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最新号バックナンバー
2024年4月号 第167号
ひょうごの〝健康長寿企業"の基盤づくりに邁進中!
~WLB推進情報掲載~
新年度が始まりましたが、みなさん元気にお過ごしでしょうか?
今年度も、ワーク・ライフ・バランスの推進に、引き続き努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
それでは今月のメルマガ、スタートです。
★☆★ひょうご仕事と生活センター公式インスタグラムやっています!★☆★
当センターではWLBの取組を広く知っていただくため、公式インスタグラムで先進的な取り組みをしている企業の紹介、WLBに関する情報等を発信しています!ぜひ、フォローをお願いします。(WLB宣言・認定・表彰企業の皆様がフォローされた場合は必ずフォローバックさせていただきます。)
また、インスタグラムに当センターに関係する内容の投稿をされる場合は「#ひょうご仕事と生活センター」のタグを付けて投稿していただくようお願いいたします。
→ひょうご仕事と生活センター公式インスタグラム
■目次・CONTENTS■
- 今月のトピックス
ひょうご仕事と生活センターからのお知らせ
①「ワーク・ライフ・バランス基礎講座」オンラインで開催(5/10申込締切)
②「キーパーソン養成講座・2024」参加者募集開始(4/16~5/10(先着順)) - WLB先進企業コラム(2023年度表彰企業 アイベステクノ株式会社)
- WLBな日々(ひょうご仕事と生活センター)
- 編集後記
登録・メールアドレスの変更、解除はこちらからお手続き下さい。
■1.今月のトピックス■
★:*☆・∴ひょうご仕事と生活センターからのお知らせ∴・☆*:★
◇ ひょうご仕事と生活の調和推進企業宣言ご登録企業の皆さま必見!
①ワーク・ライフ・バランス基礎講座」 オンラインで開催
この講座では「ワーク・ライフ・バランスとは?」を再確認し、その必要性やメリット、取り組むにあたっての大切なポイントをお伝えします。
ワーク・ライフ・バランスの取組をスタートする企業・団体のご担当者様はもちろん、もう一度基本に立ち返ることで取組を強化したい企業・団体のご担当者様も、ご参加をお待ちしております!
【開催日時】 2024年5月15日(水)14時~15時30分
【方 法】 ビデオ会議サービスZoomを使ってのオンラインセミナー
【講 師】 ひょうご仕事と生活センター チーフコンサルタント 国本 豊泰
【参 加 費】 無料
◆お申込みはこちらから
※2024年度は「ワーク・ライフ・バランス基礎講座」を5月15日と11月の2回実施します。
※申込方法など詳細はHPをご確認ください。
https://www.hyogo-wlb.jp/eventlist/kiso/item11114
②「キーパーソン養成講座・2024」参加者募集開始!(4/16~5/10(先着順))
WLBを組織全体で推進していくには、「社内での推進役(キーパーソン)の存在」と「プランの作成」が必須です。
この講座は、キーパーソンの果たすべき役割を理解した上で、自組織の課題や解決策を検討し、効果的に取り組みを進めるためのアクションプラン(行動計画)を作成、それをどう職場内で活かしていくかを考える全4回の連続講座です。
期間中はもちろん、受講後も希望者にはセンターのコンサルタントが個別にアドバイスを行い、より具体的で自組織にあったプランの作成を目指します。
■第1回 6月18日(火) 10時30分から16時30分
キーパーソンとは/WLBビジョンを考える
■第2回 7月16日(火) 10時30分から16時30分
自組織の現状を把握する
■第3回 8月20日(火) 10時30分から16時30分
具体策を考える
■第4回 10月8日(火) 10時30分から16時30分
アクションプラン発表会
※全4回の講座を受講された方には、WLBフェスタ(11月開催予定)において、連合兵庫会長、兵庫県経営者協会会長、兵庫県知事の連名で修了証が授与されます。
※キーパーソン養成講座の受講前に聞いていただきたい内容が含まれていますので、「ワーク・ライフ・バランス基礎講座(5/15オンライン開催)」にもぜひ、ご参加ください。
【会 場】
兵庫県中央労働センター 2階201会議室
(神戸市中央区下山手通6-3-28)
【参加対象者】
・ひょうご仕事と生活の調和推進企業宣言ご登録企業のキーパーソン、またはキーパーソンになりうる方
・全4回の講座に出席可能な方(兵庫県内に事業所がある企業・団体に限ります)
【定 員】
15社(先着順)
1社につき2名様までお申込みいただけます。
【参加費】
無料
【申込み方法】
こちらの申込フォームからお申込みください
【お申込み締切日】
2024年5月10日(金)を申込最終締め切りとしていますが、定員になり次第締め切らせていただきます。
※申込方法など詳細はHPをご確認ください。
https://www.hyogo-wlb.jp/eventlist/keyperson/item11101
■2. WLB先進企業コラム(2023年WLB表彰企業)■
アイベステクノ株式会社
アイベステクノ株式会社 業務課の春名です。
