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結婚・出産後も勤められる 本来の「女性採用」を目指して
新日鐵住金株式会社
所在地 | 尼崎市東向島西之町1番地 |
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事業内容 | 製鉄、エンジニアリング、化学、新素材、システムソリューションの各事業 |
従業員数 | - |
冊子掲載 | 情報誌 vol.3 2010年春 |
公開日 | 2010年4月1日 |
※上記については、表彰時あるいは情報誌等記載時のデータです。
三交代(替)勤務で働く女性たち<鉄鋼・金属業界の場合>結婚・出産後も勤められる 本来の「女性採用」を目指して
白井尼崎市長が来社時に発した「ここでも女性が働ければなぁ」という一言で本格化した同社製造・加工現場への女性社員採用の取り組み。原子力発電所で使われるシームレスパイプ製造の工場の社員が先行採用している企業を訪問し、見学やヒアリングを重ねた後に、高卒4 名を採用したのが4 年前のことでした。
彼女たちの中には“ 熱い・きつい” といった環境にある職場への配属を敢えて望む者もいて、「現業を自ら選んできただけにしっかりしている」と会社側は若き女性社員を高く評価。10 名ほどが三交代勤務に就く今、「トラブルの際はどうしても力のある男性社員が頼もしい」「お父さんの年代の上司からは娘のように接してもらっています」といった素直な感想も。
体格・体力の劣る女性でも同じ作業ができるようにと「自動昇降機」が女性採用後に作られた例など、再雇用で男性社員の年齢構成も広がる中で、男性社員による「女性側に立った視点」が、作業環境をよりよく改善し、すべての社員のための職場環境の創造へと繋がっているようです。

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