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概要

WLBvol17

市内企業のためにワーク・ライフ・バランス推進を支援する養父市ひょうご仕事と生活センターでは、「経営戦略の一つとしてワーク・ライフ・バランス(WLB)に取り組んでみませんか」というお話をしています。8月19日、市内の企業のWLBへの取り組みを、市を挙げて応援しようという、養父市の広瀬栄市長にお会いしました。7月4日、2011年度ひょうご仕事と生活のバランス企業表彰を受賞された株式会社オーシスマップを訪問した時のことです。「WLB推進企業に対しては学生の関心も高く、いい人材が集まりますよね、養父市がもっとええ会社だらけになったらいいですね、そのために市役所って協力してくれるのでしょうかね」「市長につなぎますよ、企画書をください」という大林賢一社長との会話が発端となり、今回の訪問となりました。当日は、北条センター長、松岡次長と共に広瀬市長、小林総務課長を訪問し、大林社長にも同席いただきました。センターからの提案は、「表彰企業であるオーシスマップの先進的な取り組み例を市内の企業と共に学び合うことで、一度に複数の企業のWLB推進をセンターが支援できるのではないか、またその際、市からも掲げているというお話がありました。そして、「WLBは、市内の企業や働く人、そして地域全体がハッピーになるだけではなく、市外から人や企業を引き付けるキーメッセージになるかもしれない。また、企業が大きな投資をしなくても実現できる施策の一つであり、やる気になればどの企業も取り組めるところがいい」、さらに「養父市の住民、地域、そして企業を含めたまちづくりにも活用できるのではないか。そのために必要であれば宣言もする」と話されました。大林社長からは、「WLBの実現推進は、経営戦略の一つであると同時に、そこで働く人たちの楽しい職場づくりという側面もあり、生活を楽しむ工夫と充実した業務の好循環が生まれるため、卵が先か鶏が先かという良い意味でのバランスである」とのお話がありました。応援を頂ければ取り組みに拍車がかかるのではないか」というものです。「働きやすい企業が増えることで、働きたいと思う人も集まり、働きやすい環境だと認識されれば、サテライトオフィスをはじめ、市内に進出する企業も増えてくるのではないでしょうか」と、少し夢物語の部分もあります。提案を聞いていただいた広瀬市長からは、2004年4月に八鹿町、養父町、大屋町、関宮町の4町が合併して誕生した養父市は人口も企業も減少している現状下で、人口減少に歯止めをかけることが2期目を迎える市長の第一ミッションであり、そのために「人を育む」ことを握手を交わす広瀬市長(右)と北条センター長(写真右から、小林総務課長、山本康成企画総務部長、三野昌二副市長、広瀬市長、北条センター長、大林社長とやっぷー、松岡次長、荒谷相談員)今後は、養父市関連部署のご支援を頂き、同市と協働しながら、市内企業のWLB推進のご支援を継続的・計画的に行っていくことになります。どのように進むのか、適宜、経過報告をさせていただきます。(ひょうご仕事と生活センター相談員荒谷典利)7