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2025年8月号 第183号
ひょうごの健康長寿企業の基盤づくりに邁進中!
~WLB推進情報を掲載~
今年も「国際フロンティア産業メッセ2025」が、9月4日(木)・5日(金)神戸国際展示場にて開催されます。
ひょうご仕事と生活センターは、兵庫県産業労働部労政福祉課内のブースで参加しておりますので、ぜひお立ち寄りください。お待ちしております。
それでは今月のメルマガ、スタートです!
■目次・CONTENTS■
- 今月のトピックス
1-1西日本最大級の産業総合展示会
「国際フロンティア産業メッセ2025」の開催 (9月4日・5日)
1-2「不妊治療と仕事の両立支援」で必要とされる企業の取組とは?
1-3兵庫県 県民生活部 男女青少年課からのお知らせ - WLB先進企業コラム[2024年度表彰企業 株式会社TVE]
- WLBな日々[ひょうご仕事と生活センター]
- 仕事と生活の調和を図るための支援策[助成金情報]
- 編集後記
■1.今月のトピックス■
☆・♪.* 1-1西日本最大級の産業総合展示会 *.♪・☆
~「国際フロンティア産業メッセ2025」の開催~
日 時:2025年9月4日(木)・5日(金) 10:00~17:00
場 所:神戸国際展示場1号館・2号館
主 催:国際フロンティア産業メッセ実行委員会
今年は、水素100%燃料による運転試験に成功した「航空機用小型水素エンジン」の試作機、今年4月にスペースXのファルコン9ロケットで打ち上げられ、宇宙での実証を開始した「超小型宇宙バイオ実験装置」などの先端技術の特別展示を行うほか、過去最多の551社・団体が、611ブースで魅力あふれる技術・製品を展示します。
また、特別講演、基調講演、各種セミナーなど、多彩なプログラムを展開します。特別講演では関西電力株式会社の森社長をお招きし、新たな価値・サービスの創出に挑戦している先進的な取組みについて講演いただきます。
基調講演では「バイオものづくり分野における画期的な事業展開」や「大阪・関西万博から始まる未来」、「トヨタのノウハウによる企業の未来を見据えたものづくり」といったテーマで、各分野において豊富な実績をもつ講師が登壇します。
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毎週、「産業メッセニュース」を発行)
☆・♪.* 1-2「不妊治療と仕事の両立支援」で必要とされる企業の取組とは? *.♪・☆
働きながら不妊治療を受ける方は増加傾向にあり、厚生労働省が行った調査によると、不妊治療と仕事との両立ができず11%の方が離職しています。
・約10人に1人
2022年には、全出生児の約10人に1人が生殖補助医療により誕生し、年々その割合は高まっています。
・約4.4組に1組
実際に不妊の検査や治療を受けたことがある(または現在受けている)夫婦は約4.4組に1組の割合になり、その割合は高まっています。
・4人に1人以上
不妊治療をしたことがある(または予定している)労働者の中で、「仕事との両立ができなかった(できない)」とした人の割合は、26.1%を占め、4人に1人以上です。
では、どのような理由で両立できなかったのでしょうか?
・待ち時間など通院にかかる時間が読めない、医師から告げられた通院日に外せない仕事が入るなど、仕事の日程調整が難しいため
・精神面で負担が大きいため
・体調、体力面で負担が大きいため が多くなっています
不妊治療をしている(または予定している)労働者の中で多く利用されている制度は、
・「年次有給休暇」
・「短時間勤務、テレワークなど柔軟な勤務を可能とする制度(勤務時間、勤務場所)」
・「通院・休息時間を認める制度」 などです。
事業者は、従業員が不妊治療等と就労を両立できるよう配慮するとともに、職場における不妊症等に関する理解を促進するために、必要な支援を講じるよう努めることが求められています。
※ひょうご仕事と生活センターでは、
・不妊治療支援体制整備についての相談対応
・相談内容に応じた社労士・当事者団体派遣
・セミナーの開催
を実施しています。詳しくは、ひょうご仕事と生活センターまでご相談ください。
☆・♪.* 1-3 兵庫県 県民生活部 男女青少年課からのお知らせ *.♪・☆
令和7年度子育て応援出前講座
~男性の子育て研修を実施する企業等に講師を派遣します!~
兵庫県では、男性の育休促進や多様な働き方に向けた企業の取組を後押しするため、各企業の課題やニーズに合わせたオーダーメイドの研修を実施しています。県からご希望に添った講師を無料で派遣しますので、ぜひご相談ください。
【募集企業・事業所】
おおむね15名以上のセミナー受講希望者がいる県内の企業、事業所等
(受講希望者が少ない場合は、合同での開催も可能ですのでご相談ください。)
【実施方法】
(1)オンラインによる研修(Zoom等)
(2)開催する企業等内の会議室等で対面による研修
【参加対象者】
企業の管理職、労務管理担当者やプレパパ・プレママ、子育て中の社員 など
【募集締切】
令和8年2月末頃(実施期間は令和8年3月末日まで)
※10ヵ所程度募集。上限に達した場合は締め切ります。
【お問い合わせ先】
NPO法人ファザーリング・ジャパン関西
TEL: 070-1819-4747
アドレス:info@fjkansai.jp
★詳しくはこちら
■2. WLB先進企業コラム[2024年度表彰企業 株式会社TVE]■
株式会社TVE 人事総務部 奥村 大智
TVEは主に「バルブの製造販売及びメンテナンス」を行っているメーカーです。
