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2016年メールマガジン

2016年バックナンバー

2016年12月号 第79号

ひょうごの”ええ会社 ”づくりに奮闘中!

~センタースタッフ奮闘記~


みなさま、こんにちは。
今年も残すところ、わずかとなりました。
みなさまの2016年はいかがでしたでしょうか?
今年は、「働き方改革」という言葉がよく聞こえてきました。

2017年も、みなさまの「働き方改革」がより進むよう、情報を発信していきたいと思います。
それでは、今月のメルマガ、スタートです!

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■目次・CONTENTS

1 今月のトピックス
2 WLB先端企業コラム[モロゾフ株式会社]
3 WLBな日々
4 真理子のひとりごと
5 仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金情報]
6 ひょうご仕事と生活センターのお知らせ
7 編集後記
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登録・メールアドレスの変更、解除は下記リンク先からお手続き下さい。
https://plus.combz.jp/connectFromMail/regist/bxkq8594

■1.「今月のトピックス」


平成28年度第2回『ひょうご仕事と生活のバランス企業認定』の募集スタート


 当センターでは、ワーク・ライフ・バランスを実現する制度整備や働き方の見直し、組織風土の醸成等に向けた取り組みを支援するとともに、このような取り組みを進め、一定の成果を収めている企業・団体等を「認定」し、さらに先進的な取り組みを実施している企業を「表彰」しています。
 まずは「認定」に応募ください。

  認定企業となると、
1.認定企業としてホームページ等で広報します。
2.ハローワークの求人票や求人広告などでPRできます。
といった効果があります。

詳細はこちら→https://www.hyogo-wlb.jp/news/detail.php?id=142

2.WLB先端企業コラム [モロゾフ株式会社] 


今月は、仕事と生活のバランス表彰企業であるモロゾフ株式会社様にコラムを頂きました。
どうぞご覧ください。

 モロゾフ株式会社 経営統括本部 人事総務部 チーフ 中川聖子さん


 モロゾフは、1931年8月8月に神戸で創立した洋菓子の会社です。
チョコレートやクッキー、プリン、チーズケーキ等の製造・販売、および喫茶・レストランを全国に展開しています。
今年で創立85周年を迎え、企業スローガン「こころつなぐ。笑顔かがやく。」のもと、従業員一同が、お菓子を通して心豊かな生活をお届けできるよう努めています。

 2016年11月現在の従業員数は社員685名(男性366名、女性319名)で、男女の比率はほぼ同じですが、契約社員を含めると計1,642名(男性394名、女性1,248名)で、女性従業員が多数を占めます。

 女性が多い環境ということもあって、以前から「仕事と家庭の両立を応援する」ための環境整備に力を入れてきました。
1990年前後より、法定より進んだ各種制度(母性保護、看護介護、積立有休、再雇用等)を開始しています。
施行開始当初、制度の認知度はそう高くありませんでしたが、徐々に上司・従業員の理解も深まり、現在は多数の方が制度を利用し、復職されています。

 また、2007年には「ショートタイム社員制度」が始まりました。
この制度の特徴は①契約社員をショートタイム社員に登用、②社員が事由を問わず、本人の意思で勤務時間を選択できる(フルタイム勤務とショートタイム勤務を何度でも選択できる)、の2つです。
制度開始から2016年11月までに200名を超える契約社員が社員登用となり、フルタイム社員⇔ショートタイム社員の転換者も200名を超えます。
また、ショートタイム→フルタイム→ショートタイム等、3回以上区分転換をされた人も11名います。
現在は育児や介護などのために短時間勤務を選択される方が多いですが、多様なライフスタイルに合わせて働き方を選択する従業員は増えていくと考えています。

WLBを実践するには、本人の努力や能力・責任が伴います。
例えば育児しながら働く多くの女性はWLBの実践者だと感じています。
限られた時間の中で仕事の成果を出しながら、家庭でもその役割を果たしている姿は、同性としてまた社会人としても尊敬します。

 従業員が互いに信頼、協力し合える職場環境つくりを目指し、担当者として今後も取り組んでまいります。

  【表彰企業事例紹介】 https://www.hyogo-wlb.jp/case-introduction/detail.php?id=45

■3.センタースタッフのWLBな日々


 今月はお休みです。次号をお楽しみに!

■4.真理子のひとりごと

 「リカバリーメニュー、お持ちですか?」


 秋から年末年始にかけて、かなり多くの講演や研修のご依頼をお受けしています。
有り難いことに、この状況は、年が明けても、しばらく続きそうです。
1日に2時間の研修を3本という日もいくつか…。
前にもこういう時期はあり、その都度、『千本ノック』と呼び、楽しみながら、こなしています。

 私の、この近況を知らせた友人が、すかさず訊いてくれました。
「ちゃんとリカバリーメニュー、入れてる?」と。

  仕事が立て込んでいる時こそ、知らぬ前に蓄積されているはずの、体や心の疲れを回復させるためのメニューを用意することが必要です。
そう訊かれて、改めて予定を見直すと、特に意識した訳ではありませんが、友人との夕食、出前マッサージ、ピラティス、ストレッチなど、一見、仕事だけでぎっしり詰まっているかのように見える予定の合間に、ちゃーんと、いくつかのリカバリーメニューを入れていることに気づきました。

 12月最初の週末は、表現アーツセラピーのワークショップに参加する機会に恵まれました。
これらも立派なリカバリーメニューです。日本で4人しかいないドラマセラピストの中野左知子講師によるドラマセラピーのワークショップでは、笑ったり、もらい泣きしたり、かなりのデトックス効果が得られました。

 その時、教えていただいた、エスキモーに残る格言をご紹介しましょう。
『遊び方を知るものは、いかなる障害をも飛び越える。歌うことと笑うことを知るものは、いかなる困難にも挫けない。』
過酷な自然の中に生きるエスキモーたちも、ちゃんとリカバリーメニューを持っていたんですね。

2016年も、もうあとわずか...。
今年の疲れを来年まで持ち越さないためにも、複数のリカバリーメニューを取り入れて行きましょう。

北尾真理子
 ひょうご仕事と生活センター 上席相談員
 株式会社 ダイバーシティ オフイス KITAO代表
 ダイバーシティ コンサルタント

上席相談員のblogはこちら
「北尾真理子のつれづれ日記 ダイバーシティのなせる業」
  http://diversity-kitao.co.jp/

■5.仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金情報]


 ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を促進するため、各種助成金を用意しています。皆様のご利用をお待ちしております。

◇中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail01.html

◇中小企業育児・介護等離職者雇用助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail03.html

◇仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail02.html


■6.ひょうご仕事と生活センターからのお知らせ


◇ 北尾真理子と学ぶダイバーシティ(多様性)とワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)

 http://diversity-kitao.co.jp/event/2010/11/kitao/

◇ ひょうご仕事と生活の調和推進宣言企業の皆さま必見!
  「ワーク・ライフ・バランス基礎講座」を姫路・神戸の2会場で開催!

「WLBのことをよく知らない」「どう取り組んでいいのか分からない」など、WLBの取組をスタートされる企業・団体様を対象とした基礎講座を開催します。この機会に是非ご参加ください。

【姫路会場】
◆ 開催日時 2017年2月8日(水)  14:30~16:00
◆ 開催場所 兵庫県立姫路労働会館 1階 第5会議室
(姫路市北条1-98)
◆ 定員20名(残席数残り僅か!)

【神戸会場】
◆ 開催日時 2017年2月16日(木) 14:30~16:00
◆ 開催場所 兵庫県中央労働センター 201号室
  (神戸市中央区下山手通6-3-28)
◆ 定員 40名

 申込方法など詳細はHPをご確認ください。
 https://www.hyogo-wlb.jp/news/detail.php?id=140

■7.編集後記


 第79号、いかがでしたでしょうか?
メルマガ担当の仲上です。今年も激動の一年でしたね。
地震もあり、オリンピックでのメダルラッシュもあり、悲喜こもごもでした。

来年は、さらに明るく、より安全な一年となることを祈念しています。
そして、今年一年もこのメルマガをご覧いただきましてありがとうございました。
来年もどうぞ宜しくお願いします。少し早いですが、よいお年をお迎えください。

メルマガ担当 仲上 奈緒

━━━━【第79号】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2016年12月20日火曜日発行[月刊]
公益財団法人兵庫県勤労福祉協会 ひょうご仕事と生活センター

(当センターは兵庫県からの委託事業を行っています)

ご意見、ご要望はこちらのアドレスまで、ドシドシお寄せください。

お問い合わせ   info@hyogo-wlb.jp
ホームページ   https://www.hyogo-wlb.jp/
Facebookページ https://www.facebook.com/WLB.Hyogo

※当メルマガは毎月第3火曜日に配信しています。
配信されなかった場合はお手数ですが、センターまでご連絡ください。
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2016年11月号 第78号

ひょうごの”ええ会社 ”づくりに奮闘中!

~センタースタッフ奮闘記~


みなさま、こんにちは。
今月は、WLB推進月間ですが、みなさまWLBの取り組み進んでますか?
今年のキャッチフレーズは、「ワーク・ライフ・バランス 未来を託す あいことば」。
きっとWLBの取組みは、明るい未来につながるはず。
そんなWLBの取り組みヒントをお届けします!
それでは、今月のメルマガ、スタートです!

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■目次・CONTENTS

1 今月のトピックス
2 WLB先端企業コラム[西芝電機株式会社]
3 WLBな日々
4 真理子のひとりごと
5 仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金情報]
6 ひょうご仕事と生活センターのお知らせ
7 編集後記
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登録・メールアドレスの変更、解除は下記リンク先からお手続き下さい。
https://plus.combz.jp/connectFromMail/regist/bxkq8594

■1.「今月のトピックス」


 ひょうご仕事と生活の調和推進宣言企業の皆さま必見!
 「ワーク・ライフ・バランス基礎講座」を姫路・神戸の2会場で開催!


 「WLBのことをよく知らない」「どう取り組んでいいのか分からない」など、WLBの取組をスタートされる企業・団体様を対象とした基礎講座を、姫路と神戸の2か所で開催します。
 当センター外部相談員の岩本龍平氏を講師にお迎えし、WLBの必要性やメリット、具体的な取組に向けてのヒントや他社事例、センター支援プログラムの紹介など、これからWLBに取組む企業・団体様や新たに推進担当になられた方にもわかりやすい講座となっています。

 この機会に是非ご参加ください。

[姫路会場]
 ◆ 開催日時 2017年2月8日(水)  14:30~16:00
 ◆ 開催場所 姫路労働会館 1階 第5会議室
(姫路市北条1-98)
 ◆ 定員 20名

[神戸会場]
 ◆ 開催日時 2017年2月16日(木) 14:30~16:00
 ◆ 開催場所 兵庫県中央労働センター 201号室
(神戸市中央区下山手通6-3-28)
 ◆ 定員 40名

 申込方法など詳細はHPをご確認ください。
 https://www.hyogo-wlb.jp/news/detail.php?id=140

[講 師] 外部相談員 岩本 龍平 氏 
詳細プロフィール
https://www.hyogo-wlb.jp/uploaded_files/pdf_1470975069.pdf

※ 当講座は、「ひょうご仕事と生活の調和推進企業宣言」を行って頂いた企業・団体の皆さまが対象となります。ご注意ください。

 各地域(神戸・姫路・尼崎)セミナーを開催します!


開催日が近づいて参りましたが、各地域でのセミナーを開催しますので、是非お申込みください!

■ 神戸地域セミナー
*テーマ:『ワーク・ライフ・バランスと女性活躍~誰もが働きやすい職場を目指して~』
*日時 :11月18日(金) 14:00~16:20
*場所 :兵庫県中央労働センター小ホール
詳細はこちら→ https://www.hyogo-wlb.jp/uploaded_files/pdf_1475724953.pdf

■ 姫路地域セミナー
*テーマ:『人材確保につながる働きやすい職場づくり~優秀な人材の採用と離職防止の実現のために~』
*日時 :11月21日(月) 14:00~16:00
*場所 :姫路労働会館多目的ホール
詳細はこちら→ https://www.hyogo-wlb.jp/uploaded_files/pdf_1475724982.pdf

■ 尼崎地域セミナー
*テーマ:『女性活躍とワーク・ライフ・バランス』
*日時 :11月30日(水) 14:00~16:00
*場所 :尼崎商工会議所701号室

詳細はこちら→ https://www.hyogo-wlb.jp/uploaded_files/pdf_1476940935.pdf

2.WLB先端企業コラム [西芝電機株式会社] 


今月は、仕事と生活のバランス表彰企業である西芝電機株式会社様にコラムを頂きました。
どうぞご覧ください。

 西芝電機株式会社 取締役総務部長 赤松生也さん


 当社は、姫路市の南西部に位置し、創業66周年を迎えた船舶用の発電機やオフィス、工場などの常用・非常用の発電機を製造している会社です。従業員は約680人です。
 私は30年ぶりにふるさと姫路に戻って働くこととなり、赴任4年目となりました。
仕事を効率的に行い、長時間労働を削減することは、赴任以来の重要なミッションの一つとして取り組んできました。

 部下には、「この仕事は必要か?」「こうした方がよいのでは。」「決裁印や資料が多過ぎないか」「冗長な文章は読む気もしない」など問いかけました。
従来やっていたことを否定され、気分を害した方もいるかもしれませんが、最初が肝心と思いました。

 仕事を効率よく行うキーワードは、「標準化」と「計画性」と思っています。
「無駄を省き、必要なことだけを行う、マニュアル化する」、「この仕事はどのくらいかかるかざっと見積もる」、「他部門と調整するなど時間がかかりそうなことをまず手を付ける。」など。
それから自分で悩むのでなく「他人の頭を使う」ということも重要です。

 突然話が変わりますが、今年単身生活5年目を迎えました。
自らワーク・ライフ・バランスを実践しようと、さすがに育児はできないので自炊を始めることにしました。
以前は、遅く帰るとスーパーの弁当が半額になっていてHappyな気分でしたが、いまやご飯を炊く時間がかかると空腹に耐えられなくなります。したがって、After 5 も忙しくなり、早く帰宅しようと思うこの頃です。
また、家事に忙しい働く女性の気持ちをちょっぴり体験できました。
 この原稿が配信される時まで、自炊を継続できていることを自分に言い聞かせ、筆を置きたいと思います。

【表彰企業事例紹介】 https://www.hyogo-wlb.jp/case-introduction/detail.php?id=132

■3.センタースタッフのWLBな日々


 朝夕冷え込む季節になり、そろそろコートの準備も必要な季節となりました。
この度、11月号の「WLBな日々」を担当することとなりました、私、鴛海(おしうみ)と申します。

 昨年4月に当協会の共済課からまいりまして、センターでは約1年半が経ちました。
私は、企業、団体の従業員の皆様に、現在の働き方や職場環境、仕事に対する満足度などの意識を把握する「従業員意識調査」を担当しています。
調査における一連の流れは、企業、団体等へヒアリング、調査票設計、調査実施、集計、分析、そして報告となります。
この分析結果報告書をもとに、企業、団体のご担当者にセンター内部相談員と報告会を行います。
 より良い職場環境づくりと更なる仕事と生活のバランスを推進し、好循環な取組みが出来る客観的調査資料として有益にご活用いただければ幸いです。

現在、調査実績は約14,500名を超え、時代ニーズや新規実施希望案件に応えるべく、「従業員意識調査Web版」を製作中です。
これは従来の筆記で回答をいただく紙での調査票を、事前に調査質問項目の打合せ設計を完了した対象のWeb版調査実施画面にPC、スマホやタブレットから各調査対象者にアクセスいただき回答入力が出来るWebシステムです。

このWeb版システムの導入により、実施社数の拡大、設計から実施までの期間短縮、入力集計期間の短縮による報告の迅速化、機密性向上、回答者の利便性向上などを図ります。
只今、シミュレーションを行っており、12月中の稼働を目指しています。
これからも努力していきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

■4.真理子のひとりごと

「長時間労働、どうしたら止められる?」


 ワーク・ライフ・バランス(仕事の生活の調和、以降WLB)の研修を行うようになって10年近くになります。
いまだに多くの場で、『どうしたら長時間労働を止められるか』という悲痛な声が聞かれます。
ほとんどの方は、『自分一人の力では長時間労働は止められない』とほぼあきらめモード…。

 でも、本当にそうでしょうか?

