ブックタイトルWLBWorkGuide2015

概要

WLBWorkGuide2015

就活ワークショップ就職を考える君へ！WLBを考えながらキャリアを描いてみよう！会社・仕事選びの段階で、また入社後のキャリア形成において、ワーク・ライフ・バランス（WLB）をどう位置づけるか─。WLBについて勉強中の学習院大学・松原ゼミの2年生11人と、就職活動を終えた兵庫県立大学・開本、加納両ゼミの4年生10人が本音でトーク。平成27年度ひょうご仕事と生活のバランス企業表彰を受けた5社6人も同席し、先輩企業人の立場から叱咤激励しました。会社・仕事を選ぶときに重要なのは?企業の皆さんからのメッセージ「就活で大切にしてほしいこと」? 会社・仕事選びの1番はやりがい、2番目が賃金。その上で、WLBを推進しているかどうかを参考程度に考えたい。? 関西に残りたいという最初の軸、フィーリングを大事にした。その上で若いうちから責任ある仕事を任せてもらえる会社を選んだ。◎ 制度なんて簡単にできるもので、意味はない。それよりも、この会社には何かすごく魅力的な社員がいる、社長がいる、すごく面白い仕事をしているというふうに何か引っ掛かるものがある、それがフィーリングであり、自分とのフィット感。それを大事にした方がいい。◎ 私自身の会社選びにおいてWLBはオプションであり、決め手となったのは社内の雰囲気とか、チャレンジできる場であること、裁量を持たせてくれるところだった。雰囲気よく働けるということは長期的なキャリア形成の面でもいいと思う。? 一番大事なのは仕事にやりがいを感じられること。そのために働きやすい環境があり、その一つの要因がキャリア形成のためのWLB。WLBは自分の希望を実現するための補助的要因と考えている。? 自分が成長できる環境があり、頑張ったら評価してくれる企業を探した。会社にどう貢献できるか分からないが、とりあえずは資格取得のための勉強を頑張ろうと思っている。? 企業の話を聞き、楽しく長く働く姿をイメージできる会社を当たった。その中で、社員がW L Bの取れた生活を送っている所を選んだ。? 制度があるだけではなく、「メリハリのある会社か」、「休んだ時にフォローしてくれる人がいるか」など、長く働ける環境かどうかは、「社風」と「制度」の2点が重要。制度が整っている会社は多いが、それがどの程度活用・取得されているかを重視した。実際、有休取得率の低い会社も多かった。◎「 育児休業の取得を企業が受け入れてくれるか」という言葉があったが、受け入れるのは企業ではなく社員。休んでいる間、一緒に働いている部署やチームの仲間が頑張ってくれているのを忘れないこと。周りに負担を掛けることを認識し、サポートする側になったときには「お互いさま」という気持ちでフォローしてほしい。（松本さん）◎ 若い間は肉体的には少々無理がきいたとしても、メンタルは年相応で無理がきくものではない。メンタル面を崩して働くことはかなわないため、心と体の健康を一番大切にして働くことが大事。（竹内さん）? 自分の仕事や能力を正当に評価してくれる会社を探したい。? 職場の雰囲気や人間関係をまず見、さらに将来的にスキルアップを望める会社を探したい。学習院大学2年生の声企業人の声兵庫県立大学4年生の声28