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2015年メールマガジン

2015年バックナンバー

2015年12月号 第67号

ひょうごの”ええ会社 ”づくりに奮闘中!
~センタースタッフ奮闘記~

皆様、こんにちは。

2015年も、今月で終わり。今年は皆さんにとってどのような1年だったでしょうか。
来年もこれまでと変わらず、当メルマガを、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
それでは、師走の慌ただしさも交えつつ、今月もメルマガをお届けします!

■目次・CONTENTS

  1. 今月のトピックス
  2. WLBな日々
  3. 真理子のひとりごと
  4. 仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金情報]
  5. ひょうご仕事と生活センターのセミナー情報、その他
  6. 編集後記
■1.「今月のトピックス」

平成27年度 第2回 ひょうご仕事と生活の調和推進企業認定の募集について

ひょうご仕事と生活のバランス企業認定・表彰 認定表彰企業選定、今年度第2回目の募集を始めました!

当センターでは、ワーク・ライフ・バランス(WLB)の推進を図るため、多様な働き方の導入や、仕事と家庭生活の両立の促進、多様な人材の活用等の先進的な取組を実施している企業、団体の認定を平成26年度より実施しており、既に48企業・団体を認定しています。

認定企業になると、

  • 認定企業としてホームページ等で広報
  • ハローワークの求人票や求人広告などでPR

ができます。

認定は、宣言→認定→表彰と続くステップの一つですが、さらにWLBの取組を進め 表彰企業となると、

  • 新聞に掲載され、企業のイメージアップ
  • 学生向け事例集(県内大学に配布)に大きく掲載
  • 優秀な人材の確保

につながります。

表彰企業へのステップとして、「ひょうご仕事と生活のバランス企業認定・表彰」に、 応募してみませんか?

詳細は、下記URLから。

https://www.hyogo-wlb.jp/news/detail.php?id=116

お問い合わせは、TEL:078-381-5277 info@hyogo-wlb.jp まで。

2.WLBな日々

現在、WLB推進コーディネーターとして活動しています岩本と申します。

皆さま、ご無沙汰をしております。初めましての方は、初めまして。
WLBの伝道師として一度はお目にかかった方ばかりかも知れませんね。
お元気ですか?私は相変わらず県内を飛び回っています。

伝道師として最近気がかりなのは、伝導率のことです。
それも、熱伝導率について…
私の熱い思いが伝わりにくくなっているのではないかと、妙に気になりだしています。

ダイヤとガラスを見分けるのに息を吹きかけるというような方法がありますが、これはまさしく熱伝導率の違いを利用したものです。 ガラスの伝導率が1で、ダイヤは1000~2000。ダイヤは伝導率が高いため、吹きかけた息の曇りもサーっと素早く消える、という理由はここにあるのです。 ついでに調べてみると、カーボンナノチューブ。これをご存知の方もずいぶんおられると思いますが、なんと3000~5500でダントツです。 私たちの周りにあるものでは、水が0.6で、空気は0.0241…一番伝導率の低い(伝わりにくい)ものです。 社風という空気も、やはり一番熱伝導率が低いようです。

考えてみると、伝わりやすいものは冷めやすく、伝わりにくいものは冷めにくいという特徴もありますね。

いろんな企業を訪問していると、ご機嫌で温かい空気を持った組織と、不機嫌で冷たい空気を感じる組織というのはたしかにありますね。皆様の社風は、果たしてどちらでしょうか?

これからは、ご機嫌な組織がますます活躍・活性化するようになり、不機嫌な組織は相変わらずうまくいかないようになって行く。そのように感じます。

人は環境によって無意識の中で影響を受けて連鎖していくからでしょうね。

身の回りが不機嫌な人ばかりで…イライラして、つまらなそうにしているし頭も固い。不愛想で暗く、無表情。そして機嫌も悪い。業績がよくない会社ほど、こういう人が多いのです。不思議なことですね。

反対に、考え方もフレキシブルで柔軟、いつも元気で、ごきげん。笑顔にあふれて、明るい。行動もスピーディーで楽しそうにしている。こういうご機嫌な会社は業績もいいし社風という空気も温かでいいですね。

あなたは、どちらの組織を選ばれますか。

職場にはあらゆるところに、人を不機嫌にさせるものがあふれています。

管理職のあなたは、これに気付いてください!
機嫌がいいと…「仕事が早く済む」とか「集中が持続する」とか「アイディアが出る」とか「ミスが減る」とか、etc…そう、いいことばかりです。

では、社風という空気を温めるにはどうすればよいのでしょうか。
まずは、あなたの機嫌を大事にしてください。

機嫌のよいあなたの方が機嫌の悪いあなたよりも必ずやまわりの人にやさしくなるはずです。機嫌の悪い人には近づきたくないですよね?

組織の中には、すぐに熱くなりすぐに冷める人も、なかなか熱くはならないけれど冷めにくい人も、空気のように穏やかではあるけれど今を頑なに守ろうとする人もおられます。

それぞれの違いはあっても、すべてにその特徴を生かせる領域があり、いろいろあっていいのだなと感じて納得した今日この頃です。

3.真理子のひとりごと

「優れたマーケッターの資質とは...」

先月号の『真理子のひとりごと』で、組織でダイバーシティ(多様性)の尊重と活用やワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和、以降WLB)の実現推進を担当される“キーパーソン” には優れたマーケッターになっていただく必要があるとお伝えしました。では、優れたマーケッターには何が必要なのか。今月はそれについて少しお話しましょう。

優れたマーケッターには、関連情報を収集・分析し、その中から本当に必要な情報だけを取捨選択し、活動プランの立案に活用する能力など、様々なスキルが必要です。

中でも、とりわけ重要なスキルは、リーダーシップとコミュニケーションです。この二つは、どのような仕事にも、また、プライベートな場にも必要ですが、WLBやダイバーシティを進めていかれるキーパーソンにとっては特に重要です。

自分が提案した活動プランが実行された暁にはどんな素敵なことが起きるのか、組織の理念や行動指針に基づくビジョン(なりたい姿、めざしたい姿)を描き、それを具体的に示し、どうすれば現状からそこに到達できるのか、組織内のメンバーがすべからく理解できるように、きちんと伝えていくことが必要です。すなわち、まさにリーダーシップとコミュニケーションスキルが重要なのです。

タイムリーに〝助けて″を発信し、周りの助けを得ながら、周りを巻き込み、活動を進めていくことも優れたリーダーの資質です。

キーパーソンは、主担当者としてプロジェクトをリードする必要はありますが、決して自分独りで進めようとしないことが肝要です。いかに周りの人たちが共感し、自分事としてとらえ、自発的に行動してくれるかどうかが成功への鍵となります。

北尾真理子
ひょうご仕事と生活センター 上席相談員
株式会社 ダイバーシティ オフイス KITAO代表
ダイバーシティ コンサルタント
上席相談員のblogはこちら
「北尾真理子のつれづれ日記 ダイバーシティのなせる業」
http://diversity-kitao.co.jp/
4.仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金情報]

ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を促進するため、各種助成金を用意しています。皆様のご利用をお待ちしております。

◇中小企業育児休業・介護休業代替要員確保支援助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail01.html

◇中小企業育児・介護等離職者雇用助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail03.html

◇仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail02.html

5.ひょうご仕事と生活センターのセミナー情報、その他

◇ 北尾真理子と学ぶダイバーシティ(多様性)とワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)
http://diversity-kitao.co.jp/event/2010/11/kitao/

◇ 北条勝利と学ぶワーク・ライフ・バランス
https://www.hyogo-wlb.jp/center/message.html

6.編集後記

第67号、いかがでしたでしょうか?

研究員の仲上です。
クリスマスが近づき、街がキラキラしているこの季節。私はこの仕事を通して、「キラキラしている方」にお会いすることが多く、日々勉強させて頂いております。

「キラキラしていること」はきっと「充実して、活躍されて、自信を持っていること」ではないかと思っています。成果を出して、企業にとっても家族や周りの人にとっても良い影響を発揮する。

そんなクリスマスのイルミネーションのような「輝く人」。WLBな会社にはきっと多くいらっしゃるのでは?来年はそんな「キラキラしている方々がいる企業・団体」がもっと増えることを願いつつ、支援させて頂きたいと思っています。

皆さま、今年も大変お世話になりました。来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

研究員 仲上 奈緒

【第67号】

2015年12月15日火曜日発行[月刊]
公益財団法人兵庫県勤労福祉協会 ひょうご仕事と生活センター

(当センターは兵庫県からの委託事業を行っています)

ご意見、ご要望はこちらのアドレスまで、ドシドシお寄せください。

お問い合わせ
info@hyogo-wlb.jp
ホームページ
https://www.hyogo-wlb.jp/
Facebookページ
https://www.facebook.com/WLB.Hyogo

※当メルマガは毎月第3火曜日に配信しています。
配信されなかった場合はお手数ですが、センターまでご連絡ください。

2015年11月号 第66号

2015年月11号 第66号

ひょうごの”ええ会社 ”づくりに奮闘中!
~センタースタッフ奮闘記~


皆様、こんにちは。

前号でもお届けしていますとおり、ひょうご仕事と生活センターでは11月を
≪ワーク・ライフ・バランス推進月間≫としています。

そして、ワーク・ライフ・バランスキャッチフレーズである
「明るく、元気に前向きに!WLB(ワーク・ライフ・バランス)進める"ええ会社"」を掲げて、
今月も様々な情報をお届けします。
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■目次・CONTENTS

1 今月のトピックス
2 WLBな日々
3 真理子のひとりごと
4 仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金情報]
5 ひょうご仕事と生活センターのセミナー情報、その他
6 編集後記
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■1.「今月のトピックス」


「仕事と介護の調和支援ハンドブック」のご紹介!

ワーク・ライフ・バランス(以下、WLB)を考える時、クローズアップされるのは仕事と出産や育児等の両立が多いのですが、介護との両立も、今後の高齢化社会において大きな課題となってきます。

当センターでは、「仕事と介護の調和に向けた取組」として、
平成25年度から「仕事と介護の調和支援ハンドブック」を作成・発行しています。

当センターが実施した「仕事と生活のバランス実態調査」でも「将来の介護に対して約9割が不安に感じている」との結果が出ました。このハンドブックには介護をしながら働き続けるうえで参考になる情報をまとめています。

また、このハンドブックは書き込み形式になっていますので、手に取って是非ご活用下さい。

当センターのHPからPDFでもご覧いただけます。

仕事と介護の調和に向けた取組
https://www.hyogo-wlb.jp/research-study/care.html

そしてこの度、西宮商工会議所主催の「介護離職防止集中セミナー」において、当センターのスタッフである岩本WLB推進コーディネーターと仲上研究員が講師を務め、ハンドブックの効果的な活用方法について講演します。

職場における仕事と介護の両立支援の進め方、介護を理解し働きやすく生産性の高い職場づくり、介護福祉に必要な経営ノウハウ、仕事と介護を両立させる秘訣について、県内外で活躍する講師陣が4回にわたるセミナーにおいて、詳しく説明します。是非ともご参加ください。

■介護離職防止集中セミナー開催のお知らせ

【第1回】「企業における仕事と介護の両立支援の進め方」
日時:平成27年11月26日(木)14時~16時
講師:株式会社 wiwiw 社会福祉士 寺西 知也 氏

【第2回】「仕事と介護を両立させる秘訣」
日時:平成27年12月4日(金)14時~16時
講師:社会福祉法人浴風会 介護支え合い電話相談室長 角田 とよ子 氏

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【第3回】「WLBを考える」・「働きながら介護しよう!」
日時:平成27年12月7日(月)14時~16時
講師:ひょうご仕事と生活センター WLB推進コーディネーター 岩本 龍平
  :ひょうご仕事と生活センター研究員 仲上 奈緒

場所:【第1~3回】西宮商工会館 別館(新館)3階中会議室(西宮市櫨塚町2-20)
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【第4回】「介護福祉に必要な経営ノウハウ」
日時:平成27年12月11日(月)14時~16時
講師:株式会社123 代表取締役 砂 亮介 氏
場所:【第4回】 西宮商工会館 本館(旧館)4階B会議室(西宮市櫨塚町2-20)
※第4回のみ、本館で開催しています。

申込は、下記URLから。
http://n-cci.or.jp/1511kaigo/

申し込み締め切りは、11月25日(水)まで。
お問い合わせは、西宮商工会議所へ。 TEL:0798-33-3288

2.WLBな日々

11月に入り急に季節が進みましたが、皆様お元気でしょうか。
私はワーク・ライフ・バランス推進員の法田(ホウダ)と申します。

私は大学卒業後30年間、金融関係(損害保険会社)に勤務してあらゆる営業活動を経験、その後6年間は福祉関係(社会福祉協議会)に籍を置き研修事業を担当してきました。
過去の職場においては、ワーク・ライフ・バランスとは全く無縁であり、特に損害保険会社時代は予算達成のためなら「手段を選ばず」、深夜残業・休日出勤は当たり前の生活を送ってきました。

そんな私が当センターでは、ワーク・ライフ・バランス推進員と言う肩書で県内の企業(法人)を訪問し、「ワーク・ライフ・バランスを推進して、より良い職場づくりをしてください。」と案内しているのは何か不思議な気がします。

さて、平成25年4月にスタートした「推進企業宣言」も2年半が経過し、推進員全員で約2200社を訪問しました。その結果、本年10月21日に宣言企業1000社を達成することができました。

この取組がスタートしたとき、北条センター長から「1年で300社、2年で500社、5年で1000社を目標とし、県下に“ええ会社”をたくさん造ろう。」と言う訓示があったと記憶しています。

実際には目標の半分の期間で1000社を達成できたのは、まさに「快挙」と言えるでしょう。
(チョット言い過ぎかもしれません)

しかし、1000社達成はほんの通過点であり、これからも持ち前のフットワークの軽さで県内を走り回り、1社でも多くの企業を訪問したいと思っていますので、その際はよろしくお願いいたします。

過日(11月2日)、第7回の「ワーク・ライフ・バランスフェスタ」が開催され、今年も8企業が表彰を受けました。その内3社は私自身が訪問し宣言書を提出していただいた企業であり、ワーク・ライフ・バランス推進の取組に敬意を表するとともに、自分のことのように嬉しく思っております。

現在の私自身は、毎日の定時退社、週1回のフィットネス、月2回のゴルフ、年2回の旅行を励行することで、心身ともに健康で暮らす事ができております。

まさしく、ワーク・ライフ・バランスを身をもって実践している毎日です。

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祝!宣言企業1000社達成。北条センター長からのコメント
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法田推進員からでもお伝えしている通り、兵庫県内の企業に推進している「ひょうご仕事と生活の調和」推進企業宣言数も、この度1000社を超えました!
ここで、ひょうご仕事と生活センターのセンター長でもある北条センター長にも、コメントを寄せていただきました!

