ひょうご仕事と生活センター長挨拶

新たなステージでより一層の進化をめざして
~新年度スタートにあたって~

「ひょうご仕事と生活センター」ホームページにアクセス頂いた皆さん!
ようこそご来訪頂きました。ありがとうございます。新年度のスタートにあたりご挨拶申し上げます。
私どもセンターは、2009年(平成21年)6月、兵庫県・兵庫労働局・兵庫県経営者協会・連合兵庫による「仕事と生活のバランス」ひょうご共同宣言に基づく開設から14年目を迎え、新しいスタッフ6名を迎え入れた新業務執行体制のもとで具体的な諸活動を始動しました。
全国的に先例のない政労使協働によるワーク・ライフ・バランスの全県的な推進拠点としてスタートし、開設当初の「創成期」から、「宣言」「認定」制度創設や3拠点運営体制などの整備を進めた「拡充期」を経て、現在は、長引くコロナ禍にあって、時間と場所に捉われない多様で柔軟な働き方=「新たなワークスタイル実現」という、新たなステージへの「変革期」にあると受け止め、より一層の進化をめざす取組に邁進しようとしています。
まず、前年度(令和3年度)の特徴的な取組状況・実績等をご紹介します。
- 昨年4月からスタートした宣言オンライン登録件数が、全体の約7割を占める状況になったこと。
- 「宣言⇒認定⇒表彰」とステップアップをめざして頂く顕彰スキームの実績は、宣言企業数401社(累積3,107社)、認定企業数65社(累積365社)、表彰企業12社(累積139社)となり「質的向上」をめざす取組が着実に前進していること。
- 初めての取組として表彰企業を対象とした「WEB合同企業説明会」を3月に開催し、参加表彰企業48社、県内外の参加学生89大学・252人の参加で好評を得て継続開催を望む声があること。
- 「宣言」「認定」制度及び助成金のあり方検討を進め、新年度より宣言制度の運用を一部見直すとともに、助成金の内容を大きく見直すことにしたこと(離職者雇用助成金の廃止、企業ニーズの高い在宅勤務システム整備を「テレワーク導入支援助成金」として分離・拡充)。
迎えた新年度は、新たに「テレワークサポートセンター」を設置するとともに、ワーケーション推進にも取組むことにしており、県内企業の先進事例等を調査・集積し、セミナーや情報発信を通して普及・啓発にも注力してまいりたいと考えています。
引き続き、県内企業・団体の皆様が、コロナ禍を乗り越えるため、働き方改革や新たなワークスタイル実現などに取り組まれる際の「駆け込み寺」として、より頼りにされる存在へと進化をめざして、スタッフ一丸となって全力で支援させていただきます。私どもセンターの、積極的な利活用を呼びかけさせていただき、年度初めのご挨拶と致します。よろしくお願い申し上げます。
2022年4月
ひょうご仕事と生活センター長
辻 芳治