  私も企業人の頃は、誰かに強制された訳ではないのに、自分の思い込みで、長時間労働をすることが多々ありました。
その頃の口癖は、『帰れない、休めない』というもの。
その後、ある体験をきっかけに、『帰れない、休めないのではなく、帰ろうとしない、また、休もうとしない自分がいたんだ』と気づきました。

 これを今しないと誰かの命にかかわることか、と自問自答することもお勧めしています。
極端過ぎるかもしれませんが、そうした開き直りの気持ちで、思い切って気持ちを切り替え、できるだけ定時に帰るようにしてみては…? 
それ位の気持ちで割り切らないと、いつまでたっても長時間労働はなくならないと思います。

もちろん、緊急事態発生時には長時間労働を余儀なくされることもあるでしょうし、そこは臨機応変に応じないといけませんが、仕事のために体調を崩したり、ましてや命を落としたりすることがあるなんて、決してあってはいけないことです。

『同じことを繰り返し続けている限り、異なる結果は得られない』。

アインシュタインの言葉を思い出し、まず、何か自分ができることを見つけ、今日から変えてみましょう。

北尾真理子
 ひょうご仕事と生活センター 上席相談員
 株式会社 ダイバーシティ オフイス KITAO代表
 ダイバーシティ コンサルタント

上席相談員のblogはこちら
「北尾真理子のつれづれ日記 ダイバーシティのなせる業」
 http://diversity-kitao.co.jp/

■5.仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金情報]


 ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を促進するため、各種助成金を用意しています。皆様のご利用をお待ちしております。

◇中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail01.html

◇中小企業育児・介護等離職者雇用助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail03.html

◇仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail02.html


■6.ひょうご仕事と生活センターからのお知らせ


 ◇ 北尾真理子と学ぶダイバーシティ(多様性)とワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)

 http://diversity-kitao.co.jp/event/2010/11/kitao/

■7.編集後記


 第78号、いかがでしたでしょうか?
 メルマガ担当の仲上です。最近、仕事から帰った後、星を観察する時間があります。
寒空の中、空を眺めながら、頭を真っ白にして、何万光年という時間を経て地球に届く光を見つめながら、宇宙のロマンを感じています。
明後日17日には、しし座流星群がピークを迎えるそうです。
みなさんももし良ければ、一度夜空を見上げて、秋の夜長を楽しみませんか?
メルマガ担当 仲上 奈緒

━━━━【第78号】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2016年11月15日火曜日発行[月刊]
公益財団法人兵庫県勤労福祉協会 ひょうご仕事と生活センター

(当センターは兵庫県からの委託事業を行っています)

ご意見、ご要望はこちらのアドレスまで、ドシドシお寄せください。

お問い合わせ   info@hyogo-wlb.jp
ホームページ https://www.hyogo-wlb.jp/
Facebookページ https://www.facebook.com/WLB.Hyogo

※当メルマガは毎月第3火曜日に配信しています。
配信されなかった場合はお手数ですが、センターまでご連絡ください。
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2016年10月号 第77号

ひょうごの”ええ会社 ”づくりに奮闘中!

~センタースタッフ奮闘記~


みなさま、こんにちは。
当センターの人気イベント、ワーク・ライフ・バランスフェスタが11月7日に開催されます!
みなさま、申込みされましたか?
先着順となりますので、是非お早目にお申込みください!
それでは、今月のメルマガ、スタートです!

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■目次・CONTENTS

1 今月のトピックス
2 WLB先端企業コラム[株式会社栄水化学]
3 WLBな日々
4 真理子のひとりごと
5 仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金情報]
6 ひょうご仕事と生活センターのお知らせ
7 編集後記
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登録・メールアドレスの変更、解除は下記リンク先からお手続き下さい。
https://plus.combz.jp/connectFromMail/regist/bxkq8594

■1.「今月のトピックス」


 11月はワーク・ライフ・バランス推進月間です!


 ひょうご仕事と生活センターでは、11月を「ワーク・ライフ・バランス(以下、WLB)推進月間」として、
 より多くのみなさまにWLBに取組んでいただけるよう、様々なイベントや情報を皆さまにお届けします。

◇ キャッチフレーズが決まりました!


「ワーク・ライフ・バランス 未来を託す あいことば」
※今後、キャッチフレーズとして1年間活用していきます。

◇ 11月7日にワーク・ライフ・バランスフェスタを開催します!
「働き方の見直しで業績向上!! ~ワーク・ライフ・バランスという経営戦略~」


 今年のフェスタでは、特別講演として伊藤忠商事株式会社の人事・総務部企画統括室室長の西川大輔氏に、「朝型勤務を通じた働き方改革と健康経営」について、
また、日本航空株式会社の執行役員 人財本部教育担当(兼)人事部長の植田英嗣氏に
「多様な人財の活躍推進とワークスタイル変革について」をテーマにそれぞれお話いただきます。
 続々と参加希望をいただいています。お早めにお申込みください!

* 開催日時・・・・・・・平成28年11月7日(月) 13:00~16:00
* 開催場所・・・・・・・兵庫県中央労働センター2F 大ホール
(神戸市中央区下山手通6丁目3-28)
* 申込方法・・・・・・・FAX申込書(センターHP掲載)又はEメール、郵送によりお申し込みください。
https://www.hyogo-wlb.jp/news/detail.php?id=136

◇ 各地域セミナーを開催致します。


■神戸地域セミナー
*テーマ:『ワーク・ライフ・バランスと女性活躍~誰もが働きやすい職場を目指して~』
*日時 :11月18日(金) 14:00~16:20
*場所 :兵庫県中央労働センター小ホール
詳細はこちら→ https://www.hyogo-wlb.jp/uploaded_files/pdf_1475724953.pdf

■姫路地域セミナー
*テーマ:『人材確保につながる働きやすい職場づくり~優秀な人材の採用と離職防止の実現のために~』
*日時 :11月21日(月) 14:00~16:00
*場所 :姫路労働会館多目的ホール
詳細はこちら→ https://www.hyogo-wlb.jp/uploaded_files/pdf_1475724982.pdf

■尼崎地域セミナー
*テーマ:『女性活躍とワーク・ライフ・バランス』
*日時 :11月30日(水) 14:00~16:00
*場所 :尼崎商工会議所701号室

是非ご参加ください!

2.WLB先端企業コラム [株式会社栄水化学] 


今月は、仕事と生活のバランス表彰企業である株式会社栄水化学様にコラムを頂きました。
どうぞご覧ください。

株式会社栄水化学 お客様係&代表取締役社長 松本久晃さん


 栄水化学は、尼崎市を中心にビルメンテナンスのお仕事を創業から58年間、営む会社です。
主には地域の金融機関や医療機関の建物を綺麗にする志事をしています。
建物内の環境を良くしていくことで、その空間で働く人や利用される人にとって、心も身体も心地よくhappyになっていただけるような環境作りを目指しています。

 人がいる環境って大切です。環境を整えていくことは、心を整えていくことにも通じる。
汚れていることに無関心な組織は、おおよそ組織が執務する空間も荒れていることが多い。
お互い助け合う組織では、些細なことにも関心を寄せ、小さなことにも気を配ることができる。

 私たちがお手伝いさせていただくお客様の建物の清掃は、ただ単に綺麗にするだけでなく、お客様に関心を寄せ、ちょっとしたことにも気を配り、笑顔の増える、元気になれる、そんな空間作りを目標にお手伝いさせていただいております。

 WLBの取り組みは、導入する仕組みや制度にばかり注目が集まりますが、当社では会社の考え方に沿ってWLBの取り組みを進めています。
 従業員に関心を寄せ、従業員のちょっとした変化に気を気張り、笑顔の増える、元気になれる、そんな組織作りを目標にしていますので、そのための基盤作りとしてWLBの取り組みを考えています。

 ですので、会社にとって都合のいいものではだめなんです。一人一人のことを考えたオーダーメイドに近い、WLBの取り組みが大切だということです。
 子供がいる従業員にとって、働きやすい環境作りということで、お休みを優先させたりしましたが、子供がいない従業員にとっては差別しているという声も上がってきました。
いつも子供がいる従業員の急なお休みなどを対応してくれる、子供のいない従業員にも気を配れていないという気づきがありました。

そういう声から生まれたのが、9日間連続休暇の制度。

メリハリのある働き方は、生産性を上げることにもつながり、意欲的に仕事に向かう従業員の姿勢も生み出す、見える効果と見えにくい効果と2面性があることにも気付かされます。

働く人が意欲的に仕事に向かうことは、会社側の気配りと制度の二本立てが必要だといつも思うところです。

  【表彰企業事例紹介】 https://www.hyogo-wlb.jp/case-introduction/detail.php?id=109

■3.センタースタッフのWLBな日々


 今年の8月、相談員としてセンターに参りました、国本と申します。どうぞ宜しくお願いします。
 早速ですが、私は子どもの頃から旅行が大好きなのですが、WLB推進のお手伝いをするようになって、旅行とWLBには似ているところがあるなあと感じます。

 出発前、ガイドブックやインターネットで情報を集めていると、「このエリアを歩いてみたい」「この店に食べに行きたい」など、心ひかれるスポットがいろいろ見つかります。
ところが困るのは、たいていの場合、すべての願いはかなわないこと。

日程が足りないのです・・・。

そこで、それぞれについて見積もっていきます。

「この場所はホテルからどのくらい遠い?」
「ひととおり見終わるまでに、どれくらいの時間がかかるだろう?」
「何時ごろ帰ってこられるかな?」

 この査定の結果、どうも無理そうな場所はどんどんあきらめていきます。
心の中は涙また涙ですが、ここはあくまでクールに、バッサリいきます。
そうして勝ち残った場所に集中し、骨まで楽しみ尽くします。

旅の成否を左右する最大のポイントは、「限られた時間をどう有効に使うか」です。

仕事もそうですよね。長い目で見ると、人生もまた同じです。

 「ここだけはどうしても、何があっても外せない!」という場所は、多少の無理を押してでも強行します。
例え体がしんどくても、ホテルに戻るのが夜中になっても、旅行者には行かなくてはならない時があります。
 それでも、きつい詰め込みはあまりやらない方がいいかなと思います。
詰め込んで数を稼いだとしても、後でふりかえると、一つひとつの中身が薄くなっている場合がありますので。

■4.真理子のひとりごと

「女性活躍推進のためには...」


 4月から女性活躍推進法の施行が始まったせいか、女性活躍推進のための講義のご依頼が増えています。男女雇用機会均等法が施行されて30年余り。
欧米では、女性従業員数が男性を上回るという逆転現象も起きているようですが、日本では、つい最近の新聞にも、69%もの女性が管理職になりたくないと思っているというアンケート結果が記事になっていました。

 2010年から足かけ7年、『女性活躍推進プログラム@神戸』という研修のトータルコーディネーターをしています。7ヵ月にわたり、毎月1回、県内で働く女性たち対象に、半日研修を実施。
同プログラムの特長は、初回と最終回の後半部分に、受講者の直属上司にも参加していただくことです。
 今年は、「自組織で女性の活躍を阻む壁は何?」「その壁を除去する方法は?」というテーマで、受講者と上司グループ、分かれて話し合っていただきました。
実は、同プログラムが始まった年にも全く同じ実習を行ったのですが、今年、出された意見が、当時のものとほとんど変わっていないことに驚きました。

 なぜ、女性活躍推進は進みにくいのでしょうか。

 原因は複数あるでしょうが、まず言えるのは、主に、女性は、家事や育児にかかわる時間が男性よりも多いこと。
その裏には、男性の長時間労働、そして、男女にかかわらず、多くの人たちが、いまだに固定的性別役割分担意識をもっているという現実があるのではないでしょうか。

 当センターのモットーは、『「できない」から「できる」に』。

「できない」理由を取れば、「できる」ようになります。
男女を問わず、私たち一人ひとりが、『~であるべき』、『~であるはず』といった固定観念を払拭し、『「できない」から「できる」に』変わって行きたいものですね。

北尾真理子
 ひょうご仕事と生活センター 上席相談員
 株式会社 ダイバーシティ オフイス KITAO代表
 ダイバーシティ コンサルタント

上席相談員のblogはこちら
「北尾真理子のつれづれ日記 ダイバーシティのなせる業」
  http://diversity-kitao.co.jp/

■5.仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金情報]


 ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を促進するため、各種助成金を用意しています。皆様のご利用をお待ちしております。

  ◇中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail01.html

  ◇中小企業育児・介護等離職者雇用助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail03.html

  ◇仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail02.html


■6.ひょうご仕事と生活センターからのお知らせ


◇ 北尾真理子と学ぶダイバーシティ(多様性)とワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)

http://diversity-kitao.co.jp/event/2010/11/kitao/

■7.編集後記


 第77号、いかがでしたでしょうか?
メルマガ担当の仲上です。最近、メルマガ読者から嬉しいお言葉を頂くことがあります。
「読みやすくなっているよね。」「気づきが多くて嬉しいよ。」
その中でもより嬉しかったのは、「センターの皆さんの熱意が伝わるよ。」
モチベーションが上がると、仕事の効率や質が向上すると思います!
まさに、皆さまの お言葉が更なるモチベーションアップに繋がり、全力投球でメルマガを執筆している日々でございます。

メルマガ担当 仲上 奈緒

━━━━【第77号】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2016年10月18日火曜日発行[月刊]
公益財団法人兵庫県勤労福祉協会 ひょうご仕事と生活センター

(当センターは兵庫県からの委託事業を行っています)

ご意見、ご要望はこちらのアドレスまで、ドシドシお寄せください。

お問い合わせ   info@hyogo-wlb.jp
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配信されなかった場合はお手数ですが、センターまでご連絡ください。
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2016年9月号 第76号

ひょうごの”ええ会社 ”づくりに奮闘中!

