その結果、新プロジェクトのリーダーになることによって、その
 遂行過程において経験も増え、大きく成長できる機会が得られます。

 また、周りでその人の仕事ぶりを見ている人が必ずいます。

 その結果、新たな、更に大きなプロジェクトのリーダーに抜擢されるこ
 とも在り得ます。

 かく言う私も、実はその、「出すぎた杭」の一員でした。

 前職時代、ダイバーシティ関連の社内研修に参加した後、その内容の素
 晴らしさにいたく感動し、次回から、自分も講師の一員になりたいと、
 その研修の総責任者だった役員に、直接、自ら掛け合って志願しました。

 その結果、当時の現行業務と兼任という形でしたが、その研修を実施す
 る際には講師として抜擢されました。

 全世界で実施されていた研修でしたので、世界中の講師が集まる、世界
 各地で開催されていた講師対象研修にも参加させていただきました。

 そして、そこから、私のダイバーシティ推進の道が開かれました。

 「出すぎた杭」になれたからこそ、今の自分があると言っても過言では
 ありません。

 もちろん、発言するタイミングや方法、内容、言い回しなどには万全の
 注意を払うべきですが、「出すぎた杭」になることは、決して悪いこと
 ではないと思います。

 北尾真理子
 ひょうご仕事と生活センター 主任相談員
 株式会社 ダイバーシティ オフイス KITAO代表
 ダイバーシティ コンサルタント
 プロフィール:http://diversity-kitao.co.jp/staff/kitao/?mg=20140220

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●5.従業員意識調査、相談員による講演のご案内
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 1) 従業員意識調査の実施
   仕事と生活のバランス調査~

 仕事と生活のバランスに関する職場環境や従業員の意識・ニーズ等を、
 当センター調査・研究チームが調査いたします!!

 「あなたの会社は仕事と生活のバランスが取れているか?」「仕事満足
 度、会社への帰属意識はどのくらいあるか?」といった調査依頼に対し
 て、現状のヒヤリング後、企業のニーズに合わせた調査票を設計し、従
 業員の方々を対象としたアンケート調査を実施します。

 実施後は、分析結果のまとめと今後の提言内容を書き加えた調査結果報
 告書をご提供し、当センター相談員から改善に向けた様々なご提案をさ
 せていただきます。

 既にご用命いただいた企業・団体からはご好評をいただいております!!
 この調査と提案はすべて無料ですので是非ご活用ください。

 お申し込みは下記アドレスまでご連絡ください。
 

 ■お申し込みアドレス ⇒ info@hyogo-wlb.jp

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 2) 北尾真理子と学ぶダイバーシティ(多様性)と
   ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)

 当センター主任相談員の北尾真理子が、あなたの会社・組織を訪問し、
 講演いたします!

 参加者の皆様から「ダイバーシティとワーク・ライフ・バランスの関係
 やそれぞれの本来の意味が確認できて良かった」などのうれしいコメン
 トを多数いただいております!!

 講演日時・講演内容等は、ご希望に応じて臨機応変に対応させていただ
 きます。

 この機会にぜひお申し込み下さい!

【お申し込み】
 詳細・お申し込み方法は、下記チラシをご参照ください。
 URL:http://diversity-kitao.co.jp/event/2010/11/kitao/?mg=20140220

 注) ・講師派遣にかかる謝金、交通費はセンターが負担いたします。
   ・兵庫県内の事業所で開催するものに限らせていただきます。

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 3) 北条勝利と学ぶワーク・ライフ・バランス
 
 当センターのセンター長である北条勝利及びセンター相談員が、あなた
 の会社・組織や労働組合を訪問し、講演いたします!

 播州弁で語るアツい口調が大好評!!

 講演日時・講演内容等は、ご希望に応じて臨機応変に対応させていただ
 きます。

 センター長自らが永年携わっていた労働組合活動をはじめ、多様な経験
 に裏打ちされたアツい話をぜひお聞きください。
 

【お申し込み】
 詳細・お申し込み方法は、下記チラシをご参照ください。
 URL:http://diversity-kitao.co.jp/event/2010/11/hojo/?mg=20140220

 注) ・講師派遣にかかる謝金、交通費はセンターが負担いたします。
   ・兵庫県内の事業所で開催するものに限らせていただきます。

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●6.事例紹介 「仕事と介護の両立について」
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 内部相談員の岡本です。

 この事例紹介コーナーには、今回で2度目の登場です。

 よろしくお願いいたします。

 今冬はインフルエンザの流行に加え、各地でノロウィルスの集団感染が
 ありましたね。

 メルマガ読者の皆様の中にも、ご自身やご家族、その他、身近な方で罹
 患された方がいらっしゃるかも知れませんが、どうぞお大事になさって
 ください。

 感染しないために、ぜひ、入念な手洗いやうがいを励行しましょう。

 さて、今回は、仕事と介護の両立について、先月の1月23日(木)に、
 当センター主催で実施しました公開セミナー、

 “ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和、以下WLB)セミナー
 in相生、『突然やってくる介護に備えるセミナー~今いる人財を活かし
 ていくために~』”で紹介された内容も少し織り交ぜながら、書かせて
 いただきます。

 日本では、今や5人に1人が高齢者で、平均寿命は、男性が79歳、女性が
 86歳と、右肩上がりで超高齢化が進み、「全ての労働者が親の介護に直
 面する時代」に突入したと言えます。