『平成25年度に、積極的にWLBを推進しようとする企業・団体をこれまで以上に拡大するための新たな取組として、「ひょうご仕事と生活の調和推進企業宣言」制度をスタートさせてから、3年目となる本年10月、1000社を超える企業・団体に宣言していただきました。今後とも、さらにセンターを積極的かつ有効にご活用いただき、ワーク・ライフ・バランスを実現してひょうごを“ええ会社”だらけにするべく、充実した取組を実践していきます。』

ひょうご仕事と生活センター 
センター長 北条勝利

3.真理子のひとりごと

「キーパーソンは孤独な存在?!」

7月開講の、自組織でWLBの実現推進を担当される、キーパーソン対象連続講座も先月末に終了し、4回の全講座に出られた方には、11月2日の当センター主催のWLBフェスタで修了証書が授与されました。今日は、そんなキーパーソンの方が抱えておられる「孤独」についてお話しましょう。

すべての方々がそうとは申しませんが、組織内でWLBの実現やダイバーシティ(人材の多様性)の尊重と活用の推進を担われているキーパーソン的な立場の方々がよく言われることがあります。

それは、日々、「孤独」を感じているということです。WLBやダイバーシティの取り組みをチームで展開されている所もありますが、周りから、『あなた(達)は一体、何をしているのかよくわからない』、あるいは、トップマネジメントから、『これは、あなた(達)に任せているんだから』と言われたきり、放置されたりしていませんか?また、この種の仕事は活動したからと言って、すぐに顕著な結果が出ないことからも孤独感や疎外感を感じたことがあるという話をよく聞きます。

こうした孤独感や疎外感を払拭するために必要なことは、マーケティングです。WLBやダイバーシティの推進活動を製品に例え、『買った!』と言われるように、活動を進めることで、どんな良いことが起きるのか、その利点を明確に伝え、周知徹底していくことで、キーパーソンの仕事の内容も、より良く理解され、協力しようと言う人も出てくる筈です。

孤独感や疎外感を感じながら、取り組みを続けておられるキーパーソンの方には、まずは優れたマーケッターになっていただきましょう。

北尾真理子
 ひょうご仕事と生活センター 上席相談員
 株式会社 ダイバーシティ オフイス KITAO代表
 ダイバーシティ コンサルタント

上席相談員のblogはこちら
「北尾真理子のつれづれ日記 ダイバーシティのなせる業」
http://diversity-kitao.co.jp/



4.仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金情報]

ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を促進するため、各種助成金を用意しています。皆様のご利用をお待ちしております。

◇ 中小企業育児休業・介護休業代替要員確保支援助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail01.html

◇中小企業育児・介護等離職者雇用助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail03.html

◇ 仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail02.html


5.ひょうご仕事と生活センターのセミナー情報、その他


◇北尾真理子と学ぶダイバーシティ(多様性)とワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)
http://diversity-kitao.co.jp/event/2010/11/kitao/

◇北条勝利と学ぶワーク・ライフ・バランス
https://www.hyogo-wlb.jp/center/message.html


◇地域セミナー情報
ワーク・ライフ・バランス 姫路地域セミナーの開催について


先月のトピックスでもとりあげた、姫路セミナーは引き続き、参加募集中です。

11月25日[水]、「女性活躍推進に向け、障壁を明らかに~女性が活躍できる会社は誰もが活躍できる会社~」をテーマに姫路でセミナーを開催します。

富士通周辺機(株)事業支援統括部担当部長の大植 光展 氏、神姫バス(株)企画部子育て支援推進課長の吉川 敏子 氏、(株)日本政策公庫 姫路支店長の菅井 雄一 氏の3名から、それぞれの取組事例を発表いただくとともに、兵庫県立大学経営学部教授の三崎 秀央 氏を迎えて、意見交換、最後にとりまとめとして、三崎教授が講演を行います。

詳細は、下記URLから。
https://www.hyogo-wlb.jp/news/detail.php?id=113

申込方法は、FAX申込書により、姫路経営者協会にお申し込み下さい。

6.編集後記


第66号、いかがでしたでしょうか?

情報発信担当の小橋です。
今月のトピックスでも取り上げた、”仕事と介護”については、皆さんはどんな印象を持たれているでしょうか。
人は生きている限り、必ず老いていくもの。その先には、これから確実にやってくるであろう、介護の話に直面してしまうのですが、頭で理解していても、不安で受け入れがたいというのが正直なところかもしれません。

日本が世界に先駆けて、高齢化社会へ進んでいる現状もありますが、だからこそ、少しでもその不安を払拭出来るよう、事前策として様々な情報・知識を備えておくことは決して無駄にはならないと私は思うのです。当センター発行の「仕事と介護の調和支援ハンドブック」がそのきっかけになれば幸いです。

情報発信担当 小橋 守

━━━━【第66号】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2015年11月17日火曜日発行[月刊]
公益財団法人兵庫県勤労福祉協会 ひょうご仕事と生活センター

(当センターは兵庫県からの委託事業を行っています)

ご意見、ご要望はこちらのアドレスまで、ドシドシお寄せください。

お問い合わせ   info@hyogo-wlb.jp
ホームページ   https://www.hyogo-wlb.jp/
Facebookページ https://www.facebook.com/WLB.Hyogo

登録・メールアドレスの変更、解除は下記リンク先からお手続き下さい。
https://plus.combz.jp/connectFromMail/regist/bxkq8594

※当メルマガは毎月第3火曜日に配信しています。
配信されなかった場合はお手数ですが、センターまでご連絡ください。
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2015年10月号 第65号

2015年10月号 第65号

ひょうごの”ええ会社 ”づくりに奮闘中!
~センタースタッフ奮闘記~


皆様こんにちは。

10月に入り日々ことに秋めいてきて、ずいぶん過ごしやすくなりました。ワーク・ライフ・バランスを考える上では、食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋など、「~の秋」を軸にライフへ傾いてしまう時期ですが、やはりワークも欠かせません。

今月は、そのワークに潤滑油を注ぐような、旬な情報をお届けします。
それでは10月号のスタートです。

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■目次・CONTENTS

1 今月のトピックス
2 WLBな日々
3 仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金情報]
4 ひょうご仕事と生活センターのセミナー情報、その他
5 編集後記
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※「真理子のひとりごと」は、今月はお休みです。来月号をお楽しみに♪

■1.「今月のトピックス」


11月は≪ワーク・ライフ・バランス推進月間≫!

ひょうご仕事と生活センターでは、ワーク・ライフ・バランスの取組をより促進するため、11月を『ワーク・ライフ・バランス推進月間』としました。

また、以前のメルマガでも取り上げた「ワーク・ライフ・バランス キャッチフレーズ」を決定し、11月2日開催予定の「ワーク・ライフ・バランスフェスタ」を始めとして、今月の様々な催しやホームページ等で発信します!

☆ワーク・ライフ・バランスキャッチフレーズ
『明るく、元気に前向きに!WLB(ワーク・ライフ・バランス)進める“ええ会社”』

まずは、11月のメインイベントである、11月2日開催のWLBフェスタの情報から。


『ちょっとした工夫でワーク・ライフ・バランスを実践~効率的な働き方を実現するためのヒント集~』と題して、大きな成果を生み出している企業の取組事例をリレー形式で紹介します。また「ちょっとした工夫で働き方を変える」をテーマに内閣府少子化社会対策大綱を踏まえた結婚・子育て支援の推進に関する検討会 座長代理の渥美由喜氏を迎えて特別講演を行います。

詳細は、当センターのページから。
https://www.hyogo-wlb.jp/news/detail.php?id=108

申込方法はFAX申込書(センターHP掲載)又はEメールによりお申し込みください。

◇◇
続いて、神戸・姫路での地域セミナー情報です。

11月13日[金]の「ワーク・ライフ・バランス 神戸セミナー」では、“多様な働き方 ~在宅勤務の実現に向けて~“と題して、講師に、兵庫県立大学経営学部准教授 加納 郁也氏、 NSR 人事労務オフィス代表 武田 かおり氏を迎えてリレー講演を実施します。また、パネルトークでは両講師陣と (株)神戸製鋼所 人事労政部ダイバーシティ推進室担当課長 神尾 真裕美氏を交えて、企業における様々な取組事例を紹介します。

詳細は、当センターのページから。
https://www.hyogo-wlb.jp/news/detail.php?id=109

申込方法はFAX申込書(センターHP掲載)により、兵庫県神戸県民センターにお申し込みください。

そして、11月25日[水]には、「女性活躍推進に向け、障壁を明らかに~女性が活躍できる会社は誰もが活躍できる会社~」をテーマに姫路でセミナーを開催します。

富士通周辺機(株)事業支援統括部担当部長の大植 光展 氏、神姫バス(株)企画部子育て支援推進課長の吉川 敏子 氏、(株)日本政策公庫 姫路支店長の菅井 雄一 氏の3名から、それぞれの取組事例を発表いただくとともに、兵庫県立大学経営学部教授の三崎 秀央 氏を迎えて、意見交換、最後にとりまとめとして、三崎教授が講演を行います。

詳細は、下記URLから。
10月19日に追記。

申込方法は、FAX申込書により、姫路経営者協会にお申し込み下さい。

こちらは、厚生労働省・兵庫労働局から。
11月5日の「過重労働解消のためのセミナー」
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/roudoukijun/campaign2015.html

【11/11、11/13、11/18、11/24開催】「女性活躍推進法説明会」の開催について
http://hyogo-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/library/hyogo-roudoukyoku/kintou/20151005jokatsusetsumeikai.pdf

12月1日の「働き方・休み方改革シンポジウム」
http://hyogo-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/library/hyogo-roudoukyoku/kanntoku/20150903002.pdf

以上、≪ワーク・ライフ・バランス推進月間≫としまして、様々なセミナー等の情報をお届けしました。ご紹介した催しの中で、関心があるテーマがあれば、皆さんも是非、参加してみませんか?

2.WLBな日々

メルマガをご覧のみなさま、こんにちは。
ひょうご仕事と生活センターの姫路事務所で相談員をしています黒田です。

「秋」といえば、みなさんは何を思い浮かべますか?
姫路で「秋」といえば「お祭り」です。
10月に入ると、播州地域の各地でお祭りが開催されます。このメルマガを発行する頃はいよいよ終盤。お祭りが好きな家庭では、テレビでお祭りの映像を楽しむ時期のスタートですね。

私自身は県外出身でお祭りの盛んでない地域で育ちましたが、姫路に移り住んで10年弱がたち、今年は子ども会の会長をしていることもあり、夏の終わりから「お祭り」に関わっています。

お祭りの準備だけの話ではありませんが、子ども会の行事を進める過程では、様々な調整・話合い・準備・決断など、小さなことや手のかかるものなど、色々な案件が次々に出てきます。

いかに効率よく、快適に、負担を少なくできるか、ここが会長の腕の見せ所。
いつまでにどんな結論を出すのか(ゴールの設定)、他団体の役員との交渉や子ども会役員への指示の出し方(コミュニケーション)、どんな作業をいつまでに誰がやるのか(業務の「見える化」)、会長(私)の役割が大きくならないようにする工夫(業務の平準化)・・・などなど、まさにワーク・ライフ・バランス(以下、WLB)を進める上での社内での取組と同じなのです!

と、格好良く書いてみましたが、WLBを日々お伝えしている身でありながら、いざ、我が事になるとなかなかうまくはいきません。子ども会役員会の後は反省することが山盛りですし、どれだけ準備していても突発的なトラブルもたくさん出てきます。

そのたびに、他の役員さんに助けてもらいながら、次の手を考え、対応策をひねり出し、来年度への申し送りとして記録する。
そして、もちろん、役員さんには感謝の気持ちを伝える(←これが大切)。そうやって、ひとつの行事を終え、次の行事に向かって動き出しています。

WLBの取組は、一朝一夕には進みません。会社によって、部署によって、取り組むべき課題も手法も様々です。こちらで上手くいった取組でも、あちらでは上手くいかないかもしれません。あの時は上手くいかなかったことでも、今は上手くいくかもしれません。『「できない」から「できる」』へ向かって、小さな「変化」を積み重ねていくことが大切です。

我々相談員は、みなさまのパートナーとして、「働きやすい職場作り」の応援をしていきたいと思っています。皆様の「感謝の笑顔」を励みに、兵庫県内に「ええ会社」が沢山できるよう、今日も東奔西走で頑張ります!