当社は高圧受配電盤や制御盤といった『盤』を、設計から製造・納品まで一貫体制で引き受けている盤メーカーです。昨年創業50年を迎えましたが、拠点拡大や人材増強などまだまだ成長を続けています。
そんな当社は、電気業界では珍しく、創業当時から男女比が6:4と女性従業員が多い点が特徴です。今回は当社の女性活躍に関する取組みについてご紹介します。
【企業内保育所を開設】
『せっかくスキルを身に付けた女性社員が、結婚や出産を機に退職するのは勿体ない!』ならばと、企業内保育所を創設したのは2013年のことです。
保育所運営に関して何のノウハウもない状態から、様々な審査や指導を経てようやく立ち上げ、この10年間で延べ13人の従業員とその子供たち22人が利用しています。さらに現在育児休業中の社員も数名おり、復帰と共に入園予定です。
『職場復帰という不安定な時期に、会社がバックアップしてくれる保育園を利用できるのはこの上なく心強く、会社に恩返しをするつもりで働いています』という従業員も。
保育園の経営状態は常に赤字。それでも、人材の流出防止や新規獲得につながるならば結果としてOKなのだと、代表取締役の梅田は語ります。
出産以外にも、疾病や家族の問題など、ライフスタイルの変化は大きな段差にもなり得ます。しかし、その段差を解消するべく柔軟な姿勢で改善し続けることで、今後ますますの会社の成長につなげます。
■3. WLBな日々■
ひょうご仕事と生活センター センター長 辻 芳治
新年度がスタートしました。センター開設15周年の節目となる年度です。今年度も、本メルマガを通じて、最新情報発信や先進企業の取組紹介、センタースタッフによるコラム調「WLBな日々」など、親しみやすい内容で毎月配信して参りますので、ご愛読を頂いている皆様には、引き続き、よろしくお願い申し上げます。
また、何なりとセンターに対するご意見やご要望もお寄せ頂ければ幸いです。
私が今回テーマとして取り上げるのは「リスキリング(学び直し)」です。
このリスキリングという言葉は、2022年秋に岸田首相が臨時国会で「5年で1兆円を個人のリスキリング支援に投じる」と表明したこともあり、急速に注目されるようになったようです。
しかし、リスキリングとは何なのか。これまでの学び直し(リカレント)とは何が違うのか。日本ではその本質への理解はさほど進んでいないのが実情ではないでしょうか。
日本にリスキリングの概念を広めた「ジャパン・リスキリング・イニシアチブ」は、リスキリングを『新しいことを学び、新しいスキルを身に着けて実践し、そして新しい業務や職業に就くこと』と定義付けています。
他方、『現在の職務の専門性をさらに向上させるために新しいスキルを獲得すること』という意味を持つ「アップスキリング」とは明確に区分されています。
また、リスキリングは、個人が自主的に好きなことを学ぶ従来の学び直しとは異なり、DX(デジタル・トランスフォーメーション)、GX(グリーン・トランスフォーメーション)等、外部環境の変化に合わせて企業を変革していくために、従業員を新たに必要となる職務に配置転換していくことであるため、実施責任は個人ではなく企業や組織にあり、「業務」との位置づけとなります。
さらに、デジタル先進国では、リスキリングを国家主導や自治体主導で実施をしています。働く個人が自主的にキャリアアップ目的でリスキリングを行うことが第一義ではありません。働く人々のスキルギャップを解消し、成長産業への円滑な労働移動を実現する手段、それが「リスキリング」なのです。
ところが、「5年で1兆円の投資」表明を行ったわが国ですが、その具体的な支援の枠組みは「省庁間の有機的連携」を含めてよく見えてきません。むしろ、学びや学び直しを個人の意思に委ねる政策が主流になりつつあるとの懸念も指摘されています。
いずれにせよ、この「リスキリング(学び直し)」というテーマは、「ウェルビーイング(満たされた状態=幸福)」「ワークエンゲージメント(働きがい)」とともに、「WLB推進」「働き方改革」の先にある重要なキーワードになってくると私は捉えており、今後の動向に注目していきたいと考えています。
【参考】スイスのビジネススクールIMDが毎年発表している世界デジタル競争力ランキングにおいては、2021年日本は全世界で28位、アジア太平洋地域では14カ国中9位、人材の知識レベルは全世界で47位、完全にデジタル後進国という位置づけになりつつあります。デジタル時代の新しい事業モデルを創出していく人材育成戦略としてリスキリングに注目が集まっています。
■4.編集後記■
メルマガ166号、いかがでしたか?
今月号ではアイベステクノ株式会社 春名 佑香様より先進企業コラムへご寄稿いただきました。ありがとうございます。
今年度もみなさんのお役にたつ情報をお届けできますと幸いです。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
メルマガ担当 須田
発行
■第165号
■2024年4月16日火曜日発行
■公益財団法人兵庫県勤労福祉協会
ひょうご仕事と生活センター
当センターは兵庫県からの委託事業を行っています。
ご意見、ご要望はこちらのアドレスまで、ドシドシお寄せください。
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- info@hyogo-wlb.jp
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