~センタースタッフ奮闘記~


みなさま、こんにちは。
まだ暑い日が続いていますが、田んぼの稲穂が色づき、トンボが飛んでいる日本の秋ならではの景色に気づく今日この頃です。
そんな日本の原風景の美しさが、心のオアシスとなるような気がします。
このメルマガも「働く時間」の中での「気づき」であり、「心のオアシス」に少しでも近づけたらと考えています。
それでは、今月のメルマガ、スタートです!

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■目次・CONTENTS

1 今月のトピックス
2 WLBな日々
3 真理子のひとりごと
4 仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金情報]
5 ひょうご仕事と生活センターのお知らせ、その他
6 編集後記
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■1.「今月のトピックス」


 平成28年度 ワーク・ライフ・バランスフェスタを開催します!
 「働き方の見直しで業績向上!! ~ワーク・ライフ・バランスという経営戦略~」



 今年のフェスタは、WLBの実現に向けた職場改善や、従業員の行動や意識を変える具体的かつ多彩な取り組みを行った結果、業績も向上した企業の事例を紹介します。  ワーク・ライフ・バランスの取り組みは経営戦略につながっていくことを実感できる事例です。

○ 開催日時・・・・・・・平成28年11月7日(月) 13:00~16:00
○ 開催場所・・・・・・・兵庫県中央労働センター2F 大ホール
 (神戸市中央区下山手通6丁目3-28)
○ 内 容
 特別講演
1. 「朝型勤務を通じた働き方改革と健康経営」 伊藤忠商事(株)
2. 「多様な人財の活躍推進とワークスタイル変革について」 日本航空(株) 
 同時イベント
1.「ひょうご仕事と生活のバランス」企業表彰式
2.「キャッチフレーズ」表彰式
3.「キーパーソン養成講座」修了式

○ 主 催・・・・・・・・・連合兵庫、兵庫県経営者協会、兵庫県、兵庫労働局、(公財)兵庫県勤労福祉協会 ひょうご仕事と生活センター

○ 定 員・・・・・・・・・300人
 (入場無料。ただし、定員になり次第、受付修了とさせていただきます。)

○ 申込方法・・・・・・・FAX申込書(センターHP掲載)又はEメールによりお申し込みください。
詳細は、当センターのHPをご覧ください。

■2.センタースタッフのWLBな日々


みなさま、改めまして、センターで情報発信や助成金を担当しております研究員の仲上です。
このコーナーでは『はじめまして』ですので、どうぞ宜しくお願いします。

◇ 人と人をつなぐ


私の名前は、『仲上』と書き、『ナカガミ』と読みます。

 ちょっと珍しい名前だそうで(そんなには思っていなかったのですが)、印鑑は普通に文房具屋さんでは発見することも出来ず、挙句の果てには、地元のはんこ屋さんで「播磨の珍名前の売り場」という所に売っていることがあり、ビックリしました。

 よく、郵便物などで『中上』に間違えられることがあるのですが、私の名前は、『仲』という字になっています。この『仲』という字は、「中」の横に「人」(にんべん)があることで、「人と人の間」という意味があり、転じて「人と人をつなぐ」という意味にもなるそうです。

 「人と人をつなぐ」こと。

  これは仕事のうえでもプライベートでもとても重要で、とても難しいなと感じる毎日です。

◇ 仕事とプライベートのなかで「人と人をつなぐ」


 例えば、組織の中で仕事をしていく際に、いわゆる『中間管理職』はとても重要なポイントとなりますよね。

   私も経験がありますが、会社としての方針をトップからもらったら、部下にそのまま伝えるのではなく、きちんと理解して、自分の言葉で分かりやすく部下に説明していく。部下が発信していることは、きちんと認めて話し合い、会社に提案していく。その「かけはし」となるのが、『中間管理職』であり、「人と人をつなぐ」重要なキーパーソンです。

 しかし、やはり「人間」ですから、そこには「意思・主張」があり、「意見」が「ワガママ」になってしまうこともあります。どう調整して、どう理解し、多様性をも認め合うか。そこにむずかしさがあり、達成したときの大きな組織の成長と喜びがあるのだと思います。

 一方、プライベートなどで「介護」という課題があった時、どうなるでしょう。家族・親族だからこそ、それぞれの意思や主張が出てくる場合、どう「人と人をつないでいくか」? 「それぞれが出来ること、要介護者に対して何をできるか」をまとめる、調整していく「キーパーソン」も必要かもしれません。
 「調整」することは「人と人をつなぐ」ための重要なミッションです。

◇ 人と人との『仲』で


 WLBを考えるとき、「コミュニケーション力」「組織力」というテーマは重要だと思いますが、その際に、この『仲』という文字を意識することも大切だと思います。つまり、「つながる」ために、それぞれがどういったことを調整していき、つながっていくのか。

 むずかしいことですが、達成したとき、その『仲』がいい職場・家族は、離れがたい、働き続けたい、お互いを思い合う、強い組織・家族になっているのではないでしょうか。

■3.真理子のひとりごと

 「まずは、管理職から」


 非管理職の方々を対象に、WLBやダイバーシティ(多様性)の研修を実施した後、参加者アンケートによく書かれることがあります。それは、「こういうのは、上司が先に受けて欲しい」というもの。今の仕事を始めて足かけ10年になりますが、いまだに毎回、数名の方が書かれます。

 WLBの実現推進やダイバーシティの尊重と活用推進には、組織において、個人がその職位にかかわらず、一人ひとり、その重要性を認識し、自覚をもち、日々の言動を変えていくことが必要です。
 そこには、管理職の方々も当然、含まれます。まずは、管理職の方々が、重要性を理解し、それに基づいて適切な言動ができているかどうかが問われます。でも、残念なことに、アンケートに上記のようなことが書かれ続けているうちは、必ずしもそうではないのかなと思います。

 前職時代は、全社員対象に新たな研修を展開して行く際は、まず社長をはじめとする役員たちが、その研修を受け、そのあと講師となり、その下の部長クラスに研修を行い、次は、その部長たちが、支店長・次長レベルに、そして、その人たちがまた、その下のレベルにと、上から下へと順に展開していくことがよくありました。その結果、アンケートに、「上司が先に受けて欲しい」と書かれることはありませんでした。

 管理職の方々も、次は自分が教える立場になるということを認識して受講するので、受講態度も真剣そのもの。自分が学んだことを、ほかの人に教えるためには、学んだことを十分理解し、自分なりに咀嚼しておくことが求められます。
その過程で、学んだことを自分事としてとらえることができ、机上の空論で終わらないようになります。

 全社的に展開する研修は、まず管理職の方々から受講されることをおススメします。

北尾真理子
 ひょうご仕事と生活センター 上席相談員
 株式会社 ダイバーシティ オフイス KITAO代表
 ダイバーシティ コンサルタント

上席相談員のblogはこちら
「北尾真理子のつれづれ日記 ダイバーシティのなせる業」
http://diversity-kitao.co.jp/

■4.仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金情報]


 ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を促進するため、各種助成金を用意しています。皆様のご利用をお待ちしております。

◇中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金
 https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail01.html

◇中小企業育児・介護等離職者雇用助成金
 https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail03.html

◇仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金
 https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail02.html


■5.ひょうご仕事と生活センターからのお知らせ、その他


◇ 北尾真理子と学ぶダイバーシティ(多様性)とワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)

http://diversity-kitao.co.jp/event/2010/11/kitao/

◇ 再就職をめざす女性のインターンシップ・受け入れ企業募集中 (兵庫県からのお知らせ)

兵庫県では、女性の再就職のきっかけづくりのため、出産・育児等の理由で離職された女性や子育てが一段落して
新たに就職しようとしている女性等を対象としたインターンシップ事業を実施しています。
雇用関係なし・無給で1週間程度の就業体験を行うインターンシップを通じて、女性の力を活用したい企業と
働きたい女性の出会いをサポートします。兵庫県内企業への就職を希望されている女性はたくさんいます。
現在、インターンシップ受け入れ企業様を募集しています。
女性の雇用拡大を検討されている企業様は、ぜひご登録ください。

【事業スキーム】

 

○事業主○

受け入れ登録→(一財)兵庫県雇用開発協会 
(就業場所・就業時間・業務内容 等)

 

○求職者○

インターンシップ申込み→(一財)兵庫県雇用開発協会 
(希望分野・希望地域・希望時間帯 等)

○(一財)兵庫県雇用開発協会○

企業様と求職者のマッチング →インターンシップ実施 
 ※同協会にて保険加入 ※勤務条件等については、受け入れ企業様と調整
→インターンシップ終了後、事業主の採否希望と求職者の就業希望がマッチすれば、採用に向けた話し合いに移行

 

 (問い合わせ先)

※本事業は、兵庫県が(一財)兵庫県雇用開発協会に委託して実施します。

一般財団法人兵庫県雇用開発協会
〒650-0025 神戸市中央区相生町1-2-1(東成ビル3階)
TEL(078)362-6583FAX(078)362-6613
E-mail gyoumu-2@hyogo-koyokaihatsu.or.jp

◇ 企業向けテレワークセミナー・ワークショップの開催 (神戸市からのお知らせ)


神戸市では、個人と企業の両面から多様な働き方を推進するため、市民を対象にした
クラウドソーシング活用推進や、市内企業を対象としたテレワークの導入促進を行います。
「テレワーク」は大企業だけでなく、中小企業にもメリットが大きいと注目されており、
この「多様な働き方」の推進に向け、市内企業向けたセミナーおよびワークショップを実施いたします。

神戸市 多様な働き方推進事業
https://crowdworks.jp/lp/kobe-hatarakikata/company

◇ 「多様な働き方応援シンポジウム」の開催(兵庫県立男女共同参画センターからのお知らせ)


兵庫県立男女共同参画センターでは、多様な人材の活用による生産性の向上を図るとともに、男性の長時間労働を見直し、
仕事と家庭の両立を図るため、その円滑な推進に不可欠な「イクボス」について考えるシンポジウムを開催します。
詳細はこちらのURLをご覧ください。
http://www.hyogo-even.jp/2810tayou.pdf

◇ 「子ども・子育て支援新制度 企業主導型保育事業」説明会(9月)の開催(内閣府からのお知らせ)


平成28年度より、企業が従業員のために保育施設を設置・運営する費用を助成する「企業主導型保育事業」を実施するにあたり、
この事業について関心のある企業・団体等を対象とした説明会を開催します。
会場等の詳細は、こちらのURLをご覧ください。
http://www8.cao.go.jp/shoushi/shinseido/setsumeikai_hoiku.html

■6.編集後記


 第76号、いかがでしたでしょうか?
 メルマガ担当の仲上です。リオオリンピック・パラリンピック期間中は、日本人であることが誇らしく思える毎日でしたね。
 これからは4年後の東京オリンピックに向けて、経済も盛り上がっていくのではないでしょうか。
 経済を支えていく、各企業の「働き方」。その働き方も金メダルを目指していきたいものですね。

メルマガ担当 仲上 奈緒

━━━━【第76号】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2016年9月20日火曜日発行[月刊]
公益財団法人兵庫県勤労福祉協会 ひょうご仕事と生活センター

(当センターは兵庫県からの委託事業を行っています)

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2016年8月号 第75号

ひょうごの”ええ会社 ”づくりに奮闘中!

~センタースタッフ奮闘記~


みなさま、こんにちは。
今月5日に締切を迎えたセンターのキャッチフレーズ応募。

今年も100件を超える応募がありました。ありがとうございました!
これから厳正なる審査を行います。11月に開催するワーク・ライフ・バランスフェスタで表彰します。
ぜひ、お楽しみに!
それでは、今月のメルマガ、スタートです!

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■目次・CONTENTS

1 今月のトピックス
2 WLBな日々
3 真理子のひとりごと
4 仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金情報]
5 ひょうご仕事と生活センターのお知らせ
6 編集後記
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■1.「今月のトピックス」


 ひょうご仕事と生活センター2016年下半期はイベントが目白押し!