3.仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金情報]

ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を促進するため、各種助成金を用意しています。皆様のご利用をお待ちしております。

◇ 中小企業育児休業・介護休業代替要員確保支援助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail01.html

◇中小企業育児・介護等離職者雇用助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail03.html

◇ 仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail02.html


4.ひょうご仕事と生活センターのセミナー情報、その他


◇北尾真理子と学ぶダイバーシティ(多様性)とワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)
http://diversity-kitao.co.jp/event/2010/11/kitao/

◇北条勝利と学ぶワーク・ライフ・バランス
https://www.hyogo-wlb.jp/center/message.html


5.編集後記


第65号、いかがでしたでしょうか?

研究員の仲上です。
このたび当センターのキャッチフレーズが決まりました。このキャッチフレーズの中に『ええ会社』という言葉があります。すごくいい言葉だと私は思っています。

ただ「ええ会社」というのは、100社あれば100通りの「ええ(=いい)」会社の想い、カタチがあると思います。それぞれの会社で、それぞれのカタチを選んで、WLBを通して『ええ会社』になっていく。

8~9月にかけて、私は表彰企業の皆さまにインタビュー調査をさせて頂く機会を頂きました。その際に率直に感じたことは、それぞれの会社でそれぞれの「ええ会社のカタチ」を進めていくことで、従業員皆さまの満足度がアップし、会社が元気になっていくステップを進んでいらっしゃるのだということでした。この調査はこれから分析をしていき、発表させて頂く機会も設ける予定です。

皆さまも是非、そういった事例も参考にしていただき、皆さま独自の「ええ会社」を作っていきませんか。当センターでは、そのお手伝いをしています。是非、当センターにご相談ください!

研究員 仲上 奈緒

━━━━【第65号】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2015年10月20日火曜日発行[月刊]
公益財団法人兵庫県勤労福祉協会 ひょうご仕事と生活センター

(当センターは兵庫県からの委託事業を行っています)

ご意見、ご要望はこちらのアドレスまで、ドシドシお寄せください。

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配信されなかった場合はお手数ですが、センターまでご連絡ください。
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2015年9月号 第64号

2015年9月号 第64号

ひょうごの”ええ会社 ”づくりに奮闘中!
~センタースタッフ奮闘記~


いつも、ひょうご仕事と生活センターのメルマガをご覧いただきありがとうございます。

さて、ひょうご仕事と生活センターでは、毎年11月に、フェスタを開催しています。
以前、メルマガでも取り上げた「キャッチフレーズ」の表彰式も行います。
どうぞお楽しみに。

それでは、秋の催し情報と共に、9月号もスタートです。
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■目次・CONTENTS

1 今月のトピックス
2 WLBな日々
3 真理子のひとりごと
4 仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金情報]
5 ひょうご仕事と生活センターのセミナー情報、その他
6 編集後記
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■1.「今月のトピックス」


平成27年度 ワーク・ライフ・バランスフェスタ
「ちょっとした工夫でワーク・ライフ・バランスを実践」
~効率的な働き方を実現するためのヒント集~

ワーク・ライフ・バランス(以下、WLB)を進めているところはどのように仕組みや風土を作り上げていったのでしょうか?
これから実際にWLBを推進していこう!と考えた時、またWLBに興味があっても、何か特別な取組が必要なのではないかと、
WLB推進に取り組むことを躊躇している企業が多いのではないでしょうか。

そこで、ちょっとした工夫を重ねることで、大きな成果を生み出している企業の取組事例の紹介します!

そして「ちょっとした工夫で働き方を変える」をテーマに少子化社会対策大綱を踏まえた結婚・子育て支援の推進に関する検討会 座長代理の渥美由喜氏を迎えて特別講演を実施するとともに、企業における様々な取組事例を紹介します。また、WLBの取組による経営上のメリットをお届けします。

開催日時
平成27年11月2日(月)13:00~16:00

開催場所
兵庫県中央労働センター2階大ホール(神戸市中央区下山手通6丁目3番28号)

開催内容
リレープレゼン(事例報告)&質疑
1.「会議を見直す」パナソニック株式会社 エコソリューションズ社
  ゴール・時間の見える化、5分前終了のルール化などの仕組み

2.「部署を越えて助け合う」 株式会社 基陽

特別講演「ちょっとした工夫で働き方を変える」
講師:少子化社会対策大綱を踏まえた結婚・子育て支援の推進に関する検討会 座長代理
渥美由喜 氏

[同時イベント]
1.平成27年度「ひょうご仕事と生活のバランス」企業表彰式
2.キャッチフレーズ表彰式
3.「キーパーソン養成講座」修了式
   主催
連合兵庫、兵庫県経営者協会、兵庫県、兵庫労働局
(公財)兵庫県勤労福祉協会 ひょうご仕事と生活センター

4. 定 員  300人
(入場無料。ただし、定員になり次第、受付修了とさせていただきます。)

5. 申込方法 FAX申込書(センターHP掲載)又はEメールによりお申し込みください。

詳細は、当センターのHPをご覧ください。

2.WLBな日々

メルマガをご覧の皆さま、こんにちは。
ひょうご仕事と生活センター相談員の西村と申します。

私は、この4月からひょうご仕事と生活センターの相談員として配属され、微力ながら宣言企業のみなさまのWLB推進のお手伝いをさせて頂いております。
今月9月号では私がWLBについて思うことについて発信させていただきます。

まず初めに、私のプライベートについて少しお話します。
私は現在、通信教育で社会福祉について学んでいると同時に「まちづくり」や「次世代育成」の活動を行う市民団体『ボランティア団体Asobo!会』という団体を創立し、約4年半運営しております。

会では、細長い風船を使って色んなものを作るという「バルーンアート」という技術を若者に伝え、その技術を持って地域交流を促進するということが主です。また、若者の興味を地域貢献に結びつけるという活動もあります。そうした社会参加を通じ、コミュニケーションに苦手意識を持つ若者が様々な経験を通じて「ソーシャルスキル(社会技能)」を身に付け、コミュニケーション能力の基礎を作るための手助けをしています。
活動の中で、最近とても嬉しかったことは、人見知りで誰とも付き合ったことがなかった男の子が婚約をし、とても内気だった女の子の大手企業への就職が決まったことです。

そんな私がWLBについて思うことですが、WLBの実現においてもこの「ソーシャルスキル」に対する働きかけが非常に効果的なのではないかと考えております。ソーシャルスキルについてWHOが定めるいくつかの定義がありますが、簡単に言うと『相手の立場や思いを尊重しながら、自分の思考・考え・意味を的確に捉え、表現する技術』だと言えます。

例えば、女子高出身で慣れない男性と目を合わせるのが苦手という女性の後輩が目を合わせずに挨拶をしてきたとき、体育会系できちんと挨拶することに誇りを持っているという男性の先輩は「コミュニケーション能力がない」とか「常識やマナーがなっていない」と感じることでしょう。

しかし、ソーシャルスキルがあれば「どうして目が合わせられないのだろう?」また反対に「どうして私はこの人の事を悪く思うのだろう」と違った視点で捉えられ、原因を引出し、働きやすい様にフォローしつつ、彼女の理解を得つつ苦手意識を解消していくことで、将来的にはお互いが働きやすい状況を自ら作りだすためのアクションをとることができます。

この事例のように、環境や持って生まれた傾向などを要因とする、集団コンフリクト(葛藤)の解消ためには、自己と他者への関心を深めることが重要だと言われております。つまり、WLB実現のための葛藤であるワーク・ライフ・コンフリクト(WLC)の解消にとっても同じことが言えます。つまり、その様な機会を設ける又はスキルを習得できる仕組みを取組の中に盛り込むことができれば、自然とWLBが実現していくのではないでしょうか。

例えば、残業を無くして有給休暇を100%取得しようなどと突然言っても、もちろんできるはずがありません。まずは従業員同士で考える機会を与え、会社全体に共有し、その問題解決を図る取組を通じて、WLBが実現する会社になるのではないでしょうか。
そこから出た課題に対し、第三者の助言が必要な場合は、センターの無料講師派遣の制度がありますので、是非ともご活用ください。

色んな業種を拝見させていただきましたが、WLBが実現できていると感じる企業は、業界に関わらず、課題を前向きに捉え、且つ他者とのコミュニケーションをとても大切にされております。ということは、その様な風土ができれば、どんな企業においても、必ずWLBは実現することができるはずです。

このようなWLBができている「ええ会社」を増やすため、センター相談員として可能な限りお手伝いさせていただきたいと考えております。
そして、私自身も同時に成長できたらと考えておりますので、今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。

3.真理子のひとりごと

「女性が活躍しやすい組織とは…」

2015年8月28日、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(女性活躍推進法)」が成立し、4月1日から、女性活躍推進の為の一般事業主行動計画の策定、厚労省への届け出、従業員への周知・公表、また、女性の職業選択に資する情報の定期的な公表が企業に義務づけられることになりました。(但し、従業員300人以下の企業は努力義務) 

企業におけるダイバーシティ(多様性)の尊重と活用推進の波は、少し前から押し寄せて来ていたので、既に社内で多様性の活用推進に向けて取り組む専門部署を設けたり、専任担当者を任命したりされている企業も増えてきました。

多様性と言いながらも、日本の企業では、まずは女性の活躍推進を中心に取り組まれている所が多いようです。以前勤めていた会社は、当時、女性が働きやすい会社No.1と言われていましたが、『女性が働きやすい組織は、すべての人が働きやすい所だ』ということを痛感していました。

つまり、女性がイキイキと活躍できる職場では、誰もが、多様な意見をいつでも、どこでも発信できる、いわゆる風通しの良い職場で、ひいてはワーク・ライフ・バランス(WLB)の実現がしやすい所なのです。

言い換えると、どのような立場の従業員も自分の意見を積極的に発信できる職場でないと、女性の活躍推進やWLBの実現推進は進みにくいということです。

女性の活躍推進やWLBの実現推進が進んでいる、風通しの良い企業では不祥事が少ないというデータもあるそうです。女性が活躍しやすい組織を構築し、維持することで、そこで働くすべての人達が働きやすくなる、それって、それって素晴らしいことですよね。

お知らせ:
申し訳ありませんが、都合により、来月号のメルマガの「真理子のひとりごと」はお休みさせていただきます。

北尾真理子
 ひょうご仕事と生活センター 上席相談員
 株式会社 ダイバーシティ オフイス KITAO代表
 ダイバーシティ コンサルタント

上席相談員のblogはこちら
「北尾真理子のつれづれ日記 ダイバーシティのなせる業」
http://diversity-kitao.co.jp/



4.仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金情報]

ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を促進するため、各種助成金を用意しています。皆様のご利用をお待ちしております。

◇ 中小企業育児休業・介護休業代替要員確保支援助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail01.html

◇中小企業育児・介護等離職者雇用助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail03.html

◇ 仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail02.html


5.ひょうご仕事と生活センターのセミナー情報、その他


◇北尾真理子と学ぶダイバーシティ(多様性)とワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)
http://diversity-kitao.co.jp/event/2010/11/kitao/

◇北条勝利と学ぶワーク・ライフ・バランス
https://www.hyogo-wlb.jp/center/message.html


●地域セミナー
  -経営戦略としてのワーク・ライフ・バランス-


先月のトピックスでもとりあげた、尼崎セミナーは引き続き、参加募集中です。

テーマ「ワーク・ライフ・バランスの実現が介護離職を防ぐ~貴重な人材を失うことは企業の損失~」
開催場所:尼崎商工会議所 7階701会議室(尼崎市昭和通3丁目96)
定 員:100名(参加費無料)

尼崎セミナーの詳細は、下記URLページから。
https://www.hyogo-wlb.jp/news/detail.php?id=105

○神戸女性活躍セミナーinハーバーランドのご案内


こちらのセミナーは、当センターの統括コーディネーター兼主任相談員:藤島 一篤 氏が講師を務めるセミナーとなっています。

基調講演内容 「女性がイキイキと働く職場~女性活躍の現状と展望~」
開催日時:平成27年9月30日(水) 14:30~17:00

詳細は、下記URLページから。
https://www.hyogo-wlb.jp/uploaded_files/pdf_1441349352.pdf

6.編集後記


第64号、いかがでしたでしょうか?

