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概要

WLBvol18

センタートピックス2013年度キーパーソン養成講座を終えて2013年11月8日、ワーク・ライフ・バランス(WLB)推進のためのキーパーソン養成講座が終了しました。8月から11月までの4カ月間で全4回の連続講座を実施。毎回いくつかのテーマに沿って話し合いをしていただき、その後、各グループで出された意見を全体共有のために発表。それに対して、他のグループメンバーや講師からの質問やコメントが出されるという、グループディスカッションを中心としたワークショップ形式で進めました。最終回は、18企業・団体から22人が参加。それぞれ自組織で展開している具体的なアクションプランを発表されました。まず、組織としてなりたい姿、目指すべき姿、すなわちビジョンを明確に確立し、そうなるためには、今後、組織として何をすればよいかというベストなプランを立てられていました。以前からWLBの実現推進活動は、その活動自体がゴールではなく、その組織が「目指したい姿」、あるいはそこで働く個人が「なりたい姿」(ビジョン)に到達するための手段だと話しています。自分が、あるいは自組織が、一体何のためにWLBの実現推進を目指すのかが明確でないままに活動を進めようとしていては、いくら素晴らしいアクションプランが立てられたとしても、うまく進まないはずです。今回は、ほとんどの方が自組織のビジョンを掲げ、それに対して現状を把握、分析し、そのギャップを埋めるためのプランを考えておられました。実際に、自組織で近々プランを発表する予定になっていると言われていた方もいらっしゃいました。11月19日に兵庫県公館で行われた「ひょうご仕事と生活センター仕事と生活の調和フェスタ」で、修了証書授与式と知事との記念撮影も行われました。最終的に全4回修了者は16企業・団体の17人でした。2014年2月のフォローアップ研修で、その後の進捗状況を聞かせていただけることを、楽しみにしています。キーパーソン養成講座を修了された皆さん調査研究報告会を開催2013年12月10日、ひょうご仕事と生活センターの調査研究チームは、今年度、調査研究として行った2つの主な事業についての報告会を、兵庫県中央労働センターで開催しました。1つ目の事業報告は、「仕事と介護の調和支援ハンドブック」発行について、そして2つ目は、兵庫県立大学政策科学研究所との共同事業である「地方小都市におけるワーク・ライフ・バランス経営」というテーマで実施した中小企業経営者へのインタビュー調査結果についての報告でした。続いて、インタビュー調査でご協力いただいた経営者の皆さんも参加し、実際にインタビューを行った兵庫県立大学加納ゼミの学生の皆さんと一緒にワークショップを開催しました。なお、この報告会の詳細は、次号に掲載しますので、ご期待ください。ワークショップで熱心に議論する経営者と学生の皆さん13