 センターでは、11月をワーク・ライフ・バランスキャンペーン月間としており、WLBに関するイベントを開催します。 (詳しくは次号から掲載する予定です。)  ワーク・ライフ・バランスに関する先進事例を体感するイベント、兵庫県内各地域の特色を生かした中小企業の事例を聞くことができるセミナー等、盛りだくさんとなっています。

     [イベント予定(概要)]
       ● ワーク・ライフ・バランス フェスタ[11月]
            ・ ひょうご仕事と生活のバランス企業表彰式
            ・ キーパーソン養成講座修了式
            ・ キャッチフレーズ表彰式
            ・ 特別講演

       ● 神戸地域セミナー[11月]
       ● 尼崎地域セミナー[11月]
       ● 姫路地域セミナー[11月]
       ● ワーク・ライフ・バランス基礎講座(2回予定)

■2.センタースタッフのWLBな日々


  皆さま、初めまして。ひょうご仕事と生活センター業務課の宿南と申します。この4月に、当センターに赴任してまいりました。

 正直に申しますと、これまではワーク・ライフ・バランスについて、特に考えたことはありませんでした。働き出したころは仕事中心で一日が回っていましたし、子どもが生まれてからの何年かは、子育て中心で回っていました。
その時々はアンバランスだったわけですが、今振り返って長い歳月で考えると、バランスがとれていたのかもしれませんが・・・。

 さて、この4ヶ月の間に、多くの企業の担当者様のお話を聞く機会がありました。その中でよく皆さんがおっしゃるのは、「コミュニケーションの大切さ」ということです。

 今、何が問題なのか、課題はなんなのか、情報がなかなか上がってこないため、迅速な対応がとれないと。いつでも誰かに相談できる体制が整っていれば、取り組み方も違ってきますし、雑談の中のたわいのない一言でさえも、発展して解決に結びつくこともあると思います。

まずはコミュニケーションから!

 上司、部下、同僚、仕事先の方々。そして忘れてならないのは家族!「だまっていてもわかってくれる」は今は通じません。

 職場も家族も、風通しのよい場所でありたいものです。

 なお、コミュニケーションについてお悩みの企業・団体様がございましたら、当センターにご相談ください。改善に向けて、一緒に考えてまいります。

3.真理子のひとりごと

「お互い様の気持ちとご恩おくり」


 女性が社会に進出し始めてから、企業や団体で、時折、耳にすることがあります。
それは、職場に仕事と育児の両立をしている人がいる場合、子どもの病気や家庭の事情で、周りの人たちより急に早く帰ったり、継続的に短時間勤務をされたりしていることがあります。

 その結果、多少なりとも周りの人たちには、いくらか仕事の負担が増えることもあります。そんな時に、『だって、子どもが急に熱を出したんだから仕方ないでしょ』、『普段から仕事と育児の両立で大変な思いをしているんだから、こういう時こそ協力してよ』といった、自分は助けてもらって当たり前といった態度でいられたら、周りの人たちの気持ちはどうでしょうか? 

 でも逆に、時には、仕事と育児の両立をしていない人たちも、急に早く帰らないといけなくなったり、病気やけがで休んだりということがあるかもしれません。

 ここで思い出していただきたいのが、「お互い様」の気持ちです。

 誰かに助けてもらったら、できれば早めに必ず、そのご恩をお返ししましょう。
なぜなら、いつまでもその人が近くにいるとは限らないからです。

 でももし、助けてもらった人が、近くにはもういなくて、ご恩返しができないという時は、その人から受けたご恩をその人以外におくりましょう。

それを「ご恩おくり」と言うそうです。

 「お互い様」と「ご恩おくり」。どちらも周りに対する思いやりの気持ちがベースです。

人を思いやるということは、その人をケアするということ。

自分が困っている時には、タイムリーに助けを求めること。これって、リーダーシップスキルなんですよね。

北尾真理子
 ひょうご仕事と生活センター 上席相談員
 株式会社 ダイバーシティ オフイス KITAO代表
 ダイバーシティ コンサルタント

上席相談員のblogはこちら
「北尾真理子のつれづれ日記 ダイバーシティのなせる業」
     http://diversity-kitao.co.jp/

■4.仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金情報]


 ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を促進するため、各種助成金を用意しています。皆様のご利用をお待ちしております。

  ◇ 中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金
      https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail01.html

  ◇ 中小企業育児・介護等離職者雇用助成金
      https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail03.html

  ◇ 仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金
      https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail02.html


■5.ひょうご仕事と生活センターからのお知らせ


   ◇ 北尾真理子と学ぶダイバーシティ(多様性)とワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)

       http://diversity-kitao.co.jp/event/2010/11/kitao/

   ◇ 平成28年度 女性のためのキャリアフォーラム

       兵庫県主催のこのプロジェクトには、当センターの北尾真理子上席相談員も登壇しています。
       兵庫県内在住・在学の社会人・女子大学生の皆さん!参加してみませんか?
       https://www.hyogo-wlb.jp/uploaded_files/pdf_1470629130.pdf

   ◇ 平成28年度 女子学生 社会人力アップ プロジェクト

       神戸市主催のこのプロジェクトにも、当センターの北尾真理子上席相談員も登壇しています。
       神戸市内在住・在学の女子大学生の皆さん、参加してみませんか?!
       http://www.city.kobe.lg.jp/life/community/cooperation/img/jyoshigakuseichirashi28.pdf

■6.編集後記


 第75号、いかがでしたでしょうか?
 メルマガ担当の仲上です。8月は、夏季休暇を取得される企業が多いかと思います。
 「夏休み」という響きは、大人になった今でも、子どもの頃のワクワク・ドキドキさせる何かを持っているような気がします。

 「休暇」をより充実した時間とすることで、自身を『Reborn』させることができるのではないでしょうか?

この『Reborn』という単語。最近良く聞くような気がしますが、意味は『再生した、生まれ変わった』という意味です。

「休み」を上手に使うことで、自身をリフレッシュさせることもでき、生き方、働き方、人生の楽しみ方を考えることができる。
その結果、『Reborn』な自分に出会うことができるのではないでしょうか。そんな素敵な夏休みを皆さまが過ごされることを願っています。

メルマガ担当 仲上 奈緒

━━━━【第75号】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2016年8月16日火曜日発行[月刊]
公益財団法人兵庫県勤労福祉協会 ひょうご仕事と生活センター

(当センターは兵庫県からの委託事業を行っています)

ご意見、ご要望はこちらのアドレスまで、ドシドシお寄せください。

お問い合わせ   info@hyogo-wlb.jp
ホームページ   https://www.hyogo-wlb.jp/
Facebookページ https://www.facebook.com/WLB.Hyogo

※当メルマガは毎月第3火曜日に配信しています。
配信されなかった場合はお手数ですが、センターまでご連絡ください。
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2016年7月号 第74号

ひょうごの”ええ会社 ”づくりに奮闘中!
~センタースタッフ奮闘記~

みなさま、こんにちは。
海の日が終わり、夏本番。

暑い毎日も、ひょうご仕事と生活センターのキャッチフレーズのように、元気に、前向きに、仕事と生活の両立に熱く取り組んでいきましょう!

明るく、元気に、前向きに!WLB進める「ええ会社」

それでは、今月のメルマガ、スタートです!

■目次・CONTENTS

  1. 今月のトピックス
  2. WLBな日々
  3. 真理子のひとりごと
  4. 仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金情報]
  5. ひょうご仕事と生活センターのお知らせ
  6. 編集後記
■1.「今月のトピックス」
ひょうご仕事と生活センターキャッチフレーズを募集中!
~あなたの作品がポスターになります!~

センターでは、11月を≪ワーク・ライフ・バランス推進月間≫としています。その一環として、県内企業・事業所でのWLBの取り組みを促進するためのキャッチフレーズを募集します!なお、グランプリに選ばれた作品は、ポスターとして、1年間使用します。

(応募内容)
  • WLBの取り組みを促進するようなもの
  • WLBの趣旨を簡潔に表現したもの
  • WLBの理解が進むもの   等
(昨年の受賞作品)
  • 明るく、元気に、前向きに!WLB進める『ええ会社』(グランプリ)
  • 見直そう仕事と家庭、見つけようベストバランス(準グランプリ)
  • 変えてみよう 仕事と暮らしの調和とリズム(佳作)
  • お互いの〝おかげさま″で紡ぐワーク・ライフ・バランス(佳作)
(応募締切)

平成28年8月5日(金)
※原則として兵庫県内に在住、在勤、在学の方

まだ、間に合います!ぜひご応募ください!!

詳しくはHPから⇒
(URL) https://www.hyogo-wlb.jp/news/detail.php?id=129

■2.センタースタッフのWLBな日々

ひょうご仕事と生活センターで、調査研究と代替要員助成金を担当している勝田と申します。よろしくお願いします。

本日はちょっと季節の話題を。

「梅仕事」と言う言葉をご存じでしょうか。6月ごろ、その年に収穫した梅の実を使って、梅酒や梅干しなどをつくることをいいます。梅は熟し具合を見計らって、その状態にあったものを作る必要があります。堅い青梅のうちは梅酒、カリカリ梅、柔らかく黄色に熟してきたら、梅干し、ジャム、シロップなどを作ります。

季節感がなくなりつつある現代においても、「梅仕事」は6月から7月にかけてしかできない季節ものの「おしごと」です。つい仕事(ワーク)に埋没しがちな日々に、梅は、人間の都合とは関係なく巡ってくる季節の訪れを告げ、その季節だけの楽しい作業をもたらしてくれるのです。

梅の香に包まれて、梅仕事に没頭するささやかな時間は、私の「ライフ」の充実に欠かせないものです。

私の梅干し作りは母直伝です。欲張りなことに2度おいしい方法です。
まず、洗って拭いてヘタをとった梅に、砂糖と焼酎をふりかけて1-2週間おき、梅シロップをとります。シロップを取り除いたら、残った梅の実に塩と焼酎を加えて、重石をします。梅酢が上がってきたら重石を軽くして、塩もみして絞った紫蘇を加えて、7月の土用入りまで待ちます。

土用のころに晴天が3日以上続くのを見計らって、梅の実と紫蘇を大きなざるに広げて天日に干します。暑くて泣きそうですが、1個ずつひっくり返して、まんべんなく日に当てます。三日三晩、夜露にも当てます。そうして干しあげたら、瓶に詰めて保存します。1年ほど寝かせると味が落ち着きます。

こうして出来上がった手作りの梅干しは、食卓とお弁当箱の片隅で、ワークに励む私と家族を応援してくれるのです。

今年もこの拙文が皆さまの目に触れるころ、私は毎日梅干しの瓶をのぞいて、梅酢の上がり具合をチェックしていることでしょう。

3.真理子のひとりごと
「自分へのご褒美、あげていますか?」

自分へのご褒美を、自分で自分にプレゼントされたことって、ありますか?

ワーク・ライフ・バランス(WLB)の研修で、WLB実現推進のためのヒントの中でも紹介していることですが、節目、節目で、自分にご褒美をあげるって、とっても大切なことだと信じています。

大人になればなる程、ご褒美をもらえる機会って少なくなりますよね。周りからの、または、自分からの叱咤激励だけで働き続けていると、知らぬ間に心も体も疲弊しちゃうものです。人間、叱咤激励だけで、そう長くは走り続けられるものではないと思います。誰かに与えてもらえるご褒美は、それはそれで嬉しいことですが、与えられるご褒美を待つのではなく、自分で自分に与えたっていいんですよ。

ご褒美の内容は人それぞれ...。この仕事を終えたら休みを取ってどこかに出かけよう、あるいは、誰もいない家で一日のんびり過ごそうなどでも良いでしょう。

前から欲しいと思っていたバッグを買おう、
バーゲンで好きなだけ買い物をしよう(上限額は決めておく方が良いかもしれませんが)、
今週だけはダイエットのことは忘れて、好きな物を、好きな時に、好きなだけ食べよう(健康維持のための自己管理は必要でしょうが) など、どんなことでも構いません。

今、あなたが望んでいることを選びましょう。

私の場合は、出張研修を無事に終えた帰りの新幹線でアイスクリームを買って食べたり、出張先で美味しいものを買ったり、平日に今日一日は仕事をしないと決めて読書やビデオ鑑賞で時間を過ごしたり、たまにプチ豪華なランチに行ったりなど、日々、簡単に実行できるご褒美を楽しんでいます。

皆さん、何か一つでも、自分へのご褒美、思いつかれましたか?

北尾真理子
ひょうご仕事と生活センター 上席相談員
株式会社 ダイバーシティ オフイス KITAO代表
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「北尾真理子のつれづれ日記 ダイバーシティのなせる業」
http://diversity-kitao.co.jp/
4.仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金情報]

ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を促進するため、各種助成金を用意しています。皆様のご利用をお待ちしております。

◇中小企業育児休業・介護休業代替要員確保支援助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail01.html

◇中小企業育児・介護等離職者雇用助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail03.html

◇仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail02.html

5.ひょうご仕事と生活センターからのお知らせ

◇ 北尾真理子と学ぶダイバーシティ(多様性)とワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)
http://diversity-kitao.co.jp/event/2010/11/kitao/

6.編集後記

第74号、いかがでしたでしょうか?
メルマガ担当の仲上です。今月のトピックスは『キャッチフレーズ』でしたが、皆さんは、人生や働き方を変えるような「言葉」に出会ったことはありますか?

私は、このセンターで働くようになってから出会った言葉「『できない』から『できる』に!」です。
『できない』理由は自分が作っているのであり、その理由を取れば、『できる』ことになっていく。
簡単なことですが、それは大きな気づきでした。

ぜひ、皆さんも「WLBが進む気づき・きっかけ」となるようなキャッチフレーズをご応募ください!
お待ちしております!

メルマガ担当 仲上 奈緒

【第74号】

2016年7月19日火曜日発行[月刊]
公益財団法人兵庫県勤労福祉協会 ひょうご仕事と生活センター

(当センターは兵庫県からの委託事業を行っています)

ご意見、ご要望はこちらのアドレスまで、ドシドシお寄せください。

お問い合わせ
info@hyogo-wlb.jp
ホームページ
https://www.hyogo-wlb.jp/
Facebookページ
https://www.facebook.com/WLB.Hyogo

登録・メールアドレスの変更、解除は下記リンク先からお手続き下さい。
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※当メルマガは毎月第3火曜日に配信しています。
配信されなかった場合はお手数ですが、センターまでご連絡ください。

2016年6月号 第73号

ひょうごの”ええ会社 ”づくりに奮闘中!
~センタースタッフ奮闘記~

みなさま、こんにちは。

じめじめした梅雨の季節ですが、雨が洗い流してくれた気持ち良い空気の中で、すがすがしく、元気にWLBを推進していきましょう!

それでは、今月のメルマガ、スタートです!