情報発信担当の小橋です。
今年は6年ぶりとなる、秋の大型連休(シルバーウィーク)があることで、皆さんもどこか遠出を予定されているかもしれませんね。

ただ、実際にはカレンダー上が休日でも、業種や職種内容によっては、働かずを得ない状況の方々も居られます。普段の休日を楽しいものにする、という事を働く側としてもサービスを受ける側としても意識してみると、違った視点が出てくるかもしれません。

有名な自己啓発の著書である「七つの習慣」には、パラダイム(物の見方や捉え方)の概念がありますが、ふとした気づきを得ることで、自身の生活もシフト(変換)されることがあります。

11月2日に開催される「ワーク・ライフ・バランスフェスタ」に、是非、ご来場いただくことで、「ちょっとした工夫」が気づきのきっかけとなり、皆さんのWLB推進ヒントになれば幸いです。

情報発信担当 小橋 守
━━━━【第64号】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2015年9月15日火曜日発行[月刊]
公益財団法人兵庫県勤労福祉協会 ひょうご仕事と生活センター

(当センターは兵庫県からの委託事業を行っています)

ご意見、ご要望はこちらのアドレスまで、ドシドシお寄せください。

お問い合わせ   info@hyogo-wlb.jp
ホームページ   https://www.hyogo-wlb.jp/
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※当メルマガは毎月第3火曜日に配信しています。
配信されなかった場合はお手数ですが、センターまでご連絡ください。
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2015年8月号 第63号

2015年8月号 第63号

ひょうごの”ええ会社 ”づくりに奮闘中!
~センタースタッフ奮闘記~


みなさま、こんにちは。残暑お見舞い、申し上げます。

残暑厳しい日々が続いていますが、暑さにめげず、そしてワーク・ライフ・バランスの
考え方を取り入れつつ、今月もメルマガ発信です。
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■目次・CONTENTS

1 今月のトピックス
2 WLBな日々
3 真理子のひとりごと
4 仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金情報]
5 ひょうご仕事と生活センターのセミナー情報、その他
6 編集後記
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■1.「今月のトピックス」


2015年後半も、ひょうご仕事と生活センターでは、様々なイベントやセミナー情報が盛りだくさんです。

今月は、恒例になった地域セミナーの情報です。
開催場所は、尼崎・神戸・そして姫路の3カ所で開催されます。

地域セミナー、第1弾開催となる尼崎セミナーでは
「ワーク・ライフ・バランスの実現が介護離職を防ぐ~貴重な人材を失うことは企業の損失~」を
テーマに、独立行政法人労働政策研究・研修機構 副主任研究員、池田心豪氏が基調講演を行う予定です。

仕事と介護を両立するためにどうしたらいい?
優秀な従業員が介護の為に辞めそう?
といった、仕事と介護にまつわる悩みや不安を緩和できるかもしれないヒントが満載の内容となっています。

詳細は以下のURLから。皆様のご参加をお待ちしています。

開催日時:平成27年9月28日(月曜日)14時00分~16時00分

開催場所:尼崎商工会議所 7階701会議室(尼崎市昭和通3丁目96)

定 員:100名(参加費無料)

尼崎セミナーの詳細は、下記URLページから。
https://www.hyogo-wlb.jp/news/detail.php?id=105

2.WLBな日々

はじめまして。
4月からひょうご仕事と生活センターで相談員をしています、阿波踊りは踊れない阿波栄子と申します。

残暑いかがお過ごしでしょうか?
このメルマガが発信される頃には、私は小学生の子供たちと姫路の山奥で沢遊びをしている頃だと思います。日頃の大人の世界を離れて、少し童心に戻ってきます。

私が相談員として企業を訪問したり、独身時代から仕事をしていた中で思うのは、コミュニケーションってとても大事だなぁということです。
とある企業で「うちはコミュニケーション取れています」とおっしゃる担当者様がいらっしゃったのですが、具体的に課題をお聞きしていくうちに、やはりコミュニケーションに問題があることにたどり着きました。

問題があると言っても、挨拶がされていないとか、報告が出来ていないとかではなく、ある意味普通に挨拶や報連相はされているんです。
業務としては一見、問題が無さそうにみえますが、いったい何が問題だったのでしょうか?

例えば、朝の挨拶から、相手の顔も見ずに「おはよう」なんて言ってる方、このメルマガを読んでいる方の中にはいませんよね?

そんな挨拶をされている方がいらっしゃったと仮定してその相手が上司だとしたら・・・
相手が大事なお客様だとしたら・・・同じ挨拶をされるでしょうか?

ちょっと忙しくて仮にパソコンを見ながら言ってしまったとしても、後でもう一度顔を合わせて「おはよう」と言う。そういうことなんですよね。
挨拶の相手が部下であろうが、お客様であろうが、そんな立場は関係なく、みんな大事にされたい、また大事にしていますよという意思表示をするだけでも、コミュニケーションって円滑になってきます。

また、顔を見て挨拶することで「今日は元気ないな。」という雰囲気を察知したり、実は、顔を合わせることで「話やすいタイミングを作る」ということも出来ているんですよね。(実際、目を合わせない方には話かけにくいですし)

例えば、社内の人間関係から退職を考えていたとします。相談する相手がいない方は、思い詰めて「もう退職しよう!」と決意をした時点でお話をされるので、その時に知ったとしてもどうしようもないんですよね。事後報告になってしまうんです。

ですがそれは、普段から本当の意味でコミュニケーションを取れている職場であれば、きっと事前に相談もあり、人間関係についての解決方法を見出せるので、いきなり退職ということを未然に防げたりもします。

業務の中の『報連相』はもちろん当たり前のことですが、それ以外の情報を得て先手を打つことも上司となる方にとってはとても大事なことで、リスクマネジメントとしての側面もあるのですね。
コミュニケーションはワーク・ライフ・バランスを進めていく上で、実はとても大切なものなのです。
「言ってくれればよかったのに」と後で部下に対して思う前に、今日も話やすい雰囲気を作っているか?(目を合わせているか?)を今一度気にしてみてくださいね。

ワーク・ライフ・バランスを難しく考える方もいらっしゃいますが、実はもっともっと身近なところにたくさんヒントは隠れています。
「出来ない」を「出来る」に、コミュニケーションから始めてみませんか?

3.真理子のひとりごと

「在宅勤務について~その2」

先月に引き続き、在宅勤務について、実際に在宅勤務する側の社員が取るべき行動についてご紹介します。前職場では常に複数の社員が同制度を活用していました。当時、ダイバーシティマネージャーとして、2ヶ月に一度、ミニ勉強会を開催していました。就業時間中に2時間、毎回テーマを決め、ゲストスピーカーが体験談を紹介した後に質疑応答の時間を設けていました。

ある時、在宅勤務制度をどう使えばいいのかといった声が社員から挙がっていることを知り、体験者を招き、ミニ勉強会を開催しました。1人は複数の部下をもつマネージャー職の女性で、もう1人は、まだマネージャーではない社員でした。仮にAさん、Bさんとしておきましょう。

Aさんは、曜日を決めて毎週2日在宅勤務。在宅勤務日は、どこでも出来る他国との電話会議を入れたり、企画書を作成したり、部下と接しなくてもよい仕事をするとのこと。Bさんは週に1日。始めた頃は、次々と届くメールをその都度確認し、返信するといった作業を繰り返すばかりで、成果につながるような仕事をしていなかったことに気づいたそうです。

そこでBさんは、改めて在宅勤務時の働き方を変えたそうです。メール確認は午前と午後の2回だけにし、その他の時間は熟考が求められる企画書や報告書の作成に集中したそうです。つまり、在宅勤務時は通常勤務時とは異なる仕事に注力することが理想的です。

また、当時の社内規定でも明言されていたことですが、子どもは保育所に預け、職場と同等の環境で仕事をすることが前提でした。在宅勤務は、勤務場所が違うだけで、勤めることに変わりはありません。働ける環境であることも大切ですね。

北尾真理子
 ひょうご仕事と生活センター 上席相談員
 株式会社 ダイバーシティ オフイス KITAO代表
 ダイバーシティ コンサルタント

上席相談員のblogはこちら
「北尾真理子のつれづれ日記 ダイバーシティのなせる業」
http://diversity-kitao.co.jp/



4.仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金情報]

ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を促進するため、各種助成金を用意しています。皆様のご利用をお待ちしております。

◇ 中小企業育児休業・介護休業代替要員確保支援助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail01.html

◇中小企業育児・介護等離職者雇用助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail03.html

◇ 仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail02.html


5.ひょうご仕事と生活センターのセミナー情報、その他


◇北尾真理子と学ぶダイバーシティ(多様性)とワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)
http://diversity-kitao.co.jp/event/2010/11/kitao/

◇北条勝利と学ぶワーク・ライフ・バランス
https://www.hyogo-wlb.jp/center/message.html



6.編集後記


第63号、いかがでしたでしょうか?

研究員の仲上です。
お盆が終わり、少しは涼しくなればと思いますが、なかなかそうはならない毎日となっておりますので、皆さま、体調管理にお気をつけください。

そして異常気象が続く中、先月、兵庫県に大きな台風が接近し、多くの交通機関がマヒし、多くの方が交通機関に閉じ込められて、なかなか帰宅できない状況になりました。

そんな状況の中で感じたことは、「何か起こってからの対応では遅すぎるのでは?事前の準備や対策を考えることが重要」ということでした。これはWLBへの取組みについても同じことが言えるかもしれません。

育児や介護への対応として、働き方改革も早すぎることはありません。自然災害への対応も含めた柔軟な働き方の対応も早すぎることはないのでしょうか。気づいた今日がスタートです。出来るカタチを見つけて、ダイバーシティの考え方を実践していきませんか?

研究員 仲上 奈緒


━━━━【第63号】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2015年8月18日火曜日発行[月刊]
公益財団法人兵庫県勤労福祉協会 ひょうご仕事と生活センター

(当センターは兵庫県からの委託事業を行っています)

ご意見、ご要望はこちらのアドレスまで、ドシドシお寄せください。

お問い合わせ   info@hyogo-wlb.jp
ホームページ   https://www.hyogo-wlb.jp/
Facebookページ https://www.facebook.com/WLB.Hyogo

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※当メルマガは毎月第3火曜日に配信しています。
配信されなかった場合はお手数ですが、センターまでご連絡ください。
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2015年7月号 第62号

2015年7月号 第62号

ひょうごの”ええ会社 ”づくりに奮闘中!
~センタースタッフ奮闘記~


みなさま、こんにちは。

今月はセンター初!の試み「ワーク・ライフ・バランス キャッチフレーズ」募集の
案内があります。詳細は今月のトピックスコーナーで。

メルマガも暑い夏を涼しく乗り切れるクールビズ仕様でお届けします。

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■目次・CONTENTS

1 今月のトピックス
2 真理子のひとりごと
3 WLBなミニコラム(「WLBな日々」との交替連載)
4 仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金情報]
5 ひょうご仕事と生活センターのセミナー情報、その他
6 編集後記
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■1.「今月のトピックス」
『ワーク・ライフ・バランスキャッチフレーズ募集について[8月7日まで!]』



ひょうご仕事と生活センターでは、仕事と生活の調和を目指して、個人の能力を十分に発揮できる社会の実現を図るため、ワーク・ライフ・バランスの実現に、日々取り組んでいます。
この度、さらなる普及を図るため、11月を≪ワーク・ライフ・バランス推進月間≫とし、県内企業・事業所でのワーク・ライフ・バランスの取組を促進するためのキャッチフレーズを募集します!

応募内容:
 ・ ワーク・ライフ・バランスの取組を促進するようなもの
 ・ ワーク・ライフ・バランスの趣旨を簡潔に表現したもの
 ・ ワーク・ライフ・バランスへの理解が進むもの 等

応募対象:兵庫県内在住、在勤、在学の方。

表彰
1.グランプリ(兵庫県雇用対策三者会議賞) 1点(副賞:3万円)
2.準グランプリ(兵庫労働局長賞,働き方改革賞) 1点(副賞:1万円)
3.佳作(ひょうご仕事と生活センター長賞) 2点(副賞:5千円)
以上の賞をお渡しします。

皆様、グランプリを目指して応募してみませんか?
なお、グランプリ作品は、今後1年間、WLB推進事業の実施に当たり、広く活用します。

≪お申込み方法≫
下記URL先の応募用紙(word形式でダウンロードできます)に必要事項をご記入のうえ、
FAXまたはEmailにてお申込みください。

[URL]https://www.hyogo-wlb.jp/news/detail.php?id=101
[FAX]078-381-5288    [Email]info@hyogo-wlb.jp

≪応募締切≫ 2015年8月7日(金)

皆様の応募をお待ちしています!

2.真理子のひとりごと

「在宅勤務について~その1」

ワーク・ライフ・バランス実現推進のために必要な、多様な働き方の一つに在宅勤務があります。前職場にはだいぶん前から在宅勤務制度がありました。曜日を決め一定期間、継続的に利用する人もいれば、特定日だけ利用する人も。

前者は、子育てや介護など長期的なニーズがある場合ですが、後者は、例えば、子どもの教師の家庭訪問など単発的なニーズによる場合です。短時間の家庭訪問のために有休を取るのももったいないし、訪問の時間帯にもよりますが、終了後に往復長時間をもかけて出勤することは、時間と労力の無駄とも言えます。

そんな場合に、予め上長と周りの人達に事情を伝え、その1日だけ在宅勤務をする人もいました。

ある時、前職場に多様な働き方についてヒヤリングに来られた方が、在宅勤務経験者の話を聞いた後、同席していた役員に、『在宅勤務だと社員の姿は見えませんよね。本当に仕事をしているかどうか分からないんじゃないですか』と質問を。

するとその役員は、『あなたはご自分の部下を信用しないのですか。在宅勤務を許す場合、上司と部下が確固たる信頼関係で結ばれていることが大前提ですね』と答えました。

最近は在宅勤務制度がある企業も増えました。新しい制度を導入する場合、利用する社員や彼らを管理・育成する上司への教育が肝要です。職場にいる時間の長さではなく成果で評価できるか、見えない部下をいかに管理・育成するか、今まで求められなかった新たな知識やスキルの習得が求められます。

在宅勤務は、活用すれば効果的な制度ですが、運用方法を間違わないように留意しなくてはなりません。

次回は、在宅勤務制度を利用する社員にとって必要な秘訣をご紹介しましょう。

北尾真理子
 ひょうご仕事と生活センター 上席相談員
 株式会社 ダイバーシティ オフイス KITAO代表
 ダイバーシティ コンサルタント

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3.WLBなミニコラム

情報発信担当、小橋です。
このコラムは、ワーク・ライフ・バランスにまつわるキーワードを 時にカジュアルに、事例を交えて読者の皆様にお届けする、ミニコラムです。

一回目となる今回はやはり、「WLB(ワーク・ライフ・バランス)」です。

私自身も企業訪問時や人事担当者の方に電話でお伝えする時など、ワーク・ライフ・バランスという概念自体も「仕事と生活の調和」と言い回しに置き換えて、お話する事が多々あります。

外来語を翻訳して、本来の意味を理解する必要もあり、元々の意味をどう解釈するかで、受け取り方が変わる事もありますよね。

2015年の現在では、ようやく新聞やテレビ等のマスメディアで大きく取り扱われることもなったので、一般にも社会認知されるようになりました。

ただその過程で、ワーク・ライフ・バランスという言葉では、「バランス」というキーワードに引っ張られて、どうしても50対50じゃないとだめなの?と疑問が生まれる事、勘違いをしてしまうことが本当によくあります。
(他にも疑問や誤解はあるのですが、ここでは割愛します)

私自身も、当センターで業務に携わる前は恥ずかしながら、ワーク・ライフ・バランスとは、50:50、働き方を考える概念のひとつ、といった認識を持っていたので、業務に携わることで一つ一つ定義や意味を自分の中で見直していきました。

こういった誤解と本来の意味も踏まえつつ、現在のワーク・ライフ・バランス推進業務に勤しんでいます。 また、今月のトピックスでもある「キャッチフレーズ」を考えるヒントになれば幸いです。

その他、事例集なども当センターのページからご覧いただけますので、参考ください。

2012年度3周年記念フェスタ基調講演『WLBへの誤解』佐藤博樹氏より
https://www.hyogo-wlb.jp/seminar-event/wlb-festa/h24report_festa.html

4.仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金情報]

ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を促進するため、各種助成金を用意しています。皆様のご利用をお待ちしております。

◇ 中小企業育児休業・介護休業代替要員確保支援助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail01.html

◇中小企業育児・介護等離職者雇用助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail03.html

◇ 仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail02.html


5.ひょうご仕事と生活センターのセミナー情報、その他


◇北尾真理子と学ぶダイバーシティ(多様性)とワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)
http://diversity-kitao.co.jp/event/2010/11/kitao/

◇北条勝利と学ぶワーク・ライフ・バランス
https://www.hyogo-wlb.jp/center/message.html



6.編集後記


第62号、いかがでしたでしょうか?

