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社員の意見が実現できる会社で 「仕事が楽しい」と実感

光洋電機株式会社

所在地 神戸市兵庫区湊町2-4-29
事業内容 船舶・陸上用電気材料卸売業
従業員数 29人
冊子掲載 WLBな働き方ガイド(平成25年度版)
公開日 2013年12月10日

※上記については、表彰時あるいは情報誌等記載時のデータです。

堀井里奈さん 営業2課業務(左から2人目)、足立一真さん営業2課(手前)

「社員一人一人が自覚と幸せを認識できる企業であろう」という企業理念を掲げ、部署・階層別のミーティングや女性社員のための勉強会など個人の考えを発言できる場が設けられています。ミーティングには木部享社長も参加し、良い案は即実行に。業務の効率化や残業時間の削減についても自分たちで話し合って改善策を練り、実際に取り組んでいきます。それにより、社内の問題を他人事ではなく自らのこととして自覚するようになりました。「パート従業員を社員にしてほしい」という直属の上司の声が採用されたこともあります。「自覚と幸せ」に沿う内容であれば要望や意見を実現できることが、働くモチベーションにもつながっています。

社員の提案で始めた播磨中学校を通しての宮城県石巻市の中学校への支援も継続中で、「地域や社会に貢献できる人としての社員の成長をサポートしたい」という社長の考えは私たち新入社員の教育制度にも表れています。所属部署の先輩社員が「教育係」となっての実務指導に加え、別の先輩社員が部署の垣根を超え「お世話係」としてメンタル面をサポートします。

日頃の意見交換によるコミュニケーションのおかげで、仕事だけでなくプライベート上の悩みも気軽に相談できます。会社や仲間との信頼関係の下、やりたいことがやれ、「仕事に行くのが楽しい」と心から思える職場ですね。

足立一真さん

あいさつは大きな声で

入社面接でわが社を初めて訪れた時、「いらっしゃいませ」という大きな声に圧倒されました。運動部で鍛えられ、あいさつには自信があったもののこれにはびっくり。活気あるところに魅力を感じ、入社の決め手になりました。今は先輩に負けない元気な声を心掛けています。

東日本大震災被災地への復興支援

震災が発生した時は大学生でした。学生ボランティアとして被災者と交流する機会があり、継続したい気持ちを抱えたまま社会人に。幸いにも支援物資を届けたり、播磨中学校(播磨町)と協働で活動したりと石巻市への支援を続けている会社に入社できたので、今後は積極的に活動に参加していきたいと思っています。

仕事も趣味も相談できる先輩

終業後に会社の先輩と飲みに行くことも多く、仕事はもちろん、最近始めたゴルフのことなどプライベートの相談にも乗ってもらっています。何でも話せる先輩がいるのは心強いです。

足立さん「お世話係」からのメッセージ

相手の目を見て、誰よりも大きな声であいさつができる新人です。常に前向きでよく勉強する姿勢を、今後後輩にも伝えていってもらえたらと思います。仕事はもちろん、これから迎える結婚や子育てなども、近くで見守っていきたいですね。

営業1課主任 増井祥紀さん

勉強会で女性の活躍をサポート(堀井里奈さん 営業2課業務)

マナー講座や女性の働き方を考える講習などを行う女性社員のための勉強会「進華会」が、定期的に開催されています。学びの場を生かし、仕事で活躍し女性ならではの気遣いもできる先輩たちを目標に、どんどん新しい知識を身に付けたいです。

堀井里菜さん

残業時間を減らして能率アップ

仕事以外の時間も大切にしようと、社内では残業を減らす意識が高まっています。仕事の量は変わらないため、いかに効率を上げるかが重要に。先輩の仕事量に早く追い付けるよう、朝早く起きて前日の仕事内容を復習することを心掛けています。

堀井さん「教育係」からのメッセージ

細かいところによく気付き、真面目で一生懸命でおのずと「教えたい」と思わせてくれる女性です。ミーティングでも自分で考えた企画を提案するなど毎日成長する姿を見て、私だけでなく社員みんなの励みになっています。

営業2課業務 平野智子さん

ここをCHECK!

所属部署ごとのミーティングは、朝と夕方に毎日実施。朝にその日の業務予定内容を、夕方に進ちょく状況を報告し、内容に応じてフォローし合うことで部署内の仕事を効率化し、残業時間の削減につなげている。さらに所属部署リーダー・中堅クラス・若手の階層別でも定期的に話し合い、社長も参加して個々が職場環境の向上について意見交換できる場を提供している。

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