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概要

WLB19

調査研究ひょうごの「ええ会社」を調べて伝え、ひょうごの「ええ会社」になるためにお手伝い!!ひょうご仕事と生活センター調査研究チームは、これまで兵庫県下の企業・団体への従業員意識調査や、兵庫県立大学の学生の皆さんと一緒に県内の経営者へのインタビュー調査を実施しました。また、東京大学のワーク・ライフ・バランス(WLB)プロジェクトに参加して、全国的なWLBの取り組み方を学び、それを県下に発信し、さらにそこからヒントを得て仕事と介護の調和に向けた支援のためのツールを作成するなど、さまざまな取り組みを行ってきました。ここでは、その調査研究の本年度の成果をお伝えします。兵庫県立大学との協働研究「地方部におけるWLB経営」本年度は、兵庫県立大学経営学部加納ゼミの学生10人と、北は但馬から南は淡路まで、兵庫県下28社の経営者にインタビュー調査を実施しました。「地方部の経営者は、WLBをどのように捉えているか」といった内容を調査していく中で、地方部でのWLBの認知度や理解度なども調査することができました。1調査活動研修会を経て、インタビュー調査へインタビュー調査を前に5月から6月にかけて、加納ゼミの学生に対し、センター概要やWLB基礎知識、事例を学ぶための研修会を5回実施しました。ビジネスマナーも学んだ後、ロールプレイを通して、経営者を演じるセンター職員に実践さながらの受け答えを求められゼミ生が悪戦苦闘する場面もありましたが、「その経験が実践に生かせた」とインタビュー後にゼミ生から聞くことができました。そして、8月からインタビュー調査がスタートしました。2調査研究報告会にてゼミ生から分析結果発表、ワークショップを開催約1カ月間のインタビュー調査後、インタビュー内容の分析を行い、12月10日に開催した「調査研究報告会」で、加納ゼミ生が2チームに分かれ、自分たちの分析結果を発表しました。「WLBの取り組みとその効果」についてどう見るか、また、昨年実施した47社の都市部のインタビュー調査と比較することで、県下全体のWLBの取り組みはどうなっているかというテーマに沿った発表となりました。今回の報告会には、インタビュー調査にご協力いただいた6人の経営者有志の皆さんにも参加していただき、ワークショップで、あらためて「地方部と都市部のWLB実現の取り組み方はどう違うのか」という話し合いをしていただきました。10仕事と生活のバランス