再び、情報発信担当の小橋です。
今月のトピックスでも取り上げた「ワーク・ライフ・バランスのキャッチフレーズ」、皆様はどんな内容を思い浮かぶでしょうか。

そもそも「ワーク・ライフ・バランス」について、どんな事、思い浮かぶでしょうか?
例えば、普段の働き方や生活で疑問に思った事、ありませんか?

日々の疑問から、ドラえもんの道具のように「こんなこと出来ればいいのに」と
いうアイデアが、もしかしたらあなたの職場や家庭に思わぬ効果を生むかもしれません。

そのアイデアを言葉にして、是非応募してみてくださいね。
皆様のたくさんの応募、お待ちしています。

情報発信担当 小橋 守

━━━━【第62号】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2015年7月21日火曜日発行[月刊]
公益財団法人兵庫県勤労福祉協会 ひょうご仕事と生活センター

(当センターは兵庫県からの委託事業を行っています)

ご意見、ご要望はこちらのアドレスまで、ドシドシお寄せください。

お問い合わせ   info@hyogo-wlb.jp
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2015年6月号 第61号

2015年6月号 第61号

ひょうごの”ええ会社 ”づくりに奮闘中!
~センタースタッフ奮闘記~


みなさま、こんにちは!
センターの認定・表彰候補企業の募集が始まっているのをご存知ですか?
その情報も含めて、今月のメルマガ、スタートです!

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■目次・CONTENTS

1 今月のトピックス
2 真理子のひとりごと
3 仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金情報]
4 ひょうご仕事と生活センターのセミナー情報、その他
5 編集後記
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※センター職員のお話が詰まった「WLBの日々」は、今月分お休みです。ご了承ください。来月号をお楽しみに!

「今月のトピックス」
『効果的なWLB推進方法、それはキーパーソンの養成!』



今回で4年目の開催を迎えるキーパーソン養成講座に参加してみませんか?

ワーク・ライフ・バランス(以下、「WLB」)実現推進のためには、組織内部のWLB実現推進を担う方(キーパーソン)の存在が重要です。 当センター相談員がこれまで訪問した企業・団体様の状況を見ますと、経営者以外にWLB実現推進を担うキーパーソンがいらっしゃるところでは、WLB実現推進のための職場環境改善が着実に行われています。ただし、このようなキーパーソンを組織内部で育成するにはWLB実現推進についての専門的な知識等が必要となってきます。 そのため、当センターでは、これまで蓄積されたWLB実現推進の実践的手法や豊富な事例をもとに、キーパーソン的な存在となる方々を養成する連続講座を開講します。

過去の参加者の皆様からは、『WLB推進のための具体的な手法を多く学べた』、『プレゼンが多く、他社の方々の課題は自社にも活かせるものがあった』、『講座に参加してから職場の雰囲気がガラリと変わった』等の感想をいただいています。

【今年度のポイント!】
 今年度は第1回に、兵庫労働局監督課の講師による『有給休暇5日取得義務化』や、『ストレスチェック義務化』等、これからのWLB関連法制について基調となるご講演をいただきます。今後の働き方やアクションプラン作成のご参考にしていただけること間違い無し!

≪キーパーソン養成講座 第4弾(参加費無料)≫
WLB実現推進のための明日から実践するアクションプランプラン作成セミナー
「プラン」と「キーパーソン」が組織を動かす!

■第1回 7月28日(火) WLBについて考える
(13:00~14:00まで、兵庫労働局の講師によるWLB関連法制について基調講演)
■第2回 8月25日(火) 自組織の現状を知る
■第3回 9月29日(火) 計画を策定する
■第4回 10月27日(火) 目標を設定する

※7月~10月までの計4回、いずれも13:00~17:00まで。
※全講座修了者には、連合兵庫会長、兵庫県経営者協会会長、兵庫県知事名で修了証書を 授与します。

『ええ会社にしたい!』『他社の取り組み状況や推進方法を知りたい!』等を考えられているキーパーソンの皆様、この機会に是非ご参加ください。

※先日のワーク・ライフ・バランス相談・実践支援に伴うアンケート調査にご回答いただきましたご担当者様へ。
当講座についての詳細が完成いたしましたので、下記URLにてご案内いたします。
お申込みをお待ちしております。

≪お申込み方法≫
下記URL先の申込書に必要事項をご記入のうえ、FAXまたはEmailにてお申込みください。
[URL]https://www.hyogo-wlb.jp/news/detail.php?id=98
[FAX]078-381-5288    [Email]info@hyogo-wlb.jp

2.真理子のひとりごと
「今年も開催します! キーパーソン養成講座」


今年で4回目となる、組織内で自ら率先してワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和、以降WLB)の実現推進活動を進める方を養成するための、『キーパーソン養成講座』が7月開講です。7月から4ケ月間、毎月1回、午後の半日を使った研修を連続で受講していただくものです。


なぜ組織において、キーパーソンの養成が必要なのでしょうか。私はいつも、WLBの実現推進や女性社員の活躍推進を含むダイバーシティ(多様性)の尊重と活用を進める活動は、組織がビジネスを進める方法と同じだと話しています。


低迷気味の製品やサービスがある場合に、それを建て直す方法を想像してみてください。まずは、仕事を進める際に主担当となるリーダーを決めますよね。ビジネスには、ヒト、モノ、カネの投入が必要です。その、ヒトの部分が、まさにキーパーソンに当たります。


本来のビジネスであれば、その仕事に関連する部署から専門知識やスキルをお持ちの方がリーダーに抜擢されることでしょう。でも、“WLBという製品やサービス”は、今まで扱ったことがない代物だけに、不安だと思われる場合も多いのではないでしょうか。


キーパーソン養成講座は、そうした方々に対して必要な知識やスキルをご紹介するプログラムです。


『突然、上から君がリードしてWLBを推進してくれと言われたのですが、何をどう始めたらよいのか、よくわからないのです』といった戸惑いの声をよく耳にします。

リーダーなくしてビジネスを建て直すことはできません。あなたの組織にキーパーソンはいますか。彼または彼女は、WLBの実現推進活動に取り組むための準備は万端でしょうか。


北尾真理子
 ひょうご仕事と生活センター 上席相談員
 株式会社 ダイバーシティ オフイス KITAO代表
 ダイバーシティ コンサルタント

「北尾真理子のつれづれ日記 ダイバーシティのなせる業」
http://diversity-kitao.co.jp/

3.仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金情報]

ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を促進するため、各種助成金を用意しています。皆様のご利用をお待ちしております。

◇ 中小企業育児休業・介護休業代替要員確保支援助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail01.html

◇中小企業育児・介護等離職者雇用助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail03.html

◇ 仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail02.html

センターホームページにも詳細を掲載しております。ご参考ください。
https://www.hyogo-wlb.jp/news/detail.php?id=91

4.ひょうご仕事と生活センターのセミナー情報、その他


◇北尾真理子と学ぶダイバーシティ(多様性)とワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)
http://diversity-kitao.co.jp/event/2010/11/kitao/

◇北条勝利と学ぶワーク・ライフ・バランス
https://www.hyogo-wlb.jp/center/message.html



引き続き、応募受付中!
平成27年度の「ひょうご仕事と生活のバランス企業認定・表彰 認定表彰企業選定」応募を受け付けています!



表彰されると、
1.新聞に掲載される→企業イメージアップ!
2.学生に向けた情報誌に掲載→優秀な人材の確保!
3.従業員のモチベーションアップ→人材の定着!

など、多くのメリットがあります。

表彰企業へのステップとして、「ひょうご仕事と生活のバランス企業認定・表彰」に、応募してみませんか?
2015年7月17日(金)が締め切りです。宣言企業・団体の皆様、奮ってお申込みください!

申込方法及び詳細はHPにてご確認ください。
URL https://www.hyogo-wlb.jp/news/detail.php?id=99

5.編集後記


第61号、いかがでしたでしょうか?
研究員の仲上です。6月に入り、私が担当する調査研究事業も本格的に稼働しておりますが、今月、研究員として、『先進的WLB推進企業を調べ隊(タイ)』の取材をさせて頂く機会がありました(情報誌にて掲載予定)。その際に、先進的な企業さんの取組から『WLBの効果的な推進ポイントのひとつ』が分かったことがあります。

『女性の活躍には、男性の理解がとても重要である』

家庭においても、職場においても、男性の理解・協力無くして女性は活躍できません。これは女性だけではなく、男性でも、高齢者でも若年者でも、やはり「お互いのことを理解し合い支え合う」ことが重要であり、WLBを推進するうえで、このポイントは何より重要ではないでしょうか。「お互い様意識の醸成」。人と人とは支え合い、理解し合うことがWLBが広がる社会への近道ではないかと思う瞬間でありました。さて、取材先の企業は、どういった取組をしているか気になりませんか?ぜひ情報誌秋号(25号)をご覧ください!
(この記事については、センター情報誌『仕事と生活のバランス秋号(25号)』に掲載予定)

こういった先進的な情報もこのメルマガでも発信できるように努力したいと思っていますので、ご期待ください。

研究員 仲上 奈緒

━━━━【第61号】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2015年6月16日火曜日発行[月刊]
公益財団法人兵庫県勤労福祉協会 ひょうご仕事と生活センター

(当センターは兵庫県からの委託事業を行っています)

ご意見、ご要望はこちらのアドレスまで、ドシドシお寄せください。

お問い合わせ   info@hyogo-wlb.jp
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配信されなかった場合はお手数ですが、センターまでご連絡ください。
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2015年5月号 第60号

2015年5月号 第60号

ひょうごの”ええ会社 ”づくりに奮闘中!
~センタースタッフ奮闘記~


みなさま、こんにちは。
いつも、ひょうご仕事と生活センターのメールマガジンをご覧になっていただき
ありがとうございます。

年度が替わり、慌ただしい日々が進むばかりですが、
ワーク・ライフ・バランスの考え方をうまく取り入れて、仕事を進めていけたらいいですね。
このメールマガジンがその一つ(手段)として活用されると幸いです。


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■目次・CONTENTS

1 今月のトピックス
2 WLBな日々
3 真理子のひとりごと
4 仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金情報]
5 ひょうご仕事と生活センターのセミナー情報、その他
6 編集後記
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1.今月のトピックス


ひょうご仕事と生活のバランス企業認定・表彰 認定表彰企業選定応募が始まりました!

表彰企業に向けて、まず最初のステップとなるのが、認定企業です。

当センターでは、多様な働き方の導入や、仕事と家庭生活の両立の促進など、「仕事と生活のバランス」の実現推進のために先進的な取組を実施している企業・団体等を表彰しています。 認定は、宣言→認定→表彰と続くステップの一つですが、表彰企業となると、

1.新聞に掲載される!→企業イメージアップ!
2.学生に向けた情報誌に掲載!→優秀な人材の確保!
3.従業員のモチベーションアップ!→人材の定着!

という効果があります。

また、その他にもワーク・ライフ・バランス事例の一つとして、当センターが作成している事例動画でもPRすることができます!!

