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女性社員の現場での活用という新たな課題
株式会社神戸製鋼所(加古川製鉄所)
所在地 | 加古川市金沢町1 |
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事業内容 | 鉄鋼他製造業 |
従業員数 | - |
冊子掲載 | 情報誌 vol.3 2010年春 |
公開日 | 2010年4月1日 |
※上記については、表彰時あるいは情報誌等記載時のデータです。
女性社員の現場での活用という新たな課題
1999 年の労働基準法改正を受けて、学校側にも積極的にアピールしたことで始まった加古川製鉄所の女性社員の技術職採用。現在、この製鉄所では30名程度の女性社員が勤務しています。三交代勤務で働く女性社員からは「お父さんぐらいの年齢の男性社員とはかえって話しやすい」など、明るく屈託のない感想も聞かれました。一方、女性社員の受け入れにあたって、職場では改めてセクハラ防止研修を行ったり、日々の言動に関するマナーについて学習をしたりしたようですが、やはり不安があったようです。
それでも、今回取材した「管制センター」という部署の場合、女性社員が電話や無線により頻繁に職場に指示を出していましたが、職場に響く女性の声も、今では何ら不自然ではなくなっているということは誰もが認めるところです。
男性社員である上司も、女性社員の受け入れに多少の戸惑いを感じていたようですが、次第に理解を深めています。男性と女性の違いを受け止めながら、さらなる職場の活性化にむけて挑戦する日々が続きます。

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