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我慢強さや優しさ。子育てすることで自分自身も人間力が育まれている
株式会社神戸デジタル・ラボ
所在地 | 神戸市中央区江戸町93 栄光ビル |
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事業内容 | 情報サービス業 |
従業員数 | 148人 |
冊子掲載 | WLBな働き方ガイド(平成25年度版) |
冊子PDF | 詳細をみる |
公開日 | 2013年12月10日 |
※上記については、表彰時あるいは情報誌等記載時のデータです。

妻とは共働きで5歳と2歳の子どもがいるので、週末は家族との時間と決めています。2人目が生まれてから本格的に家事を分担するようになりました。料理が趣味ということもあり、毎週土曜日に次の1週間分の献立を決めて、買い出しに行き、下ごしらえをしておきます。好きなことなので、別に苦にはなりません。
子育ても妻の補助というよりは、二人で協力して育てているという感覚です。子どもが小さいと、急に熱を出したり、突然「保育所に行きたくない」とぐずったりと、朝、何が起こるか分かりません。そういう時にはフレックスタイム制や半休制度を活用して、子どもと一緒に過ごすようにしています。わが社では、フレックスタイム制を利用して出勤時間を自由に調整できるので、とても助かっています。
また、男性の育児休業を奨励していて、子どもが2歳になるまでは2回取得できます。子どもと触れ合える時間は掛け替えのないものですから、男性も、もっと取るようにすればいいと思います。
育児を経験されているビジネスパーソンは男女ともに懐が深いと思います。子どもも仕事も思い通りにはいかないもの。我慢強さや優しさなど、人間として必要なことを子育てを通して教えられている気がします。

神戸デジタル・ラボの雰囲気
設立18年の若い会社で、管理職もほとんどが30歳代なので、「子育ては女性の仕事」などという古い慣習が全くありません。男性の育児を推奨していて、「業務が調整できるのであれば、自由に休みを取れ。サポートするから」と背中を押してくれます。
仕事は営業職
クライアントの課題を解決するための手段をシステムとして提案しています。例えばインターネット通販のシステムの場合、ウェブサイトを立ち上げることが目的ではなく、売れるウェブサイトにすることが目的ですので、そのための見せ方の提案をします。子ども服を扱うクライアントも多いので、商談中に子どもの話題で盛り上がることもあります。
娘からの手紙に感動
父の日に娘が書いてくれた手紙に「いつもごはんをつくってくれてありがとう」とありました。子育てしていること、家事に参加していることを娘にも認められているんだと感じて、とてもうれしかったです。
趣味はロードバイク
子どもが寝た後などに、運動がてら一人で走ることがあります。ただ、今は一人で行動するより、家族で行動したいですね。自分だけの時間は持て余してしまうのが正直なところです。
人事責任者からのメッセージ
父親として家族の中で確固たる地位を確立していて、素晴らしいと思います。奥さんを手伝っているという感じではなく、積極的に家事にも子育てにも参加しています。私自身は1週間の育児休業を取ったことで「妻は普段こんなに大変なことをやっているのか」と認識を新たにしました。ぜひ男性も育児休業を取って、お子さんと有意義な時間を過ごしてほしいですね。

ここをCHECK!
法律に定める制度を拡充し、子育てを支援。育児休業は、子どもが2歳到達日まで、同一の子について2回取得できる。看護休暇は、子ども1人の場合は年間12日、子ども2人の場合は年間18日まで取得できる。さらに、勤務時間を従業員自身が調整できるフレックスタイム制(コアタイム10時〜15時)、半日単位の年次有給休暇の取得制度(通称「半休制度」)などを導入している。
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