
良き理解者である隅田氏(右)の助言も受け、さらに働きやすい職場づくりを考えています。
甲南女子大学を卒業した内田さんが、甲南大学生協に就職したのは10年前。甲南大学生協と甲南女子大学生協の専務理事を務めていた現専務理事スタッフの隅田幸博さんが「近い将来、甲南女子大学の卒業生から専務理事を輩出したい」との思いから大学の教員に相談を持ち掛け、名前の挙がった内田さんに白羽の矢を立てたのでした。
内田さんが最初に配属されたのは、生協全体の事業を把握できる経理部門。店のスタッフが理解しやすいように決算書の内容をグラフにして、努めて好調な実績を知らせ、モチベーションを高めるように計らいました。「まず相手を認めなければ自分も認めてもらえません。いいところを伝えておけば、おのずと悪いところにも目が行き、頑張らなければという気持ちになるものです」と内田さん。机上の計算だけでなく、常に現場を歩きながら実情を踏まえた指摘をする内田さんに、当時男性ばかりだった職員たちも納得しました。
「いくらこちらが期待しても、周囲が認めてくれなければリーダーにはなれません。内田さんは期待以上のことをしてくれました」と隅田さんも振り返ります。