■目次・CONTENTS

  1. 今月のトピックス
  2. WLB先端企業コラム [メック株式会社]
  3. WLBの日々
  4. 真理子のひとりごと
  5. 仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金情報]
  6. ひょうご仕事と生活センターのセミナー情報、その他
  7. 編集後記

登録・メールアドレスの変更、解除は下記リンク先からお手続き下さい。
https://plus.combz.jp/connectFromMail/regist/bxkq8594

■1.「今月のトピックス」
キーパーソン養成講座第1回に伊藤ハム株式会社の鈴木真理子氏にご講演いただきます!

キーパーソン養成講座を7月より4回シリーズで開催します。

第1回は、当講座の修了生である伊藤ハム株式会社の鈴木真理子氏を講師に迎え、キーパーソン養成講座で学んだことをどのように活かされたか、修了から今に至るまでの自組織でのキーパーソン活動(課題や取組事例、工夫された点、役割等)について講演いただきます。

お悩みやプラン立て等、ご自身が活動していくうえでの解決策が見つかるかもしれません。
WLB推進担当者の皆さま、是非ご参加ください!!

■第1回スケジュール(参加費無料)
【日 時】
7月5日(火) 13:00~16:30
【会 場】
兵庫県中央労働センター 201会議室
【内 容】
第1部: キーパーソンの役割と取り組み事例

講師:伊藤ハム株式会社 鈴木 真理子 氏(キーパーソン第1回修了生)

第2部: WLBについて考える

お申し込みはHPから ⇒
(URL) https://www.hyogo-wlb.jp/news/detail.php?id=130
(2回目以降のスケジュールもこちらからご覧いただけます)

2.WLB先端企業コラム [メック株式会社]

今月号もワーク・ライフ・バランス先進企業であるメック株式会社様にコラムを頂きました。
当センターが作成しました先進事例動画と共にご覧ください。

【先進企業事例動画】 https://www.hyogo-wlb.jp/movie/index.html

メック株式会社 代表取締役社長 前田和夫さん

メックグループは、モバイル端末や自動車の電装品、インターネットのインフラ等を製造するために必要な生産技術を世界に提供する工業用の化学薬品メーカーです。一部の製造工程においてはニッチながらも世界シェアをほぼ独占する製品を持つ研究開発型企業でもあります。

当社は1969年に設立され、その後、電子基板製造用の薬品を開発、製造・販売しつつ今日に至りました。

創業以来、「仕事を楽しむ」という社是を掲げ、誰もがやりがいを持って働けるよう、多様性や個性を尊重し、個々の能力を発揮できる環境づくりに取り組んでまいりました。

従業員186名(男性:131名、女性:55名、平成28年3月末現在)、女性の管理職比率は22.2%、男女の勤続年数もほとんど差がありません。育児休業制度取得後の職場復帰率も100%で、男性も育児休業を取得します。そういったことが評価され、平成27年度には国や兵庫県から女性の活躍・登用に関する賞もいただきましたが、当社としては特別なことをしているという意識はありません。

簡単に人は育ちません。経験を積んで能力を身に着けた人が辞めるということは非常に惜しいことです。今後も男女問わず、自分で責任を持って家事・育児と仕事が両立できるよう、皆で協力していきたいと考えています。

【表彰企業事例紹介】 https://www.hyogo-wlb.jp/case-introduction/detail.php?id=116

3.センタースタッフのWLBの日々

皆様、こんにちは。従業員意識調査の担当をしています、調査員の小橋と申します。
今回は、情報通信技術(ICT)畑出身な私の視点から、「WLBな日々」を3つのセクションに分けてお話したいと思います。

◇業務とデータ分析の関わり

従業員意識調査の業務で、各企業のアンケートデータの分析をしていますが、その際にExcelというソフトと戯れています。

職業柄、仕事帰りに書店に寄って、ビジネス書やコンピュータ書籍コーナー辺りをみてみますが、ここ1年ぐらいで、データ分析の進め方の関連書籍や、Excelの活用方法に関した書籍が増えた印象があります。ますますデータ分析の重要性が高まっているように思います。

◇生活の利便性と情報格差

ICT関連の機器に目を向けてみますと、一番私達の生活で身近なものとなったのは「スマートフォン」でしょう。電話もできるこの「小型コンピュータ」は生活にも仕事にも、”使いこなせば”大変便利な道具です。

毎日のニュースチェックだけでなく、買い物、料理のレシピ、音楽や映画などの娯楽も楽しめるようになり(他にもありますがここでは省略しています)、例えば、お出かけ先に電車で何分で移動できるか?なども、検索から、地図案内、電車料金といっしょに画面に表示してくれます。

ただ、私が思うのは、使いこなすのが大変な方や必要最低限に使えればいいという方が大半だということです。また、便利を許容すると同時に、個人情報が集約されているので、情報漏えいなどのリスク管理の必要も出てきています。

情報格差(デジタルデバイド)と呼ばれて久しいですが、電車の改札口で「ピッ!」と通れるICカードを始め、情報技術が社会システムへすっかり浸透してしまった現代では、現在進行形の大きな課題かもしれません。

◇情報通信技術(ICT)はツールである

ここまでの事をある朝の日常風景で思い浮かべてみますと・・・。

『朝起きた時には、スマートフォンの睡眠アプリのアラームで何度も「ジリリリーン!」という音で起床し、その後、PC・タブレットの電源をONにし、アプリを起動、朝食の準備を行い、食べる時間にテーブルに戻ると、画面には必要なニュースや気になるネタを自動受信で表示、同時にお天気や電車の遅延などもチェックし、さあ出発だ!』と、一日が始まります。

気づけば、生活と仕事にすっかり浸透している、インフラとなったインターネットやスマートフォン等の情報通信技術なんですが、私自身はあくまでも道具の一つにすぎないと考えています。

それと同時に私は、情報通信技術とWLBとの親和性は高いとも考えています。

当センターでも、昨年度の地域セミナーでテレワークのお話(https://www.hyogo-wlb.jp/seminar-event/wlb-festa/h27report_kobe.html)がありましたが、組織体系に沿った形だけでなく、個人レベルでICTツールを使いこなすことが出来れば、キャリアや働き方の視野が広がる可能性があるのではないでしょうか。

私は、今後もICTと働き方の可能性も追いかけつつ、日々の業務にいそしみたいと思います。

4.真理子のひとりごと
「今年もやります!キーパーソン養成講座!」

このメルマガの「今月のトピックス」でもご紹介しましたが、今年もWLB実現推進担当者対象のキーパーソン養成講座を開催いたします。今年で5回目となる当講座、今年は7月5日(火)午後が開講です。その後、8月9日(火)、9月13日(火)、そして10月18日(火)の最終回と、あわせて全4回連続です。

当コラムでも、毎年この時期には、WLBの実現推進には、その活動をリードするキーパーソンが必要とお伝えしています。過去4回で計105名が参加され、内75名が全課程を修了されました。

当センター内部相談員が、WLB実現推進のための基礎知識やスキル、実現推進に役立つ秘訣をご紹介いたします。また、この研修の特徴は、大人の学習方法としては最も効果があるグループディスカッションをふんだんに盛り込んでいることです。毎回、メンバーを変えてのグループディスカッションでは、自分とは異なる価値観を持つ方々と接していただき、まさにダイバーシティ(多様性)を体感していただける良い機会にもなります。同時に、他社の課題やその対処方法を聞ける機会にもなります。

最終回の発表に向けて、自組織でのWLB実現推進の為のアクションプランを作成していただきます。出来上がったアクションプランをもとに、その後は、自組織でWLBの実現推進活動を行っていただけることになります。もちろん、可能な限り、当センターとしても継続支援をさせていただきます。

以前、組織として参加されていたとしても、当時のキーパーソンが異動され、後任として新たにキーパーソンに任命された方、また、WLB実現推進について復習されたい方など、この機会にぜひ、ご参加ください。講師陣の1人として、7月にお会いできますことを楽しみにしています。

北尾真理子
ひょうご仕事と生活センター 上席相談員
株式会社 ダイバーシティ オフイス KITAO代表
ダイバーシティ コンサルタント
上席相談員のblogはこちら
「北尾真理子のつれづれ日記 ダイバーシティのなせる業」
http://diversity-kitao.co.jp/
5.仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金情報]

ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を促進するため、各種助成金を用意しています。皆様のご利用をお待ちしております。

◇中小企業育児休業・介護休業代替要員確保支援助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail01.html

◇中小企業育児・介護等離職者雇用助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail03.html

◇仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail02.html

6.ひょうご仕事と生活センターからのお知らせ、その他(ひょうご労働図書館から)
◇キャッチフレーズ募集!

ワーク・ライフ・バランスの取組みを促進するキャッチフレーズを募集します。
グランプリとなった作品はポスターにして、兵庫県内全域にて掲示します。

詳しくはセンターのホームページをご覧下さい。
皆さまの応募をお待ちしております!

(応募方法)

◇ 北尾真理子と学ぶダイバーシティ(多様性)とワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)

http://diversity-kitao.co.jp/event/2010/11/kitao/

◇ 引き続き、応募受付中!

平成28年度の「ひょうご仕事と生活のバランス企業認定・表彰の応募を受け付けています!
表彰されると下記のような多くのメリットがあります!

  • 新聞に掲載される→企業イメージアップ!
  • 学生に向けた情報誌に掲載→優秀な人材の確保!
  • 従業員のモチベーションアップ→人材の定着!

7月15日(金)が締切です。宣言企業・団体の皆さま、奮ってお申込みください!

申込方法及び詳細については、HPにてご確認ください。
https://www.hyogo-wlb.jp/news/detail.php?id=128

◇ ひょうご労働図書館からのお知らせ

ひょうご労働図書館は、主として労働分野に関する図書資料の閲覧、貸出、レファレンスサービスなどを行っています。

今話題のワーク・ライフ・バランスの進め方や労働時間、賃金等に関する最新の資料に加えて、芥川賞作家などの図書も取り揃えておりますので、ぜひ一度、お立ち寄りください。

当館の図書館カードを作成いただければ、図書等の貸出ができます。カード作成の際には身分証(県内に在住、在勤、在学していることが証明できるもの)をご提示ください。

  • ◇ 貸出冊数:図書・雑誌・ビデオ等 合計5点まで
  • ◇ 貸出期間:2週間

場所:
兵庫県中央労働センター1F (078)367-3895
開館時間:
月曜日~金曜日 10時-18時
土曜日 10時-17時
(休館:日曜日・祝日・毎月第2月曜日)
7.編集後記

第73号、いかがでしたでしょうか?

メルマガ担当の仲上です。今月号は、『キーパーソン』という言葉がキーワードでしたね。

『WLBのキーパーソン』は、WLBの実践支援の重要な役割を果たすと思いますが、そのキーパーソンが社内で、増えること、引き継がれることも大切なことだと考えています。

「キーパーソンが退職したことにより、その企業のWLBの推進が頓挫してしまった。」という悲しい出来事を伺うことがあります。

そのような状況にならないためにも、一人でも多くのWLBの推進者:「キーパーソンズ」が結成されることも重要だと考えます。

そのためにも是非、当センターの『キーパーソン養成講座』にご参加ください。

メルマガ担当 仲上 奈緒

【第73号】

2016年6月21日火曜日発行[月刊]
公益財団法人兵庫県勤労福祉協会 ひょうご仕事と生活センター

(当センターは兵庫県からの委託事業を行っています)

ご意見、ご要望はこちらのアドレスまで、ドシドシお寄せください。

お問い合わせ
info@hyogo-wlb.jp
ホームページ
https://www.hyogo-wlb.jp/
Facebookページ
https://www.facebook.com/WLB.Hyogo

※当メルマガは毎月第3火曜日に配信しています。
配信されなかった場合はお手数ですが、センターまでご連絡ください。

2016年5月号 第72号

ひょうごの”ええ会社 ”づくりに奮闘中!
~センタースタッフ奮闘記~

みなさま、こんにちは。
今月号は、スペシャルコーナーが登場して、ますますバージョンアップしております。
ぜひみなさん、楽しんでくださいね。
それでは、今月のメルマガ、スタートです!

■目次・CONTENTS

  1. 今月のトピックス [認定企業・表彰企業の募集開始]
  2. WLB先端企業コラム [株式会社基陽]
  3. WLBの日々
  4. 真理子のひとりごと
  5. 仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金情報]
  6. ひょうご仕事と生活センターのセミナー情報、その他
  7. 編集後記
■1.「今月のトピックス」

[ひょうご仕事と生活のバランス企業認定・表彰の募集が始まります!]

当センターでは、多様な働き方の導入や、仕事と家庭生活の両立の促進など、「仕事と生活のバランス」の実現推進のために先進的な取組を実施している企業・団体等を認定・表彰しています。表彰企業となると、

  1. 新聞に掲載される!→企業イメージアップ!
  2. 学生に向けた情報誌に掲載!→優秀な人材の確保!
  3. 従業員のモチベーションアップ!→人材の定着!


といった効果があります。

表彰企業へのステップとして、「ひょうご仕事と生活のバランス企業認定・表彰」に応募してみませんか?