その事例動画での一例がこちら。2事例とも完成したばかりですので、どうぞご覧ください。

平成26年度表彰企業
・WLB事例動画-TAT株式会社「従業員みんなで仕事のやり方を考える会社」
https://youtu.be/3hlf2hR-bHY

平成25年度表彰企業
・WLB事例動画-佐藤精機株式会社「社員一人ひとりの成長が企業を強くする」
https://youtu.be/I_ywxP2NYgw

動画でのPRも「認定・表彰を受けて企業イメージアップ!」につながります。
表彰企業へのステップとして、「ひょうご仕事と生活のバランス企業認定・表彰」に、
応募してみませんか? 
詳細は、TEL:078-381-5277 info@hyogo-wlb.jp まで。



2.センタースタッフの「WLBの日々」


4月に、ひょうご仕事と生活センターに参りました森と申します。
これからよろしくお願いいたします。

さて、私自身、4月に社会人になってちょうど30年が経過しました。当時の日本の年間労働時間は2,100時間を超えており、日本人の働き過ぎが大きな問題となっていました。その後、週40時間労働制とする労働基準法の改正やパートタイマーの増加等もあり、現在は1,800時間と、OECDの統計資料によれば、アメリカを下回る水準にあります。でも、年間総労働時間は実際、どのように把握しているのでしょうか。

実は、その調査方法は、労働者が回答する調査と事業所への調査の2種類があります。前者は労働力調査、後者は毎月勤労統計調査がその代表的な調査ですが、調査結果でみると、前者に比べ、後者の方が約1割程度、短くなっています。

これは調査対象の違いによる誤差ですが、では、労働者等を対象とする調査どうしであれば、同じ調査結果がでるのでしょうか。完全失業率、完全失業者数が毎月末に発表され、新聞に掲載されます。これは労働力調査によるものです。この調査では、毎月約10万人を対象に調査し、その結果から全国値等を推計しますが、その数値の正確性等は総務省統計局のホームページに難しい数式とともに記載されています。

また、国勢調査は5年に一度、実施されていますが、こちらは全数調査です。労働力調査、国勢調査とも完全失業率、完全失業者数は同じ定義を使用していますので、同じ調査結果が出るべきですが、でも実際は国勢調査の方が高めに出ます。

直近の2010年では、完全失業率は労働力調査が5.1%、国勢調査が6.4%で1.3%ポイントの差があります。これを完全失業者数でみると、国勢調査の方が20%も多くなっています。この傾向が一番顕著なのがいわゆるバブル時代の1990年で、労働力調査の完全失業者数138万人に対し、国勢調査では191万人と39%も多くなっています。

約4割も完全失業者数が違うのであれば、実際、どっちが正しいの? いったい何人の人が仕事を探しているの? とツッコミたくなります。完全失業率は、毎月、たとえ0.1%ポイントであれ、その変化に大きな関心が寄せられているのですから。

一方、私たちが進めているワーク・ライフ・バランスについては、明確な定義すらありません。なので、県下の何割がワーク・ライフ・バランスを実現しているのかと聞かれても、答えることができませんでした。そのため、昨年度、認定制度をつくり宣言登録企業のなかから選定される仕組みをつくりました。

ワーク・ライフ・バランスを実現していないと、認定企業にはなれないのです。既に29の企業を認定しています。そして、今後は、この中から特に優れた取組を行っている企業を表彰企業として選ぶこととしています。

5月末には11月の表彰に向けた認定企業の募集を開始します。また、センターでは、認定、そして表彰に向けて、相談員の派遣等の支援を行っています。是非、仕事と生活センターを活用いただければと思います。

2.真理子のひとりごと
「メンタリングの副産物 - メンター体験者は上司力アップ!」


最近、日本でもメンタリングプログラムを導入する企業が増えてきました。同プログラムを実践されている企業で共通して見えてきたことがあります。本来の目的である対象メンティの成長ぶりは当然のことですが、メンター体験者のマネージャーの方々の「上司力」が一様にアップするという成果も見えてきました。


メンター、メンティ双方の疑問や不安を解消するため、導入時研修も行いますが、メンターとなられるマネージャー達には直属部下でないメンティとどう接したらよいのか、メンタリング面談でいったい何を話せばよいのか、一抹の不安をもたれる方が多いようです。


部下に何かを伝えた結果、一度でうまく伝わらないこともあります。そういう時、優れたリーダーは、もしかしたら自分の伝え方が悪かったのかもしれないと、まず自省するものです。ところが、現実は、自分はちゃんと伝えたのに、それを理解できない部下が悪いんだと決めつけ、他責にする人も少なくないようです。


ところがそこはさすが経験豊富なマネージャー達、プログラム導入後2-3ケ月以内で、メンターの立場だからこそ得られる新たな気づきを得られ、更に上司力が上がるようです。


その結果、直属の部下達との接し方が変わった、中には家族との接し方まで変わったと言われる方も...。直属部下や家族とは距離が近すぎるせいか、冷静に接することができなくなりがちかもしれませんが、利害の衝突が無いメンティとは、より客観的に接することができるようです。


メンタリングプログラム導入の第一目的は、対象メンティの成長ですが、副産物としてメンターを体験されたマネージャー達も同時に成長され、上司力がアップするという喜ばしい成果が得られます。初めてメンタリングプログラムを導入される際、メンター候補者に打診される時は、上司力が更にアップする絶好の機会であることを宣伝し、積極的にチャレンジしてみられるようにお勧めください。


北尾真理子
 ひょうご仕事と生活センター 上席相談員
 株式会社 ダイバーシティ オフイス KITAO代表
 ダイバーシティ コンサルタント

「北尾真理子のつれづれ日記 ダイバーシティのなせる業」
http://diversity-kitao.co.jp/

4.仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金情報]


ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を促進すべく、各種助成金を用意しています。
2015年度から、「中小企業育児・介護等離職者雇用助成金」の支給対象が拡充しました!


◇中小企業育児・介護等離職者雇用助成金(要件緩和)
平成26年度
・正規社員(短時間正社員を含む)30万円



平成27年度
・正規社員(短時間正社員を含む) 30万円
・正規社員以外(フルタイムに限る)15万円



◇仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金(上限額拡大)
平成26年度
 ・支給額が上限100万円



 平成27年度
・支給額が上限200万円

◇中小企業育児休業・介護休業代替要員確保支援助成金(申請期間変更)

平成27年4月1日以降に採用決定報告書を提出した分については、申請書の提出時期が変更になっています。

平成26年度
・対象労働者が復帰した翌日から3ヶ月以内



平成27年度
・対象労働者が復帰した翌日から起算して3ヶ月経過した日の翌日から3ヶ月以内

センターホームページにも掲載しております。ご参考ください。
https://www.hyogo-wlb.jp/news/detail.php?id=91

5.ひょうご仕事と生活センターのセミナー情報、その他


◇北尾真理子と学ぶダイバーシティ(多様性)とワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)
http://diversity-kitao.co.jp/event/2010/11/kitao/

◇北条勝利と学ぶワーク・ライフ・バランス
https://www.hyogo-wlb.jp/center/message.html

その他、何かご要望があれば、お問い合わせのページから。
https://www.hyogo-wlb.jp/center/inquiry.php

6.編集後記


第60号、いかがでしたか?

今年度から、当センターの情報発信を担当することになりました、小橋です。
初めましてになる皆様、どうぞよろしくお願いします。

このメルマガも、もちろん情報発信の一環となっていますので、原稿内容や発行準備、しいてはどういった人達に向けて、何を届けたいのか、どう伝えたいのか、届けた後にどうしたいのか、ということに思考を巡らせて、皆様にお届けしています。

担当といっても、これは決して私自身だけの力で発行することは出来ません。
社内のスタッフの協力や尽力があってこそ、発行まで出来ています。
業務をどう進めるか、どういった話し合いが必要か、その先にあるのは何なのか。
そんな日々の中にこそ、ワーク・ライフ・バランスへのヒントがあるように思えます。

そしてそのヒントを、メルマガ購読の皆様に少しでも還元(最近ではシェアするとも言いますね)出来れば、幸いです。
来月もどうぞよろしくお願い致します。

情報発信担当 小橋 守

━━━━【第60号】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2015年5月19日火曜日発行[月刊]
公益財団法人兵庫県勤労福祉協会 ひょうご仕事と生活センター

(当センターは兵庫県からの委託事業を行っています)

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2015年4月号 第59号

2015年4月号 第59号

ひょうごの”ええ会社 ”づくりに奮闘中!
~センタースタッフ奮闘記~


みなさま、こんにちは!2015年度が始まりましたね。
年度切り替えに合わせて、メルマガも心機一転!です。

ひょうご仕事と生活センターは今年も、ひょうごの〝ええ会社″づくりのお手伝いに邁進して参りますので、どうぞ宜しくお願いします。
それでは、今月のメルマガ、スタートです!!


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■目次・CONTENTS

1 今月のトピックス
2 真理子のひとりごと
3 仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金情報]
4 ひょうご仕事と生活センターのセミナー情報、その他
5 編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※センター職員のお話が詰まった「WLBの日々」は、今月分お休みです。ご了承ください。来月号をお楽しみに!

「今月のトピックス」
☆ひょうご仕事と生活センターの2015年の取組み(予定)☆


今年度も、センターでは色々なカタチの取組みをより充実させていきたいと思っております。みなさまと一緒にワーク・ライフ・バランスがより浸透するような取組みを行いたいと考えているからです。既存の取組みはもちろんのこと、新しい取組などもみなさま、是非ご利用ください!
  例えば・・・

■『ワーク・ライフ・バランスひょうご』推進キャンペーンの実施
■助成金『離職者雇用助成金』『環境整備支援助成金』の要件緩和
■センター主催の『仕事と生活の調和フェスタ』の開催
■各地域でのワーク・ライフ・バランスセミナーの開催
■キーパーソン養成講座
■大学との協働研究
等・・・・。

以上、今年度も豊富な取組で、皆さんのワーク・ライフ・バランス推進をお手伝いしていきます。今後の詳細な情報は、メルマガ、ホームページの方でお知らせしていきます。ここにあげた取組みは、ほんの一部となります。




2.真理子のひとりごと
「謝らない(謝れない?)リーダーたち」


先月、「真理子のひとりごと」で、優れたリーダーは、タイムリーに『助けて』と言える人だということを書きましたが、リーダーには、『助けて』だけでなく、『ごめんなさい』が言えない人もいるようです。


最近、耳にしたことですが、残念なことに、自分に非があるかもしれないと気づいているにもかかわらず、変なプライドが邪魔をするのか、謝らない(謝りたくても謝れない?)リーダーがいるそうです。


部下に何かを伝えた結果、一度でうまく伝わらないこともあります。そういう時、優れたリーダーは、もしかしたら自分の伝え方が悪かったのかもしれないと、まず自省するものです。ところが、現実は、自分はちゃんと伝えたのに、それを理解できない部下が悪いんだと決めつけ、他責にする人も少なくないようです。


どれだけ職位が上がったとしても、完璧な人間などいません。誰でも時として失敗はするものです。大切なことは、失敗したかもと思った時に、まず素直に自分の非を認め、すぐに謝ることができるかどうかです。


『私の伝え方が悪かったのかもしれないけど』と先に言われるのと、『私はちゃんと伝えたのに』という言葉から始められるのとでは、どちらが部下のモチベーションを高めることになるでしょうか。答えは一目瞭然です。自分が間違ったかもしれないと気づいた時に、相手が誰であっても、まず素直に謝ることができるリーダーこそが、真のリーダーです。


「実るほど頭を垂れる稲穂かな」。諺にもあるように、偉くなればなるほど謙虚になることが、尊敬に値する人だということですね。


北尾真理子
 ひょうご仕事と生活センター 上席相談員
 株式会社 ダイバーシティ オフイス KITAO代表
 ダイバーシティ コンサルタント

「北尾真理子のつれづれ日記 ダイバーシティのなせる業」
http://diversity-kitao.co.jp/

3.仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金情報]


ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を促進すべく、各種助成金を用意しています。
2015年度から、「中小企業育児・介護等離職者雇用助成金」の支給対象が拡充しました!


◇中小企業育児・介護等離職者雇用助成金(要件緩和)
平成26年度
・正規社員(短時間正社員を含む)30万円



平成27年度
・正規社員(短時間正社員を含む) 30万円
・正規社員以外(フルタイムに限る)15万円



◇仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金(上限額拡大)
平成26年度
 ・支給額が上限100万円



 平成27年度
・支給額が上限200万円

◇中小企業育児休業・介護休業代替要員確保支援助成金(申請期間変更)

平成27年4月1日以降に採用決定報告書を提出した分については、申請書の提出時期が変更になっています。

平成26年度
・対象労働者が復帰した翌日から3ヶ月以内



平成27年度
・対象労働者が復帰した翌日から起算して3ヶ月経過した日の翌日から3ヶ月以内

センターホームページにも掲載しております。ご参考ください。
https://www.hyogo-wlb.jp/news/detail.php?id=91

4.ひょうご仕事と生活センターのセミナー情報、その他


◇北尾真理子と学ぶダイバーシティ(多様性)とワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)
http://diversity-kitao.co.jp/event/2010/11/kitao/

◇北条勝利と学ぶワーク・ライフ・バランス
https://www.hyogo-wlb.jp/center/message.html

その他、何かご要望があれば、お問い合わせのページから。
https://www.hyogo-wlb.jp/center/inquiry.php

5.編集後記


第59号、いかがでしたでしょうか?
研究員の仲上です。4月に入り、あっという間に3週間が過ぎました。みなさまは上手く新しいスタートが切れましたでしょうか?


私たちセンタースタッフにも、出会いと別れがあり、心機一転NEWセンターとして、センタースタッフ全員が上手くスタートが切れたと思っている今日この頃です。


私自身は今年もこのメルマガを担当させて頂くことになりました。
担当者は一緒ですが、メルマガ自身は新しい切り口も入れながら、
心機一転みなさまに発信していきたいと思っていますので、どうぞ宜しくお願いします!


