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概要

WLBWorkGuide2013

WLBな人仕事も、プライベートも。どちらも大切にしながら、自分らしく生きる人を紹介します。トーカロ株式会社黒チーム(レクリエーションの企画)赤チーム(生産設備の破壊的改善)Z AC製造課・ロール施工担当石井賢一さん以前は何か言いたいことがあっても、なかなか口にできませんでした。少しずつ言えるようになってきて、コミュニケーション能力が上がったと感じています。ZAC製造課・特定品量産担当池原晋作さん自分には考え付かないようなアイデアを聞くことができ、視野が広がりました。一つのテーマでも、さまざまなアプローチの仕方があるのだと勉強になりましたね。ZAC製造課・含浸処理担当酒井寿広さん仕事を離れて面白いことをみんなでやれば、お互いがもっと見えてきて、接し方も変わると思います。自分がまさにそうです。TD製造課・検査担当松尾和明さん契約社員ということで自分を押さえていた部分があったのですが、少し前に出られるようになりました。今は会社に来るのが楽しいです。ZAC製造課・特定品量産担当博多延介さん他部署の人とじっくり話をしたことで、外見では分からないその人の良さを多く発見。周囲の人を見直す機会となりました。T D製造課・工程渉外担当舟本幸大さん人それぞれに考え方が違い、同じことを聞いても伝え方が違うことが分かりました。チームでの考え方や改善策の決め方は自分の部署でも生かしていきたいです。時代の変化に対応していくため自分の行動・意見で空気を変えてみる金属表面処理業のわが社は全国に7カ所の生産拠点を持ち、創業の地、東灘区にある神戸工場では6 3年間ものづくりをしてきました。これまで少数精鋭で進んできたので一人に任される業務範囲が広く、「非歯車」的で仕事は面白いのですが、少し時代に合わなくなってきました。というのも最近は特にスピードが重要な時代。そこで、個人の責任範囲の一部を他の人とオーバーラップさせて多能工化を図り、全体速度を加速しながら同時に一人ひとりも成長できるような環境を形成するため、自然に情報が共有できる「共育風土」づくりが必要です。その基礎体力の向上を目的として「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)」研修を毎月継続実施中です。現在研修フォロー中のグループ内には、黒チームと赤チームがあります。黒チームは「いろいろな業務を連携しながら成功させるためにはお互いの日常での関係性が大切。関係性が変われば全てが変わる。変えよう」とレクリエーションの独自企画を検討実践中です。赤チームは「生産現場の個別問題について現場や職場の既成概念を壊してゼロベースで考えよう」と一見破壊的な改善に取り組んでいます。黒チームは必要にかられて自然に集まって意見・知恵を出し合うようになり、赤チームは毎週打ち合わせを積み重ねて試作・評価を進めています。どちらも職場の枠を超えたチームなので、みんな刺激し合って新発見があって、笑顔になって、楽しく「顔晴れる」チームになっています。ZAC製造課・ベースコート担当丸本真司さんまずは口に出して伝えるということをしないと何も変わらないと実感しています。仕事上の会議でも自分から意見を言うようになりました。TD製造課・工務外注担当楢崎寛幸さん仕事柄、いろいろな部署の人と話さないといけないのですが、以前よりスムーズにコミュニケーションが取れるようになりました。経理・総務担当冨田明代さん入社してまだ1年なので皆さんと仲良くなれたことが一番の収穫です。仕事でも皆さんの役に立ちたいと思うようになり、指示を待つのではなく自分から動くようにしています。DATAトーカロ株式会社金属表面処理業神戸市東灘区深江北町4-13-42078(411)5565設立従業員数1951年795人TD製造課・工程外注担当本村浩之さん業者さんとの折衝においても、こちらの言いたいことが確実に伝わっているかどうか気を使うようになりました。今後もその誤差を埋める努力をしていきたいです。神戸工場工場長檜山耕作さん工場長からのメッセージ日常の職場の枠を超えて違う価値観を持つ人たちが集まって「一つの決まった何か」をすることは、お互いにとってすごくいい刺激になります。前向きに議論して創造性を高めるには、ポジティブな空気でなければいけませんから、チームメンバーは確実に「変化中」です!個々のメンバーの変化による全体の化学反応にワクワクしながら私も一緒に「変化中」ですね。?ここをCHECK!本社に隣接する神戸工場では、時代の変化に対応していくために、情報共有と安心感醸成に注力。自分なりの基準や価値観を業務面でしっかり表現できるように「言う側」も「聞く側」も「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)」のレベルアップ研修を実施し、その後のフォローを毎月きめ細かく継続している。その中で自然発生したチームによる活動は従業員の自主的な活動。このような一連の安心して長く働ける環境づくりを「顔晴れる」プロジェクトとしている。MESSAGE20 21