詳しくはセンターのHPをご覧ください!
(URL) https://www.hyogo-wlb.jp/
(問合せ先) TEL:078-381-5277 もしくは info@hyogo-wlb.jpまで。

2.WLB先端企業コラム [株式会社基陽]

このたび、当センターでは、ワーク・ライフ・バランスの事例動画を新たに作成しました。今回は株式会社基陽様に、コラムをいただきました。事例動画と共にご覧ください。

【先進企業事例動画】https://www.hyogo-wlb.jp/movie/index.html

株式会社 基陽  代表取締役 藤田尊子さん

私たちは、安全保護具のメーカーです。創業40年、工具袋・命綱・工具を製造販売しています。現在、社員は約30名ですが、女性が6割を超えてきました。平均年齢は31歳で、10代~70代まで在籍しており、皆さん頑張ってくれています。

創業者である私の父には大変ファンが多く、毎日のように『藤田はん、どないや』と、いつも誰かが周囲に居るようなそんな好かれる人でした。友達がお客様になったり、雑談がいつの間にか商品開発に結び付くようなことも多々ありました。そのようにしてお客様との対話の中で生まれたのが、日本初のナイロン製の工具袋です。当社のモットーである、『お客様を恋人に』や『使い手の声を聞く姿勢』はここから繋がっていると考えています。

当社は 『社員第一・お客様本位・社会貢献』の三主義を掲げています。日々お客様から頂く電話やメールに応対しているのは、社員の皆さんです。各自が心を尽くしてお客様に対応することで、今まではもちろん、明日に続く基陽がありますので、まずは社員第一主義が大切です。

社員が幸福に仕事をすることで次に考えていかなければならない事は、お客様の幸せです。お客様の立場で物事を考え進めて行く。対価はその喜びに応じて、自ずから付いてくるものであると考えております。お客様本位も掲げ、バランス良くお客様と共に永く繁盛して行けるようになればと考えております。

また企業は社会の公器であるこの考えから、社会貢献を続けております。災害時の支援はもちろんですが、地域の特別支援学校や作業所とも繋がりを持ち、仕事を通して社会と接して頂ける機会を提供することで共に手を取り合い、関わり合いを持ち続けております。

また、基陽の製品である安全保護具を更に安心して使って頂けるよう、認証の取得を継続しております。より安全安心な道具をお届けする事も社会貢献の一環と考えております。

現在の部署は5部署ありますが、前工程・後工程がわかるように各々がその業務を兼任しています。連携する事で他部署の動きが良くわかるので自発的な応援も入りやすく、作業の片寄りが無く助け合いながら日々業務を進めています。

また業務の傍ら、学びの場も大切にしています。自分を振り返る時間も設け、何の為に此処にいるのか、どこへ向かうのか というような魂魄(魂の基礎:仕事をする上での心のあり方)の学びや財務的な勉強まで幅広くきっかけを作っています。朝礼時に行う共有の時間も自身の学びや反省を交えて参加メンバーが率先して意見を交換し、共に成長を促しています。

部署を超えての交わり、成長の場として委員会も設置しています。入社一年目に委員長に立候補した女子もおり、楽しく社内勉強会や懇親会、商品開発に関わり自立成長の場にも出来ればと期待しています。

人生の大半を過ごす会社だからこそ、この貴重な時間に真の幸福をめざす。一度しかない人生です。年齢・性別関係なく、一人ひとりが人として、必要とされ互いに認めあい、もっと幸せになっていけるように応援していけたらといつも考えています。そして更には個々人の家庭までを含めた幸せをめざしていきたいと考えています。

【表彰企業事例紹介】https://www.hyogo-wlb.jp/case-introduction/detail.php?id=128

3.センタースタッフのWLBの日々

このたび、ひょうご仕事と生活センターに新しく森本洋平センター長が着任しました。今月の『WLBの日々』は、森本センター長からの話をインタビュー形式でお伝えします。

Q:初めに自己紹介をお願いします。

A:名前は、森本洋平 1949生まれ66歳。備後福山生まれの神戸育ち。3月まで、参与という立場で当センターに関係していました。4月からは、ひょうご労働図書館の館長を兼務することとなります。

Q:着任されて1ケ月が経ちますが、センターの印象はいかがですか。

A:まだ関係先や企業・諸団体への挨拶まわりを行っているところです。挨拶先では、これまでの活動実績や信頼関係もあり、お褒めの言葉や丁寧な対応をいただいています。兵庫県内で大きく認知されてきているとの感触を得ています。これまでの活動に敬意を表しておきたいと思います。

Q:これまでのセンターの活動の評価をどう感じていますか。

A:平成21年の発足時、連合兵庫の会長としてセンターの除幕式を行いました。当時はセンターの趣旨は分かっていても、何をどのように活動するかは、おそらくゼロからの出発であり、どう開拓していくか暗中模索の状況ではなかったかと思われました。それが3年目あたりから急速に活動領域が広がり、特にH25年開始の企業宣言制度以降は予想していた以上に大きく広がっていて、正直なところ少々驚いているという感触です。

Q:今後の重点活動や目標などについて聞かせて下さい。

A:やはり、これまでの活動を継続し、多くの宣言企業を得ていく努力をすることと、その中より認定企業を一社でも多く出し、毎年一定の表彰企業が出せる取り組みをすること。同時に、宣言企業や認定企業のフォロー活動と定着・レベルアップに繋がる活動に努力したいと考えています。

Q:最後に当センターに対する想いをお聞かせ下さい。

A:昨年公募で決めた、当センターのキャッチフレーズに尽きると思います。『明るく 元気に 前向きに WLB進める「ええ会社」』を多く創ること、結果として、最終目標である企業と従業員の幸せが実感できる社会が実現されること、スタッフ一同と力を合わせて取り組みたいと思っています。

○後記
森本新センター長の印象は、優しい感じですが、熱い方だとも思いました。
「メルマガ読まれる方々には、是非ともセンターの有効利用と、お知り合いの方々へセンターの存在を広げていただければ幸いです。」とのことでした。

【センター長挨拶HPはこちらから→】https://www.hyogo-wlb.jp/center/message.html

4.真理子のひとりごと

「人生の短さについて」

古代ローマのストア派の哲学者で、政治家、詩人でもあるセネカ(ルキウス・アンナエウス・セネカ)が著した『人生の短さについて』という本が岩波文庫(茂手木元蔵氏訳)から出ています。随分前に書店で、偶然見つけた、そのタイトルに魅かれ、即、購入しました。私がなぜそのタイトルに魅かれたかというと、私自身、常々、人生は、あっと言う間に通り過ぎて行くような、本当に短いものだと思っているからです。WLBの研修でも時々、この本について紹介しています。

同書には、思わず息をのむ描写がいくつかあります。例えば、

『諸君は永久に生きられるかのように生きている。~中略~ 既にどれほどの時間が過ぎ去っているかに諸君は注意しない。充ち溢れる湯水でも使うように諸君は時間を浪費している。ところがその間に、諸君が、誰かか何かに与えている一日は、諸君の最後の日になるかもしれないのだ。』

という一説もその一つです。

ある日突然、「あなたは明日死にます」と宣告されたとしましょう。それでもなおあなたは、今と同じ時間の使い方をし続けるでしょうか。

ほとんどの方は、自分が明日死ぬなんて有り得ないと思われるでしょう。
でもセネカは、同書の中で、こうも記しています。

『多数の人が次のように言うのを聞くことがあろう。「私は50歳から暇な生活に退こう。60歳になれば公務から解放されるだろう。」では、おたずねしたいが、君は長生きするという保証でも得ているのか。君の計画どおりに事が運ぶのを一体誰が許してくれるのか。』

Life is too short! (人生はあまりにも短すぎる!) 今年も、もう5月です。
日々、悔いのないように時間を使いたいものですね。

北尾真理子
ひょうご仕事と生活センター 上席相談員
株式会社 ダイバーシティ オフイス KITAO代表
ダイバーシティ コンサルタント
上席相談員のblogはこちら
「北尾真理子のつれづれ日記 ダイバーシティのなせる業」
http://diversity-kitao.co.jp/
5.仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金情報]

ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を促進するため、各種助成金を用意しています。皆様のご利用をお待ちしております。

◇中小企業育児休業・介護休業代替要員確保支援助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail01.html

◇中小企業育児・介護等離職者雇用助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail03.html

◇仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail02.html

6.ひょうご仕事と生活センターのセミナー情報、その他

◇ 北尾真理子と学ぶダイバーシティ(多様性)とワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)
http://diversity-kitao.co.jp/event/2010/11/kitao/

7.編集後記

第72号、いかがでしたでしょうか?

新企画も増えた第72号、いかがでしたでしょうか?
メルマガ担当の仲上です。

今月号は、新企画をスタートさせたこと(先進企業のコラム)、そして『WLBの日々』のスタイルの変更など『新しいこと』が盛りだくさんの号でした。

実は最近、「『新しいこと』をスタートさせる際に、自分の歩いてきた道「=経験・キャリア」を振り返ることがまずは大切だ」と尊敬する方に教えていただいたので、実践してみることとしました。

するとこの『新しいこと』は自分が歩いてきた道に繋がっていることが分かったのです。そして自分の道をよく知ることで、『新しいこと』を始めるための強みになる部分と補強しなくてはいけない部分を見極めることも出来ると思いました。このメルマガもそうやって充実していこうと考えておりますので、皆さま是非ご期待ください!

メルマガ担当 仲上 奈緒

【第72号】

2016年5月17日火曜日発行[月刊]
公益財団法人兵庫県勤労福祉協会 ひょうご仕事と生活センター

(当センターは兵庫県からの委託事業を行っています)

ご意見、ご要望はこちらのアドレスまで、ドシドシお寄せください。

お問い合わせ
info@hyogo-wlb.jp
ホームページ
https://www.hyogo-wlb.jp/
Facebookページ
https://www.facebook.com/WLB.Hyogo

※当メルマガは毎月第3火曜日に配信しています。
配信されなかった場合はお手数ですが、センターまでご連絡ください。

2016年4月号 第71号

ひょうごの”ええ会社 ”づくりに奮闘中!
~センタースタッフ奮闘記~

皆様、こんにちは。

2016年度が始まり、2週間余り。
年度切り替えのタイミングでは、緊張と慌ただしさの日々が続きますが、当センターが掲げるキャッチフレーズ“明るく、元気に、前向きに!ワーク・ライフ・バランス進める『ええ会社』”に沿って、今年度も“ええ会社”づくりのお手伝いに邁進して参りますので、どうぞ宜しくお願いします。
それでは、今月のメルマガ、スタートです!

■目次・CONTENTS

  1. 今月のトピックス
  2. 真理子のひとりごと
  3. 仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金情報]
  4. ひょうご仕事と生活センターのセミナー情報、その他
  5. 編集後記

※センター職員のお話が詰まった「WLBの日々」は、今月分お休みです。ご了承ください。
登録・メールアドレスの変更、解除は下記リンク先からお手続き下さい。

■1.「今月のトピックス」

[ひょうご仕事と生活センターの2016年の取組み(予定)]

今年度も、皆様と一緒にワーク・ライフ・バランスがより浸透するような取り組みを行いたいと考えています。既存の取組みはもちろんのこと、新しい取り組みなども、是非ご利用ください!

  • ワーク・ライフ・バランス推進キャンペーンの実施や県内企業への積極的な訪問によるWLB宣言企業等の拡大
  • 宣言→認定→表彰のスキームを活用したそれぞれの段階に応じた支援による各企業での取り組みの高度化
  • 大学等研究機関との連携による共同研究の実施と従業員意識調査の強化
  • 在宅勤務や柔軟な勤務体制の導入など多様な働き方の実現支援
  • WLB推進のための各種助成金の活用促進(代替要員確保支援助成金の拡充)

等・・・・。

以上、4月より新たに就任した森本センター長のもと、センターが一丸となって、皆さんのワーク・ライフ・バランス推進をお手伝いします。詳細な情報は、メルマガ、ホームページなどでお知らせします。

2.真理子のひとりごと

「『Need to have』か『Nice to have 』か、はたまた『No need to have』...」

WLBの実現推進に向けたヒント集の一つとして、仕事を『Need to have(する必要があること)』なのか、『Nice to have(余裕があればしてもよいこと)』なのかに分類し、状況に応じて、それをするかしないかを判断しては、とお話しています。

限られた時間と労力で、すべてのことをやりこなすことは至難の技。そんな時、しなければならない(と自分が思っている?)ことをすべて列挙し、それぞれを、今すぐする必要があることか、今じゃなくても余裕がある時にすればよいことかを判断します。

そして、余裕がない時は、『Nice to have』なことは、すべて後回しに…。前職時代は、会議ひとつにしても、「『Nice to have』じゃない?」と言われ、取りやめになったことも多々ありました。

ある時、WLB研修後の参加者アンケートに、「『Need to have』、『Nice to have 』で判断するというのは参考になった。『No need to have』も入れてほしい。」と書かれていました。

前職時代は、『No need to have』なことは、始めから社員の『することリスト』には挙がってこないものなので、そのコメントにはいささか驚きました。でも、まだ世間では、「この仕事って、ホントにする必要があるのかな」と疑問に思いながらも、上司の指示だから、今迄もしていたことだから、という理由だけで続けられている仕事もあるようですね。

新年度が始まった今だからこそ、一度、身の回りの仕事を、分類し直してみませんか。

『No need to have』ではないかと思えることを見つけたら、早めに周りに相談しましょう。

北尾真理子
ひょうご仕事と生活センター 上席相談員
株式会社 ダイバーシティ オフイス KITAO代表
ダイバーシティ コンサルタント
上席相談員のblogはこちら
「北尾真理子のつれづれ日記 ダイバーシティのなせる業」
http://diversity-kitao.co.jp/
3.仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金情報]

※こちらは先月号から引き続きのご案内になります。
2016年度から「中小企業育児・介護休業代替要員確保支援助成金」に新コースができました。

これまでの育児休業・介護休業中の代替要員の賃金助成は「休業コース」とし、新たに「短時間勤務コース」として育児・介護による短時間勤務利用者の時短部分を補う代替要員の賃金の一部を助成します。

支給対象:
従業員の育児・介護休業又は育児・介護による短時間勤務に対し、
代替要員を新たに雇用した中小企業事業主
支給額:
各コース、代替要員の賃金の2分の1(月額上限10万円、総額上限100万円)
休業コースでの事例
事例:
従業員の育児・介護休業に対して、代替要員を新たに雇用
基本給:
月22万円、休業期間中の代替要員雇用期間:16ヶ月
助成金支給額:
100万円(休業復帰後に支給)
内訳:
22万円×2分の1=11万円
10万円(月額上限)×16ヶ月=160万円
100万円(総額上限)
「短時間勤務コース」での事例

※平成28年4月以降の短時間勤務制度利用開始が対象です。

事例:
従業員の育児・介護による短時間勤務に対して、代替要員を新たに雇用
※休業からの短時間勤務復帰の場合は、継続雇用も可
基本給:
時給1000円
代替勤務時間:
2時間
短時間勤務期間中の代替雇用期間:
24ヶ月
助成金支給額:
48万円(1年毎に24万円の支給申請が必要)
[内訳]
1年目:
1000円×2h×20日×2分の1=2万円
2万円×12ヶ月=24万円
2年目:
1000円×2h×20日×2分の1=2万円
2万円×12ヶ月=24万円

育児・介護休業を取得後、短時間勤務で復帰した場合、両コースの併給が可能です。

このほか、「仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金」、「中小企業育児・介護等離職者雇用助成金」の二つの助成金も、引き続きご用意しています。詳しくはセンターまでご連絡下さい。

4.ひょうご仕事と生活センターのセミナー情報、その他

◇ 北尾真理子と学ぶダイバーシティ(多様性)とワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)
http://diversity-kitao.co.jp/event/2010/11/kitao/

5.編集後記

第71号、いかがでしたでしょうか?

