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出産前より毎日が充実 子どもが仕事のモチベーションに

モロゾフ株式会社

所在地 神戸市東灘区向洋町西5-3
事業内容 洋菓子の製造・販売、喫茶・レストラン業
従業員数 739人
冊子掲載 WLBな働き方ガイド(平成25年度版)
公開日 2013年12月10日

※上記については、表彰時あるいは情報誌等記載時のデータです。

岡本由希さん 経営統括本部 経理部

出産前より毎日が充実 子供が仕事のモチベーションに

出産後に、育児休業を取得し、子どもが1歳8カ月の時に職場復帰しました。女性も定年まで働けるように短時間勤務やショートタイム社員※への移行制度が整っているわが社では、出産においても退社でなく育児休業を取るという考え方が社員に定着。妊娠発覚時に上司や同僚から言われた言葉は「元気な赤ちゃんを産んで戻ってきてね」でした。実際に、先輩方が子育てをしながら生き生きと働かれている姿を近くで見てきたことも職場復帰の励みになりました。

それでも、長期間の休みに不安がなかったわけではありませんが、イントラネットでの情報配信や社内報の送付など会社側のフォローアップで離れている間も職場の様子が分かり、スムーズに復帰できました。休む前と同じ部署に戻れることも大きかったですね。子どもが熱を出した時も快く送り出してくれるなど、気心が知れた上司や同僚の理解に支えられてあまり負担に感じなくてすみます。それどころか以前に比べて短時間で効率的に仕事に臨め、子どもが保育所で頑張っているから私も頑張らなければと働くことへの意欲が一層強くなりました。

今は、以前よりも一日一日が充実していてとても満たされています。今年で入社11年目。2人目の子どもも授かり、もうすぐ産前休業に入ります。休みの間も資格収得の勉強は続けていきます。今の自分にできることを探して、少しでも仕事の幅を広げていきたいと思っています。

※フルタイム社員の勤務時間の5割以上が原則で、時間帯は個人の都合に合わせて調整できる。賃金は時間に応じて増減するが、待遇は社員に相当する。

子育ては背負い込まないこと

夫は仕事を続けることに理解があり、帰宅が早い日や休日は子どもの面倒を見たり、お風呂に入れたりと、積極的に子育てに参加してくれてとても助かっています。熱を出した時に預かってくれる両親の助けも大きいですね。

いつも笑顔で

モットーは、家庭でも職場でも「いつも笑顔で明るく、プラス思考でいる」こと。難しくても、心掛けることが大切だと思っています。

就活では自分の中の選択肢を広げて

大学で学んだ英語やコンピューター関係の職種を希望して就職活動していましたが、さまざまな会社を回るうちに「食」に興味があることに気付き、今の勤務先に。初めから1つの職種に絞らずにいろいろな会社を回って、より自分に合った所や働き方を見つけてほしいです。

働きながらスキルアップ

わが社は従業員に対して通信教育の受講を支援しています。講座は自分で選択でき、修了すると受講料の半額を補助。育休中の空いた時間を使って受講することもできます。

上司からのメッセージ

子育てをしながら、自分の仕事をきっちりとこなしています。産休前と変わらず、仕事が早く自発的に行動を起こせて客観的に自分を見つめられる彼女は、長く働いてほしい重要な戦力です。

経営統括本部経理部長 前田正志さん

同僚からのメッセージ

短時間勤務を言い訳にせず、育休後も仕事に打ち込む姿はとても頼もしく思います。私も育児休業中ですが、育休後は職場復帰している岡本さんの働き方を目標にしたいと思います。

経営統括本部経理部 藤田由美さん

ここをCHECK!

育児休業は2歳3カ月まで取得可能。復帰後は30分単位で2時間まで1日の勤務時間を少なくできる短時間勤務制度を、子どもの小学校入学前まで利用できる。フレックスタイム制を導入しているため、さらに個人に合わせて調整が可能。また、育児や介護など何らかの事情でフルタイムで働けなくなった場合には、ショートタイム社員への移行が可能。1年ごとの更新により、再度フルタイム社員へ戻ることもできる。

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