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概要

WLBVol16

センター開設5年目を迎えて~新たな活動ステージへの移行~ひょうご仕事と生活センターセンター長北条勝利政(兵庫県)・労(連合兵庫)・使(経営者協会)の三者の力合わせの上に、約3年間の準備期間を経て、2009年6月、全国に先駆けて、政・労・使の三者での事業がスタートしたひょうご仕事と生活センターも、いよいよ5年目を迎えることとなりました。開設当初はわずか8人でスタートしたセンターも、事業の拡充とともにスタッフの充実が図られ、今では、この春、新たに配置したワーク・ライフ・バランス(WLB)推進員を含め、総勢24人の大所帯となりました。センターでは、これまでの4年間の活動の中で、約900団体、延べで言えば約2,000件を超える相談員派遣を実施させていただくなど、兵庫県内にW L Bを浸透させるという上で一定の役割を果たせたと思っております。そういった活動を行っていく中で、WLB普及の地域間格差やWLBに対する誤解を解く必要性など、新たな課題も見えてまいりました。また、センターの活動についても、これまでのWLBの普及啓発という初期の段階から、WLBを推進される企業等の皆さま方に「さらなるレベルアップ」と「目に見える成果」を提供できるような支援を進めていく段階へと移行する時期が来ているのではないかと考えております。そこでセンターでは、本年度より、従来の事業に加え、次のような取り組みを重点的に推進していきます。本年度の重点的な取り組み●県下各地域におけるWLB推進企業等の新たな発掘●それぞれのレベル(段階)に応じた支援と、より質の高い企業等を育成するための制度およびスキーム(推進企業宣言、自己点検・認定制度等)の構築●企業の開拓および上記制度普及に向けた企業開拓要員の配置と関係団体との積極的な事業連携●WLB推進のための側面的な支援策としての職場環境整備への助成金制度の創設と、育児・介護等による離職者の再雇用および育休等取得者の代替要員確保のための助成金の活用促進●新たな広報媒体の構築等による情報発信力の強化と浸透●大学等研究機関との連携による共同研究の実施と企業への提案力の強化など県内約24万社といわれる企業・事業所・団体の皆さまのため、従業員・家族から「この会社に入って良かった」、取引先からも「この会社と取引して良かった」、地域からも「この会社がこの地域に在って良かった」と言っていただけるような会社・事業所づくりに貢献をすることが私たちの使命であると肝に銘じ、センタースタッフ一同、自らも日々成長し、さらに支援の輪を広げる努力をしています。今後とも、センターを積極的にご利用いただきますようよろしくお願いいたします。これまでの実績(2013年5月末現在)ひょうご仕事と生活センター(スタッフ総数24人(2013年5月末現在))ワンストップ相談2,840件相談員派遣・研修実施相談員派遣等研修実施延べ実施件数2,086件707件支援企業実数895団体290団体企業表彰36団体啓発・情報発信調査研究相談・実践支援企業顕彰企業助成外部相談員(約80人登録)・社会保険労務士・中小企業診断士・キャリアカウンセラー・各種コンサルタントなど2仕事と生活のバランス