研究員 仲上 奈緒

━━━━【第59号】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2015年4月21日火曜日発行[月刊]
公益財団法人兵庫県勤労福祉協会 ひょうご仕事と生活センター

(当センターは兵庫県からの委託事業を行っています)

ご意見、ご要望はこちらのアドレスまで、ドシドシお寄せください。

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ホームページ   https://www.hyogo-wlb.jp/
Facebookページ https://www.facebook.com/WLB.Hyogo

登録・メールアドレスの変更、解除は下記リンク先からお手続き下さい。
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※当メルマガは毎月第3火曜日に配信しています。
配信されなかった場合はお手数ですが、センターまでご連絡ください。
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2015年3月号 第58号

2015年3月号 第58号

ひょうごの”ええ会社 ”づくりに奮闘中!
~センタースタッフ奮闘記~

WLBの取組みをいろんな形で応援した
ひょうご仕事と生活センターのこの1年。
来年度の目標はこの1年から生まれ、進化し続けています。

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■目次・CONTENTS

1 センター効果的利用法~『ひょうご仕事と生活センター2014~この1年振り返り~』~
2 センタースタッフの「WLBの日々」
3 真理子のひとりごと
4 仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金とセミナー、その他]
5 編集後記
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1.ひょうごのええ会社になるには? ~センター効果的利用法~
 今回のテーマは、『ひょうご仕事と生活センター2014~この1年間振り返り~』


3月で2014年度が終わり、2015年度が4月からスタートします。そのスタートに備え、ここで、2014年度のセンターの特徴のある取組みを振り返りたいと思います。


■取組み1:「ひょうご仕事と生活の推進認定」企業が誕生しました!
2014年秋、25社のひょうごの認定企業が決定しました。
自社の取組みを確認する自己診断システムもスタートしました。


■取組み2:「ひょうご仕事と生活のバランスの企業表彰」2014年度は10社となりました。
表彰企業の10社の取組みについては、センターの冊子「WLBな会社ガイド」に掲載しております。
URL: https://www.hyogo-wlb.jp/news/detail.php?id=90


■取組み3:「ひょうご仕事と生活センター5周年記念フェスタ」を開催しました。
センター5周年を記念し、フェスタを開催し、トークセッションや講演を通して、WLBの理解が深まる機会となりました。


■取組み4:キーパーソン養成講座・最先端企業見学ツアースペシャルセミナーを開催しました。
今年の最先端企業見学ツアーはスペシャルセミナーとして開催しました。


■取組み5:「仕事と介護の調和支援」セミナーが各地で開催されました。
『働きながら介護しよう!』というテーマをもって、センターが作ったハンドブックを利用したセミナーが多く開催されました。


■取組み6:尼崎・神戸・姫路で地域セミナーを開催!
各地域で、基調講演と事例紹介を行い、それぞれの地域での特色あるWLBの取組みについての紹介を聞くことのできる機会となりました。


■取組み7:兵庫県立大学との協働研究事業インタビュー調査を実施しました。
当センターの仕事と生活の調和推進宣言を行った企業24社に、県大の学生がインタビューを行い、「WLBの取組みはなぜ必要か」を調査しました。


ここにあげた取組みは、ほんの一部となります。
センターは、5周年という節目を迎え、常に「ええ会社」を目指す企業の皆さんを『WLB』の視点から支援する拠点として、よりパワーアップをめざし、次の新しい1年を目指していきたいと思っています。メルマガのこのコーナーでお伝えした「効果的利用法」も是非ご参考にして頂きながら、ひょうご仕事と生活センターを是非ご利用ください!


(効果的利用法についての情報は、今号で終了となります。来月号から、装いも新たにリニューアルを予定しています。)



2.センタースタッフの「WLBの日々」


雨が降るたびに、暖かくなったり寒くなったりを繰り返しながら、だんだん春に近付いているなあと感じる今日この頃。相談員の橋尾です。


最近、企業訪問をしている中で、本当に介護を身近に感じながらの不安の声が増えてきたなあと感じています。


そんな中、なんとなく覚悟はしてきたものの、自分にも介護を考える時期がやってきました。
昨年、地域セミナーで、「介護は突然やってくる」と題して、社会保険労務士の先生にご講演いただきましたが、本当にそうだなと痛感しております。


そして私の場合は、なんと育児と介護が重なる状態なのです!家事、育児、仕事、介護。地域、学校行事もあります。 これからそんな風に、仕事と生活の両立だけではなく、3つ以上の両立を余儀なくされる方も増えてこられるのではないでしょうか。


今回、学童も初めて利用しました。保育園は19時まで延長可能でも、学童は18時まで。送迎必須で時間厳守。 また、保育料も来年度から変わります。そして内容を拝見し、育児と仕事の両立が厳しい内容になっているように感じました。


私自身、仕事と育児の両立に悩み続けてきましたが、やっぱり仕事がしたい!そう思います。正社員勤務が無理でも、今は多様な働き方も増えてきました。当センターから発行している報告冊子(2012年版)の事例でもご紹介しましたが、「正社員~パート~正社員へ」そういった働き方もあります。
何通りもの働き方を導入されているところもあります。


私も、上司から「橋尾さんは自由出勤制のほうが働きやすいのかな」と言っていただいたときは、時期によって仕事量を調整できるのでありがたいと思いました。


昔から長い歴史の中に培われてきた男性中心の時代から比べると、女性の社会進出はほんの短い歴史であり、まして高齢社会の到来は本当に最近の出来事。法律的にも社会的にもこれから誰もが考えていく必要性が出てくる課題だらけだと思います。そんな中、職場でのWLBの推進は、一番身近なことかもしれません。


WLBは、トップダウンでGOを出して進められれば早いかもしれません。でも、周りが変えてくれるのを待っていては、いま困っている自分の状態は変わりません。

一人一人が日々の中で“言い続け”“工夫し続け”ることで、少しずつでも変化があると思います。
「どうせ無理。出来ない。」と思わずに、諦めないでほしい!そう願います。


※文中にある、報告冊子へのリンクは、こちら。
「相談・実践支援事業の記録」一覧ページへ

3.真理子のひとりごと
「すぐれたリーダーは、『助けて』と言える人」


ダイバーシティ(人材の多様性)の尊重と活用やワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)の実現推進に取り組む際に、誰にでも必要なスキルはリーダーシップとコミュニケーションです。中でも、必要に応じて、周りに対して、タイムリーに、「助けて」を発信できるということが大切です。


赤ちゃんは、何か不都合なことが起きると、大声で泣き、「助けて」を発信します。大人になればなるほど、助けを求めることが苦手になりがちです。安易に「助けて」と言う人に対して、周りは、「大人が、何、弱音を吐いているんだ。弱音を吐くのは幼稚な証拠」という目で見がちですし、本人も、「大人は弱音を吐いちゃいけない。自分一人の力でなんとかするのが大人の証」と思いがちです。


でも、すぐれたリーダーは、タイムリーに周りに「助けて」と言える人です。人には必ず得手不得手があります。自分に任された仕事だから、いくら苦手でも、自分一人で何とかしなくちゃと、いつまでも抱え込んでしまうことは決して得策ではありません。


周りにきっとその仕事が得意な人がいるはずです。遠慮せずに、その人に助けてもらいましょう。そして、助けてもらった場合には、いつか、自分ができることを、できる時にお返ししましょう。


上位職になればなるほど、一人でなんでも解決できないと、無能な上司と思われないか気にする人がいます。上位職の人が、「助けて」と言える組織は、風通しが良いはず。上司が、「助けて」と言えれば、部下も「助けて」と言いやすくなるはずです。


タイムリーに、周りに対して、「助けて」と言えること、それはれっきとしたリーダーシップスキルの一つです。


北尾真理子
 ひょうご仕事と生活センター 上席相談員
 株式会社 ダイバーシティ オフイス KITAO代表
 ダイバーシティ コンサルタント

「北尾真理子のつれづれ日記 ダイバーシティのなせる業」
http://diversity-kitao.co.jp/

4.仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金とセミナー]


ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を促進すべく、各種助成金を用意しています。
皆様のご利用をお待ちしております。

◇中小企業育児休業・介護休業代替要員確保支援助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail01.html

◇中小企業育児・介護等離職者雇用助成金
(今年度から離職前と別の会社で雇用した場合も助成対象になりました!)
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail03.html

◇仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail02.html


助成金について分かり易く解説した動画も作成しました。こちらも合わせてご覧ください。

◇知って得する、知らなきゃ損 WLBのための助成金
   https://www.youtube.com/watch?v=OSU-m3ImXCY


ひょうご仕事と生活センターのセミナーも大好評!!

◇北尾真理子と学ぶダイバーシティ(多様性)とワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)
http://diversity-kitao.co.jp/event/2010/11/kitao/

◇北条勝利と学ぶワーク・ライフ・バランス
https://www.hyogo-wlb.jp/center/message.html

その他、何かご要望があれば、お問い合わせのページから。
https://www.hyogo-wlb.jp/center/inquiry.php

5.編集後記


調査員の小橋です。
第58号、いかがでしたか?


年度の節目であるこの時期は、日々慌ただしい時間が過ぎていきます。
少し我に返って日常の喧騒から一歩引いて、書棚にある偉人達の名言集を引っ張りだしては読み返し、 自分自身のヒントになる言葉を読んでは、思考を巡らせる事があります。

今回はその偉人の名言を引用しつつ、この編集後記を締めくくりたいと思います。


「企業文化とは国の文化のようなものである。変えようとするのではなく、その中で自分のできることを考えよ」ピーター・ドラッカー ※ 下記、引用文献記載


仕事と生活の重みは個々人によって違うという捉え方もありますが、仕事上だけのことではなく、普段の日常生活、例えば、新しい料理の献立を一から始める!、使ったことがない新しいパソコンを使う!などといった小さなことでも、生活の変化になってしまうものです。


ワーク・ライフ・バランスの推進は、企業の差があれど、どうしても変化が伴う取組みの一環になり、企業、組織に属する人達にとっては、この変化を受け入れることが難しいこともあります。


「その中で自分のできることは果たして何だろうか?」。


そういった悩みやご相談も包括しつつ、ひょうご仕事と生活センターに属する私たちセンター職員は、ワーク・ライフ・バランスに取組む皆様に、2015年度もより一層、支援を続けていきたいと思ってます。


どうぞ、よろしくお願い申し上げます。


調査員 小橋 守

※世界のトップリーダー英語名言集 BUSINESS―夢を実現せよ、人を動かせ、創造せよ (J新書)
 p145から、抜粋引用



━━━━【第58号】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2015年3月17日火曜日発行[月刊]
公益財団法人兵庫県勤労福祉協会 ひょうご仕事と生活センター

(当センターは兵庫県からの委託事業を行っています)

ご意見、ご要望はこちらのアドレスまで、ドシドシお寄せください。

お問い合わせ   info@hyogo-wlb.jp
ホームページ   https://www.hyogo-wlb.jp/
Facebookページ https://www.facebook.com/WLB.Hyogo

登録・メールアドレスの変更、解除は下記リンク先からお手続き下さい。
https://plus.combz.jp/connectFromMail/regist/bxkq8594

※当メルマガは毎月第3火曜日に配信しています。
配信されなかった場合はお手数ですが、センターまでご連絡ください。
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2015年2月号 第57号

2015年2月号 第57号

ひょうごの”ええ会社 ”づくりに奮闘中!
~センタースタッフ奮闘記~

WLBのカタチは各社それぞれ。
カタチにはまらない、
素敵なWLBをお伝えします!

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■目次・CONTENTS

1 センター効果的利用法~『学生向け事例集"平成26年度WLBな会社ガイド"』~
2 センタースタッフの「WLBの日々」
3 真理子のひとりごと
4 仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金とセミナー、その他]
5 編集後記
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1.ひょうごのええ会社になるには? ~センター効果的利用法~
 今回のテーマは、『学生向け事例集 平成26年度WLBな会社ガイド』



みなさん、ご存知ですか?ひょうご仕事と生活センターでは、学生に向けたWLB事例集を年に1回発行しています。 今年度は2月に発行しましたので、もしかしたら皆さんのお手元に届いているかもしれません。

この事例集は、学生に「WLBって何?WLBな会社ってどんな会社?」ということを伝え、そういった視点からも就職活動に臨んでもらうために作成した冊子ですが、学生だけではなく、企業・団体の皆さまにも参考となる「WLBな会社」を知って頂ける分かりやすい内容となってます。

今回はこの事例集のポイントをお伝えします!


■ポイント1:「WLBな会社」
  ここでは、「WLBな会社」として優れた取組みをされ、表彰された平成26年度の『仕事と生活のバランス企業』の取組みを分かりやすく、ポイントをまとめて掲載しています。


■ポイント2:「WLBな人」
「WLBな会社」で仕事もプライベートも、どちらも大切にしながら自分らしく生きる人を紹介しています。自分が参考にしたいと思うようなロールモデルを見つけることが出来るかもしれません!?