メルマガ担当の仲上です。
新年度となり、早3週間が過ぎました。皆さま、新たなスタートは上手く切れましたか?

我々ひょうご仕事と生活センターのメルマガも、今後新たな企画を皆さまにお伝えするべく準備中で常に新しいことをスタートさせたり、取り入れる時というのは、大きな勇気がいるものですね。

そんな変化に対応するためには、沢山の準備と努力が必要となります。4月はきっと多くの方々にとって、準備と努力の1ケ月になっていると思います。このメルマガでは、そんな皆さまに、WLBの「気づき」と「心のホッとできる瞬間(とき)」を提供できたら幸いです。

今年度もどうぞ宜しくお願いします!

メルマガ担当 仲上 奈緒

【第71号】

2016年4月19日火曜日発行[月刊]
公益財団法人兵庫県勤労福祉協会 ひょうご仕事と生活センター

(当センターは兵庫県からの委託事業を行っています)

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2016年3月号 第70号

ひょうごの”ええ会社 ”づくりに奮闘中!
~センタースタッフ奮闘記~

皆様、こんにちは。

今月で2015年度も終わり。
今年度も、様々な角度から皆様にワーク・ライフ・バランス(以下、WLB)推進の
きっかけとなる情報をお届けしてきました。
何か一つでも、WLBにへ繋がるきっかけになっていれば幸いです。

■目次・CONTENTS

  1. 今月のトピックス
  2. WLBな日々
  3. 真理子のひとりごと
  4. 仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金情報]
  5. ひょうご仕事と生活センターのセミナー情報、その他
  6. 編集後記
■1.「今月のトピックス」

[中小企業育児・介護代替要員確保支援助成金の拡充について]

ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を促進すべく、各種助成金を用意しています。
そして、2016年度から「中小企業育児休業・介護休業代替要員確保支援助成金」の支給対象が2コースになりました。

これまでの育児休業・介護休業中の代替要員の賃金助成は「休業コース」とし、新たに「短時間勤務コース」として育児・介護による短時間勤務利用者の時短部分を補う代替要員の賃金の一部を助成します。

従来からある休業コースでの事例を見てみましょう。

事例1:
従業員の育児・介護休業に対して、代替要員を新たに雇用
基本給:
月22万円、休業期間中の代替要員雇用期間:16ヶ月
助成金支給額:
100万円(休業復帰後に支給)
内訳:
22万円×2分の1=11万円
10万円(月額上限)×16ヶ月=160万円
100万円(総額上限)

次に、平成28年度から拡充された「短時間勤務コース」での事例を見てみましょう。
※平成28年4月以降の短時間勤務制度利用開始が対象です。

事例2:
従業員の育児・介護休業による短時間勤務に対して、代替要員を新たに※雇用
※休業からの短時間勤務復帰の場合は、継続雇用も可
基本給:
時給1000円
代替勤務時間:
2時間
短時間勤務期間中の代替雇用期間:
24ヶ月
助成金支給額:
48万円(1年毎に24万円の支給申請が必要)
内訳
→1年目:1000円×2h×20日×2分の1=2万円
2万円×12ヶ月=24万円
→2年目:1000円×2h×20日×2分の1=2万円
2万円×12ヶ月=24万円

育児・介護休業を取得後、短時間勤務で復帰した場合、両コースの併給が可能です。

他、「仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金」、「中小企業育児・介護等離職者雇用助成金」の二つの助成金も、引き続きご用意しています。詳しくはセンターまでご連絡下さい。

TEL:078-381-5277 Mail:info@hyogo-wlb.jp まで

2.WLBな日々

皆さまこんにちは。
センターの相談・実践支援チームで内部事務を担当しております川村と申します。

もう3月というのに、寒波の再来でまだまだ寒さを感じますが(3月1週目の時点)、某コーヒーショップでの桜柄のカップが販売されているのを見て、春の訪れを感じました。

今年の6月で、センターが設立から8年目に突入します。
活動内容は“質の向上”に移行しつつあり、より深堀りした支援を重点的に行う事を中心に皆様の取り組みのお手伝いさせていただいております。

今回は、重点的な支援に移行しつつある中での相談・実践支援の中で、ワーク・ライフ・バランス(以下、「WLB」)を経営戦略という形で推進していくうえで欠かせない『アクションプラン(実行計画)を立てる』考え方について、最近自分がハッとしたことについてお話させていただきたいと思います。

アクションプランとは…
必要な政策や企画を実施するための基本方針。また、行動計画のこと。

“WLBの取り組みを戦略的に進めていくには、プランの策定が欠かせない”と言いますが、改めてアクションプランを立てるとなると、『何から始めたらいいかわからない…』といったように、何だかハードルが高く難しく感じられるかもしれません。

でも実は、策定することは普段の行動と同じ考え方、ということに最近気がつきました。

策定する際、
・現状を把握する
・目標(なりたい姿)を設定する
・目標に向かって、誰が・何を・いつまでに・どうしたら良いかを決めて実行計画を立てる  
以上の考え方を盛り込むと整理がしやすくなります。

WLBの推進からテーマは逸れますが、例えば、

★友人と7月に旅行に行きたい
・目的:予定が合わせにくい友人と日常を離れてゆっくり過ごしたい
・現状:予算は少ない、あまり時間が取れない。
・目標:格安パックツアーで1泊2日の国内温泉に行く!!
・目標達成に向けてすべきこと:
具体的な日程調整、費用の上限は幾らか、目的地の決定、パックツアーは旅行会社に行って検討するか、インターネットで探すか?いつまでに誰が予約するか?

『7月に、1泊2日で国内温泉に行く!』という目標を立てたら、後は達成手段を考え行動するかと思います。目標であるなりたい姿と現状のギャップを埋めることがアクションプランなのです。

料理や、スポーツでプレーする時も同様に、戦略や段取りを立てて実行しているかと思いますが、これも立派なアクションプランなのではないでしょうか。WLB推進のためのアクションプラン、というと、なかなか難しくとらえてしまいがちですが、常日頃からすでに実践している考え方なのです。改めて考えなくても日々自分自身が行っている流れを仕事に落とし込むと良いのではないのでしょうか。

自組織のWLBアクションプランを立てられる際の、風土や制度の利用状況、WLBの理解度等の現状分析が難しいという場合は、センター支援内容の『自己診断チェック』や『従業員意識調査』といった状況を明確にできるツールありますし、『アクションプランを立てたがうまく進まない…』、『そもそもどうやって立てたらよいかわからない…』というように感じられている場合は、毎年当センターが実施している『キーパーソン養成講座』や、表彰にステップアップするための認定企業の皆様を対象としたより実効性の高い計画を立てる『アクションプラン作成セミナー』にご参加いただくこともお勧めです。

WLB推進活動をされる際は、是非、センターのサービスをご活用ください。

3.真理子のひとりごと

「待てば海路の灯が消える!?」

先月の「真理子のひとりごと」では、スピードが大事だということについて書かせていただきました。奇しくも、今月も引き続き、スピードに関することについて書くことに…。

先月末、某企業内某事業部で、女性リーダー育成研修の第1回目の講師を務めてきました。この研修、実は2年前にも同様のご依頼を受け、講師を務めさせていただいたのですが、今年はまた、新たな選抜メンバー16名を対象に、2月、4月、6月と全3回の連続講座が開催されます。

同事業部のトップで、同企業の副社長でもあるA氏は、世界中に出張されていて、各地で女性が活躍する姿を、目の当たりにされています。その結果、日本も、もっと女性が活躍する組織にしなければと、この研修に対して強い思い入れをお持ちで、2年前から同研修の導入を始められました。

多様なご経験に基づき、様々な面白い語録をお持ちの方ですが、今日は、その中で、特に印象に残っているもの、「待てば海路の灯が消える!」について、ご紹介しましょう。

本来は、「待てば海路の日和(ひより)あり」というのが正しい諺ですが、彼は、それを「待てば海路の灯が消える!」と変えて、話してくださいました。正しいほうの意味は、「時を伺い、忍耐強く待ってさえいれば、いつか必ず、絶好の船出日和が訪れる」というものですが、彼流になると、「悠長に待っている間に海路の道標となる灯台の灯も消えてしまう。海路の灯が消える前に、まず行動せよ!」という意味になります。

つまり、ここでもスピードが大事と言われているんですよね。行動を起こすか、起こすまいかと躊躇している暇があれば、まず行動することが大事なのだということを改めて教えられました。

北尾真理子
ひょうご仕事と生活センター 上席相談員
株式会社 ダイバーシティ オフイス KITAO代表
ダイバーシティ コンサルタント
上席相談員のblogはこちら
「北尾真理子のつれづれ日記 ダイバーシティのなせる業」
http://diversity-kitao.co.jp/
4.仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金情報]

ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を促進するため、各種助成金を用意しています。皆様のご利用をお待ちしております。

◇中小企業育児休業・介護休業代替要員確保支援助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail01.html

◇中小企業育児・介護等離職者雇用助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail03.html

◇仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail02.html

5.ひょうご仕事と生活センターのセミナー情報、その他

◇ 北尾真理子と学ぶダイバーシティ(多様性)とワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)
http://diversity-kitao.co.jp/event/2010/11/kitao/

◇北条勝利と学ぶワーク・ライフ・バランス
https://www.hyogo-wlb.jp/center/message.html

6.編集後記

第70号、いかがでしたでしょうか?

情報発信担当の小橋です。
春の足音が少しずつ、近づいている今日この頃。同時に寒暖差が激しい日々で、体調自体を整えるのが大変ですね。

当センターのキャッチコピーである「できないからできる」に似たニュアンスを、ある書籍で発見しました。
「知っている」を「出来る」へ。ワーク・ライフ・バランスという概念を、知った、聴いた、理解した、という段階から、出来るようにする一歩は、知っているだけではなく、行動していく、そして階段を上っていくということが一つのきっかけになるのではないでしょうか。

試行錯誤を繰り返していくことで、ようやく自分自身で「出来る」ことが増えていくかもしれません。

来年度もさらいnWLBの、、支援を続けていきたいと思ってます。
ぜひ当センターをご活用ください。

情報発信担当 小橋 守

【第70号】

2016年 3月15日火曜日発行[月刊]
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2016年2月号 第69号

ひょうごの”ええ会社 ”づくりに奮闘中!
~センタースタッフ奮闘記~

皆様、こんにちは。

今年は、オリンピックイヤーということで、2月は一日多いですが、
365日+1日となるこの一日を、皆さんはどう捉えますか?そんな捉え方から
仕事や生活にも変化が出てくるかもしれませんね。今月は学生向け事例集を始め、
様々なヒントになる情報満載でお届けします。

■目次・CONTENTS

  1. 今月のトピックス
  2. WLBな日々
  3. 真理子のひとりごと
  4. 仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金情報]
  5. ひょうご仕事と生活センターのセミナー情報、その他
  6. 編集後記
■1.「今月のトピックス」

学生向け事例集「平成27年度WLBな会社ガイド」のご紹介

今月は、学生向け事例集:『平成27年度WLBな会社ガイド』発行についてお知らせします。

この事例集は例年好評をいただいており、これから就職活動開始する学生に分かりやすく『WLB(ワーク・ライフ・バランス)とは?働くこととは?WLBな会社ってどんな会社?』を伝えるために発行しています!それとともに、企業・団体の皆さまにも、『WLBな会社のポイントは?』を知っていただくことのできる内容となっています。成功事例として参考になる情報が満載です。
今回の事例集のポイントはこちら。

1.WLBな会社
「平成27年度ひょうご仕事と生活のバランス企業表彰」を受賞された企業の取り組みを掲載しております。特徴的・先駆的な取り組みが一目でわかるよう、今年度は「取り組みポイントリスト」も載せています。

2.WLBな人
「WLBな人」とは、WORKとLIFEが共に充実していて、イキイキと自分らしく活躍されている方のことです。今年もいろいろなスタイルで充実した日々を過ごされている「WLBな人」を掲載しております。ぜひ、皆さまのモデルとなるような「WLBな人」を見つけてくださいね。

3.就活ワークショップ
今年は、学習院大学・松原ゼミ生と兵庫県立大学・開本/加納ゼミ生、そして表彰企業の方ご出席いただき、「WLBを考えながらキャリアを描いていく」をテーマにワークショップを開催しました。
学習院大学は2回生、兵庫県立大学は4回生(昨年の当事例集のワークショップに参加したメンバー)であり、これから就活する学生と就活を終えた学生が話し合っています。
年々、新卒者の採用が難しくなってきています。学生がどのように「未来の働く姿」を考えているのかを知ることが人材確保の早道かもしれません。

今年度もバージョンアップした「WLBな会社ガイド」をぜひご活用ください!