 少子化に伴い、一人っ子世帯も多く、親や親類の介護を、自分一人で担
 う方もおられます。

 中には介護をする方が離れた所におられるという遠距離介護を余儀なく
 される方も…。

 共働きをしながら、協力し合い、対応されている家庭もあるでしょうが、
 現代社会の複雑化・多様化が原因で、仕事と両立して、働きながら介護
 を行うことが簡単ではなくなってきています。

 『会社を休みたいけど休めない』という介護疲れや、『父が倒れて…退
 職させてください』という部下からの突然の辞表提出といった事例があ
 るように、介護は誰にでも突然やってくる現代の課題と言えます。

 介護が始まることによって、働く人々にとっては、これまで当たり前の
 ようにこなしてきた仕事や生活がうまく回らなくなり、戸惑ったり、体
 力的にも、精神的にも限界を感じたり、不安や負担に思われる方もおら
 れるでしょう。

 介護は、予想も見通しも立たず、個人の家庭の事情であるため、周りに
 は相談しにくいと思い込んで、一人で悩みを抱え込まれる方が多い傾向
 にあります。

 周りに相談せず、用意されている会社の制度を充分に活用できないまま、
 やむを得ず退職されてしまう場合、会社としては優秀な人材を失い、組
 織にとって大きな損失が発生してしまうのです。

 様々な事情を抱える社員が、離職という道を選択せず、介護と仕事を両
 立しながら働き続けられる組織である為には、いくつかポイントがあり
 ます。

 誰がいつ、そのような立場になるか分からないので、まずは介護に対す
 る理解を深め、職場の皆様が、“お互い様”という意識をもち、安心し
 て働ける環境を作ることが重要です。

 状況に応じた勤務時間の変更や、有給休暇の取得方法の見直し、制度を
 充分に活用できる職場風土を構築する他、介護保険等の制度の周知徹底、
 また、社内に相談窓口を設けたり、定期的な面談やアンケート調査等で
 社員の状況を把握したりすることにより、柔軟な働き方を実践し、働く
 意欲を低下させないことが重要です。

 30代から50代は人生のピークとも言え、介護を考えることにまだ現実味
 がない方も多いかもしれませんが、介護は、ある日、突然始まります。

 介護はゴールが見えないだけに、介護にかかる費用を誰が払い、誰が実
 際に介護を行うかなど、事前準備や対策が充分に出来ていない場合は混
 沌となりがちです。

 しかし、いつ介護に直面することになっても慌てないように、早めに情
 報収集や事前準備を怠らずにいれば、介護をする人たちの疲弊、退職
 (離職)や転職、家庭の混乱といった事態は避けることが出来る筈です。

 突然やってくるかもしれない『介護』に対し、社会全体で備えることが、
 仕事と介護の両立につながると確信しています。

 なお、今回のセミナーの詳細は、当センターが発行しています季刊情報
 誌『仕事と生活のバランス(春号)』に掲載予定ですので是非ご覧くだ
 さい。

 発行後は、当センターのHPからもご覧になれます。

 また、当センターでは、企業・団体様向けに、『仕事と介護の調和支援
 ハンドブック』(下記※参照)も発行しております。

 同冊子をご希望の方は、センターまでご連絡ください。

 最後になりましたが、これからも、ひょうご仕事と生活センターをどう
 ぞよろしくお願いいたします。

 (※)仕事と介護を両立しながら働き続けられるポイントをケーススタ
 ディでご紹介しています。自分の身の周りのことや自組織の制度につい
 て振り返り、自分で記入ができるタイプのワークブックです。

 
 岡本 耕治 
 プロフィール:http://diversity-kitao.co.jp/staff/okamoto/?mg=20140220

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●7.真理子のひとりごと
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 最近、某企業で耳にした話です。

 女性社員が、育休復帰後に時間短縮勤務制度を利用したいと思い、直属
 上司にどの位の期間、取得してもよいか尋ねた所、上司からは、好きな
 だけ取っても良いと言われたそうです。

 その女性社員は、その場では何も言わず、後で先輩女性社員に、
 『上司に時間短縮勤務を好きなだけ取っても良いと言われた。私はきっ
 と職場で必要とされていないんだ』とぼやいていたそうです。

 その話を聞いた時、その先輩女性社員は、なぜ、その場で、思ったこと
 を直接、自分で言わないのかなと思われたそうです。

 私も同感です。

 前職時代、初めて女性4名の部下をもった時、最初に全員にお願いした
 ことがありました。

 それは、
 
 「あなたたちのお給料の中には上司を育てるという仕事分も含まれてい
 るんだよ。上司たるもの、部下よりは知識や経験も豊富で立場が上とみ
 なされているというだけで、決して万能じゃないんだからね。
 
 私の言動で、直して欲しいことや気をつけて欲しいことがあれば、遠慮
 せずに、どしどし言って来てね。言わなくても察して欲しいと思うかも
 しれないけど、人間、言われないとわからないことの方が多いんだし、
 ちゃんと思ったことはすぐにその場で言ってね。
 
 上司である私がそう望んでいるんだから、あなたたちから何か言われた
 からといって評価を下げたり、にらんだりはしないよ。直接は何も言わ
 ず、蔭で上司の悪口を言うようなことはしないでね」
 