■ポイント3:「学生が本音で語る『こんな会社で働きたい』」
2014年12月、学生が実際にどんなことを考えて就職活動に臨もうとしているのかを「WLBな会社」で働く社会人の皆さんを交えてワークショップを開催し、話し合った内容が載っています。
そこには、皆さんが人材を募集する際に、採用後にミスマッチが発覚することを防ぐためのヒントがかくれているかもしれません。


まだまだ他にも沢山の「WLBな情報」が分かりやすく載っていますので、是非ご覧ください。
URL:https://www.hyogo-wlb.jp/news/detail.php?id=90



2.センタースタッフの「WLBの日々」


県下各企業、事業所へのワーク・ライフ・バランスの啓発活動と、仕事と生活の推進に取り組む企業宣言を推進する業務に従事する梁谷と申します。


何分珍しい名前で“ハリタニ”と読んでいただいたことがかつてなく、会社に就職し名刺を持参するようになってから当時の職制からの指示もあって苗字に振り仮名を打っています。


さて、私自身が考えるワーク・ライフ・バランスを僭越ながら、私の経験からお話させていただきます。
昭和46年学卒後、神戸に本社を置く機械器具製造業の民間会社に就職し、勤続40数年の内入社後資格取得した公的資格の関係から30年強人事、総務に係る職場に席をおき、人事、労政、教育、給与計算、社会保険、安全衛生、工場総務・経理等に従事してきました。


この間学生時代から続ける準硬式野球に約20年間選手として取り組み、その後長男が始めた柔道に明石警察署柔道教室の4年ばかりの経験しかないにもかかわらず、コミセン少年柔道教室の指導者として約20年間小中学生の指導に当たり、ついには明石柔道協会の常務理事の一人にまで拝命されました。


このため基本的に残業、公休出勤をしないことを自分のモットーとし、担当業務の処理にあたっては、事務部門に配属されることが大半でしたので、何事も一生懸命集中して事にあたる、出来るだけ手間を省く、効率を高めるために何か改善できないか、コンピューター化できないかを念頭に業務の遂行にあたってきました。


今でいう業務効率化であり、ワーク・ライフ・バランスへ繋がる事だったのです。


現在は50代半ばから暇を見つけては体力に見合った山歩きにシフトを図り、2010年槍ヶ岳、2012年白馬岳、2014年立山三山縦走を果たし、今後も国内、兵庫百名山にいくつチャレンジできるかどうかわかりませんが、健康で体力が許す限り、人事総務で培った経験を生かし、微力ではありますが社会に少しでも貢献できればと業務に取り組んでいるところです。


そして、私自身もワーク・ライフ・バランスを身をもって実践していきたいと思っています。



3.真理子のひとりごと
「時には自分を甘やかす時間をもとう」


ワーク・ライフ・バランスの実現推進に向けたヒントの一つとして、『自分と周りの人達を「甘やかす」機会をもつ』ことも大切だと紹介しています。


「甘やかす」というと誤解を招くかもしれませんが、要するに、時には、自分や周りの人達がハッピーになれる時間を持とうということです。


一日、一週間あるいは一ヶ月の内に、純粋に自分の為だけと言える時間をどのくらい取れていますか。


研修では、自分を「甘やかす」ことができる人は、周りの人達も「甘やかす」ことができる人だとも伝えています。

自分が“滅私奉公”的な働き方をしていると、周りの人達にも同じような働き方を求めてしまうかもしれません。
自分の為だけの時間を取ることで、消費したエネルギーが復活し、更に前進できる筈です。


自分を甘やかす方法を見つけるためには、自分にとってハッピーな時間の過ごし方とは何か、考えてみましょう。 どういう時間の過ごし方をしている時に、自分がリラックスできたり、ハッピーになれたりするのかがわかれば、定期的にそういう時間を取ればよいのです。


そういう時間をなかなか取りにくい人は、予め、「自分甘やかしタイム」を決めてカレンダーに書き込んでおくのも一案です。
そして、その時間は、よほどのことがない限り、人のために譲らずキープして、自分をハッピーにするために使いましょう。 何もしないで静かに過ごすか、録画しているTV番組を誰にも邪魔されずにゆっくり鑑賞するか、散歩をするか、気になっている片付け物をするか、過ごし方は自由です。


そうして、一番大切な人、即ち“自分”をいたわってあげましょう。


北尾真理子
 ひょうご仕事と生活センター 上席相談員
 株式会社 ダイバーシティ オフイス KITAO代表
 ダイバーシティ コンサルタント

※ホームページ「北尾真理子 ダイバーシティの成せる業!」が
 この度、リニューアルしました!どうぞご覧ください!

「北尾真理子のつれづれ日記 ダイバーシティのなせる業」
http://diversity-kitao.co.jp/

4.仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金とセミナー]


ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を促進すべく、各種助成金を用意しています。
皆様のご利用をお待ちしております。

◇中小企業育児休業・介護休業代替要員確保支援助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail01.html

◇中小企業育児・介護等離職者雇用助成金
(今年度から離職前と別の会社で雇用した場合も助成対象になりました!)
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail03.html

◇仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail02.html


助成金について分かり易く解説した動画も作成しました。こちらも合わせてご覧ください。

◇知って得する、知らなきゃ損 WLBのための助成金
   https://www.youtube.com/watch?v=OSU-m3ImXCY


ひょうご仕事と生活センターのセミナーも大好評!!

◇北尾真理子と学ぶダイバーシティ(多様性)とワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)
http://diversity-kitao.co.jp/event/2010/11/kitao/

◇北条勝利と学ぶワーク・ライフ・バランス
https://www.hyogo-wlb.jp/center/message.html


5.編集後記


第57号、いかがでしたでしょうか?

研究員の仲上です。
もうすぐ梅の花が咲く季節ですね。皆さんは梅や桜をめでるときはありますか?
私は梅や桜を見るのが大好きで、休日は足を伸ばして色々なところで「春」を感じることが趣味となっております。
少し早目の「春」を感じるために今月もどこに足をのばそうか検討中です。

我が家には、私が父にプレゼントした紅梅とカイドウ桜の木があります。
それを家族全員でめでることも毎年の楽しみになっております。ところで一昨年、桜の花が終わったころ、枝が少し格好悪かったので、剪定したところ、昨年は少し桜の花のつきが悪かったということがありました。

故事にも「桜切るバカ、梅切らぬバカ」という言葉がありますが、無計画にきちんと考えず、 見た目を重視し切ってしまった私。これって仕事にも言えるのではないのでしょうか?

仕事の効率化を目指すためには、計画がとても重要で、先のことを頭に置いて行動にうつす必要があります。 「なぜそうなるのか。」ということも考えながら計画を立てたいものです。


研究員 仲上 奈緒


━━━━【第57号】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2015年2月17日火曜日発行[月刊]
公益財団法人兵庫県勤労福祉協会 ひょうご仕事と生活センター

(当センターは兵庫県からの委託事業を行っています)

ご意見、ご要望はこちらのアドレスまで、ドシドシお寄せください。

お問い合わせ   info@hyogo-wlb.jp
ホームページ   https://www.hyogo-wlb.jp/
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2015年1月号 第56号

2015年1月号 第56号

ひょうごの”ええ会社 ”づくりに奮闘中!
~センタースタッフ奮闘記~

今年1年をどんな年にしますか?
やっぱり仕事も生活もハッピーな毎日が続くようにするには、
WLBな世界を作り続けることが大切です!

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■目次・CONTENTS

1 センター効果的利用法~『平成26年度第2回ひょうご仕事と生活の調和推進認定』~
2 センタースタッフの「WLBの日々」
3 真理子のひとりごと
4 仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金とセミナー、その他]
5 編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1.ひょうごのええ会社になるには? ~センター効果的利用法~
今回のテーマは、『第2回ひょうご仕事と生活の調和推進認定』


昨年、秋に『第1回ひょうご仕事と生活の調和推進認定』が行われ、ひょうごの25の企業・団体が 認定されました。認定企業からは、「学生向けの企業説明会で、認定企業だと伝えたところ、沢山の学生が 集まってくれた」という嬉しい声もいただけました。


そんなメリットもある、『ひょうご仕事と生活の調和推進認定』の募集を今月行っていますので、 改めて対象や流れについて、ご案内します。


[認定を受けるためには]
■「ひょうご仕事と生活の調和推進企業宣言」を行い、WLBの取り組みを実施してください。
■「ワーク・ライフ・バランス自己診断システム」にて自社の取り組み状況を確認し、総合評価が、
  ☆2つ以上であることが必須です。



[応募については]
ホームページに詳しく載せていますので、そちらを参考にしてください。
(URL) https://www.hyogo-wlb.jp/news/detail.php?id=85



[認定を受けて、その先には・・・]
認定を受けて頂いた企業・団体の取り組みがより顕著な企業は更に選考を行い、当センターの「ひょうご仕事と生活のバランス企業表彰」を受けることが出来ます。

認定は年に2回、表彰は年1回で今回の認定を受け、より顕著な取組みを行っている場合、2015年11月予定の表彰の選考の対象となります。


ええ会社になるための会社のWLBの取組みや努力が、認定・表彰という形となって評価されることも大きなメリットではないでしょうか?ご応募、お待ちしております!



2.センタースタッフの「WLBの日々」


新年あけましておめでとうございます。
今年初めての「センタースタッフの『WLBの日々』」を担当する、センター次長の松岡と申します。
昨年は、当センターの新たな取組みである、宣言→認定→表彰の制度がスタートし、関係の企業・団体の皆様には大変お世話になりありがとうございました。


皆様の「ええ会社」づくりを本年もセンタースタッフ一同、全力でお手伝いさせていただきますのでどうぞよろしくお願いいたします。


さて、平成21年6月に設立された、ひょうご仕事と生活センターは、昨年、設立5周年を迎えました。
この5年間は、すでにワーク・ライフ・バランス(WLB)に取り組んでおられる、あるいは、これから取り組もうとされる企業・団体をいかに多く見つけていくか、いわば、県内の各地にWLBの芽を見つける5年間であったと思います。

宣言→認定→表彰の制度は、量的・質的な面からその芽を見つけるためのものだといえます。

昨年、淡路地域の企業を表彰させていただいたので、県下の10県民局・県民センターの全ての管内に表彰企業が存在することとなり、ちょうど節目の5年で一つの区切りをつけることができました。

そして、我々ひょうご仕事と生活センターは、次の節目となる設立10年に向けた5年間は何を目指してどう取り組むのか、ということが次の課題です。

私は、新たなWLBの芽を見つけると同時に、これまでに見つけたWLBの芽を育てていくことに取り組まなければならない、つまり、県下全域にWLBの取組みを定着させることを目指すべきだと考えています。

実際に、どのように定着させるか。
方法はいくつかあるでしょうが、私は、各地域の政労使、つまり、県民局・県民センター、市町や連合兵庫の地域協議会、経営者協会・商工会議所・商工会などが協働して、地元の表彰企業をお手本に、地域内の企業・団体にWLBの普及・啓発をしていただく、ひょうご仕事と生活センターはそれをお手伝いすると同時にWLBを進めようとする各企業・団体の取組みを支援させていただく、そういう活動を展開すべきだと考えています。

すでに、そのような動きが始まりつつある地域もあり、その動きをさらに広げて、センターの目標である、勤労者と経営者がともに豊かさを実感できる地域社会の実現を目指して頑張りたいと思います。

今年は未(ひつじ)年。家族の安泰を示し、いつまでも平和に暮らすことを象徴する年だそうです。また、十二支というのは、子から始まり亥に至る植物の発達段階を十二段に分けて表したもので、未はまだ熟しきらない成長途上の植物を表しており、そこから未熟という言葉があるのだそうですが、あまり印象が良くないので、やはり、平和で安泰な年、というのが良いですね。

その意味でも、本年が皆様にとって、仕事と生活のバランスが取れた、健康で幸せな一年となりますようにお祈り申し上げます。



3.真理子のひとりごと
「仕事は“スイスチーズ方式”で」


タイム・マネジメント研修で、“スイスチーズ方式”で仕事を進める方法を学んだことがあります。

スイスチーズは、表面に多数の穴が開いているチーズで、まるで誰かが、所々、かじりかけては途中でやめたような形です。つまり、かかえている仕事を、すき間時間を利用して、順番は気にせずにできる所から、“かじり始めて穴をあけておく”という方法です。

何事もゼロから始めるのは多くの勇気やエネルギーが要ります。部分的に既に少しでも手が付けられていたら、次に取り掛かる時に必要な勇気や労力が軽減されます。

当センターでは、相談員として仕事を終える都度、報告書を提出します。
訪問頻度が増えると提出する報告書も増えます。先延ばしにしていると、仕事が立て込んでいる時など未提出分がどんどんたまってきます。そんな時、複数の報告書をすべてゼロから作成するのは大変です。

焦るとミスを犯す可能性も…。そこで、スイスチーズ方式が役立ちます。

日頃のすき間時間を利用して、訪問前から、報告書を部分的に記入し始めておく訳です。訪問前でも記入しておける部分は多々あります。何か変更があれば後で修正すればよいだけ。

ほかの仕事も、まとまった時間を取り、一気にすべてを仕上げようとするのではなく、少しずつ、今、この瞬間に出来るところから、すき間時間を利用して手を付け始めておくと、後々、楽になるということです。

もちろん、中には一気に片付けてしまう必要がある仕事もあるでしょうが、たいていの仕事には、このスイスチーズ方式が使える筈です。

チーズが苦手な方でも、仕事のスイスチーズ方式は一度トライされてみてはいかがでしょうか。



北尾真理子
 ひょうご仕事と生活センター 上席相談員
 株式会社 ダイバーシティ オフイス KITAO代表
 ダイバーシティ コンサルタント

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 この度、リニューアルしました!どうぞご覧ください!

「北尾真理子のつれづれ日記 ダイバーシティのなせる業」
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4.仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金とセミナー]


ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を促進すべく、各種助成金を用意しています。
皆様のご利用をお待ちしております。

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◇中小企業育児・介護等離職者雇用助成金
(今年度から離職前と別の会社で雇用した場合も助成対象になりました!)
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ひょうご仕事と生活センターのセミナーも大好評!!

◇北尾真理子と学ぶダイバーシティ(多様性)とワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)
http://diversity-kitao.co.jp/event/2010/11/kitao/

◇北条勝利と学ぶワーク・ライフ・バランス
https://www.hyogo-wlb.jp/center/message.html


5.編集後記


調査員の小橋です。

遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。
2015年が始まって、はや20日。
そして、先日の1月17日で阪神・淡路大震災から20年という月日が経ちました。


言葉にすれば、20年の一言ですが、一人一人に焦点をあてたとき、この20年の歳月がもたらしたものは それこそ人によって様々ではないでしょうか。

あの大きな天災を節目に私達の働き方や生き方は、それまで培ってきた価値観や固定観念さえも徐々に 変化せざるを得ない影響があったように思います。

故事成語「禍を転じて福と為す」ではありませんが、当センターの歩みや成り立ちが、あの震災を機に 歩んできた歴史を考えると、この20年は決して大変な事ばかりだけでなく、情報技術が発展してきた背景も 手伝って新しい働き方の概念、そして私達が取組んでいるWLB(ワーク・ライフ・バランス)の概念も 生まれてきています。

2015年も、兵庫県内の企業・団体の皆様のWLB実現推進の普及啓発活動に邁進したいと思います。 本年も引き続き、ひょうご仕事と生活センターをご愛顧のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。


調査員 小橋 守


━━━━【第56号】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2015年1月20日火曜日発行[月刊]
公益財団法人兵庫県勤労福祉協会 ひょうご仕事と生活センター

(当センターは兵庫県からの委託事業を行っています)

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