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「WLBな会社」の特長

全社的にWLBの実現に向けて取り組んでいる

WLB実現を推進している会社は、経営者自らがWLBの実現を率先したり、従業員や社会に向けて、従業員を大切にしているというメッセージを発信しています。
ホームページ等で経営者の「あいさつ」や企業の「理念」「コアバリュー(中核となる価値観)」「行動指針」などが書かれている部分にも目を向けてみましょう。

ここがポイント

  • 経営トップがWLB実現のためのリーダーシップを発揮している(または理解がある)か。
  • 従業員を企業の財産(=人材)ととらえ、大事にしているか。

働きやすくするためにいろいろな制度がある

結婚、出産、育児、そして介護等、人生には様々なライフイベントがあります。育児や介護休業の制度、育児や介護をしながら働ける時間短縮勤務制度等が整っていると安心です。中には、従業員のライフスタイル、たとえばスポーツや観劇といった趣味や資格試験の勉強等自己啓発のためにも休みが取れたり、リフレッシュ休暇、アニバーサリー休暇制度等を導入している会社もあります。

制度導入例

  • 勤務制度:テレワーク、短時間勤務、変形労働時間制、フレックスタイムなど
  • 休暇制度:リフレッシュ休暇、アニバーサリー休暇、ボランティア休暇、教育訓練休暇、不妊治療休暇、生理休暇など

ここがポイント

  • 育児や介護をはじめ、様々なライフイベントに応じたきめ細かい制度が用意されているか。
  • 趣味や自己啓発、家族との団らん等を尊重した勤務形態や休暇制度が整備されているか。

社内でのコミュニケーションが十分にとられている

制度が充実していても、職場の雰囲気によっては、WLB実現のための支援制度の利用に抵抗感が生じることもあります。従業員個人やその周りの人たちのライフステージやライフスタイルを相互に理解しあうことで、制度も利用しやすくなるはずです。

ここがポイント

  • 普段から職場で十分なコミュニケーションをとるための仕組みづくりがなされているか。
  • 仕事や私生活の相談に真摯に乗ってもらえるメンター制度(先輩社員が後輩社員をサポートする制度)や仕事の改善提案、あいさつ運動等、職場の風通しを良くする制度はあるか。

多様な働き方ができる/多様な人材を育成し活用している

性別・年齢・家族構成・障がい等個人の違いに関係なく、意欲や能力のある、だれもが働ける職場では、多くの知恵が生まれ、創造性豊かな会社になるとも考えられています。少子高齢社会では、多様な人材を活用できる会社が人材の確保と育成に優れているとみられます。多様な人材が集まり、多様な働き方ができる会社は、持続的経営を目指している企業とも言えます。

ここがポイント

  • 在宅勤務、フレックスタイム、短時間勤務正社員など、多様な働き方ができる制度があるか。
  • 女性管理職登用のための人材育成制度や、能力を正当に評価する仕組みがあるか。
  • 年齢や性差などに関係なく個人の意欲や能力を重視した採用活動を行っているか。