 ということ。

 言われた部下たちは、最初は戸惑っていたようですが、その内に、何で
 も言いたいことを言ってくれるようになりました。

 おかげで、随分、上司力が身についたと思います。

 部下には、上司を選べませんが、上司を育てることはできるんですよね。

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●8.助成金のご案内
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 ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を促進すべく、
 各種助成金を用意しています。
 皆様のご利用をお待ちしております。

 
 ■中小企業育児休業・介護休業代替要員確保支援助成金
  育児休業・介護休業の取得を促進するとともに、休業を取得された方
  が職場復帰しやすい環境の整備を図ることを目的として支給します。

  支給対象:
  従業員の育児又は介護休業に対し、代替要員を新たに雇用した事業主
  
  ※ただし、企業全体の従業員が300人以下で、かつ、従業員が20人以下
  (会社法で定義する株式会社等である中小企業は100人以下)の県内事
   業所において、育児・介護休業の代替要員を雇用した場合
  (派遣労働者を受け入れた場合も含む)に限る。

  支給額:
  代替要員の賃金の1/2(月額上限10万円、総額上限100万円)

 
 ■仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金
  ☆「ひょうご仕事と生活の調和推進企業宣言」宣言企業対象
   女性や高齢者などさまざまな人材の就労や、育児・介護等と仕事の
   両立を支援するために職場環境整備を行った事業者に支給します。

 
 [例えば]
 
 ●女性や高齢者の労働者のための専用施設整備や安全対策等を実施
 ●在宅勤務などに対応するためのシステム構築及び機器等の整備
 ●子育て期の従業員のための託児スペース、授乳室、搾乳室等の整備
 ●育児休業や介護休業取得者の復帰支援のためのシステム構築及び機器等
 ●ワーク・ライフ・バランスの推進を目的とした社内イントラの整備
 ●ワーク・ライフ・バランスの推進を目的としたタイムマネジメント
   システムの構築  など

  支給対象:
   従業員が300人以下で、「ひょうご仕事と生活の調和推進企業宣言」
   を行った事業者

  支給額:
  対象経費の1/2以内(上限100万円)

  詳細については、こちらのリンクをご参照ください。
  → https://www.hyogo-wlb.jp/sesaku/

  その他、ご不明な点は、当センターまでお問い合わせください。
  TEL:078-381-5277(ひょうご仕事と生活センター 午前9時~午後5時)

─<編集後記>───────────────────────────
 
 第45号はいかがでしたでしょうか?

 少し過ぎてしまいましたが、2月3日の節分の日、恵方巻きを丸かじりされ
 ましたか?

 節分に恵方巻きを食べる習慣が関西発祥という事を最近になって知りまし
 た。

 諸説さまざまあるようですが、私が今年、テレビで得た情報によると、広
 島県のコンビニエンスストアで太巻きを“恵方巻き”と名付け、販売を始
 めたのがきっかけで全国に広がったとのこと。

 恵方巻きを食べる習慣は日本の文化に欠かせない一大行事だと幼い頃から
 思っていただけに、この歴史が思いのほか浅いことに、びっくりしました。

 今年は、オーソドックスな具材のものはもちろんのこと、某高級焼肉店が
 監修された恵方巻き、伊勢海老入りや、金粉があしらわれた高級感あふれ
 るものというように、バリエーション豊かな恵方巻きが、デパ地下では販
 売されていたそうです。

 まさに、恵方巻きのダイバーシティ(多様性)といったところでしょうか。

 年に一度の行事だし、更に福を呼び込めて運気が上がりそうな気がするの
 で、たまには奮発して、来年は、リッチな太巻きにチャレンジしてみたい
 と思いました!!

 翌朝、外に出ると、道端には「鬼は外」で窓の外に投げられたであろうと
 思えるお豆さんが何粒か落ちていました。

 家族揃って節分を楽しまれた風景を想像したらホッコリしました。

 川村愛子

━<発行>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 公益財団法人兵庫県勤労福祉協会 ひょうご仕事と生活センター
 株式会社 ダイバーシティ オフィス KITAO

 ご意見、ご要望はこちらのアドレスまで、ドシドシお寄せください。

お問い合わせ  info@hyogo-wlb.jp
 ホームページ  https://www.hyogo-wlb.jp/?mg=20140220
 ブログ     http://diversity-kitao.co.jp/?mg=20140220
 フェイスブック http://www.facebook.com/WLB.Hyogo
 
 Copyright (C) 2014 Diversity Office KITAO All rights reserved.
──────────────────────────────────

2014年1月号 第44号

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

───────────────────────<2014年1月16日発行>

「仕事」と「生活」の相乗効果が個人と組織をハッピーに!!
~センタースタッフ奮闘記~

─────────────────────────────────

ひょうご仕事と生活センターで相談・実践支援事業を受託しております
株式会社ダイバーシティオフィスKITAO代表の北尾真理子です。

私たちは日々、ダイバーシティ(多様性)を推進し、ワーク・ライフ・
バランスの実現に向けて、企業様への訪問活動やセミナー実施、
フォロー等の支援を行っています。

個人や組織の幸せ実現への活動支援を行う奮闘記を配信いたします。
どうぞ、お楽しみください!!

