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女性にとって働きやすい職場は誰にとっても働きやすい職場との信念
山陽特殊製鋼株式会社
所在地 | 姫路市飾磨区中島3007番地 |
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事業内容 | 鋼材事業・特殊材事業・素形材事業・その他 |
従業員数 | - |
冊子掲載 | 情報誌 vol.3 2010年春 |
公開日 | 2010年4月1日 |
※上記については、表彰時あるいは情報誌等記載時のデータです。
三交代(替)勤務で働く女性たち<鉄鋼・金属業界の場合>女性にとって働きやすい職場誰にとっても働きやすい職場との信念
同社でも労働基準法改正をきっかけに、「女性の活用」をテーマとして、製造現場への女性社員採用が始まりました。全社的な意識や意欲の形成にはトップダウンという流れが効を奏し、社内で推進実務に携わるメンバーにとってはやりやすい環境にあったようです。
現在、技術職約1000 名の内35 名が女性で、そのおおよそ半数が製造現場で三交替勤務に就いています。将来的には、事務職も入れて10%という女性社員の比率を25%にするという明確な目標を経営トップ自らが語るのも同社の特色です。
現場では、男女間で「極力差を設けない」ことをモットーとしています。これは、行きすぎた「制限」が女性社員の意欲や向上心の芽を摘むことを避けて、女性とともに企業が発展することこそが大切であるという考えからです。ただ、出産・育児休業からの職場復帰を果たした女性社員が三交替勤務から昼勤に変わった例に見るように、女性社員と企業双方にとってのよりよい働き方をさらに考える時期にあります。今後は、結婚・出産・育児、さらには介護と、女性社員を取り巻く環境の変化に対応していくことが必要であり、さらなる課題解決に向けての努力と工夫が期待されます。

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