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センターについて

ひょうご仕事と生活センターとは

兵庫県、連合兵庫、兵庫県経営者協会では、若者、育児や介護を担う人、女性、高齢者など一人ひとりが、各々の生活段階において、仕事と生活を調和させ、十分に能力を発揮できる社会の実現を図るため、仕事と生活のバランスの推進に取り組んでいます。
ひょうご仕事と生活センターは、「仕事と生活のバランス」の取り組みを全県的に推進する拠点として、兵庫県、連合兵庫、兵庫県経営者協会と協働の下、平成21年6月3日に設置されました。

設立までの経緯

2006年3月 連合兵庫・兵庫経営者協会・兵庫県の三者による「仕事と生活の調和と子育て支援に関する三者合意」締結
2006年7月 仕事と生活の調和と子育て支援に関する三者合意アクションプログラム策定
2008年10月 兵庫労働局を加えた四者による「仕事と生活のバランスひょうご共同宣言」を発表
2009年6月 ひょうご仕事と生活センター開設

事業内容

1. 啓発・情報発信

情報誌「仕事と生活のバランス」や学生向け先進企業事例集「WLBな会社ガイド」の発行、ポータルサイトの運営等により、WLBの普及啓発に努めています。

2. 相談・実践支援

企業や団体に向けたWLB実現推進に向け、ワンストップ相談、外部専門家派遣、研修の実施等、多種多様な支援を実施しています。センターのコーディネーター・コンサルタントに加え、それぞれの多様な専門分野での豊富な知識、スキル、並びに経験を持つ外部専門家の方々の協力も得て、皆さんからの「働き方」に関するご相談に対応しています。  また、平成25年度からは、「ひょうご仕事と生活の調和推進企業宣言」並びに認定制度の創設、WLB自己診断システムの提供など、新たな支援も開始しています。

3. 調査研究

WLBを推進しようとする企業・団体等への提案力の強化を図るため、大学等研究機関との連携による共同研究をはじめとした調査研究活動を行っています。

4. 企業顕彰

多様な働き方の導入や、仕事と私生活の両立の促進など、WLBの実現推進のために先進的な取り組みを実施している企業・団体を表彰しています。

5. 企業助成

WLBの実現推進を支援するための各種助成金を用意しています。

事務所別管轄地域

公益財団法人兵庫県勤労福祉協会 開館:月~金曜 9:00~17:00

気軽にお問い合わせください

ひょうご仕事と生活センター 電話 078-381-5277

住所 〒650-0011 神戸市中央区下山手通6-3-28
兵庫県中央労働センター1階
管轄区域 神戸市、明石市、加古川市、高砂市、稲美町、播磨町、西脇市、三木市、小野市、加西市、加東市、多可町、豊岡市、養父市、朝来市、香美町、新温泉町、洲本市、南あわじ市、淡路市

阪神事務所 電話 06-6481-1888

住所 〒660-0881 尼崎市昭和通2-6-68
尼崎市中小企業センタービル6階
管轄区域 尼崎市、西宮市、芦屋市、伊丹市、宝塚市、川西市、三田市、猪名川町、丹波篠山市、丹波市

姫路事務所 電話 079-288-2603

住所 〒670-0947 姫路市北条1-98
兵庫県立姫路労働会館1階
管轄区域 姫路市、市川町、福崎町、神河町、相生市、赤穂市、宍粟市、たつの市、太子町、上郡町、佐用町

センタービジョン・コアバリュー・行動原則

ビジョン(Vision)

私たちはWLBを通じて、もっと幸せになれる社会への扉を開きます。

コア バリュー(Core Value)

  1. プロフェッショナリズム
    私たちはWLBの専門知識をみがき、情報を分かりやすい言葉で、タイムリーかつ正確に発信します。
  2. 挑戦
    私たちは「できない」という先入観にしばられることなく、情熱と思いやりをもって、日々挑戦します。
  3. チームワーク
    私たちは「多様性の成せる業」を信じ、チームの力を信じます。
  4. 感動
    私たちはステークホルダー(関係するすべての方々)とともに向上心をもって、充実と感動を共有します。

行動原則「できない」から「できる」に

  • 感謝の気持ちをもち、笑顔で前向きに仕事を楽しみます。
  • 「遠慮は無用」の精神で、助け合い、学び合いながら誠実に行動します。
  • 多様な個性・働き方を認めます。
  • ステークホルダーのニーズを考え、行動します。
  • “need to have”、“nice to have” “必要がある” 、“してもよい”。
  • 好奇心と探究心をもち、新たな課題にも柔軟な発想で自ら挑戦します。
  • ルールやマナーを守り、行動します。

仕事と生活のバランス
ひょうご共同宣言

労働者と経営者がともに豊かさを実感できる地域社会の実現を目指して

平成18年3月、連合兵庫、兵庫県経営者協会及び兵庫県の三者により、「仕事と生活の調和と子育て支援に関する三者合意」を締結し、全国に先駆けて「仕事と生活のバランス」の推進に取り組んできた。この取り組みが大きな流れとなり、平成19年12月には国においても「ワーク・ライフ・バランス憲章」と行動指針が打ち出され、現在、全国的にその実現に向けた枠組みづくりが進みつつある。
このような中、生活や健康の不安につながる就業形態や労働時間の二極化などが社会問題化してきており、男女ともに働き続けその能力を発揮できる機会も十分に確保されているとは言えない状況にある。さらに本県でも、将来、労働力人口の減少による産業活動の停滞と地域活力の低下が予想されるなど、今後、仕事と生活を取り巻く複合的な課題の発生が懸念される。
これらの課題解決に向けては、仕事と生活の調和の実現により、働く一人ひとりが意欲と能力を十分に発揮できるようにすること、企業においては、それを多様な人材の確保や生産性の向上につなげ企業価値を高めること、そしてそれらを地域の活性化にもつなげていくこと、が重要である。
今後、本県におけるこれまでの先導的な取り組みの集積と成果を生かしつつ、「仕事と生活」のバランスがとれた地域社会を実現するため、労働者、経営者、そして行政が協働して、多様で安定した雇用就業機会と条件の確保や高度人材の育成、職場環境の改善など、次のような取り組みをより積極的に推進していく。
男女ともに、意欲と能力に応じて主体的に働き方を選択し、その力を最大限に生かしていくこと。
働く人々が、その働きに対する公正な処遇を確保されること。
働く人々とその家族が、心身ともに健康で豊かな生活を送れる環境をつくること。
以上、連合兵庫、兵庫県経営者協会、兵庫県の三者及び兵庫労働局は、「仕事と生活のバランス」の推進により、労働者と経営者がともに豊かさを実感できる地域社会の実現を目指して一体となって行動していくことをここに宣言する。

平成20年10月22日