尚、今後このメールがご不要の方は、お手数ですが、下記配信解除より
お手続き願います。

登録・メールアドレスの変更、解除はホームページから
アドレス http://diversity-kitao.co.jp/?mg=20140116

※当メルマガは毎月第3木曜日に必ず配信しています。
配信されなかった場合はお手数ですが、センターまでご連絡ください。

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第44号
発行日:2014年1月16日木曜日(月刊)
発行 :公益財団法人兵庫県勤労福祉協会 ひょうご仕事と生活センター
(当センターは兵庫県からの委託事業を行っています)

─<目次>─────────────────────────────

1.ひょうご仕事と生活の調和推進企業宣言制度 宣言企業募集
2.セミナー、新イベントなど各種ご案内
3.動画配信及びFacebookのご案内
4.今月のホットトピック 「午年の由来とは…?!」
5.従業員意識調査、相談員による講演のご案内
6.事例紹介 「毎日をゴキゲンに」
7.真理子のひとりごと
8.助成金のご案内

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●1.ひょうご仕事と生活の調和推進企業宣言制度 宣言企業募集
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

“仕事と生活の調和”実現推進を宣言し、よりよい会社・職場づくりを
めざしませんか?

勤労者が仕事と生活の充実を感じ、意欲と能力を十分に発揮できるよう
な仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス=WLB)が実現できる
社会の構築をめざし、兵庫県では“ひょうご仕事と生活の調和推進企業
宣言制度”に参加される企業を募集しています。

この制度は、組織内のWLB実現推進に向け取り組むことを宣言する企業・
団体を“取組宣言企業”として登録し、ホームページなどで公表いたし
ます。

ご登録後は、多彩な専門家で構成する相談員の派遣や、従業員を対象と
した研修等の開催、職場環境整備に関する助成金の活用(助成金のご案
内をご参照ください)や、自組織のWLB進捗状況が確認できるWebサイト
の利用など、重点的な支援を受けることができます。

また、センターの評価指標に基づき、一定の成果や取り組み実績が認め
られると“企業認定”や“企業表彰”の対象となります。

★1月11日金曜日時点:336企業、728事業所の皆様に宣言をいただています。

宣言登録までの手順
1.宣言書の提出:“宣言書”に必要事項を記入・捺印の上、センターに
提出
2.登録証の発行:提出内容を確認後、登録証をセンターより発行

■宣言書や詳細に関しましてはセンターのHPをご覧ください。
⇒ https://www.hyogo-wlb.jp/modpage01_2785/

■現在、宣言企業として登録されている企業はこちらからご覧いただけ
ます。
⇒ https://www.hyogo-wlb.jp/modtreepage01_2943/

WLBの推進に取り組まれたい企業・団体の皆さま、ふるってご連絡くだ
さい!!

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●2.セミナー、新イベントなど各種ご案内
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■募集中

1)ワーク・ライフ・バランス広域セミナーin相生
『介護で中堅社員が退職!』『どうすれば!?』
突然やってくる介護に備えるセミナー
~今いる人財を活かしていくために~

『会社を休みたいけど休めない』…遠距離介護での介護疲れや、『父が
倒れて…退職させてください』…部下からの突然の辞表といった事例が
あるように、介護は誰にでも突然やってくる、他人事ではない現代の課
題です。

今回は西播磨地域に焦点を当て、当センター外部相談員で社会保険労務
士の講師に、WLB実現推進と介護との関係性や制度面、事例を織り交ぜ
お話しいただきます。

また、セミナー終了後に働き方に関する個別相談会(希望者のみ)も実
施予定です。

まだお席がございますので、同僚やお知り合いの方々もお誘い合わせの
上、是非お申し込みください。

【日 時】 平成26年1月23日木曜日 14時~16時
(個別相談会は15時半~16時の予定)
【会 場】 相生商工会議所3階研修室
【定 員】 30名 先着順
【参加費】 無料
【対 象】 企業経営者、人事労務担当(役員、社員)など
【講 師】 特定社会保険労務士 田村 栄子 氏
(ひょうご仕事と生活センター 外部相談員)

お申し込みお待ちしております。

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2)同業他社で働く女性従業員による公開座談会を開催!!
「いきいきと働く女性たちに聞く
~製造業で活躍する女性の本音トーク!~」

女性社員の活躍推進やワーク・ライフ・バランスへの取組が、どちらか
と言うと困難と思われがちな製造業で働く女性たちが集い、「どんな思
いで働き、どのように壁を乗り越えたか」「いきいきと働き続ける秘訣
は」などについて語ります。

その思いや体験談を聞きながら、女性管理職の登用率向上、社員たちの
ワーク・ライフ・バランス実現をめざすための方策について考えます。

それぞれの職場で活躍する女性たちの本音を聞いて、今後の働き方や社
内での取組に活かせる絶好の機会ですので、皆様、ぜひご参加ください。

【座談会参加者】
◆大阪ガス株式会社
人事部 ダイバーシティ推進チームマネージャー 田畑 真理 氏
◆川崎重工業株式会社
人事本部ダイバーシティ・グローバル推進課長 今村 弥雪 氏
◆株式会社神戸製鋼所
人事労政部 企画グループ 担当課長 神尾 真裕美 氏
◆住友ゴム工業株式会社
広報部主査 角屋 眞実子 氏
◆富士通テン株式会社
人事部 山田 知佳 氏

【司会進行】
渥美 由喜 氏
(厚生労働省政策評価に関する有識者会議委員/株式会社東レ経営研究所/
ダイバーシティ&ワークライフバランス研究部長)