1922年創業、2022年に100周年を迎えました。
そんな当社ですが、WLBの取組みを紹介する上で欠かせないのがTOMOS-Active(ともす-あくてぃぶ)というプロジェクトであり、各部門からのメンバーで構成された3グループが、各々の課題について活動しています。
現在の課題は「健康経営・従業員満足度の向上」「DE&I・キャリア形成支援」「多様な働き方・WLB」となっています。
WLBを課題として扱う活動については、特に育児面における働きやすさ向上に関する提案があり、制度や施策に反映されました。
・配偶者出産休暇(有給)の拡充
⇒「出産後10日以内で3日間」を「出産前7日出産後8週間の内で通算10日間」に。
・育児時短勤務制度の拡張
⇒「妊娠~小学校卒業まで」時短勤務可、就業時間枠は「5時間半/6時間/6時間半/7時間」から選択可。
・「育児休暇制度の周知、取得の推進」
⇒社内HPでの当社独自の休暇制度の解説や、社内広報誌に育児休業体験記を掲載。
これらの活動により、育児休暇を取得しやすい風土醸成や、男性の育児休暇の取得率向上に繋がりました。
※「男性の育児休業等の取得期間1カ月以上」の目標を掲げ、その達成率は活動前17%に対し、活動後81%(2025.3時点)。
今後は「働きやすさ」に留まらず「働き甲斐」にも目を向け、TOMOS-Activeの活動を加速し、次の100年に向かってより魅力ある企業を目指します。
■3. WLBな日々■
ひょうご仕事と生活センター 業務課 山上 美保
今年4月からセンターで勤務させていただいております。
私のワーク・ライフ・バランスを豊かにしてくれているものは、ずばり観劇です。
コロナ禍でチケットが取りやすくなったのが契機で、すっかり沼に落ちてしまいました。コロナ禍までは旅行が楽しみだったのですが、すっかり出不精になってしまい、そんなときにライブでも配信でも楽しめるのもよかったように思います。
今では観劇ありきでスケジュールを調整し、健康管理をしています。働いているとストレスも溜まり、気持ちも上がらないことも多いのですが、そんな現実から思いっきり引き離してくれる世界観が心身ともにリフレッシュし、メンタルにもいい影響を与えてくれます。
昔は長時間働くことが美学のようなところもありましたが、今は効率よく仕事をして、オンとオフを切り替えることが上手い人が増えていると感じます。
皆さんも是非充実したワーク・ライフ・バランスを送られますよう、微力ながらお手伝いできればと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
■4.仕事と生活の調和を図るための支援策[助成金情報]■
ひょうご仕事と生活センターでは「ひょうご仕事と生活の調和推進企業宣言」の宣言登録をした中小企業に対して、多様な働き方を応援するために各種助成金を用意しています。
◇育児・介護代替要員確保助成コース(休業型/短時間勤務型)
育児・介護休業の取得及び短時間勤務制度の利用を促進するとともに、育児・介護による離職を防止し、休業者が職場復帰しやすい環境の整備を図ることを目的に、育児・介護休業取得者の代替要員を雇用した事業主に、代替要員に要する賃金の一部を助成します。
◇働き方改革助成コース・環境整備型
女性・高齢者等の職域拡大や従業員のコミュニケーション活性化を目的として、職場環境整備を行なった事業主に、環境整備費用の一部を支給します。
◇働き方改革助成コース・テレワーク導入型
多様で柔軟な働き方を推進することを目的として、テレワーク環境の整備や、自社専用コワーキングスペース等の環境を実施する事業主に、整備に要する費用の一部を助成します。
※今年度、助成金対象事業に「人事・労務管理ソフトの導入」が追加になりました。
各種助成金の詳細はホームページをご覧ください。申請書、手引き等がダウンロードできます。
また、わかりやすく説明が聴ける動画も掲載していますので、ぜひ皆様のご利用をお待ちしております。
◇育児・介護代替要員確保助成コース・休業型
◇育児・介護代替要員確保助成コース・短時間勤務型
◇働き方改革助成コース・環境整備型
◇働き方改革助成コース・テレワーク導入型
■5.編集後記■
今月号では 株式会社TVE 人事総務部 奥村大智 様よりWLB先進企業コラムへご寄稿いただきました。ありがとうございました。
令和7年度のキャッチフレーズ、一般の部は619作品、学生の部では1,894作品のご応募がありました。皆様ありがとうございます。
グランプリ作品は、メルマガでも紹介しますので、お楽しみに!
今月もメルマガを読んでくださり、ありがとうございました。
残暑厳しい日が続きますが、無理をせず、お身体にお気をつけてお過ごしください。
メルマガ担当 内藤
発行
■第183号
■2025年8月19日火曜日発行
■公益財団法人兵庫県勤労福祉協会
ひょうご仕事と生活センター
当センターは兵庫県からの委託事業を行っています。
ご意見、ご要望はこちらのアドレスまでお寄せください。
- お問い合わせ
- info@hyogo-wlb.jp
- ホームページ
- https://www.hyogo-wlb.jp/
- https://www.facebook.com/WLB.Hyogo
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※当メルマガは毎月第3火曜日に配信しています
このメルマガは「ひょうご仕事と生活の調和」推進企業宣言に登録された企業、認定企業、表彰企業等に配信しています。
配信を希望される場合はお手数ですが、センターまでご連絡ください。