
男性社員と管理職を対象に、社内外から、男性の育児休業取得者を招いて、実施したイクメンセミナー
介護チームは7人。今後、家族の介護に直面する社員が増えていくことから、初年度は介護の知識を得る機会を提供することにしました。みんなが介護の問題を共有すれば、いざという時に支え合えるからです。社内の介護経験者や専門家にヒアリングをして情報収集し、並行して介護セミナーの開催に向けて準備を進めました。
そして2012(平成24)年2月、それまでの活動の集大成ともいえる介護セミナーを実施。介護福祉士の講義と実習、意見交換と質疑応答というプログラムに、社内から約30人が参加しました。 「講師の先生がお話上手で、認知症や寝たきりの予防法という重いテーマにもかかわらず、時には笑いも起こったりして、終始和気あいあいとした雰囲気でした」と介護チームの高瀬夕加里さん。参加者からも「認知症のことが良く分かったし、同じ悩みを持つ人と話すことができて気が楽になった」と好評でした。
一方、育児チームは事務局の1人を加えた5人。子育て経験のある3人と未経験者2人が「育児と生活の両立の在り方」をテーマに活動してきました。まずは育児経験の有無、雇用形態別に育児に関する社員アンケートを取り、その後、今後出産や育児を経験する女性社員と経験者との意見交換会を実施しました。その結果、女性のWLBには家族の協力が必要と再認識。男性社員向けにイクメンセミナーを開催しました。
「育児に参加したいと思っていても、職場に迷惑が掛かるからと言い出せなかったり、キャリアアップの妨げになるのではと思ったりする男性社員が多かったです」と育児チームの谷奈生絵さん。今後は、企業風土や職場環境の改革が必要であることが分かりました。