【日 時】 平成26年2月27日(木)14:00~17:00
【会 場】 兵庫県立男女共同参画センター(通称イーブン)内 セミナー室
神戸市中央区東川崎町1-1-3 神戸クリスタルタワー7階
(JR神戸駅南側徒歩3分)
【定 員】 50名 先着順
【参加費】 無料
【対象者】 組織における女性の活躍推進の取組にご関心をお持ちの方々

【お申し込み方法】
申し込み用紙に必要事項を記入の上、兵庫県経営者協会 女性産業人
懇話会(VAL21)までFAXまたはTELにてお申し込みください。

チラシ兼お申込書はコチラから ⇒ http://p.tl/THFg

【お申し込みお問い合わせ先】
〒650-0034
神戸市中央区京町76-2 明海三宮第二ビル2階
兵庫県経営者協会 女性産業人懇話会(VAL21)
TEL:078-321-0051 / FAX:078-321-0166

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3)働く女性のためのステップアップ・セミナー

女性の活躍推進が企業の経営戦略として注目される一方で、多くの女性
が「職場の人間関係が上手くいかない」「セクハラ・パワハラに悩んで
いる」「仕事を続ける自信がない」「子育てしながら働くのはムリ?」
「自分の将来像が描けない」など、様々な不安や課題を抱えています。

そんな女性たちがいきいきと働き続けられるよう応援するため、職場で
活躍する上で必要なスキルを学び、ライフステージに応じたキャリアプ
ランを考えるセミナーが開催されます。

【日 時】 (1)平成26年2月12日(水) 14:00~16:30
(2)平成26年2月20日(木) 14:00~16:30
【会 場】 兵庫県立男女共同参画センター(通称イーブン)内 セミナー室
神戸市中央区東川崎町1-1-3 神戸クリスタルタワー7階
(JR神戸駅南側徒歩3分)
【定 員】 各日20名 先着順
【参加費】 無料
【対象者】 県内の企業・団体等に勤務する概ね20歳~30歳代の女性

【講師・内容】

(1)一歩前に進むためのビジネススキル

講師:小林 清美氏(コミュニケーショントレーナー)
上司・同僚・後輩との人間関係の築き方、組織で仕事をするうえ
で必要なコミュニケーションスキル等を身に付け、将来に向けて
キャリアアップを図る。

(2)いきいきと働くためのキャリアプラン

講師:瀧井 智美氏(キャリアカウンセラー)
キャリアについての考え方や、職場において求められること、今
のうちに身に付けておくべきこと、仕事と生活の両立等について
学び、ライフステージに応じたキャリアプランを考える。

【お申し込み方法】
参加申込書に、氏名、年齢、所属名(企業・団体名)、住所、電話番
号を記載し、FAXまたは郵送で、県立男女共同参画センターまで。
(電話での申込みも可)。

チラシ兼お申込書はコチラから ⇒ http://www.hyogo-even.jp/25stepup.pdf

【お申し込みお問い合わせ先】
〒650-0044
神戸市中央区東川崎町1-1-3 神戸クリスタルタワー7階
県立男女共同参画センター 就業支援課(担当:岸本、西川)
TEL:078-360-8550 / FAX:078-360-8558

【主 催】兵庫県立男女共同参画センター

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●3.動画配信及びFacebookのご案内
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■WLB先進事例動画配信中!

当センターでは、ワーク・ライフ・バランスの推進に取り組む県内企業・
団体の先進的な事例を映像化し、12月よりセンターホームページからの
配信を開始しました。

今後も定期的に動画配信を行っていく予定ですので、ワーク・ライフ・
バランス推進のための参考としてぜひご覧ください。

https://www.hyogo-wlb.jp/modpage01_3045/

【配信中の動画】

WLB解説動画
「”WLB”を使ってあなたの会社をパワーアップ」

WLB事例動画
・「長期育児休業制度でママ大活躍」   株式会社神戸デジタル・ラボ 編
・「従業員が作るやる気の出る職場とは」 株式会社オーシスマップ 編

【1月配信予定の動画】
・「こんなに充実!ママが安心して働ける制度」 株式会社ドンク 編
・「イクメンが活躍する会社」         コベルコシステム株式会社 編

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■Facebookのご案内

当センターのFacebookでは、センターが主催するイベント情報をはじめ、
多様な働き方に関する情報や先進事例紹介など、ホームページやブログ
と同様に様々な情報を公開・発信しております。

自組織のワーク・ライフ・バランス実現推進活動の際に、参考にしてい
ただければ幸いです。

アカウントをお持ちでない方でも下記URLからご覧いただけます。

Facebookページ名:ひょうご仕事と生活センター

https://www.facebook.com/WLB.Hyogo

皆様、是非、ご覧ください。

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●4.今月のホットトピック 「午年の由来とは…?!」
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2014年が始まりました。

遅ればせながら、この場をお借りして、改めて新年のご挨拶を申し上げ
ます。皆様、新年、明けましておめでとうございます。旧年中にたまわ
りましたご支援、ご配慮に心からお礼申し上げます。今年もどうぞよろ
しくお願いいたします。