PDFデータ閲覧は、こちらのURLから可能です。
URL:https://www.hyogo-wlb.jp/news/detail.php?id=121

○兵庫県男女家庭課からのお知らせ
昨年7月に発足した「ひょうご女性の活躍推進会議」(https://w-hyogo.jp/about/)では、女性の育成・登用や職場環境の改善等、女性の活躍に積極的に取り組んでいる事業所を表彰し、その取組みをたたえ、また、広く周知することにより、県内における女性の活躍に係る気運醸成を図るため、「ひょうご女性の活躍企業表彰」制度を創設しました。

ついては、本年度表彰候補企業を次のとおり募集します。なお、締切は2月26日(金曜日)です。

詳しくは以下URLから。
http://web.pref.hyogo.lg.jp/press/20160128_616aa028e8b0e42949257f4800058360.html

2.WLBな日々

皆様、こんにちは。相談員の村上と申します。
ワーク・ライフ・バランス(以下、WLB)の言葉も一般的でなかったセンター開設当初から比べ、どれだけ企業訪問が楽になっただろうと感じている今日この頃です。

WLBについての認識も相当進んできた反面、誤解されている方や未だに高度成長時代の感覚が抜け切れない方がおられるのも事実です。
そういった方にも、真のWLBの意味を理解していただき、実行に移していただけるよう自身の目標を≪説得力の向上≫に決め、日々試行錯誤を繰り返しています。

意識を変えるといいますが、このことは年配者の場合自身の過去を否定することにつながり、なかなか一筋縄ではいきません。危機感を感じ変えていかねばという意識を持ってもらうため今やっていることが、少子高齢化の本当の意味を伝えることです。

最近、企業訪問時に担当者から採用が難しくなった、人が集まらないということをよく見聞きしますが、その背景に人口減少という大きな構造変化があること、ますますその傾向が顕著になっていくことを説明します。そのうえで本当に一人一人が働き甲斐のある働きやすい職場をつくることが経営戦略上必要ですよ、WLBの推進が必要になりますよとその意味を説明すると受け取り方も変わってきます。

この時初めて、センターと相手企業と間に初めてコミュニケ-ションが始まったのではないでしょうか。

アートディレクター佐藤可士和氏は、「仕事のアプローチとして伝わっていないのは存在しないのと同じ。伝わっていないことを前提として仕事をする」といっておられます。

「相手もわかっているだろう」「多くを語らずともある程度、常識の範囲で動いてくれるだろう」という前提で仕事をすることも多いですが、そのことが言った言わない、聞いた聞いていない、と身近で起こるトラブルにつながっています。

佐藤氏は
1.人の話をちゃんと聞く
2.話の本意を読み取る
3.自分の考えを正確にまとめる
4.相手に分かりやすく伝える
と以上のことに気を付けコミュニケーションを交わしているそうです。

これらのことは当たり前のことだと思いがちですが、この当たり前にできている人はほとんどいないはずです。相手の話を最後まで聞く前に自分の話をかぶせたり、中途半端な情報のまま伝えたりすることで、本質はどんどんヅレていくものです。

年齢、経験、生まれ育った家庭環境、受けてきた教育等まったく違う訪問企業の担当者相手に、真に言いたいことを聞き取り、本意を読み取り、そのうえで自分の頭で整理し、相手に分かりやすく伝える。

このことが当たり前にできるようなったときに、そうとうの割合でWLBも実現できているのではないでしょうか。

3.真理子のひとりごと

「スピード、命!」

1月29日午後、ひょうご仕事と生活センター主催のセミナーが開催され、SCSK株式会社の『働き方改革』の事例についてお話を伺いました。

参加者の方から、「かなり短期間で多くの改革に取り組まれたようだが、なぜ、そのようなことができたのか」という質問が出ました。その回答は、当初は、人事のご担当者も、本当にそんな短期間で実現できるのかという不安を抱かれたそうですが、同社現会長の中井戸様が、常にスピードを重視されているとのことで、言わば、“鶴の一声”で決まったとのことでした。

そして、実際にやってみた結果、できないことでは無かったんだということに気づかれたそうです。

前職の外資系企業でも、常にスピードが大事と言われ続けていました。当時、よく言われたことは、殆どの業務は、80-20の法則に基づいてすればよい、つまり、20%の労力や時間を費やして、80%の成果をめざせばよいということでした。

必ずしもすべて完璧でなくてもよいから、とにかくまず着手する、そして実行し始めた後で、必要に応じて適宜、修正し、より良いものに仕上げて行くというスタンスが求められました。その後は、PDCAのサイクルを回し続ければ良いということです。

何事も完璧にこなそうとするあまり、必要以上に多くの時間をかけて、物事を進めようとする人も多いと思います。急いだ結果、やり直しが発生することも有り得るでしょう。でも、実行前に時間をかけ過ぎていては、いつまでたっても変革は起こせません。変化が激しく、いつ何が起きるかわからない今だからこそ、スピードが大切。

孫子の兵法に、“巧遅は拙速に如かず”、つまり、場合によっては、ぐずぐずしているより、上手でなくとも迅速に物事を進めるべきとあります。スピード、大事にしてみませんか?

北尾真理子
ひょうご仕事と生活センター 上席相談員
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4.仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金情報]

ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を促進するため、各種助成金を用意しています。皆様のご利用をお待ちしております。

◇中小企業育児休業・介護休業代替要員確保支援助成金
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◇中小企業育児・介護等離職者雇用助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail03.html

◇仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail02.html

5.ひょうご仕事と生活センターのセミナー情報、その他

◇ 北尾真理子と学ぶダイバーシティ(多様性)とワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)
http://diversity-kitao.co.jp/event/2010/11/kitao/

◇北条勝利と学ぶワーク・ライフ・バランス
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6.編集後記

第69号、いかがでしたでしょうか?

研究員の仲上です。まだまだ寒さも続いている今日この頃、実は毎朝、当センターの近くで黒猫2匹に出会うことが多く、私自身猫好きということもあり、とても幸せな気持ちになります。

ただそのことを友人に話したところ、「縁起悪い」と一喝されてしまいました。その時、私は思ったのです。「なぜ黒猫は縁起が悪い?何事も考え方なのではないか?」と。好きな動物に会えることで私自身は「幸せ」になり、「モチベーション」すらも上がったのですが、友人は「縁起が悪いこと」と決めてしまっている。

何事も物事は捉え方ひとつで、いいふうに進むことも多く、プラス思考でいて、笑顔で毎日を過ごせば、「幸せ」や「やる気」を呼び寄せることもできるのではないかと思っている今日この頃であります。皆さまも是非、「笑顔で前向き」に過ごして、WORKとLIFEをより充実させて頂けたらと願っています。

研究員 仲上 奈緒

【第69号】

2016年 2月16日火曜日発行[月刊]
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2016年1月号 第68号

ひょうごの”ええ会社 ”づくりに奮闘中!
~センタースタッフ奮闘記~

皆様、こんにちは。

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
2016年1月も、早半ば。本年も当センターからはこのメルマガを始め、
ワーク・ライフ・バランスを推進するために、様々な発信をお届けします。
今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます!

■目次・CONTENTS

  1. 今月のトピックス
  2. WLBな日々
  3. 真理子のひとりごと
  4. 仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金情報]
  5. ひょうご仕事と生活センターのセミナー情報、その他
  6. 編集後記
■1.「今月のトピックス」

今月は、2つのセミナーをご紹介します。

1.最先端を走る事例を学ぶ緊急セミナーの開催

SCSK㈱の魚住 理沙 西日本人事課長を講師に迎え、「ワーク・ライフ・バランスを『働き方改革』の中心におき過去最高益を達成する!」と題したセミナーです。昨年12月の臨時メルマガでもお知らせしたところです。

残業代がほぼ半減。有給休暇取得率ほぼ100%。削減した残業代を100%原資にして、インセンティブとして社員に還元。顧客や社員の家族に働き方改革の理解を得るべく手紙を書く。
そんなSCSK㈱の「働き方改革」への挑戦と実績を学ぶことが出来るセミナーです。

セミナーの応募締切は1月25日ですが、既に多くの方から参加申込をいただいています。早めの申込をお願いします。

開催日時:2016年1月29日(金)14:00~15:30(開場:13:30)
開催場所:〒650-0011 神戸市中央区下山手通6丁目3-28 兵庫県中央労働センター
問合せ先:当センターまでTEL:078-381-5277  E-mail:info@hyogo-wlb.jp

詳細は下記URLから
https://www.hyogo-wlb.jp/news/detail.php?id=117

2.関西圏女子大学連携プロジェクト「異分野キックオフ交流会」の開催

次いで、当センターの平成25年度の表彰企業である武庫川女子大学からの案内です。女性研究者が連携機関の研究者や技術者などと新たな共同研究を立ち上げることや課題の発掘・計画提案などを支援するための「交流会」ですが、研究環境の整備とダイバーシティ化を推進することも目的としています。

今回は、奈良女子大学、神戸松蔭女子学院大学、武庫川女子大学の3大学からの研究内容の発表による交流が中心とは聞いていますが、男性中心の職場、生活を犠牲にしがちな研究活動等、日頃の不安を質問することで、その解決策が得られるかもしれません。

各企業の企画や研究に携わる方にもご参加いただきたいとのことですので、ご案内します。

開催日時:2016年2月6日(土)10:00~16:00
開催場所:武庫川女子大学 中央キャンパス 中央図書館2階 グローバルスタジオ
テ ー マ:「食と健康」「環境と生活」

申 込 先:当センターまでTEL:078-381-5277  E-mail:info@hyogo-wlb.jp

詳細は下記URLから
http://www.edusys.jp/mukogawa-u/cwr/?p=1833

2.WLBな日々

あけましておめでとうございます。本年もひょうご仕事と生活センター(以後「センター」)をよろしくお願い申しあげます。相談実践支援業務・事務長の桑原と申します。

センターは兵庫県内にワーク・ライフ・バランス(以後WLB)を推し進めていく拠点として発足し7年になりますが、企業からは様々な相談のお問い合わせがあります。
私、桑原はその窓口として、相談実践支援の業務の事務部門に携わり、勤務して6年になります。

最近になって興味を持っているのが、将棋です。コンピューターで対戦できる無料将棋で、レベルはまだ初級ですが、中学生以来の将棋で苦戦しています。勝ったり負けたり勝率5割というところです。

将棋の駒それぞれの役割は非常に面白いもので、縦横に走る飛車、斜めに走る角、前後左右に動く金、銀などを主な武器として相手の王(玉)を追い詰め、最後は獲得するゲームです。相手の攻めを防ぎながら自分の駒を動かし、攻めていくにあたり大事なことは、それぞれの駒の役割を知ることとそれを知ったうえでのチームワークです。

普段働いている企業・団体でもいろいろ多様な性格、能力を持っている方々と協働していますが、これを将棋になぞらえることができます。トップの王様は自陣営の持ち駒の性格・能力を把握して攻め方を工夫しながら、相手の駒の動向にも注意し、先を読みながら一歩一歩、時には一直線に、また時には斜めに走ります。この醍醐味は実社会でもよくみうけられます。思わぬ仕掛けで参ったという状況になることも似ています。

大事なことは一人の力はたかが知れていることです。大事なのはチームワークで、自陣営の仲間の能力、性格を把握しながら共同して事にあたり、報告、連絡、相談しながら、全体のバランスをとりながら目的達成にまい進することです。これも将棋と二重写しとなります。相手陣営の駒を獲得したあと、その駒を味方に変え、手駒として使えるということも素晴らしい考え方だと思います。

将棋ゲームを楽しむと同時に、現在一緒に働いている方の性格・能力がどの駒に相当するか想像することも楽しみとなっています。
本年はさる年です。よく「見ざる、言わざる、聞かざる」といわれますが、新年にあたり、あえて「よく見る、はっきり言う、ちゃんと聞く」という態度で臨んでみてはどうかと考えています。

平穏無事もよいのですが、あえて新しい場面に進んでみる勇気も大事かと思います。困難なことがあれば、自分にとっての飛車、角、また金さん銀さんの協力を得ながら前向きに攻めて解決に向かいたいと思っているこのごろです。

本年が皆様にとって、またセンターにとって良い年でありますように祈念いたしております。

3.真理子のひとりごと

「一年の計は元旦に、組織の計はトップにあり!」

明けましておめでとうございます。一年の計画は年の初めの元旦に立てるべきで、物事を始めるにあたっては、最初にきちんとした計画を立てることが大切だという「一年の計は元旦にあり」という諺があります。2016年の抱負や計画を考えられた方もおられるのではないでしょうか。

世の中には企業や団体など、多種多様な組織があります。組織と言われるものにも、部署毎にある少人数のプロジェクトチームから経営者や役員層で構成される役員会のようなチームまで様々な組織が混在しています。組織が目的を果たせるか否かは、組織の長、即ちトップにかかっていると思います。

トップは、組織を今後どうしたいか、組織のメンバーに今後どうなって欲しいか、そのためには、今、どうあって欲しいか、自分の役割は何か、きちんと立てた計画に基く経営方針を、メンバー全員に絶えず共有する必要があります。

中小企業の経営者だった父が、生前よく話していたことがあります。それは、トップに立つ人間は、常に決断する必要がある、誰かが相談に来たら、その時点ではあまり自信がなくても、即断し、方向性を示すことが重要なんだということ。

誤った決断をした場合は、気付いた時にすぐ非を認め、素直に謝り、方向修正をすればいいんだから、とも話していました。

ところが、社会人になった私が目にした現実は、上位者の立場であるにもかかわらず、決断し、明確に方向性を示せる人が意外と少ないというものでした。

決断し、方向性を示す――言うのは簡単ですが、実行するには英知と勇気が要ります。でも、それが、トップの役割ですし、逆に、トップだからこそ、そうできる立場なんですよね。

北尾真理子
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4.仕事と生活の調和を図るための支援策[3つの助成金情報]

ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を促進するため、各種助成金を用意しています。皆様のご利用をお待ちしております。

◇中小企業育児休業・介護休業代替要員確保支援助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail01.html

◇中小企業育児・介護等離職者雇用助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail03.html

◇仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金
https://www.hyogo-wlb.jp/subsidy/detail02.html

5.ひょうご仕事と生活センターのセミナー情報、その他

◇ 北尾真理子と学ぶダイバーシティ(多様性)とワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)
http://diversity-kitao.co.jp/event/2010/11/kitao/

◇北条勝利と学ぶワーク・ライフ・バランス
https://www.hyogo-wlb.jp/center/message.html

6.編集後記

第68号、いかがでしたでしょうか?

情報発信担当の小橋です。
新年、あけましておめでとうとざいます。新年がスタートし、気持ちが新たになる事で様々な想いや目標を掲げる事が多いのではないでしょうか。

年明けの1月から3月は、「行く」「逃げる」「去る」という表現を子供ながらに聞いたときは、この3ヶ月は足早に過ぎていく時期とは思いもよらず、何となく過ごしていた思い出があります。大人になった今、時間は有限であるというのを実感してしまう日々となりました。

時間管理は、個人でワーク・ライフ・バランスを進める上でも、健康管理と共に土台として進めていく必要がある、と改めて掲げて日々を過ごせればと思います。

情報発信担当 小橋 守

【第68号】

2016年 1月19日火曜日発行[月刊]
公益財団法人兵庫県勤労福祉協会 ひょうご仕事と生活センター

(当センターは兵庫県からの委託事業を行っています)

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