「働きやすい職場づくりを目指す」～部署の枠を超えた業務効率化の取組～

※上記については、表彰時あるいは情報誌等記載時のデータです。

日鉄住金鋼板株式会社（西日本製造所尼崎地区）は、2015年にひょうご仕事と生活の調和推進企業として宣言。働きやすい職場づくりを目指し、各部門長で構成する「ＷＬＢ推進者連絡会」を設置し、ひょうご仕事と生活センターの制度を活用しながら、ワーク・ライフ・バランス（ＷＬＢ）推進活動に取り組んでいます。

「働きやすい職場づくりを目指す」～部署の枠を超えた業務効率化の取組～

　同社は、”働きやすい職場づくり”を目指し、ＷＬＢの推進に取り組みたいと考え、具体的にどのような計画で取り組むべきか悩んでいた時に、センターの相談員からセンターの支援内容や過去の取組事例を知りました。
　まずは、社内キックオフを目的として、部長、課長、グループ長等を対象に「WLB基礎セミナー」を実施。その場で、「会議が多すぎる」「人材育成ができていない」など課題抽出のワークを行い、情報共有を図りました。
　その後、他社の取組事例を参考に課長、グループ長で構成する「WLB推進者連絡会」を設置。月１回ミーティングを行い部署間で連携を取りながら、会社全体の超過勤務削減と業務効率化を図る取組を開始しました。同連絡会ではまず、各部署でどのような問題があるのか共有。次に、超過勤務削減に向けて具体的な数値目標を立て、アクションプランシートを活用し、課題の要因と理想の姿、その実現に向けた改善策を各部署で考え共有しました。
　そして、それぞれの活動を充実させるため、労働時間削減への意識付けと、知識の習得のために「タイムマネジメント研修」を実施。研修には60人以上の社員が積極的に参加し、新たな考え方や知識を得ることができて良かったという声が多く聞かれました。
　今後もアクションプランシートを活用しながら継続的に業務効率化の取組を行い、働きやすい職場づくりを推進していきたいと考えています。