一昨年から毎年1月のメルマガは、その年の干支にちなんだ記事を書かせ
ていただいております。

今年は午年。

語源由来辞典によると、

<「午」の本来の読みは「ご」。原字は「杵(きね)」で、上下に交差
し、餅をつく杵を描いたもの。十二進法では、前半(午前)が終わり、
後半(午後)が始まる位置にあり、その交差点を「正午」という。つま
り、十二支の中間に位置し、草木の成長期が終わり、衰えを見せ始めた
状態を表したものと考えられる。これを「馬」としたのは、無学の庶民
に十二支を浸透させるため、動物の名前を当てたものであるが、順番や
選ばれた理由は定かではない。>

とありました。

昨年の干支の「巳」の意味は、同じく語源由来辞典によると、

<草木の成長が極限に達して次の生命が作られ始める時期と解釈している。>

とありました。

新年早々、「衰え始める」だなんて縁起でもない、と言いたい気持ちは
やまやまですが、改めて考えてみると、何事においても頂上を極めるピ
ーク時期もあれば、衰退期があるということは世の常というもの。

しかし、衰退期があることがわかっているからこそ、文字通り衰退して
しまわないように、先手を打っていくことが大切だと言えるのではない
でしょうか。

『シグモイドカーブ(※下記注)』という言葉をご存知でしょうか?

S字の両端を左右に引き延ばしたような形状の線で、『シグモイド曲線』
や『S字形曲線』などと言われることもあるようです。

この図によって、時間が経過するにつれ、物事はピークを迎え、そのま
ま何も手を打たずに放置しておくと、ピークにあるものは下降線をたど
ることになってしまうという意味を表します。

ある出来事を、ピーク時を過ぎても衰えさせないでおくためには、一つ
の出来事がピーク時を迎える少し前に新しい施策を投入し、S字の右上の
カーブが下がってこないようにする、そしてまた次の出来事でも同様の
ことを行うという行動を繰り返し続けていくことが必要です。

その結果、ピーク時の状態をそのままずっと継続させることが可能とな
ります。

(※)シグモイドカーブ図表は下記URLからご覧いただけます。
メールソフトによってはご覧いただけない場合がございますが、ご理解、
ご了承願います。

URLはこちら ⇒ http://diversity-kitao.co.jp/useful/

ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)の推進活動についても
同様のことが言えます。

当センターが協働させていただくことで、どんどん活動が進み、従業員
の方々の満足度も高まり、ビジネスにも良い影響が出始め、先進企業事
例として表彰されるなど、まさにピーク時を迎えられた企業や団体の方
々にいつもお話していることがあります。

それは、表彰をされることがゴールであってはいけないということです。

表彰されたことを境にそれ以降、下降線をたどられるようなことがあっ
ては、それこそ本末転倒です。

当センターも今まで、いったい何のためにお手伝いをしてきたのかと困
惑してしまいます。

午年は折り返し地点とも言われるようですが、折り返したと同時にペー
スダウンするのではなく、更に拍車をかけてまるで元気いっぱいの馬が
全力で荒野を疾走するように前進していくことが求められている時期だ
と考えましょう。

何事も先手必勝!

転ばぬ先の杖とも言いますが、先を見越して早め早めに手を打っていく
ことが大切です。

そのためにも、当センターを引き続きご利用くださいますよう、よろし
くお願いいたします。

北尾真理子
ひょうご仕事と生活センター 主任相談員
株式会社 ダイバーシティ オフイス KITAO代表
ダイバーシティ コンサルタント
プロフィール:http://diversity-kitao.co.jp/staff/kitao/?mg=20140116

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●5.従業員意識調査、相談員による講演のご案内
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1) 従業員意識調査の実施
仕事と生活のバランス調査~

仕事と生活のバランスに関する職場環境や従業員の意識・ニーズ等を、
当センター調査・研究チームが調査いたします!!

「あなたの会社は仕事と生活のバランスが取れているか?」「仕事満足
度、会社への帰属意識はどのくらいあるか?」といった調査依頼に対し
て、現状のヒヤリング後、企業のニーズに合わせた調査票を設計し、従
業員の方々を対象としたアンケートを実施します。

実施後は、分析結果のまとめと今後の提言内容を書き加えた調査結果報
告書をご提供し、当センター相談員より改善に向けた様々なご提案をさ
せていただきます。

既にご用命いただいた企業・団体からはご好評をいただいております!!
この調査と提案はすべて無料ですので是非ご活用ください。

詳細・お申し込み方法は、下記URLをご参照ください。

■お申し込みフォーム
URL:https://sites.google.com/site/hwlbnetwork/shi-shito-sheng-huobaransu-diao-zha

——————————————————————

2) 北尾真理子と学ぶダイバーシティ(多様性)と
ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)

当センター主任相談員の北尾真理子が、あなたの会社・組織を訪問し、
講演いたします!

参加者の皆様から「ダイバーシティとワーク・ライフ・バランスの関係
やそれぞれの本来の意味が確認できて良かった」などのうれしいコメン
トを多数いただいております!!

講演日時・講演内容等は、ご希望に応じて臨機応変に対応させていただ
きます。

この機会にぜひお申し込み下さい!

【お申し込み】
詳細・お申し込み方法は、下記チラシをご参照ください。
URL:http://diversity-kitao.co.jp/event/2010/11/kitao/?mg=20140116

注) ・講師派遣にかかる謝金、交通費はセンターが負担いたします。
・兵庫県内の事業所で開催するものに限らせていただきます。

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3) 北条勝利と学ぶワーク・ライフ・バランス

当センターのセンター長である北条勝利及びセンター相談員が、あなた
の会社・組織や労働組合を訪問し、講演いたします!

