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概要

WLBWorkGuide2014

ほとんどの就活生は会社に対して「何をしてくれるのですか?」という態度で臨んでいますが、人や会社が自分に何をしてくれるのかということばかりを考えないでほしいです。今回のワークショップで、会社選びの視点やいい会社の条件として各自が挙げた事柄を、自分が入った会社でどうやって達成するのか、手に入れるのかも考えてください。そういう態度で臨んでくれれば、きっと納得のいく就活ができるだろうと思います。株式会社栄水化学代表取締役社長松本久晃さん株式会社栄水化学女性のみらい研究室室長・統括部 部長長村和美さん株式会社栄水化学広報担当チーム 情報発信クリエーター安廣琴恵さん川崎重工業株式会社人事本部労政部ダイバーシティ・グローバル推進課 課長今村弥雪さん企業の参加者加納郁也准教授からひと言◎ 会社には目に見えるもの「量」と目に見えないもの「質」がある。前者は給料や待遇、所在地などで、後者は人材育成に重きを置いている、人を大切にしているなどだ。目に見えにくいものを大事にしている会社こそが〝ええ会社?だと思う。そういう会社を見つけるためには、その会社のサービスを実際に受けてみる、現場を見に行くなど、会社から提供される情報以外のものを自分たちで能動的に見つけていくこと。そういう活動が就活の中でできればいいのではないか。◎ 制度を使うためには、やはり仕事ができないと駄目。そうでないと制度に甘えているとか言われるので、まず仕事で頑張ることが第一だ。その上で、これだけ頑張っているのだから制度も使わせていただきますというかたちで、頭の堅い上司たちを納得させていってほしい。◎ 何を大切にして、どういうふうに働きたいのかということを自分自身に問い掛けながら、自分に合った会社で勤められるよう就活を頑張ってほしい。◎ 就活は大変かもしれないが、自分の一番大切にしたいことを妥協せず、あきらめず、自分の夢や希望をまげないで頑張ってほしい。◎ 就職に当たって、楽しいことに自分が入っていくのだと思っている人が多いが、決して楽しい仕事があるわけではなく、仕事を楽しくする、面白くする自分があるのだと考えて仕事に関わってほしい。◎ 人間関係は複雑で、仕事上では気にくわない上司、好きになれない得意先などと関係をつくっていかなくてはいけない。そのためには自分を変えていくことが一番大事。どうやったら自分を変えられるか、この人たちとうまく付き合えるかを考えることが重なっていって、いい人間関係をつくることができると理解してほしい。◎ これから働く上で、会社が全てではないと思ってほしい。会社に愛着を持って頑張るのはいいことだが、会社に頼り切らず、自分の足で立ち、会社を使ってやるんだくらいの心構えでやっていってほしい。◎ 今までは小学校から大学まで6年・3年・3年・4年というような区切りがあったが、社会人生活は長く、気がつけば40年くらい同じ会社で働いていたという場合もある。苦しく辛いこともたくさんあるけれども、今は苦しくても楽しく働ける未来が待っているということを考えながら働いてほしい。楽しい将来の自分を思い描きながら頑張ってほしい。企業人から学生へ就活・就職の心構えをアドバイス27