播州弁で語るアツい口調が大好評!!

講演日時・講演内容等は、ご希望に応じて臨機応変に対応させていただ
きます。

センター長自らが永年携わっていた労働組合活動をはじめ、多様な経験
に裏打ちされたアツい話をぜひお聞きください。

【お申し込み】
詳細・お申し込み方法は、下記チラシをご参照ください。
URL:http://diversity-kitao.co.jp/event/2010/11/hojo/?mg=20140116

注) ・講師派遣にかかる謝金、交通費はセンターが負担いたします。
・兵庫県内の事業所で開催するものに限らせていただきます。

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●6.事例紹介 「毎日をゴキゲンに」
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内部相談員の桑原です。 あけましておめでとうございます。

本年もひょうご仕事と生活センター(以下センター)をどうぞよろしくお
願いいたします。

今年の干支は午(馬)ですので、当センターが県内で推進しているワーク
・ライフ・バランスの普及もウマくいくことを期待しましょう。

さて今回は、昨年11月に、当センターの外部相談員が講師を務めた研修
に参加した際の事例をご紹介したいと思います。

対象者は一般企業にお勤めの方30名、勤務時間終了後18時から19時半ま
での1時間半で、「毎日をゴキゲンに過ごすためのリフレッシュセミナー」
と題した研修でした。

研修開始後、まず各自、ニックネームを付けて2人1組で自己紹介をし合
い、次に、参加者全員に向け、ペアーの方を「○○な時ゴキゲンな△△
さん(ニックネーム)です」という風に、他己紹介を短時間で行いまし
た。

中には笑いを取られる方もおり、最初はどんな研修か不安に思った参加
者の方々でしたが、他己紹介を聞きながら緊張がほぐれていくのが伝わ
りました。

そして、リラックスした雰囲気の中で研修にだんだん入り込んでいくの
がよく分かりました。

次に、タイトルにある、自分にとっての「ゴキゲンに感じる時とは」、
や「これから実現させたい夢とは」、などについて話し合いました。

ゴキゲンに過ごすため、「今日はストレスが有るか無いか」、「今日は
仕事と生活のバランスがとれているか」など、毎日、自分で確認するこ
とはあまりないと思います。

今回、この研修には、30代から40代の方が主に参加されていましたが、
毎日、家と仕事場の往復で、自身の状態について考える間もなく、子
育てや日々の生活にいそしんでいらっしゃる方が多かったように感じ
ました。

特に、年齢を重ねてきますと、1年が過ぎるのが年々早く感じられます。

日々、ゴキゲンに過ごしたり、夢を叶えるために立てた目標を実行した
りするには、“自分の畑”を耕す時間を作り出すことが重要です。

このような研修を契機に、ある程度のまとまった時間を取って立ち止ま
り、自分自身を振り返って真剣に考えてみることは非常に意義があると
思います。

その他、ゴキゲンに過ごすためには、たとえ小さなストレスであっても、
小さいうちに周りの人たちに相談し、取り除くことが大事です。

「お互い様意識」を持って、「誠実」に、「対等」に、相手と接したり、
自分の状態を確かめ、ゴキゲンな状態になるよう気持ちをリフレッシュ
したりすると、ストレスは軽減される筈です。

誰にでも平等に与えられた24時間を上手に使い、常にプラス思考の口癖
を習慣づける今回の研修を忘れないようにしたいと思いました。

講義の他、心の中を覗くために絵を描いて心理分析をしてみるなど、考
えつつ、紙を使う実習も織り交ぜ、研修は進められました。

作業をしていると、時間がいつの間にか過ぎ、私にとっては初めての、
新鮮な研修として見学することができました。

特に、絵を描き、その絵の内容で今の自分の内面心理状態を探り出して
いくという手法は、非常に面白く、参加者の多くが興味を持たれたよう
です。

自分も今後、勉強してみようと思いました。

昨年は円安株高が進み、デフレ脱却と消費回復が鮮明となり、百貨等で
は高額商品が売れだしたとの報道がかなりありました。

2020年の東京オリンピック開催も決定し、節約志向にも飽きが出て日本
人の心にも前向きな高揚感が出てきたとの報道もあります。

景気は「気」ですから、今年4月から消費税が8%になっても、それに負
けないよう元気をだして、毎日をゴキゲンに、目標を持ち、仕事も生活
も充実させてゆきたいものです。

本年が皆様にとっても、センターにとっても、また、私にとっても、ゴ
キゲンな良い年になり、天馬行空(てんまぎょうくう)のごとく過ぎてい
きますように祈念いたします。

桑原 昭義
プロフィール:http://diversity-kitao.co.jp/staff/kuwahara/?mg=20140116

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●7.真理子のひとりごと
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1月3日、テレビ大阪放映の「世界で働くお父さん(特別編)」という番
組を観ました。

この番組では、世界各地で単身赴任中の父親を、番組スタッフに伴われ
た子どもだけで訪問する様子を特別番組風に定期的に放映。

今迄に何度か視たことがありますが、サプライズで職場を訪ねて来た子
どもを目にし、驚きと喜びの気持ちで一杯の父親の様子や実際に旅を続
ける過程で見る間に成長していく子どもたちの姿に感動し、つい涙腺が
ゆるみます。

長い旅を終え、ようやく出会えた時の喜びの涙にも感動しますが、短い
間とは言え、久々に一緒に過ごせた父との別れの時に出る涙に、より一
層感動します。

子どもながら、泣くと父親が心配すると思ってか、必死に涙をこらえる
姿がいじらしくてなりません。

この番組を視て、「単身赴任」について少し考えてみました。

企業の解体・合併やグローバル化と称した海外進出が増えたためにでき
た制度のようですが、仕事をもつ女性が増えたことにより、夫だけでな
く妻が単身赴任、もしくは子どもがいない場合は別居というケースも増
えているようです。

赴任地の環境や子どもの年齢と教育、また仕事をもつ妻の事情によって
は、一家全員での移住が必ずしも得策でない場合もあるでしょうが、
あのいたいけな子どもたちの姿を目にすると、ダイバーシティ(多様性)
の尊重を推進している身でありながら、家族は可能な限り離れず一緒に
暮らす方が良いのではと思ってしまいます。

とは言え、離れているからこそ、互いの有り難みを痛感し、絆がより一
層強まるということもあるでしょう。

各家庭には様々な事情があります。

それぞれの家族にとって、その都度ベストと思える選択をすることが大
切で、周りの人間がとやかく言うべきことではありませんよね。

それにしてもこの制度、日本以外ではあまり見られないようで、そのせ
いか英語には一語で「単身赴任」を表す単語はないそうです。

確かに、外資系企業では外国人社員で単身赴任をしている人は少ないよ
うですね。

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●8.助成金のご案内
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ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を促進すべく、
各種助成金を用意しています。
皆様のご利用をお待ちしております。

■中小企業育児休業・介護休業代替要員確保支援助成金
育児休業・介護休業の取得を促進するとともに、休業を取得された方
が職場復帰しやすい環境の整備を図ることを目的として支給します。

支給対象:
従業員の育児又は介護休業に対し、代替要員を新たに雇用した事業主

※ただし、企業全体の従業員が300人以下で、かつ、従業員が20人以下
(会社法で定義する株式会社等である中小企業は100人以下)の県内事
業所において、育児・介護休業の代替要員を雇用した場合
(派遣労働者を受け入れた場合も含む)に限る。

支給額:
代替要員の賃金の1/2(月額上限10万円、総額上限100万円)

■仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金(新規)
☆「ひょうご仕事と生活の調和推進企業宣言」宣言企業対象
女性や高齢者などさまざまな人材の就労や、育児・介護等と仕事の
両立を支援するために職場環境整備を行った事業者に支給します。

[例えば]

●女性や高齢者の労働者のための専用施設整備や安全対策等を実施
●在宅勤務などに対応するためのシステム構築及び機器等の整備
●子育て期の従業員のための託児スペース、授乳室、搾乳室等の整備
●育児休業や介護休業取得者の復帰支援のためのシステム構築及び機器等
●ワーク・ライフ・バランスの推進を目的とした社内イントラの整備
●ワーク・ライフ・バランスの推進を目的としたタイムマネジメント
システムの構築  など

支給対象:
従業員が300人以下で、「ひょうご仕事と生活の調和推進企業宣言」
を行った事業者

支給額:
対象経費の1/2以内(上限100万円)

詳細については、こちらのリンクをご参照ください。
→ https://www.hyogo-wlb.jp/sesaku/

その他、ご不明な点は、当センターまでお問い合わせください。
TEL:078-381-5277(ひょうご仕事と生活センター 午前9時~午後5時)

─<編集後記>───────────────────────────

新年、明けましておめでとうございます。

2014年が始まりました。

この年末年始はカレンダー通りだと9連休という長めのお休みでしたので、
ご家族やご親戚の皆様お揃いでゆっくりお正月を過ごされた方が多かっ
たのではないでしょうか。

ここ近年は、元旦から初売り等で営業しているお店が多く、客の立場と
しては日常と変わらない生活が送れるのでとてもありがたいですが、従
業員の方々のWLBを思うと、申し訳ない気持ちになります。

お正月といえば初詣。

皆様はおみくじを引かれましたか?今年は、私は“中吉”でした。

“冷静に落ち着いた判断が吉”とのことなので、焦り過ぎず、でも、午
年らしく精一杯駆け抜ける年としたいです。

おみくじの他、屋台も楽しみの一つです。

お店の種類が想像以上に多く、定番のたこ焼きやベビーカステラ以外に、
ケバブサンドやホットワインなど、大人も楽しめる多種多様なラインナ
ップで目移りしました!!

獅子舞も近くで見られて、良い年になりそうな予感です。

2014年も、兵庫県内の企業・団体の皆様のWLB実現推進の普及啓発活動に
邁進したいと思います。

今年も引き続き、ひょうご仕事と生活センターをご愛顧のほど、どうぞ
よろしくお願い申し上げます。

川村愛子

━<発行>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
公益財団法人兵庫県勤労福祉協会 ひょうご仕事と生活センター
株式会社 ダイバーシティ オフィス KITAO

ご意見、ご要望はこちらのアドレスまで、ドシドシお寄せください。

お問い合わせ  info@hyogo-wlb.jp
ホームページ  https://www.hyogo-wlb.jp/
ブログ     http://diversity-kitao.co.jp/
フェイスブック http://www.facebook.com/WLB.Hyogo

Copyright (C) 2014 Diversity Office KITAO All rights reserved.
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